■ 早くも24節が終了J2は早くも24節が終了した。残りは18試合となったが快進撃を続ける町田の勢いは止まらない。23節の大宮戦(H)は一時は0対2とリードを許したがそこから3ゴールを奪って劇的な勝利。続く24節は大分とのアウェイ戦。上位対決だったがエースのFWエリキの活躍もあって3対0で勝利した。最も重要なのは「3位との勝ち点差」になるが首位の町田と3位の大分の差は「11」。セーフティーリードと言える。
むしろ、J2は2位争いが熾烈を極める。「町田のJ2優勝は有力。注目はどこが2位になるか?である。」という流れになりつつあるが大分戦(A)の翌日の7月8日(木)に東京VからMFバスケス・バイロンを獲得したことを発表した。東京Vは現在2位。首位の町田との差は「10」となるが昇格争いをしているチームの主力選手がシーズン途中で同じJ2のクラブに移籍をするというのは極めて珍しいパターンである。
しかも、町田と東京Vは同じ東京都内で活動しているクラブである。また、サイバーエージェントは過去に東京Vをサポートしていた時期もある。もともと少なくない数の因縁を持つ両クラブだったがこれで決定的となった。幸か不幸か次の25節は東京クラシック。新・国立競技場で両クラブが対決する。MFバスケス・バイロンがプレーすることはないと思うがこれまで以上にヒートアップするのは間違いない。