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#2364 八戸×SC相模原、神戸×FC東京、熊本×藤枝MYFC、札幌×C大阪 (2019/10/27) | | |　

【J3：第26節】ヴァンラーレ八戸 vs SC相模原 (ダイハツスタジアム)

→　10位の八戸と15位のSC相模原の試合は10月13日(日)に行われる予定だったが「過去最大級」と言われた台風19号の影響で翌日の10月14日(月)に開催日が変更になった。コンディション調整は難しかったと思うがホームの八戸がペースを握る展開になった。劣勢の展開になったSC相模原だったが後半16分にCKを獲得する。右サイドでボールを持ったMF梶山幹が左足でファーサイドにクロスを入れるとフリーになっていたMF阿部巧が折り返す。ゴール前にいたFW大石治が合わせてSC相模原が先制に成功する。

1対0で逃げ切ったSC相模原は2連勝。5連敗の後の2連勝なので少し挽回することが出来た。J3は中位以下が大混戦になっていることもあって15位から12位までジャンプアップした。FW大石治の決勝ゴールはゴールラインを超えているのか？否か？が微妙なシュートだった。最初の段階でゴールインと認められたのか？ポストに当たって跳ね返ったボールがゴールラインを割ったと判断されたのか？は定かではないがサイドを揺さぶってから最後はFW大石治が空中戦で勝利した。FW大石治は今シーズン7ゴール目となった。

2連勝中の八戸は「クラブ新となる3連勝」を目指したが攻め込みながらもゴールを奪えなかった。シュート数は八戸が8本で、SC相模原は6本のみ。危ないシーンはあまり作られなかったが失点シーンは大外で待っていたMF阿部巧がフリーになっていた。FW大石治のヘディングシュートはキーパーのGK山田が防いだかに思えたが判定はゴールインとなった。後半41分には途中出場したMF高見がサイドを切り崩してラストパス。フリーのMF中村太がシュートを放ったがGK田中雄がビッグセーブで防いだ。素晴らしい反応だった。

3連勝は逃したが昇格初年度で10勝11敗5分けで勝ち点「35」というのは評価できる。26試合で39得点なので中位以下のチームにしては点が取れているのも高評価できる。Jリーグでの実績がある選手はあまり多くないが藤枝MYFC時代から攻撃的なサッカーを志向した大石篤人監督の元、いいサッカーを展開している。目立つのは右サイドからの攻撃になる。大卒2年目となる右WBのMF國分はスピードがあって、右ストッパーでプレーする173センチのDF小牧は頻繁に攻撃に関わってくる。右サイドアタックは強力である。

【J1：第29節】ヴィッセル神戸 vs FC東京 (ノエビアスタジアム)

→　9位の神戸と2位のFC東京の試合は前半6分にトップ下で起用されたMF高萩のシュートが決まってアウェイのFC東京が先制に成功すると前半10分にはスローインからJ1初スタメンのMFアルトゥール・シルバが豪快なミドルシュートを決めて大きな追加点を奪った。前半34分にもFWディエゴ・オリヴェイラのパスを受けたMF橋本拳が決めて3点目を奪った。3点を追う神戸は前半42分にMFセルジ・サンペールを下げてMF小川慶を投入。すると後半21分にCKからDFジョアン・オマリのヘディングシュートで2点差に迫った。

その後は神戸がほぼ一方的に攻め込む展開になったがゴールを奪うことは出来なかった。3対1で勝利したFC東京は4試合ぶりに勝ち点「3」を獲得した。引き分けた鹿島と同じ勝ち点「56」となった。3位の横浜FMが勝ち点「55」。上位3チームによる優勝争いはさらに熾烈になった。アウェイ8連戦の6戦目だったが難敵の神戸を下したことで初優勝の希望がつながった。代表帰りのFW永井謙はベンチスタートでMF高萩をトップ下で起用したがこれが大成功。前半6分に先制ゴールを奪って試合の主導権を握ることができた。

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◆　まとめ

　#2363 富山×熊本、YS横浜×岩手、ザルツブルク×ナポリ、鳥取×群馬 (2019/10/26)

　　・ヴァンラーレ八戸 vs SC相模原 (ダイハツスタジアム)
　　・ヴィッセル神戸 vs FC東京 (ノエビアスタジアム)
　　・ロアッソ熊本 vs 藤枝MYFC (えがお健康スタジアム)
　　・コンサドーレ札幌 vs セレッソ大阪 (札幌ドーム)

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