サッカーコラム J3 Plus+　

J1・J2・J3・日本代表などを幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。

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【サッカー】「日本代表に選んで欲しい。」と思うJリーガーを10人だけ挙げてみた。 | | |　

1人目： MF 橘田健人 (川崎フロンターレ)

→　昨シーズンの途中にアンカーの位置で定位置を確保。2021年の連覇達成にも大きく貢献した。まだ代表には招集されていないが無事にW杯の出場権を獲得することができたらまず間違いなく代表でテストされるだろう。今の日本代表はMF田中碧、MF旗手、MF三笘、DF板倉、DF谷口彰など川崎Fで育った選手がたくさんいるので連携面の不安は小さい。不動のアンカーのMF遠藤航にどこまで迫ることが出来るか？

2人目： MF 金子拓郎 (コンサドーレ札幌)

→　右ウイングはエースに成長したMF伊東純の定位置になっており、MF久保建やMF堂安などがバックアッパーになる。FW前田大、FW古橋、FW浅野拓、MF南野などをこの位置で起用することもできるので「最激戦区」と言えるがJ1屈指のドリブラーであるMF金子拓も試してほしい選手の1人になる。同じレフティのMF久保建、MF堂安、MF三好、MF坂元などが競争相手になるが打開力は日本屈指である。

3人目： MF 松木玖生 (FC東京)

→　青森山田高で活躍して鳴り物入りでFC東京に加入したがいきなりレギュラーを確保して活躍中。Jリーグの舞台で存在感を発揮している。「代表入りはまだ早い。」という声はあるがFC東京と日本代表は同じシステムを採用しており、「左利きでサイズがあるインサイドハーフ」というのはアピールポイントになる。1998年のフランスW杯のときは高卒ルーキーのMF小野伸がサプライズでW杯メンバー入りを果たした。

4人目： MF 稲垣祥 (名古屋グランパス)

→　2021年はJリーグのベストイレブンに輝くなど大活躍を見せた。豊富な運動量を生かしたハードワークが特徴だったがJ1で8ゴールを記録するなどミドルシューターとして覚醒。代表デビュー戦で2ゴールを挙げたのはまだ記憶に新しいところ。代表でプレーしたのは今のところはこの1試合のみとなるが「4-1-2-3」を継続するのであればチャンスはある。昨冬に30歳になったが今がキャリアのピークと言える。

5人目： DF 畑大雅 (湘南ベルマーレ)

→　左SBのDF長友はFC東京でスタメンの機会を得られていない。「左SBが日本代表の泣き所」と言われて久しいがJリーグでプレーする左SB/WBの中で最も期待を集めている選手の1人に挙げられる。粗削りなところは否めないがポテンシャルは一級品。ノビシロが大きい選手である。本職は右SBになるが湘南では主に左WBで起用されて活躍している。まずは五輪代表でアピールして評価を高めたいところ。

6人目： MF 鈴木唯人 (清水エスパルス)

→　開幕から2試合連続でゴールを決めるなど清水のエースとして躍動中。ワンランク上の選手になった。今年の1月に日本代表候補に選出されているがアタッカーとしての能力はJリーグでもトップクラス。海外移籍も噂されているが「テストされてもおかしくない選手になった。」と言える。難しいのはポジション。「4-2-2-2」の清水では2トップの一角で起用されているが「4-1-2-3」の代表ではどの位置になる？

7人目： FW 小柏剛 (コンサドーレ札幌)

→　こちらも1月に行われた日本代表の候補合宿のメンバーに初選出された。残念ながら怪我の影響で辞退することになったがJリーグ屈指のスピードを武器に活躍中。森保監督はMF伊東純、FW前田大、FW古橋、FW浅野拓とスピードのある選手を重宝しており、彼らと同じくらいのスピードを持つMF小柏にも強い興味を持っていると思われる。代表入りのためにはJリーグで分かりやすい結果を残さないといけない。

8人目： MF 清武弘嗣 (セレッソ大阪)

→　2021年は32試合で2ゴール2アシスト。大不振に陥ったが復活を果たした。残念ながら先の4節の清水戦(A)で怪我をしてしばらくの間は離脱することになったが若い選手が増えた新生・C大阪の中心選手として輝きを放っている。開幕の横浜FM戦(A)では値千金の同点ゴールを奪った。代表からはかなり遠ざかっているが「インサイドハーフの候補」として試してほしい選手の1人である。技術は変わらず日本屈指。

9人目： DF 小池龍太 (横浜Fマリノス)

→　チーム事情から左SBでプレーする機会も多くなっているがJリーグを代表するSBに成長した。ロケレンでの挑戦は残念な結果に終わったが帰国時に横浜FMに加入した判断は正しかった。高速サッカーにうまくアジャストして欠かせない戦力になっている。右SBはDF酒井宏とDF山根視の競争になっているが左SBはDF長友が微妙な立ち位置。本職の左SBではないが「左SBの方がチャンスはある。」と言える。

10人目： DF 岩田智輝 (横浜Fマリノス)

→　本職は右SBになるが3バックを採用した当時の大分で「3バックの右」で起用されて覚醒した。昨オフに横浜FMに加入して今シーズンが2年目となるがマルチプレーヤーとして重要な戦力になっている。右SBは層が厚いのでボランチやCBで起用されるケースが多くなっているがボランチやCBも難なくこなす技術とクレバーさを持っている。W杯の舞台で勝ち上がるためにはマルチプレーヤーは絶対に必要である。