■ 8勝2分けの横浜FCが独走しつつある。J2は節目となる10節が終了したが8勝2分けの横浜FCが独走しそうな雰囲気を漂わせている。町田ならびに東京Vがここに来て勝ち点を取りこぼしていることもあって首位の横浜FCと2位の町田ならびに3位の東京Vとの差はついに「8」まで広がった。10試合で20得点/11失点。1点差の勝利が7回。2点差以上で勝利したのは8節のFC琉球戦(H)のみ。相手を圧倒しているわけではないが着実に勝ち点を積み上げている。
チームを牽引するのはストライカーのFW小川航になる。オフに磐田から横浜FCに完全移籍したが10試合で10ゴール。神がかり的な活躍を見せている。6節から5試合連続ゴール中。ここ7試合で計9ゴールを奪っている。早くも2桁ゴールに到達したが選手層の厚みはJ2レベルを超越している。エース候補だったがFWサウロ・ミネイロはここまで2試合の出場のみ。31分しかプレーしていないが何の問題も生じていない。
GKブローダーセンは活躍しているがMFハイネル、DFガブリエウ、FWフェリペ・ヴィゼウ、FWサウロ・ミネイロという強力な外国人はほとんど戦力になっていない状況。でありながらこれだけ勝ち点を積み上げている。「外国人選手がフィットしてくるとさらに強力な陣容になる。」と言える。長崎・大分・甲府・山形・仙台といった昇格争いのライバルになるだろうチームにしっかりと勝利。隙のない戦いを見せている。