昨年の夏、バイクで事故って入院中に、
一緒に走る予定だった友人が帰る途中に訪ねてきてくれたときのYoutube。
病院の個室のベッドで横たわっている自分も写っている。
お陰で退院時に着る服が調達できて助かった。
M氏、ありがとうございました。
こちらは少し前の夕日に光るクリフ。
EOS RP RF24-240
先日、ユタ州立大学病院の医療費は約US$14万ドル弱で保険で賄えたと書いたが、
その後、一番最初に救急車で運ばれたエバンストンの病院からの請求が来た。
US$1400ドル。
これはすっかり失念していた。(汗)
そこにいたのは30分くらいだと思うのだが、
ヘリコプターでユタ州立大学病院に移送するために、
右の肺が潰れたことに対しての緊急処置として、
脇腹に麻酔なしでドレナージ・パイプをグリグリと押し込まれてあまりの痛みに絶叫した。
それに対する請求である。
あとはヘリコプターでのエアリフト代の請求が来れば終わりだと思うのだが。
一昨日の写真の中にクルマが入ったバージョン。
EOS EP RF24-240
2週間前くらいから両肩に痛みが出るようになってきたので、
ICBCの医療費クレームが効くうちにフィジオセラピーに行ってきた。
いつも行くケースのところ。
今回は事故のクレームということで、
脊骨に対する診断書が無いと脊骨に関しては何も出来ないということだった。
昨日は結局肩に電気マッサージャーを当て、
首をゴキッとやっただけで終わり。
無料なのでいいんだけど・・・。
カナダ国内なら、彼が病院に連絡して診断書などを取り寄せることができるらしいのだが、
アメリカに関しては本人が申請しないと、彼としては何も出来ないらしい。
そこでユタ州立大学病院の自分のアカウントにログインして、
CTスキャンの診断結果をダウンロードして、
ケースにE-メールで送っておいた。
来週、行ったときには、
彼がそれに関してどういう処置をすればいいのか判断をしているだろう。
大学病院のアカウントはお金を払った後でも活用出来そうだ。
ケースも言っていたが、
やはり、ジャケットの背中に入っていた脊髄パッドが”Save your life"ということらしい。
ただの革ジャンだったら、今頃は天国でバイクに乗っていたかも。
いよいホントに来そうなGESARA。
情報によればアメリカにおけるNESARA発表が9月11日ということなので、
外国はそれ以降ということないなるがそう遠くはないだろう。
”みんなが知るべき情報gooブログ”さん
大物アメリカ最高裁判所の最高判事、ジョン・ロバーツが逮捕。
”ありすママのブログ”
これは完全にロンメルだと思うけど。
イラク・デナールも重大なニュースが有った。
”おもしろいよね/日々物語”さんとにかくいろんなことが目白押し!
後はバイデン退任があれば完璧。
そういえば救急車に乗せられたときにいろんな質問を受けた。
今日な何日だ?とか、今どこにいるかわかるか?とか。
今の大統領は誰だ?と聞かれたときに「ファッキン・バイデン」と言ったら、
救急隊員の人たちにウケてたな。(汗)
来週どんなことが起きるのか楽しみ。
ワクワク・ドキドキ。
12日間も入院していると、窓の景色も飽きてくるようなもんだが、
自分がいた病室は9階だったので景色が良かった。
12回、朝焼けと夕焼けを見た。
ユタ大学病院は緊急患者用のヘリパッドが3つもあるので、
毎日数回、部屋の窓から飛んでくるヘリが見える。
遠くの山の向こうはネバダ州。
自分もこうして運ばれてきたんだろう。
それから、世話をしてくれた看護師さんやサポートの人たちのほんとに献身的な介護に感謝したい。
生まれて初めての入院だったし、
かなり重症で家族も友人も誰もいなかった中、
安心してすべてを任すことができた。
トイレも一人で行けなかったのだ。
そのたびに看護師さんを呼ぶボタンを押して助けてもらった。
”Welcome to E60!”
E60病棟の9階17号室。
Xperia X10
7月25日の月曜日に入院してから、
最初の4~5日はほとんど食欲もなく、スープやジェロなどの流動食。
週末ぐらいからようやく普通の食事が取れるようになった。
退院してきて家で体重を測ったら4Kg減の76Kg。
鏡で見てもゲッソリした感じ。
この体重は中学生の時以来かも。
今は78Kgぐらいまで回復してきた。
毎日散歩で体力の回復をはかっているが、
もう少しして自転車に乗れるようになったら、
自転車で体力増強に励もう。
今日から店もオープンする。
日常生活も再開だ。
今、生かされていることに感謝合掌。
事故、入院に関する記事はとりあえずこれで最後にしようと思う。
Vストロームに関する記事もこれでおしまいという事になる。
最後にツーリング友のM氏にもスペシャル・サンクス!
彼がズボンやパンツ、Tシャツを買ってきてくれたおかげで、
退院のときに着る服があった。
ジャケット以外の服やパンツはすべてハサミでチョキチョキされてしまった。
先月買ったばかりのメッシュ・パンツもである。(号泣)
入院中は病院のガウンでノーパン生活。(笑)
ホテルに泊まった翌朝、
頼んでいたタクシーに乗り空港まで。
面白いのは病院で頼んだタクシーは普通のタクシーだったが、
ホテルで頼んだタクシーは黒塗りのキャデラック。
乗り心地も全然違った。
降りるときもチップを弾んだせいもあるかもしれないが、
わざわざ降りてきて、ドアを開けてくれ、
更にチェックインの仕方と場所まで丁寧に教えてくれた。
今回の帰省には退院直後で搭乗口まで歩くのが辛いので、
乗り換えのときのアシスタンスを頼んだ。
これは無料のサービス。
頼んだ後に車椅子があるところで待っていたら、
係の人がやってきて、車椅子を押して搭乗口まで連れて行ってくれた。
しかも搭乗口から飛行機のドアまでの通路も優先で車椅子で連れて行ってくれる。
降りるときも飛行機のドアを出たら、
すぐに車椅子があって、椅子の部分に置いてあるipadに自分の名前が大きく書いてあったので、
「あ、自分のだ」とわかる。
ソルトレイクシティの空港から、
1持間と10分くらいのフライトで着いた乗り換え空港はシアトルで、
ここは乗り換えの移動がすごく長い。
電車に乗って移動しなければならず、
いつも迷いそうで大変。
今回は車椅子に座っているだけで、
乗り換えの搭乗口まで連れて行ってもらえたので楽ちんだった。
そこで4時間ほど時間つぶし。
次の飛行機が遅れていたので、いつの間にか搭乗口が変わってしまっていた。
まあ、それでも途中で気づいたのでモウマンタイ。
そこでの乗り換えは,
地上を歩いて行き、タラップで乗り込むスタイル。
タラップの下まで車椅子で押してもらっていき、
タラップは自力で上がって搭乗。
乗り換えは一回で済むチケットを選んで買ったので、
次の着陸はケローナだ。
これは未確認だが、Mt,ベイカーだと思う。
一時間ちょいのフライトでケローナの街が見えてきた。
Xperia X10
ケローナに着陸してタラップを降りたら,
また自分用の車椅子が待っていてくれた。
自分は着の身着のままなので、
バゲージのピックアップもないためすぐにゲートを出ることができた。
ロビーに出たら、かみさんと息子が迎えに来てくれていた。
帰りにバーノンのラーメン屋さんで豚キムチラーメンを食べて帰宅。
このラーメンは少し前に食べてハマってしまい、
入院中、食欲が出てきたときからず~っと食べたいと思っていたのだ。
今回は携帯があったことで、
病院のベッドから飛行機のチケットも買うことができたし、
かみさんやツーリングの友人と連絡も取れた。
液晶画面がヒビだらけになってしまったが、
事故った場所で、
散乱している荷物の中から携帯を見つけてくれた通りがかりの人に感謝したい。
8月5日、金曜日の夕方8時過ぎに晴れて退院。
そして、その夜泊まったホテルは病院から紹介された
”リトル・アメリカ”というホテル。
ソルトレイク・シティのダウンタウンにある。
遠くから大学病院に入院している患者の家族などが、
見舞いに来たときなど格安で泊まれるように提携されてるようだ。
自分が泊まったのは、
この横に併設されてるモーテルのような形態の方だった。
Xperia X10
普通に泊まれば最安でも一部屋$140USドル。
自分は$50ドルで泊まれた。
しかもTax無し。
本館と言うかタワーと呼ばれる高層ビルの方の部屋は、
一番高い部屋だと一泊800USドル以上!
一度部屋にチェックインしてから、
本館の中にあるカフェで夕食を摂り、
翌朝のタクシーを予約して部屋に戻った。
それだけ歩いただけで疲労困憊。
すぐにベッドに転がり込んで就寝。
翌朝、家を出てから約2周間ぶりに初めてシャワーを浴び、
タクシーで空港へと向かったのだった。