■ 三重県の3つのクラブの現状は・・・。三重県はJリーグのクラブを持たない数少ない都道府県の1つになる。四日市中央工高という高校サッカー界の名門を抱えているがなかなかJリーグクラブは生まれない。2021年末の時点で三重県のクラブの中で最もJリーグ入りに近いのはJFLのヴィアティン三重になる。2020年は最終節までJ3昇格の可能性を残した。ただ、最終節で敗れて昇格を逃した。下位の高知Uに勝利していたら4位で昇格することが出来た。
2021年も元・山口の上野監督がチームを率いたが開幕から低調。6月に監督交代が実施された。最終順位は11位だったが8月22日(日)に行われたいわきFCとの試合前に「三重のベンチ外になった選手(計5名)が対戦相手のいわきFCや三重のサポーターに対して不適切な発言をしてこれが動画でライブ配信されてしまう。」という不祥事が発生した。1人が出場停止、その他の4人は厳重注意の処分が下された。
今、最も勢いがあるのは東海リーグのFC.ISE-SHIMAになる。元・名古屋の小倉監督がチームを率いているが全国地域サッカーCLで快進撃を見せてGL突破を果たすと決勝リーグではおこしやす京都を上回って2位に滑り込んだ。12月18日(土)にJFLで16位のホンダロックSCと入替戦を戦う予定になっている。「アウェイで勝たないといけない。」という条件なので簡単な挑戦ではないがJFL昇格まであと一歩となった。