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【J3限定】「今オフにJ2のクラブが獲得できたら面白い。」と思う若手プレーヤー・20人 (後編) | | |　

11人目： FW 梅田魁人 (テゲバジャーロ宮崎)　1997年5月15日　177センチ/75キロ

→　福岡大出身。2020年に宮崎に加入すると1年目から15試合で3ゴールと活躍した。この年のJFLはコロナの影響で年間の試合数が15試合と短縮されたがJ3昇格に貢献してJFLの新人王に選出された。今シーズンがJリーグ初挑戦となるが17試合で4ゴール3アシストと結果を残している。18試合で6ゴールを挙げている大卒ルーキーのFW橋本啓とのポジション争いになっているがFW梅田魁は全ての能力が高いオールラウンドなフォワードになる。FW梅田魁の方がオフの移籍市場で人気を集めるのではないか？と思われる。

12人目： MF 大西遼太郎 (FC岐阜)　1997年11月24日　179センチ/74キロ

→　磐田U-18出身。法政大時代から「点の取れるボランチ」として評価が高かった。2020年にJ3のFC岐阜に加入するとプロ1年目は27試合で1ゴール2アシスト、プロ2年目の今シーズンも15試合で1ゴールを挙げている。豊富な運動量を生かしてボランチの位置からゴール前に進出することが出来る点が最大のストロングポイントになる。179センチなので日本人のボランチとしてはサイズに恵まれている点も武器の1つになる。MF柏木やFW川西やDF橋本和などベテランがたくさんいるFC岐阜の中では若手に分類される。

13人目： MF 上畑佑平士 (福島ユナイテッド)　1998年7月25日　178センチ/72キロ

→　C大阪U-18出身。DF舩木翔やDF森下怜が同級生になる。産業能率大を経由して2021年に福島に加入したが8節からボランチのレギュラーとして起用されている。178センチなので日本人のボランチとしてサイズに恵まれており、ハードな守備と展開力が武器となる。16節のFC岐阜戦(A)では1ゴール1アシスト。Jリーグ初ゴールを記録するなどを大活躍を見せてアウェイでの大勝劇の立役者になった。ミドルパスの精度が高くて攻撃にダイナミズムを加えることが出来る。ちなみに下の名前は「佑平士(うへいじ)」と読む。

14人目： MF 河上将平 (藤枝MYFC)　1997年10月26日　168センチ/66キロ

→　中学年代はレオーネ山口U-15でプレーしたサイドアタッカー。東海大付属静岡翔洋高と専修大を経由して2020年に藤枝MYFCに加入した。プロ1年目は出番がなかったがプロ2年目の今シーズンは飛躍の1年になりつつある。藤枝MYFCはシーズン途中で須藤監督が就任したが中断明けは右WBで起用されて躍動している。豊富な運動量と縦への推進力を武器にたくさんのチャンスに絡んでおり、5対0で大勝した17節の讃岐戦(H)ではJリーグ初ゴールを記録した。右サイドからの仕掛けの威力はJ3でも上位クラスと言える。

15人目： MF 菊谷篤資 (Y.S.C.C.横浜)　1997年6月18日　169センチ/62キロ

→　江戸川大出身のアタッカー。同学年のDF船橋(Y.S.C.C.横浜)は大学時代もチームメイトだった。大学を卒業した後、2020年はドイツの下部リーグでプレーした。ドイツ4部のFCバイエルン・アルツェナウなどでプレーして昨オフにY.S.C.C.横浜への入団を果たしたが12試合で2ゴール。Jリーグの舞台で結果を残している。目立つのはシュート意識の高さになる。511分のプレー時間で28本のシュートを放っており、90分あたりのシュート数は驚異の4.93本になる。積極的なプレーでチームに勢いをもたらすことが出来る。

16人目： MF 西本雅崇 (カマタマーレ讃岐)　1996年6月11日　177センチ/63キロ

→　「マー坊」の愛称で親しまれているC大阪U-18出身のボランチ。ヤン坊とマー坊はC大阪の親会社のヤンマーのキャラクターとしてCMなどで活躍した。C大阪のトップチームでは出番に恵まれず。C大阪U-23で121試合に出場するなどJ3で経験を積んだ。オフに讃岐に完全移籍となったが主にアンカーの位置で起用されて攻守に安定したプレーを見せている。運動量が豊富で基本的な技術もまずまず高い。J3通算では138試合で15ゴールを記録するなどボランチながら得点感覚を持っているのもストロングポイントになる。

17人目： FW 河辺駿太郎 (Y.S.C.C.横浜)　1996年5月26日　166センチ/65キロ

→　キレ味鋭いドリブルを武器とするアタッカー。明治大を卒業した後はドイツの下部リーグでプレーした。2020年の秋に地域リーグのジェイリースFCに加入して昨オフにY.S.C.C.横浜への個人昇格を果たした。シュタルフ監督の評価は高くて開幕当初は2トップの一角でスタメン出場が続いた。結果を出せずに出番は減少したがドリブルの威力はJ3でもトップクラス。左右両足から繰り出されるミドルシュートも武器となる。MF泉澤(甲府)のような左サイドから仕掛けてチャンスを生み出すアタッカーに育つ可能性あり。

18人目： MF 東出壮太 (ロアッソ熊本)　1998年8月24日　162センチ/59キロ

→　北陸大出身の大卒ルーキー。MFターレスの台頭もあってここ最近はプレー機会が減少しているが中断前はスタメンで起用される試合も多かった。162センチなのでサイズに恵まれていないが隙間でボールを受ける技術が高くてターンも得意にしている。しっかりとブロックを作って守るチームの守備網を攻略するためにはMF東出のような選手が必要となる。ちなみに162センチというのは今シーズンのJ3で出場機会を得た選手に限定すると4番目に背が低い選手になる。最も小さいのは155センチのMF山口和(長野)になる。

19人目： DF 戸根一誓 (カターレ富山)　1996年5月22日　183センチ/70キロ

→　2位と昇格圏に位置する富山で主力として活躍している183センチのCB。19節を終えた時点でフルタイム出場を続けている。東海学園大出身で大卒3年目になるが強靭なパワーを生かして相手フォワードをシャットアウトする。大柄な割にはスピードもあるので対人能力は相当に高い。今シーズンはまだゴールを奪えていないが11本のシュートを放つなどセットプレーのときはターゲットになることが出来る。プロ1年目の2019年は怪我の影響で全くプレーできなかったが右膝の怪我を乗り越えて欠かせない戦力になった。

20人目： DF タビナス・ポール・ビスマルク (いわてグルージャ盛岡)　2002年7月5日　185センチ/75キロ

→　青森山田高のときに冬の選手権で活躍した大型SB。兄はDFタビナス・ジェファーソン(水戸)になる。高卒で川崎Fに加入した兄とは違って弟はJ3の岩手からのスタートとなったが高卒1年目から試合に絡んでおり、5試合に出場して1ゴール1アシスト。プロ初ゴールとプロ初アシストはすでにマークした。185センチ/75キロとサイズに恵まれており、驚異の身体能力も大きな武器となる。兄はCBで起用されて才能が開花してフィリピン代表に選出される選手になったが弟も同じようにCBとして開花することも考えられる。

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