■ 大会10日目東京五輪は8月1日(日)が大会10日目だった。柔道や競泳などが全日程を終えたのに対して野球や陸上やレスリングなどの競技が本格的にスタートした。日本はすでに史上最多となる17個の金メダルを獲得するなど「日本選手団の金メダルラッシュ」に沸いているが新たな問題としてクローズアップされているのは「アスリートに対する誹謗中傷問題」である。各メディアが大きく取り上げており、社会問題化している。
卓球の混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷選手が自身のSNSに届いた誹謗中傷のダイレクトメッセージ(DM)を公開した。さらに「あまりにも悪質な誹謗中傷は全てスクショしていますし、関係各所に連絡を行い然るべき措置を取ります。」とコメントした。体操の個人総合で金メダルを獲得した19歳の橋本に対する誹謗中傷も大きく取り上げられており、「東京五輪の負の側面」としてにわかに注目を集めている。
水谷選手はそれ以前にツイッターで
・「とある国から、『○ね、くたばれ、消えろ』とかめっちゃDMくるんだけど免疫ありすぎる俺の心には1ミリもダメージない。」
・「それだけ世界中を熱くさせたのかと思うと嬉しいよ。」とツイートして話題になった。このツイートに関しては「とある国とはどこなのか?」、「とある国という表現は宜しくないのでは?」など議論が巻き起こったが現在は削除されている。水谷選手や橋本選手に共通するのは「中国の選手と競り合って金メダルを獲得している点」である。『とある国』というのが中国なのか?否か?は分らないが彼はかなり前から中国人選手の「不正ラバー」に関してもコメントしている。