※ 2021年1月2日(土)の時点
浦和レッズ ・・・ B+
→ 「3年計画の1年目」となる2020年は10位だった。13勝14敗7分けという成績は名門クラブとしては不満足な成績である。大槻監督は退任となったが「退任となっても仕方がないと受け入れざる得ない内容&結果だった。」と言える。3年計画の1年目を終えた後、監督交代を決断したフロントを批判するサポーターは少なくないが大槻監督の下で2021年に躍進する可能性はあまり高くなかったので致し方なしである。
後任として徳島のリカルド・ロドリゲス監督の招聘に成功したのは驚きだった。昇格争いの真っただ中の時期に浦和行きがほぼ確実となったので徳島側への悪影響が心配されたが何とか徳島はJ1昇格を達成することが出来た。リカルド・ロドリゲス監督の下でスタイルが一新されてパスをつなぐサッカーに取り組むのは確実となったが伸び盛りのMF小泉佳(FC琉球)、MF明本(栃木SC)、MF金子大(湘南)の獲得に成功した。
DF西大伍(神戸)とMF田中達(大分)とGK塩田(栃木SC)の獲得にも成功したので「いい補強が出来ているのは間違いない。」と言える。特に期待したいのはMF小泉佳とMF明本の個人昇格組である。どちらも2020年のJ2で目立った活躍を見せた才能豊かなアタッカーである。新生・浦和のサッカーに合う可能性は高い。当然、経験豊富なDF西大伍を獲得できたのも大きい。怪我さえなければ主力として活躍するだろう。