遙かカナダ

http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/story/2012/04/29/bc-tsunami-debris-harley.html

昨年の３１１の津波でさらわれたと思われる宮城県のハーレーがカナダに着いた。


４月１８日、ピーター・マークさんがATVにのってビーチを走っていたところ、
カーゴ・トラックの荷台の箱の部分だけみたいなものが砂浜に打ち上げられていた。
ドアは壊れていて外れていた。


中にはバイクのタイヤみたいなものが見えたので、近づいてよく見てみると、
錆だらけのハーレーだった。

どうもファットボブみたいだ。

確認できるナンバー・プレートは
「宮城　そ　・４ ２８」

ハーレーの他にもゴルクラブセットやキャンプ用品などが見つかったということだ。

ピーター・マークさんが最初に思ったことは、
このバイクの持ち主は大丈夫だったんだろうかということだったらしい。

３１１の津波による漂流物で海岸に打ち上げられたものとしては、
初めての大物ということだ。

これからどんなものが流れ着くんだろう。

スカッと青空の広がった土曜日、
カワサキのデモ試乗会があったので、
20数年ぶりに4気筒エンジンに乗ってきた。

基本的に4気筒は飽きてしまうんで、いつも購入候補には入らないのだが、
最近、ちょっと気になるバイクがあったので、ちょうどいい機会だし、天気もいいしというわけだ。

朝のうちに夜の営業の仕込みを済ませる。
11時過ぎに家を出た。



途中にあるアスパラガス・ファーム。
先週から収穫が始まったらしい。



さて、着いたディーラーはハーレーの時とは違い空いている。


しかし、デモ用のライセンスプレートが6枚しかなく、
先頭としんがりはカワサキの人が走るので、実質4人ずつの試乗である。

4枚のライセンスプレートを乗りたい人のバイクに付け替えて走る。

自分が乗りたかったコンコースは空いてたんだけど、
ライセンスプレートが足りないので次の組。





さて、20数年ぶりに乗った4気筒エンジンは、
走りだすと思っていたよりカワサキのゴリゴリ感が残っている。

何よりもライディングポジションが自分の好みにピッタンコ！
上半身は今のハンドルを変えたXSと瓜二つ！
ウィンド・シールドも上げ下げできて快適。
試乗の間、シールドを上げ下げしたり、前走者との距離を開けたあと、
加速しながら、コーナーに入ってみたけどとても感じが自然。

う～ん、これはアリかも・・・。

重さも感じないし、いいなあ。


自分の使い方だと９０％以上が高速走行なので、4気筒でもいいかもしれないな。
新車は高いから買えないけどね～。


あぁ、それにしても、やっぱり自分はこういうポジションのバイクがあってるんだ。
Moto guzziのNorgeやV11に乗ってみたくなった。


試乗はこれ一台のみ、Ninja１０００とかも乗ってみようかと思っていたけど、
またがってみた時点で前傾がきついのでヤメ。


帰りはまた農道を走って帰る。



そして帰る途中でアスパラガス・ファームにより、
朝採ったばかりのアスパラを買って帰る。
採りたてなので、生でかじれる。
マメみたいな味がして美味しい！
これに生ハムをまいて酒のツマミにしよう。

１LBで２ドル５０セント。
２LB買ってきた。

だんだんといい季節になってきた。



遊歩道を散歩していても、夏の木々の匂いが漂ってくる。
綺麗な新緑の若葉に触れると柔らかい。
眩しい日差しに輝いている。

しかし、しかしである。
こんないい季節になると出てくる嫌なやつもいるわけで、
例えば、こんなヤツとか。

この辺はカナダにしては暖かいせいかヘビが多い。
自分は蛇がこの世で一番嫌いだ。

よく、日向ぼっこをしてるんだな、こいつらがさ。

うぇ～、こんな写真撮るんじゃなかった～。
鳥肌が立つ～。

足元の蛇からカメラを上に向けると

一昨日と昨日の大雨で茶色に増水したShuswap river。
南のほうでは洪水で避難している地域も３箇所くらいあるらしい。


そして久しぶりの定点撮影。
だいぶ緑が増えてきた。


何の花だかわからないけど、いろいろ咲き始めた。







今日の最後は１０時１５分頃の月でトドメだ。

３０倍のカメラだとつきのクレーターも写るんだ。
これはデジタルズームも併用で５２倍だったかな。

高校生の時にバイトで買った天体望遠鏡が懐かしいな。
土星の輪や木星の大赤斑、衛星をこの目で始めてみたときは感激した。
また天体望遠鏡買おうかな。


今日の日の出　５：３７
日の入り　２０：１３

日本出発、オンライン申し込みの期間限定。
こちらからもこのくらい安いのがあればいいのに～。

東京ーバンクーバー、往復２万９千円！！

http://www.aircanada.com/jp/offers/air/yyc_apr12/yyc_apr12.html


もう１０年以上、日本に帰ってないな～。
おそらく浦島太郎状態だろう。


＊後記
この他に燃料代＄６００くらいがかかるんだそうだ。
これはポイントで航空券をゲットしてもかかるんだって。
当分、一家揃っては日本には帰れないな～。

水曜日の午後の休憩時間にMTBに乗った。
体を動かしている方が体調がいいので、できる限りはそうしている。

以前はジョギングだったのだけど、
マラソンとか走ったりして、逆に腰が痛くなったり、股関節がずれたりしたので、
ここ数年はもっぱらMTBで走っている。

膝や腰にも優しいし、何よりもジョギングよりも移動スピードが早いので、
景色の変化も楽しめるのがいい。

水曜日はAshton creek方面まで行ってきた。
水芭蕉が咲いているところである。

水芭蕉の咲いてるあたりでちょうど折り返して、ここで約１０．５Km。

毛を刈り取られて、ヌードのアルパカ。
何故か足元だけ、毛が残されているのがセクスィ～だ。

道の横を流れる小川のそばでつくしを発見。




英語名はField hosetail　野原の馬の尻尾か。ライオンの尻尾みたいだけど・・・。


つくしを発見して、他愛もないことでハッピーな気持ちになって帰ってきた。
走行約２１Km。

シャワーを浴びてからまた一仕事。
４月に入ってようやくシーズンが始まったかなという感じだ。
１０月まではそこそこに忙しいだろうか。

自分が20年以上前にカナダに来た時、
国際免許が切れる前にBC州の免許を取らなければならないので、
わからない英語のテキストをチラチラと眺めて試験を受けに行った。
簡単だよと言われていたのだが、
なめていったせいか、
一発目は当然落ちた。




そこで一発奮起して、
次の休みの日に一日中辞書とにらめっこして勉強してから学科を受けに行ってやっと合格。

自分でクルマを持ち込んでの実技は、
自分でクルマを運転していってやたら簡単に合格。

その後アルバータ州のキャンモアに移ってから、
ワーキング・ホリデーの人たちが簡単にアルバータの免許が書き換えられていたのを見て、
うらやましいとか、ずるいとか思ったりしたことがあるけど、
今はBC州でも簡単に書き換えられるんだ。

しかも2輪の免許まで！
自分は2輪の免許は、3年前に苦労して取り直したのに～。







ノースバンクーバーにある、日本人経営のバイク屋さん、Windbell motorcycleさんのブログより


＜転載開始＞
日本の国際免許証に関しまして、お問い合わせを頂いたので、

さくっとご紹介させて頂きます



日本の国際免許を持参されてカナダBC州にお越しの際、

ビジターとしてBC州に滞在される方は、、、
BC州では国際免許の有効期限は6ヶ月になります。


BC州に居住される方は、、、
BC州では国際免許の有効期限は3ヶ月になりますので、3ヶ月以内に、BC州の免許を取得して下さい。


ちなみに、日本で免許を取得されている方は、学課や実技のテストは免除されておりますので、
お近くのICBCオフィスにて免許のトランスファー手続きを行い、BC州での免許を取得して下さい。


尚、数年前までは、二輪の免許はトランスファーされずに、
学課、スキル、路上の試験を受ける必要があったのですが、
現在はトランスファーが可能になりました




詳細はこちらから↓どうぞ。。。
http://www.welcomebc.ca/wbc/immigration/settle/documents/license.page


もしくは　ウィンドベルモーターサイクルまで

お気軽にお問い合わせを下さい



いつもご訪問有り難う御座います

＜転載終了＞

２５度まで気温が上がるという予報の日曜日。

朝からウキウキしていたが、前日の疲れも残っている。
はじめは少し南下して、距離を走ってくるかとも思っていたけど、
体調を考えて、というかなんか疲れていてうだうだしてしまう。

今日はやめとこうかなと考えたりもしたが、
ランチを食べたあと、少し昼寝をしてストレッチをしたら元気になってきたので、
出かけることにした。
やはり、この今年一番の気温でなにもしないのはもったいない。

まず先週も走った道を通ってKelownaまで行き、
いつものWestside roadを走って帰ってくることにした。
前後に１３５Km、最大幅５Kmの細長いオカナガン湖の北半分の湖岸を一周するツーリングだ。

２時くらいに出発。

Otter Lakeも春の気配


こんな農家の納屋もある

アメリカやカナダはいろんなところで、やたらと国旗を目にする。
日本だといろいろ言われてしまいそうだが、アレは変だよ。
自分たちの国の旗や歌なのに、誇りを持ちたいものだ。


熱いので革ジャンの下のシャツを一枚脱いでTシャツだけになった。
それでも暑いくらい。









途中にあるKopje（カプジー）　パークでちょっとまったりする。





今年は完全に真っ青な空ってあまりないな。



この丘の向こうにはワイン用のブドウ畑が広がる。
南フランスを連想させる。
あくまでも連想。
行ったこと無いから・・・。





Kelownaについてから、対岸に渡り、Westside roaｄを走る。
この道はクネクネが楽しいので、いつも写真はあまり撮らない。



さっきまで走っていた対岸




結局、ず～っと薄い絹のような雲があったので最高気温は２３℃。
それでも十分暖かかった。
初夏の木々の息吹もプンと匂ってきた。


のんびり走って６時ころ帰宅。
約２０５Kmの走行。
いやぁ～、と～～っても気持よかった。

もうそろそろ、本妻、モトグッツィの出番かな。

みなさん、こんにちは。

今日は最高気温が２５度という予報なので、
朝からワクワクしている日曜日の朝。

さ～って、どこ行こっかな～。

でも、昨日の夜、忙しかったのでちょびっと疲れ気味。
昼くらいから、またKelowna 一周コースでも走ってくるか。


金曜日には、店で使うシイタケの買い出しに隣町のSalmon armまで行ってきた。
ついでに友人のところで借り物までしちゃったりして・・・。

帰りにネタ用写真を撮る。
ゴルフ場の遠くにEnderby cliffを望みながら。


これはストロボを使ったら、おもちゃっぽく撮れてしまった。

バイクの後ろのシートに積んであるのは御マグロ様。



往復約５０Kmの仕事絡みのショート・ライド。
でも気持ちいい事に変わりはない。



今日の日の出　５：４８
日の入り　２０：０３

ついに日没時間が８時を過ぎてきた。


いい季節になってきたぞ。

みなさん、こんにちは。

カナダに住んで２０数年、
日本の情報がリアルタイムで手に入る世の中になったとはいえ、
興味のない情報は入ってこないので、
今、日本でどういうお笑い芸人がいるのかわからない。

どうやら、これは鉄拳というお笑い芸人が作ったパラパラマンガというらしい。

先日Facebookで友人がシェアしていたこれを何気なく見て、
胸が切なくなってウルウルしてしまった。
まずは見て頂きたい。
って日本ではみんな知ってるのかな？

鉄拳パラパラマンガ　「振り子」






＜下手ながら解説＞

２人の不良に絡まれている女子高生。

そこにもう一人のバイクに乗った不良っぽい男の子が現れて救ってくれる。

女子高生は、そんなバイクに乗った男の子に好意を抱き、
色々とあった末、付き合うことになる。

同棲、結婚、出産と人生を堅実に歩み始める二人。
バイク屋さんの経営も始める。

しかし、それから仕事のストレスなどで酒に溺れたり、
仕事がうまくないかなかったりして、
若い女に走ったりする親父になった男。

そんな時妻が倒れてしまう。

ふっと我に返り、妻に何もしてやれなかったことを思い出し、
若いころウェディングドレスも着せてやれなかったことを気にして、
必死で働き始める。

そしてウェデイングドレスのベールだけでも買えたので、
妻のもとに走ろうとするが、
過労がたたり途中で倒れてしまった。

死んだあと、老いてゆく妻を見守る夫が、
時間をもとに戻して人生をやり直したいと思う。

そして、この漫画の肝である「振り子」を必死に止めて時を戻そうとするが、
そんなことが出来るわけもなく、
妻に「私は今までも幸せだった」みたいな感じで諭され、
ようやく安堵の表情になる。

そして死にゆく妻を見とり、
共に天国で若返って幸せに・・・・。

以上。




お父さんが死ぬところが最初はわからなかった。
他の人の解説を読んで初めてわかったり、
ちょっと一回ではわかりにくいところもあるけど、
何回見ても感動。


人の一生って悠久の時から見たら一瞬のことなんだろうね。
精一杯謳歌しようではないか。

もっとかみさん、大切にしよ・・・。