1人目 : FW 宇佐美貴史 (アウグスブルク→ガンバ大阪)→ 中学時代から天才アタッカーと評判だったがドイツで目立った活躍は出来ず。日本代表でも大きなインパクトを残せていない。「多くの人が期待していたようなプロキャリアになっていない。」というのは否定できないが、おそらく、古巣のG大阪ではかなりの存在感を発揮できるだろう。自分の良さを引き出してくれるチームメイトがいる環境だと良さは出しやすい。さっそく復帰戦で劇的な同点ゴールを決めている。
2人目 : MF 小泉慶 (柏レイソル→鹿島アントラーズ)→ ネルシーニョ監督の評価は低くて今シーズンはJ2で1試合の出場のみ。「構想外に近い扱い」を受けていたがこのタイミングでJ1の鹿島に個人昇格となった。新潟時代はJ1でたくさんの試合をこなしているが「プレーヤーとしての評価が落ちている時期に鹿島が獲得に乗り出した。」というのは驚きだった。新潟時代は同じポジションのMFレオ・シルバを目標に精進して来たが鹿島で再会することになった。
3人目 : DF 毛利駿也 (ツエーゲン金沢→湘南ベルマーレ)→ 2018年に順天堂大から金沢に加入したがプロ1年目からレギュラーに定着。主に右SBで起用されて素晴らしい活躍を見せた。「J1のクラブへの個人昇格」もあり得るほどのプレーを見せたがオフは残留。金沢に残ったがこのタイミングでJ1の湘南に移籍することになった。今シーズンは2018年ほどいいプレーは出来ていないがポテンシャルの高さを買った湘南が引き抜く形になった。J1でどのくらいやれるか?
4人目 : FW クリスラン (SVブラガ→湘南ベルマーレ)→ 仙台ならびに清水で活躍。J1では53試合に出場して13得点をマークしている。「個の力」を持った選手で独力でチャンスを演出することが出来る。攻撃の軸になれる選手が必要な湘南にとっては理想的な選手と言える。当然、他のどのクラブよりもハードワークが求められるチームなので「湘南のサッカーに馴染めるのか?」は心配材料になるが彼がハマったら湘南はワンランク上のチームになるだろう。
5人目 : MF 三田啓貴 (ヴィッセル神戸→FC東京)→ FC東京では才能を開花できず。2016年・2017年に仙台でプレーしたときにブレイク。神戸でも主力として活躍していたがこのタイミングで古巣であるFC東京に復帰することになった。2列目とボランチの両方を高いレベルでこなせる選手であり、かつ、ハードワークの出来る選手なので今のFC東京のサッカーにフィットする可能性は高い。並々ならぬ覚悟でFC東京に復帰すると思うので爆発に期待したい。
6人目 : MF 田中達也 (ガンバ大阪→大分トリニータ)→ 2018年にJ2の熊本で大ブレイクしてG大阪に個人昇格を果たした。6月に入ってからはG大阪でも出場機会を得るようになっていたので驚きの移籍となった。「わずか半年でG大阪を離れることになったこと」ならびに「移籍を決断した理由がはっきりしないこと」の2点からバッシングの対象になっているが突破力のあるWBを必要としていた大分はいい補強が出来たと言える。大分のサッカーにハマる可能性大。
7人目 : MF 関根貴大 (シントトロイデン→浦和レッズ)→ こちらも欧州では期待されたほどの活躍は出来ず。古巣の浦和に復帰することになった。MF関根貴が抜けた後、2018年は高卒1年目のMF橋岡が右WBでプレーする機会が多かったが「1人で仕掛けられる選手」ではない。MF関根貴の仕掛けは浦和の大きな武器だったので彼が戻って来たのは大きい。今シーズン、極度の得点力不足に苦しんでいるチームを救うことが出来るか?真価が問われる。
8人目 : DF オ・ジェソク (ガンバ大阪→FC東京)→ 韓国代表でプレーした経験もあるSB。左右両サイドをこなす点と堅実な守備が特徴になる。攻撃面での貢献度は限定的であるがサイドの守備を安定させることが出来るのでG大阪では重宝された。FC東京のサイドバックは「右がDF室屋、左がDF小川諒」でほぼ固定されているので控えに回る可能性は高いが計算できるSBを獲得できたのは大きい。悲願のJ1制覇に向けて素晴らしい補強が出来た。
9人目 : MF 泉澤仁 (ポゴニ・シュチェチン→横浜Fマリノス)→ ここに来て五輪世代のMF遠藤渓の調子が上がってきているが「独力でサイドから仕掛けられる選手」を探していた横浜FMで存在感を発揮する可能性は高い。決定力はあまり高くないがドリブルのキレは大宮時代から定評がある。ポーランドのクラブでは出場機会に恵まれなかったが欧州で得たものは少なくないだろう。東京五輪出場を目指すMF遠藤渓とのポジション争いは面白くなりそうだ。
10人目 : FW ルキアン (チョンブリFC→ジュビロ磐田)→ 残留争いに巻き込まれている磐田が獲得したブラジル人のストライカー。タイの国内リーグではゴールを量産しており、韓国でプレーした経験も持っている。動画を見る限りでは「万能型のストライカー」である。いろいろな形から点を取ることが出来る。また、前線で起点となるプレーも上手くこなせるのでフォワードの軸になる可能性は高い。タイプ的にはFWレオナルド(新潟)のような感じだと思われる。
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