■ ボーフムに移籍川崎フロンターレのMF田坂祐介がドイツ二部のボーフムに移籍することになった。青山学院大学出身のMF田坂は2008年に川崎Fに入団すると、ルーキーイヤーから12試合に出場するなど、「即戦力」の期待に応える働きを見せた。
そして、2年目以降は、毎シーズン、20試合以上に出場しており、常に、レギュラーだったわけではないが、正確な技術と判断力を駆使して、上位をキープし続けた川崎Fの中盤を支えた。特に、ACLのグループリーグでMF中村憲が顎を骨折する大怪我を負った2010年シーズンは、開幕から出遅れた大黒柱の穴を埋める働きを見せて、チームを引っ張った。
MF田坂は、広島ユースで育った選手で、黄金世代と言われるFW前田俊、MF高萩、MF高柳、MF桑田、MF大屋、DF冨成らの1学年上となる。大卒で川崎Fに入団して5年が経過し、27歳という中堅どころの年齢になって、これから、川崎Fというチームを支えていく存在になることが期待されていたので、いきなり、海外移籍の話が出てきて、移籍が決まったというのは、予想外のことで、「あっという間に、話が進んで、移籍が決まった。」という印象である。
ボーフムというと、昨夏、セレッソ大阪からMF乾を獲得したが、1年だけで、フランクフルトに移籍した。よって、MF乾の穴を埋めるために、「ジュビロ磐田のMF山田の獲得を狙っている。」という報道もあったが、結局、MF田坂を選択した。
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◆ まとめ #258 MF田坂祐介のボーフム移籍について (2012/7/26)
・ボーフムに移籍
・大きなチャレンジ
・新たなパターン
→ 川崎フロンターレのMF田坂がドイツ二部のボーフムに移籍することになりました。MF田坂の移籍に関する報道は、これまで、ほとんどなかったので、驚きのニュースとなりました。テクニックのある選手なので、環境に慣れれば、レギュラーとして活躍することができる選手だと思いますが、若手でもなくて、日本代表クラスでもない選手なので、レアケースと言えます。彼がドイツで活躍できれば、新たな流れも生まれてくると思います。
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