※ 2022年10月1日(金)の時点。
FC東京→ 前・新潟のアルベル監督を招聘したFC東京は新しいサッカーに取り組んでいるが30節を終えた時点では12勝10敗7分けで勝ち点「43」。7位に位置する。新しいことにトライしながら着実に勝ち点を積み上げてきたことは評価できるが29試合で38得点/36失点となる。総得点は上位9チームの中では最少。FWアダイウトンがチーム最多の10ゴールを記録しているがFWディエゴ・オリヴェイラは4ゴールのみとなる。
MFレアンドロも5ゴールなので期待以下と言える。スペイン流のパスをつなぐサッカーを志向しているが道半ばと言える。「パス数」は6位となるが「30mライン進入回数」は12位、「ペナルティエリア進入回数」は11位となる。FWディエゴ・オリヴェイラやMFレアンドロといった強烈な個の力を持った助っ人の能力を上手く引き出せているとは言えない。FWルイス・フェリッピも大きなインパクトは残せていない。
監督の続投は間違いないので2023年が勝負の2年目になる。結果も内容も求められるシーズンになるだろう。アルベル監督のサッカーに合った選手を補強しないといけないが期待以下に終わった高年俸のFWディエゴ・オリヴェイラやMFレアンドロ、出番に恵まれなかったMF三田啓、MF山下敬、DFエンリケ・トレヴィザン、GK波多野などは退団の可能性がある。怪我明けのGK林彰洋もチームを離れる可能性はある。