【長崎×岡山】 救世主の小松塁が値千金の同点ゴール
→ 16勝11敗8分けで勝ち点「56」のV・ファーレン長崎(5位)と、12勝8敗15分けで勝ち点「51」のファジアーノ岡山(7位)の試合は、前半42分にアウェーの岡山がボランチのMF千明のミドルシュートで先制に成功する。3連敗中の長崎は後半10分にストライカーのFW小松を投入。すると後半39分にMF鄭薫聖のクロスからFW小松が会心のヘディングシュートを決めて1対1の同点に追いついた。夏にJ1の大分から加入したFW小松は今シーズン4ゴール目となった。
その後、長崎が猛攻を仕掛けるが、岡山もカウンターからゴール前のチャンスシーンを作るなど、目まぐるしい展開となるが、勝利を呼び込む2点目のゴールは生まれず。結局、5位と7位の直接対決は1対1のドローに終わった。これで長崎は4試合勝ちなしとなった。一方の岡山は勝ち点差「5」で追っている5位の長崎を相手に終了間際までリードを奪っていたので、勝ち点「3」の欲しい展開だったが、MF鄭薫聖にサイドを突破されて失点。悔しいドローとなった。
両チームにとって痛恨のドローとなった。G大阪(A)、神戸(H)、札幌(A)、京都(A)という力のあるチームとの4連戦が1勝3敗に終わった長崎は踏ん張りどころの時期を迎えており、岡山と札幌と松本山雅と東京Vの4チームが後ろから迫ってきた。ここで7位の岡山を叩いて、プレーオフ出場に近づきたかったが、引き分けに終わった。千葉が勝利したので6位に転落することになったが、次のホームの岐阜戦は非常に大事な試合となる。
勝てていないので雰囲気も暗くなっているが、明るい話題と言えるのは、190センチのFW小松がスーパーサブとしてこれ以上ないほどの切り札になっている点で、早くも4ゴールとなった。前半戦はFW水永が存在感を発揮していたが、夏以降、パフォーマンスが落ちてきて、FW水永が使えなくなっていた時期にチームに加入して、FW水永のポジションを奪った。得点力の高いチームではないが、FW小松が入ってくるとゴールの予感が増してくる。
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◆ まとめ #609 長崎 vs 岡山、千葉 vs 神戸 (2013/10/9)
【長崎×岡山】 救世主の小松塁が値千金の同点ゴール
【神戸×千葉】 ケンペスが1ゴール1アシストで連敗ストップ
→ J2の第36節の長崎 vs 岡山、神戸 vs 千葉の2試合をピックアップしました。昇格1年目でPO進出を狙う長崎は1点ビハインドで迎えた後半39分にストライカーのFW小松が同点ゴールを記録しました。今夏にJ1の大分から加入したFW小松はこれで移籍後は4ゴール目。いいところでゴールを決めており、救世主のような活躍を見せています。
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