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#2071 横浜FC vs 大宮、浦和 vs 鹿島、鳥取 vs FC琉球、日本 vsタイ (2018/10/23) | | |　

【J2：第38節】横浜FC vs 大宮アルディージャ (ニッパツ三ツ沢球技場)

→　同じ勝ち点「63」。6位の横浜FCと5位の大宮の試合は後半6分にFW大前のCKからCBのDF河本がヘディングシュートを決めてアウェイの大宮が先制に成功する。1点を追う横浜FCは後半31分に右WBのMF北爪の放ったミドルシュートが決まって1対1の同点に追いついた。どちらも勝ち点「3」の欲しい試合だったが痛み分けのドローに終わった。試合前の時点では両チームと同じ勝ち点「63」だった7位の東京Vが劇的な勝利を飾ったので東京Vが5位に浮上。大宮は6位、横浜FCは7位に順位を落としてしまった。

プレーオフ争いの行方を大きく左右する大一番だったがドロー。ライバルチームにとっては有り難い共倒れとなった。3チームが全く同じ勝ち点「63」で並んでいたが前半から熱い展開になった。1つのプレーを巡って両チームの選手がエキサイトするシーンがいくつかあったが横浜FCはエースのFWイバが前半35分にイエローカードを受けてしまった。DF河本とはその前から何度か揉めていたが報復のような形になってしまった。FWイバは8枚目のイエローカードになるので2試合の出場停止。大きな出場停止となる。

残りの対戦カードのことを考えても負けると相当に厳しくなる横浜FCだったが何とかMF北爪のゴールで追いついてドロー。勝ち点「1」を拾うことができた。加入1年目のMF北爪は大飛躍のシーズンになっているが見事なミドルシュートがコース隅に決まった。千葉時代は思うような活躍ができなかったが横浜FCで才能が開花した。39節と40節はFWイバが出場停止なので代わりに起用されるだろうFW瀬沼あるいはFW戸島の役割が極めて重要になってくる。この2人がエースの抜けた穴を埋められるのか？否か？である。

大宮はCKから先制したものの追いつかれてドロー。2位の大分との差は「5」。さすがに自動昇格は難しくなってきた。この日もFWシモビッチをスタメンで起用してきたがなかなか見せ場を作れなかった。199センチの高さをチーム全体でもっと生かしたかった。ポジティブなニュースというとDF菊地将もプレーできる状態になったので「怪我で離脱している選手が1人もいない状況になった点」である。もともと選手層の厚いチームであるが総力戦で挑まないといけない時期に監督の選択肢が増えたのは心強い限りである。

【J1：第30節】浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ (埼玉スタジアム2002)

→　6位の浦和と3位の鹿島の試合は前半38分に左SBのDF山本脩のクロスから右SBのDF西大伍がダイレクトシュートを決めてアウェイの鹿島が先制に成功する。1点を追う浦和は後半7分にMF柏木のCKからDF岩波がヘディングシュートを決めて1対1の同点に追いつくと後半15分にはFW武藤雄の豪快なミドルシュートが決まって2対1と逆転に成功する。さらに後半48分にはFW武藤雄がハーフウェーラインからドリブルを仕掛けると最後は冷静に決めてダメ押しの3点目を奪った。浦和が3対1で逆転勝利を飾った。

ここ最近の浦和は「vs 鹿島」を苦手にしていた。公式戦では6連敗中だったというが久々の勝利を飾った。攻め込みながらも先制ゴールを奪えずにいると逆に前半38分に失点。難しい展開になったが得意にしているCKから同点に追いつくとFW武藤雄が爆発。前半からキレのある動きを見せていたがゴラッソ2発でチームを勝利に導いた。これで5ゴール目。2桁ゴールはノルマとなる選手なので「この時点で5ゴール」というのは寂しい数字になるが難敵の鹿島を相手に改めてポテンシャルの高さを示す2ゴールになった。

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◆　まとめ

　#2071 横浜FC vs 大宮、浦和 vs 鹿島、鳥取 vs FC琉球、日本 vsタイ (2018/10/23)

→　J2の横浜FC vs 大宮など計4試合をクローズアップしました。上位争いに絡んでいる横浜FCと大宮の直接対決は熱い展開になりましたが痛み分けのドローに終わりました。どちらも自動昇格を狙える位置に付けているので勝ち点「3」が必要な試合でしたが勝ち点「2」を失う形になりました。横浜FCはエースのFWイバが8枚目のイエローカードを貰ったので2試合の出場停止。次節と次々節は正念場になります。

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