■ Jリーグ史(1993年-2016年)を彩るドリブラー・49人先日、「Jリーグ史(1993年-2016年)を彩るドリブラー・49人」を考えた。Jリーグは早くも24年目のシーズンに突入したのでこれまでにたくさんの名ドリブラーが出現したが(50人ではなくて)49人という中途半端な人数になっている理由は主に使用している投票用のフォームを作成するときに「上記以外の選手」という欄を加える必要があるから。投票用のフォームの選択肢として用いることが出来るのは最大で50個。「上記以外の選手」で1つの枠が必要となると中途半端な49人となってしまうのはちょっと残念に思うところ。
Jリーグの公式サイトを利用するとJリーグに関するいろいろな記録を調べることが出来るが、49人をピックアップするときには大いに役立った。どういう選手がいたのか?を思い出していく作業は相当に大変なので「J1で24試合以上に出場している選手」という条件で情報を取り出してきてそこから「名ドリブラー候補」を絞っていくという流れになるが、中途半端な24試合以上という条件を用いている理由は検索件数が1500件を超えるとエラーになってしまうからである。(※ エラーにならない最大値が24試合だった。)
逆に言うとJ1の試合で24試合以上に出場している選手は1,500人弱ということである。この中から記憶を頼りに「とりあえずの候補」をピックアップして最終的に以下の49名を選出した。この中で異色の存在はMFアジエル(湘南など)。長きに渡って湘南の10番として活躍して2009年のJ1昇格の立役者となったが残念ながら怪我のため2010年は全休。J1ではプレーしたことはないが「外せない。」と思ったので49人の中に選んだ。(ちなみにMFアジエルは2000年に浦和でプレーしているがこのときもチームはJ2だった。)
MF リトバルスキー (ジェフ市原など)
MF 水沼貴史 (横浜マリノス)
FW ストイコビッチ (名古屋グランパス)
FW 長谷川健太 (清水エスパルス)
FW 福田正博 (浦和レッズ)
FW 三浦知良 (ヴェルディ川崎など)
FW アルシンド (鹿島アントラーズなど)
MF レオナルド (鹿島アントラーズ)
FW エジウソン (柏レイソル)
MF 永井秀樹 (ヴェルディ川崎など)
MF 山田隆裕 (横浜マリノスなど)
MF 森島寛晃 (セレッソ大阪)
MF 前園真聖 (横浜フリューゲルスなど)
MF 増田忠俊 (鹿島アントラーズなど)
MF 平野孝 (名古屋グランパスなど)
MF 三浦淳宏 (横浜フリューゲルスなど)
MF 奥大介 (ジュビロ磐田など)
FW マルキーニョス (鹿島アントラーズなど)
MF 三都主アレサンドロ (清水エスパルスなど)
FW ジュニーニョ (川崎フロンターレなど)
MF 永井雄一郎 (浦和レッズなど)
MF 本山雅志 (鹿島アントラーズなど)
MF ミキッチ (サンフレッチェ広島)
FW 玉田圭司 (名古屋グランパスなど)
MF アジエル (湘南ベルマーレなど)
MF フェルナンジーニョ (ガンバ大阪など)
MF 松井大輔 (京都サンガなど)
FW エメルソン (浦和レッズ)
FW 大久保嘉人 (川崎フロンターレなど)
FW 田中達也 (浦和レッズなど)
MF 長谷部誠 (浦和レッズ)
MF 谷澤達也 (ジェフ千葉など)
FW イ・グノ (ジュビロ磐田など)
MF 家長昭博 (ガンバ大阪など)
FW 興梠慎三 (鹿島アントラーズなど)
FW フッキ (東京ヴェルディなど)
MF 乾貴士 (セレッソ大阪など)
MF レナト (川崎フロンターレ)
MF 倉田秋 (ガンバ大阪など)
FW 金崎夢生 (鹿島アントラーズなど)
MF 香川真司 (セレッソ大阪)
MF 曺永哲 (アルビレックス新潟など)
FW 柿谷曜一朗 (セレッソ大阪など)
MF 大津祐樹 (柏レイソル)
MF 齋藤学 (横浜Fマリノスなど)
MF 原口元気 (浦和レッズ)
FW 宇佐美貴史 (ガンバ大阪)
MF カイオ (鹿島アントラーズ)
MF 関根貴大 (浦和レッズ)
上記以外の選手
■ 選考するときのいくつかの悩みどころは・・・。上記の49人をチョイスしたが当然のことながら各選手への評価は同列ではない。「この選手は誰がどう考えてもピックアップされる。」という選手もいる。具体的にはMFリトバルスキー(市原など)、MF前園(横浜Fなど)、MF三都主アレサンドロ(清水など)、MF本山(鹿島など)、FW永井雄(浦和など)、MF家長(G大阪など)、MFレナト(川崎F)、MF齋藤学(横浜FMなど)、FW宇佐美(G大阪)あたり。こういう選手が大半であれば何も考えずにスラスラと49人を選出していくことができるが当落線上の選手も多い。
悩みどころはいくつかある。難しいのはオールラウンド系の選手をチョイスすべきか否か。具体的にはFWストイコビッチ(名古屋)やMFレオナルド(鹿島)といった何でもできるタイプの選手たちである。彼らは「ドリブラーと表現するのは適切ではない。」と感じるほど多彩な能力を持っていたが、ドリブルで相手を華麗にかわすプレーでサポーターを魅了した選手であり、実際にドリブルからファインゴールを決めているので49人の中から外すのも難しい。単なるドリブラーと呼ぶのに抵抗感のある選手の扱い方は一苦労である。
同様にストライカー色の強い選手の扱いも難しい。またぎドリブルがトレードマークの1つになっているFW三浦知(V川崎)の領域まで行くと迷う必要はなくなるが、FWマルキーニョス(鹿島など)やFW大久保(川崎Fなど)のような選手になると同様にドリブラーに組み込むのは躊躇したくなる気持ちも出てくる。ドリブルでシュートコースを作って自らゴールを挙げることができる選手なのでドリブルが威力を発揮したのは間違いないところであるが「彼らをドリブラーに組み込むのはどうなのか?」という意見は一理ある。
さらに厄介なのはスピード系の選手である。FWアルシンド(鹿島など)、FWエメルソン(浦和など)、FWフッキ(東京Vなど)あたりが典型。最近ではMF永井謙(名古屋)やFW浅野拓(広島)なども同様であるがテクニックでかわすというよりは爆発的なスピードで相手を振り切ることができる選手たちである。ドリブルが大きな武器であることは間違いないが多くの人がイメージするドリブラーとはやや毛色が異なる。彼らの扱いも難しいがこういうタイプの選手をばっさりと外してしまうのも違和感あり。49人の中に組み込んだ。
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◆ まとめ #1352 「Jリーグ史(1993年-2016年)を彩るドリブラー・49人」を考えるのは難しい。 (2016/5/3)
→ 先日、「Jリーグ史(1993年-2016年)を彩るドリブラー・49人」を考えてみましたが、Jリーグも20数年の歴史があるのでなかなか大変な作業でした。「あの選手は入れた方が良かったのかもしれない。」という選手は何人も出てきたので最終的に選んだ49名が「ベストの49人」とは言い切れないところもありますがMFリトバルスキーやMF前園やMF本山などJリーグの歴史を感じることが出来る49名になったと思います。
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