「米政府が世界のジャーナリズムを操作している」
――あるジャーナリストの告発
‘Journalism is dying’: US govt ‘has its tentacles’ in every part of media, reporter who quit over ‘suppressed’ OPCW story warns<記事原文>寺島先生推薦
Rt. World News 2019年12月15日
(翻訳: 寺島メソッド翻訳グループo.n. 2020年1月7日)
3ニューズウィーク誌の元記者の主張では、最近のOPCW(化学兵器禁止機関)のリークについての記事を編集部がボツにされたが、支配者層の言説に疑問を投げかけた記事が、報道されないままになっているのは、メディアが米国政府の協力を得ているためだと言う。
タレク・ハダド氏は先週ニューズウィークを辞めると発表した。 そして、2018年4月にシリアのドゥーマで起きたとされる化学兵器攻撃に関するOPCWの調査結果に疑問を投げかける漏洩電子メールがあったが、それについて彼が書いた記事は編集部にボツにされた、と主張した
ハダド氏は自身のウェブサイトに掲載した長文の記事の中で、この問題について、ロイターはこの決定的な証拠となる漏洩電子メールの信憑性を確認しているのだから、上司に何とかするよう強く要請した内部メールやメッセージを公開した。
ALSO ON RT.COM Newsweek reporter resigns after accusing outlet of SUPPRESSING story about OPCW leak that undermines Syria ‘gas attack’ narrative
ハダド氏が投げかけた問題提起のいろいろなメリットを明らかに無視する形で、編集部は彼が取り組んだ過去の誤報記事を非難した。
ハダド氏は以前、Hull Daily MailやInternational Business Timesで働いていた。 ニューズウィーク誌の記者でもあった。 そういうジャーナリズムにおける彼の経験を振り返りながら、西側メディアを激しく非難した。
米国政府は、戦争で最大の利益を挙げる輩と醜い同盟関係にあり、メディアのあらゆる部分に触手を伸ばしている。 米国務省と手を組んだ詐欺師たちが世界中の報道室に腰を据えている。不都合な記事は完全にブロックされる。その結果、ジャーナリズムは急速に廃れつつある。アメリカが後退しているのは、アメリカが真実を欠落させているからだ。
ハダド氏の辞任について、ニューズウィーク誌は声明で、彼が「投げかけたのは陰謀説であって、客観的な報道のためのアイデアではありませんでした。 ニューズウィークの編集部はその陰謀説の売り込みをボツにしたのです」と述べた。
ウィキリークスによって土曜日に公開された一連の新たなリーク文書は、OPCWがドゥーマ事件に関する最終報告で主要な調査結果を隠蔽、改竄したという主張を裏付けている。
ALSO ON RT.COM New leaks provide further evidence that OPCW suppressed & altered findings on Douma ‘chemical attack’
Rt. World News 2019年12月15日
(翻訳: 寺島メソッド翻訳グループo.n. 2020年1月7日)
3ニューズウィーク誌の元記者の主張では、最近のOPCW(化学兵器禁止機関)のリークについての記事を編集部がボツにされたが、支配者層の言説に疑問を投げかけた記事が、報道されないままになっているのは、メディアが米国政府の協力を得ているためだと言う。
タレク・ハダド氏は先週ニューズウィークを辞めると発表した。 そして、2018年4月にシリアのドゥーマで起きたとされる化学兵器攻撃に関するOPCWの調査結果に疑問を投げかける漏洩電子メールがあったが、それについて彼が書いた記事は編集部にボツにされた、と主張した
ハダド氏は自身のウェブサイトに掲載した長文の記事の中で、この問題について、ロイターはこの決定的な証拠となる漏洩電子メールの信憑性を確認しているのだから、上司に何とかするよう強く要請した内部メールやメッセージを公開した。
ALSO ON RT.COM Newsweek reporter resigns after accusing outlet of SUPPRESSING story about OPCW leak that undermines Syria ‘gas attack’ narrative
ハダド氏が投げかけた問題提起のいろいろなメリットを明らかに無視する形で、編集部は彼が取り組んだ過去の誤報記事を非難した。
ハダド氏は以前、Hull Daily MailやInternational Business Timesで働いていた。 ニューズウィーク誌の記者でもあった。 そういうジャーナリズムにおける彼の経験を振り返りながら、西側メディアを激しく非難した。
米国政府は、戦争で最大の利益を挙げる輩と醜い同盟関係にあり、メディアのあらゆる部分に触手を伸ばしている。 米国務省と手を組んだ詐欺師たちが世界中の報道室に腰を据えている。不都合な記事は完全にブロックされる。その結果、ジャーナリズムは急速に廃れつつある。アメリカが後退しているのは、アメリカが真実を欠落させているからだ。
ハダド氏の辞任について、ニューズウィーク誌は声明で、彼が「投げかけたのは陰謀説であって、客観的な報道のためのアイデアではありませんでした。 ニューズウィークの編集部はその陰謀説の売り込みをボツにしたのです」と述べた。
ウィキリークスによって土曜日に公開された一連の新たなリーク文書は、OPCWがドゥーマ事件に関する最終報告で主要な調査結果を隠蔽、改竄したという主張を裏付けている。
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