陽射し



日曜日の昼ころにスタートしたXCスキー。

最初のうちはこんな春めいた陽射しだった。


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終わりの頃は4時半くらいになっていたので、
駐車場に着いた頃はかなり陽が傾いていてこんな感じ。


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それでも今は日の入りが5時半ころなのでまだ夕焼けではない。
一番早い日の入りの頃から比べると一時間半も遅くなっている。

3月の10日からは夏時間がスタートするので、
そしたら日の入りは7時近くになってしまう。

夏時間が始まったら、”気分はもう夏!”

懐かしいなあ、この言い回し。
このフレーズは大学時代に雑誌「ポパイ」で春先によく使われていた。


だがしかし、今日は雪降りの予報で最高気温はマイナス2℃。
明日の朝はマイナス10℃だって。
まだまだ気分は夏にはならんみたいぢゃ。(泣)








[ 2019/02/28 08:05 ] カナダの風景 | TB(0) | CM(0)

トレイル


日曜日に行ったトレイルはとても気持ちのいいシングルトラック。

時折こういう木がアーチを作っていたりする。
雪の重みでたわんでしまうようだ。

この木は下をすり抜けられたけど迂回しないと進めないものもある。


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トレイルを抜けると突然こんな空が現れて、
陽射しだけは春の輝きを伴っているので寒くても嬉しくなってしまう。
寒波は続いていても、昼寝でもしたくなるような春の柔らかい日差しだ。


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自分のスマホはモトローラのG3なんだけど、
どうもコンパス機能が無いのか、良くないのかわからないけども、
GPSなどのナビゲーションのアプリには向いていないというレビューがあった。

実際にアプリを起動させても「GPS機能が低いです」という表示も出るから、
やっぱり地図系のアプリは使えないのかな?







[ 2019/02/27 08:14 ] カナダの風景 | TB(0) | CM(0)

折れたポール


日曜日にノントラックセットのXCスキーに行った時、
もうそろそろ終わりに近づいたかなという頃、
Chipmunk chaseからRaven's ridgeとの分岐に出た。

そこに地図があったのでみんなで見ていて、
雪に突いていたポールに何気なく体重をかけたら、
パッチンと小さな音がしてポールの下のほうが折れてしまった。

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折れたというか裂けたというか、
経年劣化なのだろうか?
もしくは力のかけすぎ?


え?という感じで、
もう一方を見るとこちらもスジが入っていて折れるのは時間の問題。

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RX100



こんな経験は初めて。
というか今まではいつもアルミのシャフトのポールを使っていたから、
こうなる前に曲がってしまっていた。

このポールはバックカントリー用に、
XCスキーの板を買ったときにおまけで付いてきたので使っていたが、
山スキー用の大きな新雪用のバスケットが付いたポールがあるので次からはそちらを使おう。


今回終わりの方で折れてよかった。
ホントのバックカントリーに行って折れるのはゴメンだね。


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3月の5日頃から気温がプラスになる予報が出ているが、
今年の春は遅いなぁ。

あと2週間くらいしたら夏時間になるというのに。







[ 2019/02/26 07:10 ] Winter sports | TB(0) | CM(0)

Tom's Shelter


日曜日は快晴の空の下、
パーキングから南にあるTom's Shelterに行くノントラックセットのコースを行ってきた。
参加者はたぬきさんの二人、H子さん。

スタートは12:15。
まずはパーキングからWoodlot Rambleを行き、Tom's trailに入る。
狭いながらも圧雪されていて滑りやすい。
50分くらい行ったところでトムズ・シェルターが見えてきた。

DSCF7989.jpg


ここはいつも行っている北側のセックズ・キャビンと違って屋根だけの休憩所。


ここからちょっとだけ戻り、Coyote caperに折れる。
Caperとは喜んで跳ね回るという意味だそうだ。
コヨーテが跳ね回っていたんだろうか?(笑)

DSCF7994.jpg


このルートはパウパウの新雪。
一組先行者がいたようなのでラッセルはしないで済んだ。


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そしてTown viewポイントへ向かう。
ここからは開けたところなので景色が綺麗。

DSCF7997.jpg





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隣町サーモンアームを見下ろす。


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そこからまた引き返し、Lidstone Connectionへと入る。

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そしてSquirrel runを行き、

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この後はSquirrel run ➝ Raven's ridge ➝ Secret trail ➝ Chipmunk chase ➝ Raven's ridge ➝ Metford road ➝ Parking
という順番で帰ってきた。

Secret Trailからは先行者がいなかったので再びラッセル開始。
そしてまたRaven's Ridgeに戻るまでラッセルは続く。

途中でわかりにくいところがあって迷いかけたけども、
なんとかルートに戻り4:40分に無事パーキングへ。


始めの部分のRaven's Ridgeの途中で、
右に曲がって行けば”Parking”に出るという看板があったのだけど、
分岐の左の方を直進した。

ここのコースがそのままRaven's Ridgeだと思って進んでいったのだが、
家に帰ってから地図を見直すと、
どうやらそこからSecret trailに入っていたようだ。
そこも突然行き止まり。
でも右の方にシングルトラックのような踏み跡があったので、
そちらを進んでいくとブルーのテープが木に巻いてあって、
少ししたらChipmank Chaseの標識があった。
その後は順調に進んで行った。


各XCスキー場のコースマップが読めて、
今いる場所がGPSでピンポイントでわかる、
Avenza Mapというアプリを入れてあったのだが、
自分のスマホはストレージが8gbで、
SDカードを入れてもアプリなどをSDカードに移すことが出来ないので、
容量不足でちゃんと作動しない。

もっと容量のあるスマホに換えないとダメだな。


帰宅後、恒例のビール祭り絶賛開催。
ビールを飲んでいると、
Kると一緒に夜行日帰りでBanffに行ってたカミさんも帰ってきた。


来週も山上のXCスキー場のノントラックセットのコースでも行ってみようか。
今、雪が最高の状態なので、
今行かないでいつ行くの?という状況なので行くしか無いでしょう。



*参考までに前回行ったときのコース。
今回は前回と逆側からスタートした。
Metford road - Bilbo's bog - Moose hollow - Metford road
- Lynx trot - Chipmunk chase - Raven's ridge - Squirrel run
- Lidstone connection - Lake view - Sentinel - Skyview - Roller coaster-Parking.







[ 2019/02/25 09:12 ] Winter sports | TB(0) | CM(0)

雪降りの川



雪が降っていた金曜日の朝、
クルマのオイル交換などを頼みに、
行きつけのクルマ屋さんに持っていった帰り、
遠回りをして川の側を歩いて帰ってきた。

途中何枚かパシャる。


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RX100



自分が使っているRX100はMk1だけど、
この小ささと写りの良さは嬉しい。
ズームが200mmまであるMk6を買ったらこれで完結できてしまうような気もする。

どんなときでもポケットに入れて持っていけるのは一番の強み。





さて、2001年にバーノンで自分の店を始めたのは良かったけど、
最初の半年は泣かず飛ばず。

前のオーナーもうまくいかなかったので売りに出していたようだ。
評判もあまり良くなかったみたいだったので、
店の名前も変えたけど、その悪評を払拭するのに半年以上かかった。

きっかけは翌年の1月中旬にバーノンで初めて開催された”テイスト・オブ・バーノン”という催し。
自分達にも声が掛かって参加した。

小さいサンプルをいくつか用意し、
お客さんは入場料を払ってチケットを買い、
一つ1ドルくらいでいろんな店の味を試食できるというものだ。

この催しで審査員がすべての店のサンプルを食べて出した総合得点で優勝してしまった。
カミさんとバイトの子が浴衣姿で行ったのも点数に上乗せしたみたい。

この次の日、地元のラジオではそのことを一日中言いっぱなし。
否が応でも耳に入ってしまう。

新聞でも写真入りで大きく報道されたので、
その数日後から店は一転しててんやわんやの大騒ぎ。

ランチはスシの食べ放題をやっていたのだけど、
スシの食べ放題は珍しかったようで一気に広まり、
それから大人気の店となった。

しかし、2004年ころからカナダの景気が上向くに連れて、
今度は人手不足に悩まされるようになり、
開店当初は募集していなくても履歴書持参でやってきて、
「なんか仕事ありませんか?」と言ってきていたのが募集をかけても来なくなった。

景気が良くなってきたせいか他の仕事も忙しくてそちらのほうが、
皿洗いやサーバーよりも時給が良かったらしい。

それでも店の忙しさは相変わらず上昇中。
日本からワーキングビザで人を集めたりしたものの、
ついに自分が健康的にダウン。
ストレスから肝臓と甲状腺を患ってしまった。

とにかく疲れやすい。
ぐったりで休みの日は、
ソファーでぼーっとしてるとあっとゆ~まに2時間とか経っていたりして、
気がついてから唖然としたりもした。
何もする気力が沸かず。

これでは本末転倒だぞと、2007年夏に店を売りに出した。

幸い知人の一人が店を引き継いでくれることになり、
2007年末をもって譲渡。

その後自分はフリップという、古いボロい家を買って改装して値段を上げて売ると言う仕事を始めたのだが、
時悪く、2007年のアメリカの住宅バブル崩壊の煽りを受けて、
カナダでも不動産価格が暴落。

それまでは売りに出したらあっとゆ~まに売れていた家も、
改装が終わって売りに出してもなかなか売れない。
半年後になんとか売れたのだけど、
予定した金額よりもかなり低くなって、
利益はあまり出なかった。

これではいかんなと、またカミさんと相談して田舎の住み込みでできるレストランの居抜きを探した。

そして見つけたのが今の住居権店舗。
実は前の年、古い家を探しているときに見つけていたのだが、
その時は買う候補に挙がらずにいたものだ。

店として売りに出していたが売れずに、個人宅として売りに出ていた。
しかし個人宅にしてはキッチンが業務用に改装されていたし、
そんなでかいキッチンを個人で使う人もいない。

そしてその後自分たちのお眼鏡にかなって手に入れることになった。
またいろいろと法律に適応するように改装して9月に引っ越し入居。

そして店のオープンに向けて保健所やら消防署やらの手続きをして、
なんとかオープンにこぎつけたのが10月も終わりのハロウィーンの頃。

引っ越しするに当たって、前に住んでいた家も売りに出していたが、
当初の値段からかなり下げても売れない。
結局売れたのは翌年になってから。

いっときは今の住居権店舗の他に前の家、
そして改装して売りに出していた家の3つの家のローンを払うという三重苦。
実際には3つのローンを払っていたのは2ヶ月くらいだったけど、
それでもかなり苦しかった。

なんとか前の店を売ったお金でしのいだが、
店がオープンした頃にはいろいろな手続や工事でそのお金も底をつき、
息も絶え絶え、気もそぞろ。

その後は始めの2年くらいはこれで大丈夫なのかというくらいの売上だった。
人口3千人の田舎で始めたのでこんなもんかと思っていたけど、
2010年ころから売上が上向き出した。

ところが2011年に始まった消費税の改定でBC州のレストラン業界に衝撃が走った。

それまでは2種類の消費税GSTとPSTのうち、
レストランで食べた金額にプラスされていたのはGSTの7%だけだったのに、
それが統合されてHSTというものになってしまい、
消費税は一気に12%になり客足が激減。

あっという間に閑古鳥が鳴くようになった。

ただこれは他のレストランも同様だったようで、
この年にオープンしたこの町のあるレストランは3ヶ月も持たずに閉店していった。

アチラコチラでレストラン以外のサービス業にとってもかなりの不評だったようで、
この消費税の是非を巡って州民投票が行われることとなった。
自分たちは当然NOに投票。

その州民投票の結果でHSTは廃止されて、
もとのGST、PSTに戻ることになり
2013年4月からもとに戻り今に至っている。

でも、州民の声が届いて政府の決定が覆されるのは凄いなと思った。
日本ではこういうことはないだろう。
まさに人民の、人民による、人民のための政治。
日本では政治家の、政治家による、政治家のための政治だ。


それからはゆっくりだけど店も安定してきて、
以前のように仕事に追いまくられることもなく、
自分の人生を楽しみながら過ごせている。

今の店の理想は忙し過ぎず、適度な収入があって年をとっても続けていける規模。
いま、息子が一緒に手伝ってくれているので家族3人でちょうどいい感じ。
リタイヤしても暇を持てあましている人もたくさん居るしね。

死ぬまで現役でいったほうが健康的にもいいと思っている。

70歳くらいまでには古いキャンピングカーでも買って毎年一ヶ月くらいの休みを取り、
写真でも撮りながら北米を旅できたらいいなと思っている。


というわけで一枚の針葉樹の写真からふっと思いついた半生は、
もっと細かいことを書き出したらキリがないのだが、
こんなところでペンを置こう。

拙い文章にお付き合いいただき感謝でござりまする。








[ 2019/02/24 07:59 ] カナダの風景 | TB(0) | CM(4)

春近い雪原



雪が降った雪原も冠雪が始まって雪の表面がボコボコ。

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昨日は朝から降り出して一日中雪降り。
なかなか春は来ないようだけど、
予報ではあと一週間くらいで寒波は去るとか。

今が一番雪質のいい時だと思うので、
日曜日はまたオフトラックのXCスキーに行くか。



さて、'90年に一人家族が増えてカナダに来て、
いよいよ移民権を目指しての生活が始まった。

この3年半は仕事に励んだ時期。
朝の9時くらいに出ていき、途中ランチの後の休憩はあるけど、
ディナーが終わって家に帰ってくるのが11時くらい。

それでも週に2日の休みがあって、ランチの仕事は週に3日だったので、
休みの時はハイキングや、ランチの休みの時は近くの公園に行って息子を遊ばせたりと、
カナディアンライフを満喫していた。

毎日仕事に励んでいたおかげで、
その店からのスポンサーもいただき、
'94年に待望の移民権を取ることが出来た。

自分が'93年秋に移民権を申請した時は、
それまで申請から2年くらいかかっていた移民権だったが、
コンピューターを大型化したらしく3ヶ月で取れてしまった。

そして'94年6月、都会のバンクーバーを離れ、
ロッキーの小さな町、アルバータ州のキャンモアへと引っ越し。

ここからいよいよ自分たちの理想の生活を求めて動き出す。
ボウ・リバーから歩いて3分のところに居を構えた自分は、
デイナーだけの日本食レストランだったので、
仕事が3時からだったのをいいことに、
毎日フライフィッシングをやり、
またカルガリーオリンピックのノルディックスキー会場だったノルディックセンターでMTBに乗り、
冬はもちろんXCスキー。

そして休みの日は登山、フライフィッシング、キャンプに明け暮れる。
冬はテレマークでバックカントリースキー、そしてアイスクライミング。
まさにアウトドア天国。
その頃のキャッチフレーズは一年中夏休み!(笑)

そんな生活が7年ほど続いた頃、
気がつくと自分も40歳近くになっていた。
そろそろ仕事でも独立したいなぁと考えるようになってきていた。

いろいろなサイドビジネスもやってみたけど、
独立するまでには至らず、
そんな折、知人を通してBC州のオカナガンのバーノンという町で、
日本食レストランが売りに出ている情報が入ってきた。

この街はカナダに最初に3週間来た時、
レンタカーを借りてロッキーに走っていく途中に泊まったことがあった。

それほど大きな街でもなく、
観光地でも無いところで静かそうだったので、
休みを利用して見に行ってみた。

そして、その情報が入ってから一ヶ月後に退職し、
店を引き継ぐことに決定。

そして2001年の7月1日から引き継ぎ、
なんとかやりくりしていたところに911のテロ。
それまで自分が働いていた店は閉店ということになったみたいだったので、
タイミングが良かったと言うべきか。

こうしてまたBC州で生活することになったのだった。


また続く。






[ 2019/02/23 07:16 ] カナダの風景 | TB(0) | CM(0)

横顔


いつも見慣れているEndeby Cliffsを横から見た風景。
ちょうど遅い午後の光があたって浮かび上がるように輝いていた。


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昨日の拙い投稿にメッセージも頂いた。

自分が最初に渡加した時は航空券代を捻出するためにクルマも売った。
あとは一ヶ月間、ちょうど折りよく開催されたモンゴル恐竜展(笑)のお土産の売り子のバイトして貯めた。
あとは夏の間に働いていた山小屋の給料でなんとかなった。

その3週間でお金もなくなる予定だったので、
帰国後、成田から夜行バス直行で白馬のスキー場でのバイト行き。
これは出国前から決めておいた。

そこのバイト先で出会ったのが今のカミさんだった。
知り合って一ヶ月後には結婚することになり、
自分は尾瀬の山小屋で働いているなか、
父に結婚証明書を送ってもらい、
東京でカミさんが署名捺印後、山小屋に書類を送ってもらい、
自分が署名捺印後、函館の実家に送って父に市役所に届けてもらった。
それが6月だったか。
9月にアメリカのヨセミテ国立公園で牧師さん夫妻と自分たち二人だけの結婚式を挙げ、
出来たばかりのワーキングホリデーという制度を利用して一年間カナダで働きながら生活。
ちょうどカルガリー・オリンピックが開催された年。

中曽根さんが作ってくれたこの制度で自分の人生は確定的なものになった。
ありがとう中曽根さん。(笑)

そして帰国後、新潟のスキー場でパトロールの仕事をし、
カミさんは窓口でチケット売り。

翌夏は上高地のホテルで厨房の仕事、
この頃、上高地温泉の子宝の効能が聞いたようでカミさんが妊娠。
そしてその年の冬は蓼科の温泉旅館の厨房で働き、
1990年の4月、息子をカナダで生むためにまたカナダへと渡った。

前回一年間のカナダ滞在で移民権を取るのに、
当時一番それに近い職業は寿司職人ということが分かったので、
それに向けての調理師免許を取ったりと準備をして行った。

6月、無事に息子もバンクーバーで生まれカナダ国籍も取得。
息子が20歳になったら、
息子に呼び寄せてもらう形で両親もカナダに来れるという制度があったので、
最遅でも20年後にはカナダに来れるということまで想定しての行動。
賛否両論あったアグネス・チャンと一緒だったので男アグネスの異名もいただく。(汗)

バンクーバーの日本食料理屋でワーキングビザを発行してもらうことも取り付けて、
ビザ取得などの準備のために7月に一旦帰国した。

夏から秋にかけて回転寿司屋で働き、
秋も終わる頃になってビザが下りたので、
1990年11月、平成天皇即位の礼の頃、
厳重な警戒の中、成田からバンクーバーへと家族3人で飛んだ。


長くなったので続く。





[ 2019/02/22 07:47 ] カナダの風景 | TB(0) | CM(0)

針葉樹


北米の標高の高い山に行くと必ず目にする針葉樹。
まだ大学生だった頃、
この針葉樹と雪と岩肌の山というのが北米のアウトドアのイメージだった。

その頃まだ数少ない(今も多くはないのかな?)アウトドア雑誌で目にした北米の写真に憧れたものだったが、
今ではこういう景色の傍に住むようになって30年以上が過ぎた。


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その頃日本で”プータロー”と呼ばれていた、
今のフリーターのはしりみたいな生活をしていて、
型にはまらないのびのびとした人生を送っていたつもりではあったが、
カナダに来た瞬間、日本とは違う空気が自分を取り囲んだ。

最初に来た'86年の3週間の旅行が人生を変えてしまった。
というか本来の軌道に乗ってしまったというべきか。

過去を振り返って見ると、
まるで神に計画されていた如く、
送ってきた人生だが、
いつ死んでも悔いはないなという気持ちで毎日過ごせている。

人生でやりたいことはまだまだ山ほどあるが、
今までもやりたいことはやってきた。

うまくいったり、いかなかったり。

でもそれよりはやったか、やらなかったかということのほうが重要。
最初の一歩を踏み出して”やった”ということが素晴らしいことだった。


吉田拓郎の歌で”人生を語らず”という曲があったけど、
60歳も近くなってきて感じることも出てきた。




社会的には、金銭的には世間で言う成功という言葉からは遠い人生かもしれないが、
自分の人生は確実に”成功”だったといつでも閻魔大王の前で胸を張って言える。
そんな人生を支えてくれた両親兄弟、そしてカナダ来る時に結婚した妻に感謝である。

なんだか日曜日のこの景色を見て、
この写真を見てふっとそんなことが頭に浮かんだ2月のある日の朝。






[ 2019/02/21 06:12 ] カナダの風景 | TB(0) | CM(0)

記録的寒さの2月


この調子で行くと、
今年の2月は1969年以降一番寒い2月になりそう。

少し前の最高気温がマイナス10℃以下というのは脱したが、
未だに最高気温はマイナス1℃からマイナス5℃。
最低気温はマイナス10℃以下が続く。

例年の平均が最高が3℃、
最低がマイナス5℃なのでかなり寒い。

日本に住んでいた時は2月が一番寒い時期だったかと記憶しているけど、
カナダの西側に来てからは寒い時期は12月と1月で、
2月に入ると春の気配を感じ始めるのが普通。

今年の冬は12月と1月が暖かかったのに2月に入った途端、
ポーラーボルテックスの影響で極寒になってしまった。

1月に結構伸びていたクロッカスの芽も、
2月に入ってからは成長が止まっている。

そろそろ勘弁してもらいたいところだ。


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陽射しは春っぽくなってきたんだけどねぇ。
気温が追いついてきていない・・・。






[ 2019/02/20 07:49 ] カナダの風景 | TB(0) | CM(0)

雪原と林


タイトルそのまんま。

北海道で育ったけど雪が蒼いという記憶はあまりないのだが、
カナダの雪は蒼い。
特に日陰が蒼い。
なぜかなぁ。


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右の上の方に彩雲も見えている。


日曜日はこんなに快晴だったのに、
昨日は曇り。

それでも昨日はファミリーデーという休日で仕事も休みだったので、
薄日がさす午後に今年の自転車の初乗り20Km。

XCスキーはマイナス10℃くらいでも体が暖まるけど、
自転車だとスピードが出るからマイナス2℃でも寒い。

それでもクロストレーニングで、
色んな種類のエクササイズをしたほうが体調がいいのでこれからも乗ろう。






[ 2019/02/19 06:46 ] カナダの風景 | TB(0) | CM(0)