■ スタメンから外れた俊輔スコットランドリーグのセルティックに所属するMF中村俊輔は、レンジャーズ戦で、スタメンから外れた。前節は、同じ主力のMFマローニが先発から外れており、この試合も、中村がいないことを想定した、テスト的な意味合いがあったのだろう。
ライバルセルティックに大差を付けられてシーズンを終えようとしているレンジャーズは、ごり押しサッカーが目立つ。前線には、クロアチア代表のFWプルショが在籍するが、セルティックの変化にとんだサッカーと比べると、雑さが目立つ。
0対0で折り返した後半の半ば、ようやく中村俊輔が登場。
後半に入ってから、やや劣勢になっていたセルティックは、中村の加入で息を吹き返す。中盤で中村が基点となって、ゴールに迫り、あわやのシーンを演出する。優勝も決まって、それほど勝負へのこだわりを見せないセルティックは得点こそ奪えなかったが、内容的には勝っていたように思う。
中村俊輔は、後半30分ほどのプレーで、シュートは3本。途中出場ということもあり、いつも以上に積極的にプレーした。
もし、優勝を競っていたのなら、とんでもなく大一番になったと思うが、よもやの大差で優勝が決まっており、ちょっと残念だった。
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