サッカーコラム J3 Plus+　

J1・J2・J3・日本代表などを幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。

最近のエントリー (20記事)

　2024/01/14 【J1：順位予想】 2024年の予想の受付を開始しました。 (現在の参加者：342名)
　2024/01/09 【J2：順位予想】 2024年の予想の受付を開始しました。 (現在の参加者：172名)
　2024/01/10 【J3：順位予想】 2024年の予想の受付を開始しました。 (現在の参加者：83名)

お勧めしたいエントリー (15記事)

【J1編】 2023年の順位予想～7：浦和、8：柏、9：鳥栖、10：名古屋、11：G大阪、12：札幌～ (26名分) | | |　

※ 順位予想バトル(J1編)の参加者・26名分の順位予想の集計経過より

12位：コンサドーレ札幌　平均予想順位：11.73位

→　移籍市場の序盤戦で中盤の要であるMF高嶺(→柏)の流出が決定。激震が走ったが終わってみると主力の流出はMF高嶺のみ。DF田中駿、FW小柏、MF金子拓などの流出はなかった。一方でU-21日本代表の主力であるDF馬場晴(東京V)の獲得に成功してMF浅野雄(広島)やMF小林祐(神戸)を獲得。2022年の10月に獲得したGKク・ソンユン(大邱FC)の再獲得も加味すると「十分な補強ができた。」と言える。

ただ、攻撃陣はFW興梠(→浦和)がレンタルバック。MFガブリエル・シャビエル(→未定)の退団も決まった。FWキム・ゴンヒ、FW中島大、FW大森真、FWトゥチッチの4人が現時点でのCF候補になるが楽しみよりも不安の方が大きい。FW小柏が怪我無くプレーできるのであれば「FW小柏を1トップで起用するのがベター」と言えるがさらなる補強があってもおかしくない。フォワード次第で順位は大きく変わるだろう。

11位：ガンバ大阪　平均予想順位：10.58位

→　2022年は片野坂監督を招聘して上位進出を目指したが大低迷。15位で何とかJ1残留を果たしたが苦しい1年になった。関わる人すべてがG大阪のこれからに対して強い危機感を持っていると思うがついにと言うべきか、フロントが本腰を入れて大改革に取り組んだ。高額年俸のDF昌子(→鹿島)を売却してFWパトリック(→京都)、FWレアンドロ・ペレイラ(→未定)、MF小野瀬(→湘南)は契約満了となった。

新たに獲得したのはMF杉山直(熊本)、DF江川(長崎)、DF半田(山形)というJ2の若手の有望株に加えてチュニジア代表のFWイッサム・ジェバリ(オーデンセBK)。イスラエル代表のMFネタ・ラヴィ(マッカビ・ハイファ)の獲得も有力となった。GK谷(湘南)も復帰して「クラブ史上最高の補強が出来た。」と言えるほど。MF山本理、MF中村仁も含めて有望株を多数抱えるチームになった。ポヤトス監督がキーマンと言える。

10位：名古屋グランパス　平均予想順位：9.23位

→　最終的には8位だったが2022年は極度の得点力不足に苦しんだ。34試合で30得点のみ。ドーピング問題が浮上したFWシュヴィルツォクが使えずにフォワードで大いに苦労した。攻撃力アップがテーマだったがFWキャスパー・ユンカー(浦和)をレンタルで獲得した。スピードがあって決定力も高いが怪我が多くて計算はしにくい。年俸も高いのでハイリスク・ハイリターンな補強と言える。吉と出るか？凶と出るか？

選手の入れ替えはあまり多くなかったが年が明けてから日本代表のMF相馬勇(→カーザ・ピア)の移籍がほぼ確実になった。左SB/WBはDF吉田豊(→清水)も移籍をしたので手薄になった。ユーティリティーなMF和泉(鹿島)を再獲得したがMF相馬勇の後釜として誰かを獲得するのは確実と言える。大ブレイクしたDF藤井陽を中心とした守備陣は計算できるのでFWユンカーを中心とした攻撃陣の奮起に期待が集まる。

9位：サガン鳥栖　平均予想順位：8.88位

→　MF仙頭、MF樋口雄、DFエドゥアルド、DF大畑など主力が大量流出しながら11位に繰り込んだ鳥栖は今オフもMF小泉慶(→FC東京)とDFジエゴ(→柏)が流出してFW宮代(→川崎F)とFW垣田(→鹿島)はレンタル終了。マイナス要素も決して少なくないが移籍市場の目玉だったFW横山歩(松本山雅)とMF河原創(熊本)の獲得に成功するなど充実した補強が出来た。平均予想順位は8.88位で9番手。まずまずと言える。

レンタル移籍だったMF岩崎を完全移籍で獲得して同じくレンタル移籍だったFW西川潤のレンタル延長に成功したのも大きいが「鳥栖への完全移籍が有力」と報道されていたFW垣田が鹿島に戻ったのはショッキングだった。J2で11ゴールのFW富樫敬(仙台)を獲得して同じくJ3で11ゴールを挙げたFW横山歩(松本山雅)を獲得したが他のポジションと比べるとCFはかなり手薄。さらなる補強が行われる可能性は高い。

8位：柏レイソル　平均予想順位：8.73位

→　柏は評価の難しいオフになった。移籍市場の序盤戦はほぼ独走状態。MF山田康(山形)、MF高嶺(札幌)、MF仙頭(名古屋)、DFジエゴ(鳥栖)、DF立田(清水)、DF片山瑛(清水)を獲得した。ただ、12月中旬以降はネガティブなニュースが一気に増えてDF高橋祐(→清水)、DF大南(→川崎F)、DF上島(→横浜FM)という3人のCBが流出した。「主力級のCBが同時に3枚抜ける。」というのはJリーグでは極めて珍しい。

MF山田康とMF高嶺が加入して中盤のクオリティは大きく高まったがDF高橋祐、DF大南、DF上島が抜けた最終ラインは不安いっぱい。正キーパーのGK佐々木が経験のある選手ではないことも加味すると守備の不安は大きい。平均予想順位は8.73位。8番手評価になるが予想順位はかなりバラついており、上位と予想する人も少なくないが下位と予想する人も少なくない。最も予想が難しいチームと言える。

7位：浦和レッズ　平均予想順位：8.35位

→　浦和はここまで流出や退団の話が中心になっている。加入が決まったのはFW興梠(札幌)、FW高橋利(熊本)、MF堀内陽(浦和ユース)、GK吉田舜(大分)の4人のみ。逆にMF江坂(→蔚山現代)、FWユンカー(→名古屋)が抜けてCBのDF岩波もアル・サッドへの移籍が濃厚。「現時点での戦力収支はマイナス」と言わざる得ないがノルウェー出身でCBのDFホイブロテン(FKボデ)の獲得は決定的と報じられた。

さらにFWギアクマキス(セルティック)とFWチアゴ・サンタナ(清水)の獲得にも乗り出している。FWリンセンやFWアレックス・シャルクがいることを踏まえると「FWギアクマキスの獲得に乗り出して失敗した場合はFWチアゴ・サンタナに切り替える。」という方針だと思うがどちらかを確保できると相当に大きい。どちらかを獲得できると「FWユンカーをレンタルで出した意図や動き」は十分に納得できる。

表1. 順位予想バトル(J1編)の途中経過 (26名分)

ランク	クラブ名	平均予想順位	1位	2位	3位	4位	5位	6位	7位	8位	9位	10位	11位	12位	13位	14位	15位	16位	17位	18位
ランク	クラブ名	平均予想順位	1位	2位	3位	4位	5位	6位	7位	8位	9位	10位	11位	12位	13位	14位	15位	16位	17位	18位
7	浦和	8.35	0	0	1	0	2	5	2	4	4	4	0	0	4	0	0	0	0	0
8	柏	8.73	0	2	1	1	2	1	6	2	1	1	2	1	3	0	1	0	1	1
9	鳥栖	8.88	1	0	2	2	1	3	0	2	3	2	3	0	4	1	1	1	0	0
10	名古屋	9.23	0	0	1	1	2	1	4	0	5	4	4	1	0	0	2	0	0	1
11	G大阪	10.58	0	0	1	0	2	0	3	4	2	0	2	3	3	2	1	1	1	1
12	札幌	11.73	0	0	0	0	1	0	1	1	3	3	1	6	2	4	3	0	0	1

順位予想バトル (2023年) ・・・受付期間： 2023年1月3日(火)～2月16日(木)

　・【投稿用フォーム】順位予想バトル (J1編) (2023年)　→　https://form1ssl.fc2.com/form/?id=d891dd2db0db8597
　・【投稿用フォーム】順位予想バトル (J2編) (2023年)　→　https://form1ssl.fc2.com/form/?id=1d0624440ac55df6
　・【投稿用フォーム】順位予想バトル (J3編) (2023年)　→　https://form1ssl.fc2.com/form/?id=855132f3d67e69b7

★　現在の投票数　→　121票

　　　→　最大で30人まで投票することができます。
　　　→　「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)