(順不同)
MF 松井大輔 (ジュビロ磐田) 1981年5月11日生まれ 175センチ/68キロ
→ 長きにわたってフランスリーグで活躍したテクニシャン。リーグ・アンなどレベルの高い海外リーグに移籍すると創造的なプレーを披露しにくくなるのが当たり前であるが、フランスでも基本となるスタイルは変わらなかった。キャリアが進むにつれて守備力がアップしてハードワークもできるようになったが、「誰も予想できないプレーをする。」という意味では日本サッカー史上でも屈指の存在と言える。
MF 森岡亮太 (ヴィッセル神戸) 1991年4月12日生まれ 180センチ/70キロ
→ 良くも悪くもファンタジスタの香りを漂わせている神戸の10番。時間とスペースがなくなってアタッカーが創造性を発揮しにくい時代になっている。現役の日本人で創造性をウリとする選手の大半が30代の選手となるが、数少ない中堅世代の1人。ファンタジスタにありがちな「ムラの多さ」などプレーヤーとして成長しなければならない点は少なくないが、意外性溢れるパスで局面をガラッと変えることが出来る。
MF 家長昭博 (大宮アルディージャ) 1986年6月13日生まれ 173センチ/70キロ
→ G大阪ユースのときから「天才」と称えられてきた左利きのアタッカー。日本人離れした強靭なフィジカルを持っており、ボールキープ力に関しては日本サッカー史上屈指のレベル。何かと比較されるACミランのMF本田圭と比べると欲があまり無いところがサッカー選手としての大成を阻んできたところもあるが、ピッチ上では普通の人とは全く違う景色が見えているのだろう。2015年のJ2のMVP候補の筆頭。
MF 柏木陽介 (浦和レッズ) 1987年12月15日生まれ 176センチ/73キロ
→ 広島でプレーしていたときは「走る(走れる)ファンタジスタ」というフレーズで紹介されることが多かった。オシムJAPAN時代には19歳で日本代表候補合宿に招集されるなど10代の頃から大きな注目を集めてきたが、左利きの選手特有の独特の感性を持っている。今シーズンはボランチでの起用が大半になっているが、東アジアカップのときはハリルジャパンにも選出されており、日本代表での活躍も期待される。
MF 鎌田大地 (サガン鳥栖) 1996年8月5日生まれ 180センチ/72キロ
→ 彗星のごとく登場した日本サッカー界の期待の星。FC東京のMF中島翔を筆頭にドリブルで局面を打開できる若手のアタッカーは何人か出てきたが、MF鎌田のプレースタイルは独特。一世代前に「司令塔」と呼ばれて持て囃された選手が持っていた「パス能力」や「創造性」を持っている。守備力アップは不可欠で、今現在はプロの壁にぶち当たっている最中と言えるが、キラーパスは必殺の武器となる。
FW 前田俊介 (コンサドーレ札幌) 1986年6月9日生まれ 172センチ/72キロ
→ 広島ユース時代から才能を高く評価されてきた天才アタッカー。プロ1年目の2004年は26試合で5ゴール。将来を嘱望されたが、2年目以降はFW佐藤寿などとのポジション争いに敗れて出場機会が激減。大分に移籍してからも長らく不遇の時期を過ごしたが、2011年にプチ復活。石崎監督に評価されて大分から札幌に移籍した。相手選手はもちろんのこと、味方選手も次に何をするのか予測するのは難しい。
MF 二川孝広 (ガンバ大阪) 1980年6月27日生まれ 168センチ/63キロ
→ 「ナニワのファンタジスタ」あるいは「寡黙なファンタジスタ」と呼ばれて黄金時代のG大阪ではメインキャストの1人として活躍した。G大阪一筋でプロ17年目。今シーズンは1試合の出場にとどまっている。35歳になってキャリアの終盤戦に差し掛かっているのは間違いないが、高度な技術を駆使した一撃必殺のパスで数多くの決定機を演出してきた。MF二川→FW大黒のホットラインは高校時代から有名。
MF 中村憲剛 (川崎フロンターレ) 1980年10月31日生まれ 175センチ/66キロ
→ MF小野伸やMF稲本やFW高原の「黄金世代」の1つ下の学年となる。ライバルは多かった中、日本代表として68試合に出場している。2005年から2010年まで5年連続でJリーグのベストイレブンに選出されるなどJリーグ史上屈指のゲームメーカーである。MF小野伸やMF遠藤などを比べるとよりゴールに直結するパスを供給することができる。2012年に風間監督と出会ってからさらに一段上の選手に成長した。
MF 小野伸二 (コンサドーレ札幌) 1979年9月27日生まれ 175センチ/76キロ
→ 高校時代から「日本サッカー界の最高傑作」と評価されてきた天才MF。浦和時代の1998年は高卒ルーキーながら「日本代表入り」と「フランスW杯出場」と「ベストイレブン選出」の3つを成し遂げた。常人離れしたテクニックと創造力を駆使して国際Aマッチ出場は56試合。オランダのフェイエノールトでも長く主力として活躍した。十分なキャリアを築いてきたが、度重なる怪我に苦しんだサッカー人生でもあった。
MF 中村俊輔 (横浜Fマリノス) 1978年6月24日生まれ 178センチ/70キロ
→ 国際Aマッチは98試合で24得点。日本サッカー史上屈指のレフティで、日本サッカー史上屈指の10番で、日本サッカー史上屈指のプレイスキッカーで、日本サッカー史上屈指のファンタジスタと言える。創造性溢れるプレーは37歳になった今も健在。今シーズンは怪我のため1stステージはほとんど試合に出場できなかったが、怪我から復活して本職のトップ下に戻ってからは圧巻のプレーを続けている。
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