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#1950 鳥栖 vs FC東京、湘南 vs 磐田、秋田 vs 長野、讃岐 vs 甲府 (2018/5/26) | | |　

【J1：第15節】サガン鳥栖 vs FC東京 (ベストアメニティスタジアム)

→　3勝8敗3分けで17位の鳥栖と8勝3敗3分けで2位のFC東京の試合は前半から荒れ模様の展開になった。激しいプレーに対して両チームの選手がエキサイトするシーンが続出する。後半になるとやや試合は落ち着いてアウェイのFC東京が優勢となる。少なくない数の決定機を作ったが古巣対決となるGK権田が何度も好セーブを見せてゴールを奪えない。試合は0対0で終了。ともに勝ち点「1」を獲得した。W杯の中断期間前の最後の試合だったが鳥栖もFC東京もどちらも2試合連続のスコアレスドローとなった。

鳥栖とFC東京は選手の行き来が多いクラブなので古巣対決となった選手が何人かいたが鳥栖のGK権田の活躍が目立った。特に後半は立て続けにファインセーブを見せてチームを救った。5回ほどビッグセーブで決定機を防いだ。ずっとFC東京で育った選手なので思い入れは相当に強かったと思うが神がかり的な活躍を見せた。一方のGK林彰洋も前半にMF小野裕の決定機を見事な反応で防いだ。2人ともW杯のメンバー入りを逃したがキーパーの選手寿命は長いので十分に4年後のカタールW杯も狙える選手である。

鳥栖は久々のスタメンとなったFWイバルボが一定の存在感を発揮したがなかなかシュートチャンスを作れなかった。勝ち点「1」にとどまったことで17位と降格圏で中断期間を迎えることになった。15試合で14得点のみ。得点力不足に泣いた。FWイバルボについてはFWフェルナンド・トーレスのために外国人枠を空ける必要があるので「今夏に退団するのでは？」という噂も出ているが、やはり、彼は違いを生み出すことが出来る選手である。不在の時期は連敗が止まらずに苦しんだので出来る限り引き留めたい。

FC東京は多くの決定機を作った。内容的には悪くなかったがGK権田に阻まれてしまった。2試合連続でスコアレスドローに終わったがチーム状態はまずまず。予想以上の勝ち点を獲得して中断期間に突入することが出来た。この日はゴールを決めることは出来なかったがFWディエゴ・オリヴェイラはこの日も大きな存在感を発揮した。FW永井謙、MF東慶悟、MF大森の3人は動き回ってくれる選手なのでFWディエゴ・オリヴェイラにとってはやりやすい環境である。ブラジル人特有の力強さと上手さを兼ね備えている。

【J1：第15節】湘南ベルマーレ vs ジュビロ磐田 (Shonan BMWスタジアム平塚)

→　4勝7敗3分けで14位の湘南と6勝5敗3分けで6位の磐田の試合は前半はアウェイの磐田ペースで進んでいく。湘南はボールを奪った後のプレーの精度が低くてなかなかチャンスを作れなかったが後半26分に相手のサイドチェンジのボールを奪ってカウンターのチャンスを作るとMF岡本拓のシュートがバーに当たって跳ね返ったところをFW野田がダイビングヘッドで決めてホームの湘南が先制に成功する。1対0で逃げ切った湘南は15試合を終えた時点で勝ち点「18」。まずまずの位置で中断期間に突入した。

ともにJリーグが誕生して2年目の1994年にJリーグ昇格を果たしている。同期生対決になったが粘り強い戦いを見せた湘南が大きな勝利を手にした。勝利を掴んだことで17位の鳥栖との差は「5」に広がって少し安心できるポジションまで駆け上がることが出来た。FWイ・ジョンヒョプをケガで欠く中、FW野田を1トップの位置で起用してきたが2試合連続ゴール。持ち前のキープ力だけでなく得点の部分でもチームに貢献している。左WBのMF杉岡のアーリークロス、右WBのMF岡本拓のゴール前への飛び込みも良かった。

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◆　まとめ

　#1950 鳥栖 vs FC東京、湘南 vs 磐田、秋田 vs 長野、讃岐 vs 甲府 (2018/5/26)

→　J1の鳥栖 vs FC東京など計4試合をクローズアップしました。選手の行き来が多くていくつかの因縁も生まれている鳥栖 vs FC東京は2位のFC東京が試合を優位に進めましたが古巣対決となるGK権田がスーパーセーブを連発してゴールを奪えず。スコアレスドローに終わりました。鳥栖は7連敗の後、3試合負けなし。17位と降格圏に位置していますが上り調子で中断期間に突入することになりました。

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