■ 驚きだったのはMF遠藤保仁J1とJ3は20節、J2は24節が終了した。いずれのリーグも60%弱の試合数を消化したことになるが新型コロナの影響で今シーズンは第3登録期間(ウインドー)が設定された。期間は「2020年10月2日(金)~10月30日(金)」になる。「秋の移籍市場」と言えるが、当然のことながら、初の試みになる。「予期せぬこと」も発生すると思うが何と言っても世間の大きな関心を集めているのはMF遠藤(G大阪→磐田)の移籍になる。10月5日(月)にJ2の磐田への期限付き移籍が発表されたが「このタイミングでの移籍」は驚きだった。
今年の1月に40才の大台を迎えたMF遠藤はG大阪で出場機会が減っていた。ここ最近は大卒ルーキーのMF山本悠の台頭もあってスタメンで起用される機会はめっきり減った。J1での通算出場試合数の記録を持っているので「J1でプレーすること」にこだわりを持っている可能性もあったが磐田への移籍を決断した。G大阪に在籍して今シーズンがちょうど20年目。2001年からずっとG大阪でプレーしていたレジェンドの移籍なので大きなニュースになったが「新たなチャレンジ」に対して本人は前向きなコメントを残している。
残念なのは磐田が低迷している点になる。24節を終えた時点では7勝8敗9分け。2位の福岡との差は「16」と大きく広がっており、「1年でのJ1復帰」は難しくなっている。7試合勝ちなし中となるがMF遠藤の加入で盛り返せるのか?否か?が注目点になる。当然、日本人のJリーガーの中ではトップクラスの年俸と思われるので「3か月間の期限付き移籍」とはいっても結構なお金がかかっているはずである。自動昇格のチャンスがありそうな状況でMF遠藤が加入したらもっと期待感は膨らんだと思うが3連敗は痛恨である。
対照的に9連勝と破竹の快進撃を続けている福岡は10月6日(火)にMF山岸祐(山形)を完全移籍で獲得した。山形ではチーム最多の6ゴールを挙げているが山形は16位と低迷している。「クラブは強く慰留をした。」と報じられているがJ1昇格の可能性は磐田よりもさらに低い状況になっている。契約に関する詳細ははっきりしないが「(山形と)9月末までの契約を結んでいた可能性」はほぼゼロである。幾分かの移籍金が発生しているのは間違いない。当然、「オフにフリーで出て行かれるよりははるかにマシ」である。
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◆ まとめ #2641 【Jリーグ】 2020年の秋の移籍市場 ここまでの雑感 (2020/10/9)
◇ 驚きだったのはMF遠藤保仁
◇ J1昇格を目指すアビスパ福岡
◇ 積極的な動きを見せるJ3のクラブ
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