サッカーコラム J3 Plus+　

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【J2編】 2024年にブレイクが期待される若手プレーヤー (厳選：30名) (上) | | |　

※ 対象は未ブレイクの選手。

1人目： FW 太田龍之介 (ファジアーノ岡山)　2002年4月1日　185センチ/76キロ　・・・　「期待度：S-」

→　C大阪U-15から岡山U-18に進んで明治大を経由して岡山に戻ってきた185cmの大型ストライカー。大学時代に大きく成長して「大学有数のフォワード」と評価される選手になった。岡山U-18は初めてプレミアリーグWESTに昇格するなど勢いに乗っているがここでユース出身者がトップチームで活躍するようだとさらに盛り上がるだろう。長身でありながら運動量が多くて献身性もある。どのくらい点が取れるか？

2人目： FW 川本梨誉 (清水エスパルス)　2001年6月11日　178センチ/70キロ　・・・　「期待度：B-」

→　年代別代表に選出された経験のある清水ユース出身の若手プレーヤー。レンタル移籍した岡山でも群馬でも数字は残せず。群馬でプレーした2023年の3ゴールというのが自己最多となる。結果を残せなかったが清水に復帰。ストライカーのFWチアゴ・サンタナ(→浦和)が流出したものの、右SHもMF中山克(→名古屋)とMF岸本(→G大阪)が流出。右SHで起用される可能性が高い。パワーとスピードが武器となる。

3人目： MF 松澤海斗 (V・ファーレン長崎)　2001年2月5日　174センチ/66キロ　・・・　「期待度：S-」

→　「今年のJ2で大きな注目を集めるのは確実」と言える大卒2年目のドリブラー。プロ1年目は16試合で2ゴール2アシスト。先発は2回だけ、大半が途中出場だったがインパクトを残した。キレ味鋭いドリブルの威力はすでにJ2トップクラス。2023年は特別指定選手だったMF新井悠(東洋大→東京V)が活躍してU-22日本代表に選ばれたがMF松澤も2001年生まれの五輪世代。サプライズ抜擢があっても不思議はない。

4人目： MF 碇明日麻 (水戸ホーリーホック)　2005年7月27日　187センチ/70キロ　・・・　「期待度：B+」

→　年末年始に行われた冬の高校サッカー選手権で活躍した大津高の3年生。187cmとサイズに恵まれているが超・マルチプレーヤーとして知られている。今年度はフォワード(CF)で起用されてプレミアリーグWESTでゴールを量産したが下級生の頃はボランチやCBでも活躍した。これまでの報道をみると「プロの世界ではボランチの位置で勝負することになる。」と思われる。破格のスケールを持った大型ボランチ。

5人目： FW 道脇豊 (ロアッソ熊本)　2006年4月5日 186センチ/70キロ　・・・　「期待度：A+」

→　186cmの大型ストライカー。「06JAPAN」の中心として活躍。2023年の夏に行われたU-17アジア杯のときはフォワードの軸として大活躍。アジア制覇の立役者の1人になったことは記憶に新しい。ただ、J2では苦戦。18試合で0ゴール0アシスト。総プレー時間は363分のみ。怪我の影響もあって秋に行われたU-17W杯のときはレギュラー落ち。精彩を欠いた。2024年が新・高校3年生。そろそろ結果も求められる。

6人目： MF 大迫塁 (いわきFC)　2004年10月13日　177センチ/69キロ　・・・　「期待度：A+」

→　神村学園高で大活躍した元・高校サッカー界のスター選手。高卒1年目から即戦力になることが期待されたがJ1は未出場。カップ戦の出場のみ終わった。ほとんど試合に絡めずにJ2のいわきFCに育成型期限付き移籍となった。同じレフティのボランチのMF山下優がいる中、どこまで出場機会をつかめるだろうか？左足のキックの精度は高くて運動量も豊富。19歳ながら統率力もある。左SBでの起用もあり得る。

7人目： FW ブワニカ啓太 (いわきFC)　2002年12月16日　186センチ/75キロ　・・・　「期待度：S-」

→　2022年のJ3の得点王のFW有田稜(→山形)が流出したいわきFCへ完全移籍。得点源になることが期待される。高卒2年目の2022年に25試合で5ゴール。プチブレイクを果たしたが2023年は結果を出せなかった。千葉を離れて完全移籍でいわきFCに移ったが勝負の1年になる。186cmの長身でありながら足元の技術もまずまず高くて前線でボールをキープして時間を作ることが出来る。2桁ゴールは期待したい。

8人目： FW 室井彗佑 (横浜FC)　2000年4月17日　170センチ/65キロ　・・・　「期待度：B+」

→　東洋大出身。プロ1年目の2023年はJ2の大宮で32試合で4ゴール1アシスト。30節でプロ初ゴールを挙げた後はコンスタントに結果を残したがトータルで考えると多くの人が期待していたような活躍は出来ず。やや不満足な1年になった。2年目のさらなる飛躍に期待していた大宮のサポーターは多かったと思うがわずか1年で大宮を離れて横浜FCへ移籍。個人残留となった。裏への飛び出しが武器となる。

9人目： MF 安部大晴 (V・ファーレン長崎)　2004年6月7日　172センチ/65キロ　・・・　「期待度：A-」

→　父親は三菱重工SCでプレーしていた安部真一さん。プロの選手ではなかったが実業団の選手として長く活躍した。2023年はU-20アジア杯とU-20W杯のメンバーに選出されてアジアならびに世界を経験した。代表では控えだったが存在感を発揮した。所属の長崎ではJ2で17試合のみ。そこまで活躍できなかった。高度なテクニックとアイディアを持っている技巧派MF。2列目でもボランチでもプレーできる。

10人目： FW 中島大嘉 (藤枝MYFC)　2002年6月8日　188センチ/88キロ　・・・　「期待度：A+」

→　「和製・ハーランド」の異名を持つ188cmの大型フォワード。札幌で出番に恵まれずに昨夏に名古屋へ。ただ、FWユンカーがいることもあってスタメンの起用はほとんどなし。ルヴァン杯の準々決勝の鹿島戦の2ndレグで貴重な先制ゴールをゲット。ベスト4進出に大きく貢献したが目立ったのはこの試合くらい。最近は五輪代表からも外れている。単なるビッグマウスで終わるのか？一流になるのか？の分岐点。

　2024/01/18 　【J2編】 2024年にブレイクが期待される若手プレーヤー (厳選：30名) (上)
　2024/01/18 　【J2編】 2024年にブレイクが期待される若手プレーヤー (厳選：30名) (中)
　2024/01/19 　【J2編】 2024年にブレイクが期待される若手プレーヤー (厳選：30名) (下)

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