【J2:第10節】 モンテディオ山形 vs ジュビロ磐田 (NDソフトスタジアム山形)→ 1勝4敗4分けで20位の山形と6勝3敗で4位の磐田の試合は、つい先日、監督交代が実施された山形にとって仕切り直しの一戦になった。試合は7試合勝ちなし中の山形がペースを握る展開になった。前半34分に高い位置でボールを奪ってショートカウンターを繰り出すとこぼれ球をFW中村充が押し込んで山形が先制に成功する。後半は磐田ペースになったが後半34分に訪れた大チャンスで途中出場のMF藤川虎がシュートミスをするなど決定力を欠いた。1対0で逃げ切った山形は8試合ぶりに勝ち点「3」を獲得した。
佐藤尽監督になった山形は初陣を勝利で飾った。守備的なポジションの顔ぶれは変わらなかったがMF南をボランチで起用してMF國分伸は左サイドハーフ、FW山田康を2トップの一角で起用した。配置をいろいろといじってきたがボランチに下がったMF南が効果的なパスを出して起点になった。この日もFWヴィニシウス・アラウージョは不在。ストライカー系の選手はいなかったが右サイドで起用されたMF中原輝も存在感を発揮したので特に前半は主導権を握ることが出来た。流れを変えるきっかけにしたいところである。
「とりあえずは後任が決まるまで」とアナウンスされているが昨シーズンの松本山雅のように監督が代わって結果が出るようだとそのまま続投になる可能性大である。怪我のため長期離脱していたDF栗山が戻ってきたのは山形にとっては相当に大きい。後半39分に投入されたがDF栗山が入った後は3バックに変更になった。CBの層が薄くて4バックを採用するのは難しかったがDF栗山の復帰によって3バックも可能になる。「3-4-2-1」に慣れている選手が多いことを考えると3バックへの移行も十分に考えられる状況である。
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◆ まとめ #2798 山形×磐田、千葉×SC相模原、山口×京都 (2021/4/27)
◇ モンテディオ山形 vs ジュビロ磐田 (NDソフトスタジアム山形)
◇ ジェフ千葉 vs SC相模原 (フクダ電子アリーナ)
◇ レノファ山口 vs 京都サンガ (維新みらいふスタジアム)
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