■ 4位と好位置に付けるファジアーノ岡山J2は30節が終了した。残りは12試合となったが初昇格を目指すファジアーノ岡山は好調。ここ14試合の成績は7勝1敗6分けとなる。24節の熊本戦(H)を落としたのみ。安定して勝ち点を積み上げている。岡山は例の誤審で8節の山形戦(A)が再試合になったので他クラブと比較すると消化試合数は1つ少ないが首位の横浜FCとの差は「9」、2位の新潟との差は「8」、3位の仙台との差は「7」。3強の背中が見えてきた。
新潟との対戦はすでに終了しているが横浜FCとは32節、仙台とは38節で対戦する。横浜FC戦はアウェイ戦、仙台戦はホーム戦になるが大一番になる可能性は高い。特に38節の仙台戦をどういう形で迎えることが出来るのか?が注目点に挙げられる。「少なくとも直接対決で仙台に勝利したら仙台を上回ることが出来る。」という勝ち点差で上位対決を迎えたいが初昇格を目指して夏の移籍市場も積極的に動いている。
清水からの期限付き移籍だったGK梅田(→清水)、FW川本梨(→群馬)の2人はレンタル終了となったがFW永井龍(広島)とMF仙波(広島)をいずれも期限付き移籍で獲得した。どちらも広島からの期限付き移籍になるがさらに秋田の主力であるMF輪笠の獲得にも成功した。こちらは完全移籍となる。秋田ではボランチもしくは左SBで起用されたがここまでほとんどの試合でフル出場を果たしている。主力中の主力である。