はてなキーワード: 菌類とは
収量や労働生産性の観点からどうなのという批判は仕方ない。でもオーガニックはカルト!とかいうのはなんか一面的な脳死的な見方のような気がする。ガチオーガニック系(マクロビオティック)の人達の作る料理はものすごく美味しい。作業工数も滅茶苦茶かかっている、生産性とか言い出すと絶対できない。これで地球人類が養えるとは思わないが、高度に文化的な農業という形態があっても別にいいんじゃないか。
科学の側面では、オーガニックの本質は菌類との共生にあるんじゃないかと思う。化学農業の人達は窒素とかリンとかの文脈でしか話をしないが、大豆の根粒菌の活動を活用する、納豆や味噌醤油を作るのに納豆菌や麹菌を活用するみたいなところにおそらくオーガニック栽培品質向上の本質があると思う。ダージリン茶で虫害を活用する、マタタビの虫こぶを活用するみたいなのと似たようなものかもしれない。
非常にユニークで複雑なアロマが広がっています。まず、初めに感じるのは、湿った森の床のような重厚感と、古い地下室の石壁に染み込んだ土の香りです。そして、しばらくすると、腐葉土の奥からかすかに漂う、熟成された菌類の繊細なニュアンスが鼻をくすぐります。
口に含むと、その粘度とともに、豊かで濃厚なテクスチャーが広がり、まるで季節を越えた秋の森を歩いているかのような感覚に包まれます。味わいは非常に深く、独特の発酵した風味とともに、少しばかりの塩味が舌に残ります。
フィニッシュには、長く続く微かな苦味があり、それがこの液体のユニークさを際立たせています。この経験は、一度きりの特別なものであり、決して忘れることのできないものとなるでしょう。
ナショジオの菌類特集読んでたら、霊芝(干からびたカタツムリみたいなキノコで、漢方になる)はマジで癌に効く可能性があるらしい。
西洋科学の分析でわかるのはいいが、昔の人間はなぜ、これが体にいいとわかったんだ。癌患者AとBの一方には霊芝を食わせて、もう一方には食わせない、を百年単位で繰り返し、別のコミュニティと共有する中で確立したのか。
それとも、薬効を謳ったもので偽物もたくさんあるわけで(水銀とか)、近代の研究で迷信が淘汰された中でたまたま残った本物が、いかにも昔からの叡智の結晶みたいに見えるだけなのか。わからん。
追記。
不思議な点をもっと書き連ねると、同じ癌患者Aと Bに霊芝を与えるのでも、Aと Bで体質も違えば癌の種類も違うだろうから、薬効はそう簡単にわからないはずだ。
A Bどころじゃない膨大なサンプルが必要だと思うが、今度は誰が、それを記録して伝承しているのだ。シャーマンとか本草学か。
また、霊芝だけに使用を限定したとも思えないので、薬草も使えば、動物の骨とか、鉱物とかも併用しただろうし、その中で、「よし、霊芝だな…」と特定され成果として残るのはマジですごく不思議。
いや、特定されきってないから変な迷信とかがまだいっぱい残ってるんだ、とか、動物の進化が奇跡的な形を生むように、膨大な時間の流れにはそれだけのトライアンドエラーを許す余地があるとか、今は人道的にNGだけど、昔は奴隷とか賎民にめちゃくちゃやれたから発達したんだ、とか、合理的な説明はつくかもしれないが、「?」というデカい疑問符は消えない。
もっとも、ナショジオでも「効く可能性がある」ぐらいに書かれているだけなので、実際にどの程度奏功するかどうかは知らない。「信じて飲んだけど効かなくて俺死んじゃったよ」と言われても、線香ぐらいは立ててもいいが責任は取れないので、付記しておく。
ワイが型月にはじめて触れたのは、チュンソフトの428のおまけ(?)シナリオのCANAAN
菌類ファンには申し訳ないけど、当時は率直にゴミだと思いました
ほんで怒りに任せて2ch(5ch)で書いたけど、
当時は擁護よりも街シリーズ汚すなゴミ!!って意見の方が多かったよ
(今だったら428本編の方がおまけ扱いされるんだろうな)
オタクの基礎教養枠に入りつつも、2009年くらいまではハイハイ型月厨・型月厨って
空気の方が強かったと思う
触ったら信者がシュバるのでアンタッチャブルになったのソシャゲからよな
あと、菌類もZERO書いたいつも父親殺す人も好じゃなかったけど、
ひでーソシャゲのストーリー(って呼んでいいの?) や なろう見続けてたら相対的に好になったし、
繋げておきますね
SO2(スターオーシャンセカンドストーリー)がリメイクされれるみたいっすね。
前回プレイ時はあのキャラで進めたから今度はあのキャラでやろっかな~~~年食って性癖も変わってきたしな~~~みたいに思っちょります。
でもビジュアルアップデートとか追加要素とかありそうやしオキニのパーティーで進めるべきなんかなー、この年で2周やるのはもういよいよしんどいしなーみたいに悩んでるでゲスよ。
金はかかるけど全員仲間になるじゃん。
まあワシは無課金主義じゃけえ本当に狙ってる子以外は来た子を可愛がる運命論者ですがよ。
ソシャゲでパーティー完全武装できんのは金払いが悪いワシのせいやが、フルプライス払って買ったゲームで自由にパーティー組めないってダルくねって思うわけですよ。
これがチンチンナイフとカレッジソードの二択とかだったらまあ我慢できる所はある。
でもキャラで二択はな~~~~片方が完全に2周目用の捨てキャラとかならまだしもな~~~。
たとえば「アシュトン」or「ゴブリン丸ゴブリン之助」みたいな二択だったら、ゴブリン丸は面白ストーリーだけツイッターやニコ動でまとめてるの見りゃいいからで切り捨てていけるじゃん気軽に?
せめてそれぐらいであって欲しいんだよなー。
2周目用の縛りプレイとしての選択肢以外であって欲しくないんだよ。
つうか攻略本見ないと見落としちゃうからビビって「ネタバレは嫌だけどここだけは見なきゃ……」と『取り返しがつかない要素』みたいなページを見るのが本当にやだ。
アモスみたいなオマケキャラなら我慢できるけど、そうじゃなくてガチで大事なキャラが選択要素だったり選択肢ミスったら仲間にならんかったりみたいなのしんどいですよ。
「最近のゲームはノーストレスでプレイヤーも雑魚ばっからしいっすねwwww」みたいな話をどこぞの菌類がしてたけどよー、それは正しい流れだと思うのよさ。
良いストレスと悪いストレスっていうか、無駄なストレスと無駄じゃないストレスっていうか、見落としても後で取り返しやすいストレスと下手すると何も残らなかった感触さえあるストレスっていうか。
ダクソ1一周目攻略本なしクリアしてから、完全に行ってなかったダンジョンが存在したことに気づいて「あそこで急に難易度上がった気がしたのってアッシが階段飛ばしてたからだったデヤンスー!!!!」となるのを耐えられるのは究極ダクソがお礼参りを楽しめるゲームデザインだからっていうか。
RPGでやって欲しくないんすよね。
攻略本縛って後悔まみれの1周目をやって、攻略本必死に見て2周目するようなことになるようなデザインは。
RPGはね~~~何度もやるのがダルいんだよ~~~~効率プレイできるゲームだけどさSO2は。
でも効率プレイしすぎると冒険感が濁って作業感が増すんだな~~~。
マジさ~~~このへんのストレスからはフリーにしてくれ~~~~。
客の望むストレスだけくれよ~~~。
動物を殺してはいけない食べてはいけないという価値観は大昔から存在して要するに原始人のバカな妄想だったわけなんですね。今でもインドみたいな未開の地ではベジタリアンやってるアホが大量にいるわけです。理不尽にアレを食べてはダメこれを食べてはダメと言われて疑うこともなく盲信するという行為は宗教みたいな古代からの古い教えに染まっているバカどもの風習なわけです。宗教が流行った頃には進化論なんてないしDNAが何かなんて誰も知らないわけでなんで動物は食べてはダメなのに植物は食べて良いのかということに考えが及ぶはずもないのです。
少なくとも地球上に存在する生命は全て従兄弟です。植物やキノコも含めて。めちゃくちゃ遠い親戚なのです。動物を食べてはいけないというのは植物や菌類を同じ仲間と認めない差別なのです。自分たちに似ているものだけ食べてはいけない。自分たちに似ていないものは食べても良い。こんなダブスタがまかり通りますか?
地球上のあらゆる生命の中で自殺を行うのは人間だけだと言われている。しかし本当にその言説は正しいのだろうか?研究が進んでいる人間の細胞だけでも、遺伝子に異常が生じた細胞は自死を選ぶ作用、アポトーシスはよく知られている。
ダーウィンは進化の仕組みに関して、適者生存の原則を唱えた。多様な個体が産まれ、また自然淘汰によって収斂が起こるというものだ。これはラマルク的進化とは反対に、種々の様々な遺伝子変異を前提としたことが特徴である。ラマルク的進化では、特定の環境に置かれた生物の遺伝子変異は特定の領域にしか意味がないのに対し、ダーウィン的進化ではそれぞれの変異が未来につながるという意味での意味を持っていると捉えることもできる。これらの実績は菌類の実験成果によっても示されている。
さて、ここで人類について話を戻す。人類はその類まれなる創造性から、地球上の万物の霊長たる資格を手にした。その支配領域は他の種を凌ぎ、今や総個体数は80億に達しようとしている。これは昆虫に匹敵する数である。少なくとも先進国において、人間はあらゆる人権を保障され、種々の遺伝子変異は──たとえそれが障害をもたらすものであったとしても──保護されるのがrightとなっている。それは人権によるもので、人権というのは生まれながらにして与えられるらしい。与える主体というのは議論の余地があるが、この世の人類ではない神とするならば、中世の王権神授説と何ら本質的な変わりはない。
であるからして、わたしは人権保障という考え方は実態がなく、一種革命のようなもので覆されかねない概念だと考える。
市民による革命が起こったように、どれほど優れた思想であっても人の内心を侵すことはできない。現代社会、特に日本においては自殺はいけないこととされているが、自殺者が多数いることからもこれを抑制できていないことがわかる。
私たちの細胞は、どのような時にアポトーシスを行うのだろうか?
たとえば、遺伝子の修復ができず、正常にDNAを残せなくなった時
たとえば、ウイルスに感染して、自身を複製するのではなく異常なもの(ここではウイルス)を産生するようになった時
これらが示すのは、すべて正常な子孫が残せなくなった時に自己死を選ぶ、ということである。
人類がここまで発展した以上、このシステムの有効性は疑うべきところがないはずである(ほんと?)。人類をマクロで見た時、アポトーシスを選択すべき人間はここまでの考え方から確実に一定数いて、それは現代の人権思想などでは到底語り得ないはずである。
私はこれまでの人生において、自分が死ぬべきだと思っており、また因果関係は証明できないが異性に求められたこともない。以上よりアポトーシスに値すると考え、これから死に至るものである。
自分自身の身体の行先は自分の脳が判断するものであり、その脳になんらかの異常が起きていたとしても、他の人間にはそれを尊重する義務があると考える。
な
「初老」って結局何歳から何歳くらいまでを示す言葉なんだよ?と思って調べたら、つまるところ40歳付近を指すらしいが
他の表現では
まあ、色々あるらしい
つうか、最初から「老人の域にはいりかけた年ごろ」って書けばいいんじゃんと思った。「中年」や「老年」より老人ベースのほうが理解できるっしょ
でも、老人って、20代のペーペー共が我らがインターネット老人会だのと自称してキャッキャッと馴れ合ってる光景を月1ペースで見かけるけど、あんなもん老人じゃねえーからな
…
「ペットボトルって何?」と自分に問いかけてみるが、何も面白い返答が出てこない、なんてつまらない奴なんだとがっかりした
マジメに説明するなら化学分野なんだろうか、あるいは、ペットボトルの歴史や人間とのかかわりについて語るのもいいですが、まあペットボトルの歴史も知らねえけど
勉強がてら調べてもよかったのだが、「ペットボトルってなに?」なんて聞いてくる奴は現実にはほぼ存在しないので無視した
…
「キノコが食えない」とほざく奴がいる。信じられないが、彼には彼なりの理由があるのだろうと一応寛容な姿勢を見せておく
しかしキノコ食えないのか…もったいな…え、じゃあ「なんで?」とつつきたくなる。アレルギー?何か過去にトラウマが?シンプルに味がダメ?食感が無理?あ、もしかして菌類NGなタイプ?
そしたらさあ、彼
「いや、嫌いだから」
つ、つ、つ、まんねええええええええ男
いやあ、もっとあるじゃん、ワイがキノコを嫌う理由TOP10、いかにキノコを憎んでいるか、自己PR
あのねえ、あなたの食わないっていう回避行動自体に価値はないんだわ
食わないんでしょ、何も起こらねえじゃん
確かに、栽培化の方が自然ですね。ありがとうございます。
きのこ=菌類は植物よりもどちらかというと動物に近いグループと言われていたりするもので、家畜化という翻訳が面白くてそのまま採用しました😇
やあ(´・ω・`)
日頃ホッテントリ入りしたきのこ関連の記事を、気まぐれで解説しているよ。
「なめこ」の起源 “60年前に福島県で採取の野生の菌に由来”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220615/k10013672561000.html
ブコメで散々指摘されているとおり、あくまで日本で栽培されているなめこの99%は、
ってことだよ。無論、日本中でごく普通にみられる野生のナメコの起源が全て福島県産というわけではないよ。記事にもしっかり
引用:野生の菌では遺伝的な多様性がみられた一方、菌床栽培の菌は1つの系統に分類され、それぞれが遺伝的に極めて近い関係だと明らかになった
と書いてあるよ。まあ、見出しが誤読を誘っている感は否定できないけど。
じゃあ結局野生のナメコの起源はどこなの?って疑問が当然生まれると思う。
結論から言うと、実はよくわかっていないんだ。というのもナメコに限らず、菌類全般ほぼ化石に残らないので、どの種類がどの時代に分かれたのかって細かいとこまで、今のところ把握のしょうが無いというのが実情なんだ。
どんな自然科学の記事にも言えることだけど、せっかく論文が公開されているのにソースのリンクがないのは不親切だよね。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/63/3/63_MYC570/_html/-char/en
なめこは、特に日本で人気の高い食用きのこの一つである。本種は白色腐朽菌の一種で、ヒマラヤ、中国から日本までの東アジアの冷温帯落葉樹林の枯木や朽木に生育する。記録によると、ナメコは1921年に東北地方で初めて人工的に原木栽培され、伝統的にこのきのこを食してきたという。近代的なナメコのおがくず栽培は、食用きのこのおがくず栽培のパイオニアである森本彦三郎によって1930年に確立された。その後、1960年代から1970年代にかけて木製トレー栽培が開発され、日本における選抜菌株の商業生産が拡大した。1980年代以降は、空調を伴うオガクズ栽培で通年生産が可能となり、日本での生産量の99.7%を占める主流となった。その後、1970年代半ばに中国遼寧省南部にナメコ栽培が導入された。それ以来、中国はその最大の生産国となった。最終的に、2012年には中国が70万トン以上、日本が2万トン以上のなめこを生産し、現在のアジア各地、北米、ヨーロッパへの栽培の広がりを引き起こしている。
もともと日本でしか栽培されてこなかったのに、今となってはほとんどが中国産なんだね。
そのため、食用きのこの栽培の歴史は、作物植物や家畜に比べて比較的浅いことが報告されている。例えば、最も古くから栽培されているきのこの一つである椎茸の栽培は、約800年前に中国で行われたようである。しかし、ナメコの栽培は約100年前から行われている。1929年に山形県で採取された野生子実体から初めてナメコの家畜化株が分離されたが、戦後の混乱期に消失したとする説が唱えられている。ナメコの家畜化過程に関する記録はほとんどない。しかし、現在オガクズ栽培に用いられている株は、1962年10月16日に福島県山都町市で採集された単一の野生株F27に由来すると考えられる。したがって、市販のナメコの大部分はこの厳しいボトルネック現象に由来すると推定され、その結果、遺伝的変異が非常に少なくなっている。栽培種と野生系統の遺伝的多様性の比較は行われていない。したがって、家畜化された種の遺伝資源を利用し、さらに品種改良を進めるためには、その進化史を正しく理解することが必要である。そのためには、家畜の自然集団の遺伝的多様性と集団構造に関する知識が必要である。
断片的な資料や口伝などでF27という株が起源ということは推測されていたものの、きちんと裏付けがなかったみたい。今後品種改良を進めて継続利用していくためには、そもそも今出回っている株がどこに由来しているのか、また多様性はどうなっているのかを調べることが大切なんだね。
本研究により、日本産オガクズ栽培株は自家繁殖または家族内交配に由来していることが示された。これらの結果は、日本のオガクズ栽培で生産される商業用ナメコは単一の祖先の子孫であるとする単一祖先仮説と一致する。したがって、日本の商業用ナメコは単一の家畜化事象に由来するため、遺伝的多様性が著しく低いと結論づけられる。
日本全国から収集されたナメコ野生株の中程度の遺伝的多様性レベルは、他の木材腐朽菌の野生株と同等かそれ以下であると報告されてきた。また、他のきのこの栽培株はいずれも複数の家畜化起源を持つことが研究で示されており、ナメコの自然集団は、おがくず栽培に有効な菌株を開発するための新たな遺伝資源となり得ることを提案する。
中国におけるナメコの生産は、日本からの始祖株F27の子孫が一部寄与しているものの、少なくとも一部の中国産品種は異なる家畜化過程を経たことが示唆された。日本以外での栽培履歴を明らかにするためには、中国における栽培ナメコの全体的な遺伝的多様性に関するさらなる調査が必要である。
他の栽培きのこには複数の起源があるのに、菌床栽培なめこは単一だから遺伝的多様性が極めて低いという評価なんだ。栽培の持続可能性や新たな品種を生み出すためには、野生株や世界中で栽培されている株の追加調査が必要なんだね。
現在国産なめこ種菌を牛耳っている種菌メーカー大手「キノックス」のサイトに詳しいよ。
http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/hakase/ha-nameko_04.html
品種改良以前に、そもそも種菌の性能維持にもすごく神経を使っているんだね。
http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/hakase/ha-nameko_05.html
きのこの分類にはまだまだ謎が多いよ。しいたけやなめこ級のメージャーきのこですらコロコロ変わってる。
http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/mame/mame02-3.html
その後、引用した論文にもあるとおり、Pholiota microspora (Berk.) Sacc. (synonym P. nameko)というシノニムにnamekoという文字が残ったよ。
なんだかんだでwikipediaがそれなりに情報量も多くてまとまっているよ。
菌床栽培 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8C%E5%BA%8A%E6%A0%BD%E5%9F%B9
原木栽培 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E6%9C%A8%E6%A0%BD%E5%9F%B9
もしあなたがなめこを栽培したかったら、すでに植菌済みのブロック菌床(なめこ栽培キット的なやつ)を買うと1週間くらいはニョキニョキ生えるなめこを楽しめるよ。
原木栽培も、適当な雑木と、種駒(今の時期ならホームセンターにたいてい置いてある)と、ジメジメしたちょっとした林があれば簡単にできるよ。
http://www.kinokkusu.co.jp/saibai/sa-g-name.html
自分は過去に短木栽培、長木栽培いずれもチャレンジしたことがあるけど、シイタケよりもずっと簡単で収量も確実だよ。長木なら、駒打って日陰に埋めるか腐葉土たっぷりのジメジメした完全日陰に転がしとけばいいよ。シイタケでよく使われるナラやクヌギみたいな硬い木よりも、ブナ、シデ、サクラみたいな柔らかい木の方が菌の周りが早くて確実なんじゃないかなあ。
まだまだいろいろ書きたかったけど、夜も遅いしこの辺でやめておくよ。
またどこかで会えたらよろしくね。
ここまで読んでくれた聡明なあなた、もしかして「なんか物足りねーな」って思ったかな?
実はそうなんだ。業界的にはたぶん、正直そこまでニュースバリューのある話ではないんだよね。
というのも、おそらくごくごく一部の人たちの中では知られていたであろう「新しい品種作りたいけど、クローンみたいなのしかなくて掛け合わせできねー」「正確な記録は残ってないけど、たぶん全部F27が起源なんじゃねーの」ってことの遺伝的な裏付けが取れたってだけだからね。無論、優良株を持続生産するために必要な研究が一歩前進したってニュース自体は大変喜ばしいけども。
きのこがニュースになるのは嬉しいけれど、見出しにつられて勘違いした人が大量発生するのは嬉しくないし、だから私たちのようなきのこ好きが発信する必要があると思うのね。
当たり前だけど、今流通しているなめこは遺伝的に同じ(中国産については一部国産とは異なる可能性あり)と言ってもいいし、(福島を下げる意図は無いのだけど)特別福島県産のなめこが美味しいなんてことはないので、安心してなめこライフを楽しむと良いよ。
ちなみに、いまだに福島県産のきのこに放射性物質が残留しているんじゃないか、なんてことを心配する人がごくごく少数いるけれど、菌床栽培物については全国どこでも似たような産地の原料使っているので変わりないよ。
一方で原木しいたけやホダ木の生産は、まだまだ一部の市町村で出荷制限がなされていたりするんだ。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/kinoko/qa/seigenfukusima.html
特にホダ木については事故以前に一大産地だった福島県産ホダ木がほとんど壊滅して、他県に流れてしまったという悲しい事態が起こってしまった。ホダ木の栽培は、20年サイクルくらいで林を皆伐しながら管理するので、一度生産を止めてしまうと再開するには膨大なコストがかかってしまうんだ。福島県のホダ木生産者の方の気持ちを思うと本当にやるせない。