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#2336 鹿島×FC東京、福岡×岡山、日本、バングラディシュ、日本×タイ (2019/9/22) | | |　

【J1：第26節】鹿島アントラーズ vs FC東京 (県立カシマサッカースタジアム)

→　2位の鹿島と首位のFC東京という注目の首位攻防戦は開始早々の前半2分にMFレオ・シルバのCKからCBのDFブエノがヘディングシュートを決めてホームの鹿島が先制に成功する。1対0で迎えた後半はFC東京ペースになったがいくつかあった決定機を生かせず。すると後半33分にMF名古のパスを受けたMFセルジーニョが豪快なミドルシュートを決めて大きな追加点を奪った。MFセルジーニョは今シーズン10ゴール目。2対0で勝利した鹿島が大事な首位攻防戦を制した。両チームの勝ち点差はついに「1」となった。

FC東京は勝てば初優勝に大きく前進する一戦だったが敗戦。22節を終えた時点では2位の鹿島との差は「7」。安全圏に突入した時期もあったがこうなると追われる側のプレッシャーは大きい。残りの対戦カードを見るとFC東京は下位との対戦が多く残っているがラグビーのW杯の影響でアウェイ戦が続くのはマイナス材料になる。3位の横浜FMとの差も「4」、4位の川崎Fとの差も「8」となったので首位陥落どころか、4位くらいまで転落しても不思議はない状況になっている。初優勝に向けて試練の時期を迎えている。

鹿島は大一番で勝負強さを発揮した。いきなりセットプレーから先制ゴールを奪うことが出来たのは大きかった。徳島ではあまり出番がなかったDFブエノがこういう試合でヒーローになるのは面白いところである。右SBのMF小泉慶も柏で出場機会に恵まれなかった選手であることを考えると「J2でも活躍できなかった選手をうまく活用して主力の流出の穴をしっかりと埋めている。」と言える。大きな2点目を奪ったMFセルジーニョは今シーズン10ゴール目。得意の左足だったが素晴らしいシュートがネットに突き刺さった。

FC東京は後半開始からギアチェンジをして攻め込んだ。鹿島を圧倒して立て続けにチャンスを作った。FWディエゴ・オリヴェイラ、FW永井謙、DF室屋、MF東慶悟に決定機が訪れたがいずれも決められず。この時間帯に追いつけなかったのが響いた。MFナ・サンホ、FWジャエル、MF田川の3人を投入したがともに目立った活躍は出来なかった。FW上田やMF名古などが途中出場で存在感を発揮した鹿島とは対照的だった。27節は松本山雅戦(A)、28節は鳥栖戦(A)。残留争いをしているチームとのアウェイ2連戦が待っている。

【J2：第33節】アビスパ福岡 vs ファジアーノ岡山 (博多の森陸上競技場)

→　18位の福岡との7位の岡山の試合は前半45分にMF関戸がスルスルとすり抜けて決定機を作るとFW中野誠が決めてアウェイの岡山が先制に成功する。1点を追う福岡は後半39分にエリア内で倒されたMF松田力がPKを獲得。これを自ら決めて1対1の同点に追いついた。後半44分には移籍後初出場となるDF初瀬に決定機が訪れたが決められず。試合は1対1の引き分けに終わった。福岡は先制ゴールを許しながら何とか勝ち点「1」を獲得した。ドローに終わった岡山の連勝は「3」でストップした。痛恨のドローと言える。

岡山は素晴らしい連携から前半の終了間際に大きな先制ゴールを奪った。仕留めたのはFW中野誠だったが今シーズン5ゴール目。「途中出場が多くてプレー時間は649分のみ」ということを考えるとなかなかいいペースでゴールを決めていると言える。加入してから2トップの一角でプレーすることが多かったFW山本大が負傷で離脱したことでFW中野誠にチャンスが回ってきたが落ち着いてゴールに流し込んだ。MF関戸やMF仲間の動きも非常に良かった。複数人が絡むいいコンビネーションから決定機を作った。

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◆　まとめ

　#2336 鹿島×FC東京、福岡×岡山、日本、バングラディシュ、日本×タイ (2019/9/22)

　　・鹿島アントラーズ vs FC東京 (県立カシマサッカースタジアム)
　　・アビスパ福岡 vs ファジアーノ岡山 (博多の森陸上競技場)
　　・U-16日本 vs U-16バングラディシュ
　　・U-16日本 vs U-16タイ

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