遙かカナダ

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日曜日は朝からどんより。
でも、雨は降っていない。
降水確率６０％。


朝のうちはキッチンの掃除。
それから昼近くになって、
散歩に行くことにした。

遊歩道を歩いていき、その後住宅地を抜けて帰ってくる。

ふと見上げると、またも電柱に魔女が・・・・。


これってハロウィーンの時期に普通にあるのかな。
それとも、今年の流行なんだろうか？
今まで、20年以上カナダに住んでて気がつかなかったな。


雨はいいのだが、
このどんよりとした暗い空が嫌いだ。

狐の嫁入りがあるとされている！？晴れてるときに降る雨や、
ドッカ～ン！　バリバリ～！と来た後に、
ドバ～～ッ！と降ってカラッ！と上がる雨は好きなんだが・・・・。


どんよりした空の下を散歩するのは、
あまり楽しくない。

マイナス1０度以下でも、晴れた日のほうが、
スカ～ッ！としていいな。

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木曜日の午前中から青空が広がった。
陽射しはとってもスーパー！

やっぱり、日の光って偉大だよな。
晴れていて、スーパーな陽射しがあるだけで、
気持ちがうきうきするくらいだ。

ウルトラマンが太陽エネルギーを必要とすることがよくわかる。


金曜日の天気予報はまた雨なので、
晴れているときに、買出しに行くことにした。

ＸＳで、わざわざ氷雨の中、
カッパを着てバイクで買出しにいくのはいやだからね。

それでも、今週はほぼ毎日のようにバイクに乗ってるので、
”バイクに乗りたい欲”はあまりない。
むしろ、今日はちょっとめんどくさいな～なんて思ってしまう。

来週でもいいかなと思い、
先延ばしにしようと思ったんだけど
やっぱり、気がかりだったので行ってくることにした。

気温5度。
革ジャンの上に最初からレイン・ジャケットを着込む。
去年、厚手のレイン・ジャケットを買っておいてよかった。

農道を通って隣町まで。

秋の夕方の陽射しを浴びて、
こんなにきれいに見えるのが不思議なくらい光り輝くＸＳ。

このライディング・ポジションは好きだな。
今のバイクってこういうポジションはないのかな。

大体、最近のバイクはステップが上で後ろなんだよね～。
以外とアドベンチャー系がこれに近いのかもしれないな。
またがったことないけど・・・。




　おや？こんなところに・・・・。
ついでに、ア、ソレ、ポチッとな・・・。






さくっと買い物を終わらせ、住宅街のはずれを抜けていく。



少し行くと・・・・。

ん・・・・・・・・・？



　これは・・・・・・。

箒にまたがった魔女が電柱にしがみついていた～。

もうすぐ、ハロウィーンだからな。





今日は、問題のＸデーだけど、何事も起こらずに終わるのかな。
ＮＡＳＡの取り越し苦労だったのか。


今日の日の出　７：４１
日の入り　１７：３９

もう6時くらいになると暗くなってしまう。
冬は駆け足で目の前まで来ている。

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水曜の朝はどんよりと曇り空。
気温0度。
今にも雪が降ってきそうな空だ。

天気予報は午後から霙、降水確立60％。

こんな日はだれだってバイクには乗りたくはない。

駄菓子菓子 だがしかし、
今日はレンタカーを返しにいかなければならない日。
レンタカーを借りるときに、３６Ｋｍ離れたＶｅｒｎｏｎまでバイクで行ったので、
レンタカー屋さんにバイクをパークしてある。

レンタカーを返した後は、バイクで帰ってこなければならない。


ランチの営業の後、
意を決してクルマに乗り込む。
午後2時の気温、2度！　さむっ！

途中で用事を足したり、ガソリンを満タンにしたりして、
45分ころにレンタカー・オフィスに到着。
無事、クルマを返し、
革ジャン、チャップスで走り出す。

思ったほど寒くもないかな。
ＸＳのでかいカウリングに感謝だ。


でも、すぐに町を出て１００Ｋｍ走行になると、
やっぱり、さみいよ～！
ＨＷＹ脇のプルアウト・パーキングで、
防寒用にレインウエアの上下を着込む。
これでなんとかいけそう。


こんな寒い気温で、
今にも霙か雪が降りそうな空の下では、
他に誰も走ってるやつなんかいないだろう・・・・・・・・。


・・・・・・・・・ゲッ！　いた！

ＨＷＹを前から走ってくるバイクが一台。

お互い、すれ違うときに普段よりがっちりとサインを交わす。

不思議な連帯感が生まれた一瞬。

やつぁ、漢だぜ。





おや、こんなところに・・・・。
あ、ソレ、ポチッとな








途中のＡｒｍｓｔｏｒｏｎｇにあるいつものスーパーで、
野菜の買出しをした。

タンク・バッグには野菜がたっぷりと詰まっている。
シートにもサラダ用の野菜が・・・・。

この気温では冷蔵庫の中を走ってるようなもんだね。

走り出すと寒いけどやはりバイクは気持ちいいので、
こんな気温にもかかわらず、
農道遠回り作戦。


やっぱり、バイクは素晴らしい。
こんなに寒い気温の中でも楽しいもの。

スバルのエンジン載換えで、
ちょっと下向きだった気持ちが、
一気にバキンと上を向いたぞ～！


もう、すっかりツーリング気分。
寒空のプチツーをエンジョイして
4時過ぎに帰宅。
８０Ｋｍくらい走ったか。

いやぁ～、バイクって、ほん～とにいいもんですね！（水野晴朗風）


こんどはレストランの名前でもバイクに書いて走り回るか !?

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脚が出ました。

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スバルのエンジンの診断結果は、
なんと、エンジンから脚が出た！

でも、こんなきれいな脚じゃなくて～・・・・。


コンロッドのスモールエンドが焼きついたようで、
接続部分が崩壊し、ピストンが壊れてはずれ、
コンロッドがクランクケースをぶち抜いて外に出てしまったんだと。

オイルはまだ十分残ってたので、どうしてこうなったかはわからないということだった。
「めったにこういうことは無いんだけどね～。」と言ってた。

で、結局、




まるで啓示を受けた感じだった。
たいした内容じゃないけど・・・。


でも、それまで、直すか違う車を買うかどうしようかと悩んでいた気持ちが、
すっと収まり、これ以降は気持ちが揺らぐことは無かった。
不思議な感覚。
こんなの初めてかな。

恐らく、これを読んでる人は、
何を言ってるのかわからないと思うけど、
これは本人にしかわからないと思う。

家に帰ってきて、すぐに修理工場に電話をかけた。

たまたま、同じ年式の中古のエンジンで、
13万Ｋｍしか走ってないのがサスカチュワン州で見つかったので、
それに載せかえることにした。

仕上がるまで2週間くらいかかるそうだ。
2週間はクルマなしの生活だ。

鮮度やものの良し悪しを問わなければ、
歩いていけるところにスーパーもあるし、
寒いけど、ＸＳもあるし、雪さえ降らなきゃ何とかなるだろう。

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連休2日目の月曜日、
朝起きたら気温2度。
うっすらと霜。

朝のうちはネット探索やら、
モトグッツィ・カリフォルニアのグリップ交換のやり残しを始末したりしてすごす。

去年グリップを替えたときは、新しいのを買ったので、
左側はそのままはめて使っていたけど、
アクセル側はなかのプラスティック・チューブを買ってからにしようと思ってたんだけど、
そのチューブだけで60ドル以上もするのでやめた。
でも、メンドウなのでそのまま古いグリップを使っていた。
デザイン的にはほとんど一緒だし・・・。

でも、秋頃にグリップの先端のメッキのカバーが脱落していたのを発見。
ちょっとカッコ悪いので交換することにした。

エア・コンプレッサーで吹くと取れるというのだが、
うまくいかないので、カッターで切ってはずした。
どうせ、もう使わないし。


昼頃にＭＴＢに乗りに行く。
空気が澄んでいるのが感じられる。

一時間ほどで帰ってきて、
さて昼飯でも作って食べようかなと思っていたときに、
電話が鳴った。
caller IDをみると"Pay phone"（公衆電話）となっている。
「・・・・・・・・・。」
出てみたら、かみさんから。

「スバル、壊れちゃって動かなくなっちゃったよ～！」だって。

よく聞くと、バンフから帰る途中
ロジャース・パスという一番の峠の上りで、
急にエンジンのパワーが落ち、
スピードが落ちてきて、最後には道の脇に寄せてとまった後、
エンジンが止まってしまったとのこと。
ボンネットからは白い煙が噴出してきたらしい。

そこで、ボンネットを開けたりしても何もわからずにいたら、
親切な人達が2台くらい止まってくれて、
いろいろとアドバイスをくれたようだが、
そのうちの一台がKelownaまで行くと言うので、
途中にある自分の家まで乗せてくれるということだ。

ここのロジャース・パスは携帯の電波が届かないので、
峠の上まできて電話をしたらしい。

まわりに何も無いところでこそ、携帯に活躍してもらいたいのに、
カナダは全域をカバー仕切れていないので困る。

さてと、どうするか。

まずはＢＣＡＡ（ＪＡＦみたいなもの）に電話していろいろと協議した結果、
とにかく自分かかみさんがそこにいないと駄目なので、
まずはＸＳに乗って３６Ｋｍ離れたVernonまでレンタカーを借りに行った。

借りたのはこれ。
Ford Fiesta

こじんまりとしてるけど、運転してみるといい感じ。


レンタカーを借りて家に戻った頃には、
かみさんも帰っていたので、
二人でまた出かけた。
4時頃だったかな。

峠が近づいてくると山は雪景色。

かみさんが出かけていった土曜日の夜中も、
峠は雪で除雪車が走っていたという。

みなさん、ごきげんいかがですか？

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日、月の連休の初日は、
12度くらいまで気温が上がるようなので、
昼ごろからバイクに乗りに行く。

この季節は朝のうちは寒いので、
どうしても気温が暖かくなる昼過ぎからの走りだしになってしまう。
だって、寒いと楽しくないんだもん。



午前中は霧がかかっていてどんよりしている。
昼近くなって霧が晴れて、青い空が見えてきた。
ワクワク。

半日コースに最適なＷｅｓｔｓｉｄｅ Ｒｏａｄである。
以前は、ここを走ったあとはＫｅｌｏｗｎａからＨＷＹを通って帰ってきていたけど、
やはりＨＷＹはつまらないので、最近は折り返してＷｅｓｔｓｉｄｅ Ｒｏａｄを往復している。

1時前に出発。
出だしのＯｔｔｅｒ Ｌａｋｅにて。


風が冷たいけど、スーパーな陽射しと青い空、
それに黄色の黄葉が気持ちを灰ハイにさせてくれる。

夏ほどすれ違うバイクは多くない。

今の時期に走ってる人はかなりの好き物なんだろうな。

カナダでは大体の人は半年で保険を入れてるから、
10月の中ごろで保険が切れる人が大半じゃないだろうか？
気持ちよくバイクに乗れるのは半年ということだ。



Ｗｅｓｔｓｉｄｅ Ｒｏａｄを快調に流す。
ブレーキをほとんど使わず、一定速度でクネクネ～。
だいたい８０Ｋｍくらいかな。

楽しかったので、写真は撮ってない。


Ｂｅａｒ Ｃｒｅｅｋ州立公園で一休みして帰ろうと思ったけど、
もう、季節が終わって閉鎖してあった。

しょうがないのでトンボ帰り。
で、またクネクネ～。
同じ道を帰る。

3時を過ぎると気温が低くなってくるのを感じる。
さみいよ～。

4時頃になって家に帰る。
約１８０Ｋｍの走行。

そういえば、この道の往復では信号がひとつもないな。


寒くて、体が冷えちゃったので、
家に着くなり革ジャンを脱ぎ、チャップスをはずし、
小ぶりの湯飲みで2杯、熱燗を飲んだ。


しばらくしたらぽわ～んと手足が暖まってきた。

ついでにその後、ワインを2杯飲む。
つまみのサンドイッチを食べて、おなかも落ち着いたので、
散歩に出かけた。

今はもう、5時半頃に日が沈む。


日が沈みかけた遊歩道をのんびりと歩き、
町の中を歩いていると、ほかには誰も歩いていない。

我が町 Endebyのメインストリート。

最近、つくづく思う。

よくこんな小さな町（人口3千人）で店を開けたなあと我ながら感心するし、
よくこんなところで3年もやって来れたなあと感心もする。

3年前は体を壊し、
精神的にも参っていて、
どうすれば人生をやめることができるだろうということばかり考えていた。

何もかもいやになっていたけど、
食べていかないと駄目なわけで、
そのため、絶対忙しくならないレストラン！？ということでオープンした。

今週末で店も4年目に入る。


今は人生が楽しくてしょうがない。



また、そういう気持ちにさせてくれたバイクに感謝！

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雨降りの土曜日、
雨の合間を見つけて散歩してきた。
気温12度。


街中でも、黄葉が楽しめる。
黄色に彩られた遊歩道。


黄色がまぶしい。


どこかの家の庭に、
こんなハロウィーンの飾りが木にぶら下がっていて、
ふわ～っと風に揺れている。


「おい、こっちを向け！」

「呼んだ～？」


こんな”かわいい系”の飾りも。








黄色い落ち葉の絨毯。



家の前に植えてあるバラが、
なぜかこんな時期に狂い咲き。
特にすごく暖かいわけでもないのにね。

そういえば、日本でもサクラが狂い咲きしているとか。
天地異変の前触れなのか・・・・。



夏は週末、店が暇なんだけど、
これからは週末が忙しい季節になってきた。

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うちの店は毎月、第4日曜日は定休日。
毎週の月曜定休とともに、月でただ一度の2連休である。

これはかみさんが、
毎月バンフの日本人教会に行くために、
やさしい旦那様が設定した”かみさん休日”なのだ。

以前は日曜定休だったので、
土曜日の営業が終わってから、
夜行徹夜で運転して行き、
バンフでの礼拝が終わってから、そのまま帰ってきてた。

そんなある日のこと、バンフからの帰り道で居眠り運転で事故を起こし、
新車でリースしていたカローラが廃車になった経緯がある。
http://blogs.yahoo.co.jp/monashee61/60621960.html


だが、しかし、そんなことくらいでは、
超ウルトラ・メガトン級頑固者のかみさんが怯む筈もなく、
その後もバンフの教会に行こうとしていたため、
やさしい旦那様はこういうことにしたわけである。

はじめは第四月曜日を定休に加えたわけだが、
ほかの毎日曜は地元の教会の礼拝にも行ってるため、
家族でハイキングとかに行くのには礼拝を休まなければ行けない。

超ウルトラ・メガトン級の敬虔なキリスト教信者のかみさんには、
それがなかなかできないらしいので、
月曜日は暇なこともあって、日曜日と定休日を替えたのだ。

もうこれは旦那様の優しさも超ウルトラ・メガトン級だと言わなければならない。

そのかわり、自分がやりたいことやったり、好きなものを買っても、
かみさんは文句のひとつも言ったことがない。


前置きが長くなったけど、
今週末も第四週末なので、
かみさんがかみさまに会いにバンフまで行く日だ。

アルバータではすでに何回も雪が降っているので、
スービーのタイヤもウィンター・タイヤに交換しておいたほうがいいだろう。

というわけで、
ちょうど雨の上がったばかりの金曜日の休憩時間にタイヤ交換をする。



4回もジャッキの上げ下げをするのはカッタルイので、
秘密兵器登場。

これでグリリリリ～とやると簡単に車体が上がる。


4つのタイヤの５つのボルトを手で回すのもカッタルイので、
去年からこれを使っている。
インパクト・廉恥 レンチ。


コの2つのマシンでサクッとウィンター・タイヤに交換終了。

もう、雪がいつ降ってもおかしくない時期になってきた。



今日の日の出　７：３０
日の入り　１７：５１

朝起きてもまだ、薄暗いし、
もう、夕方はかなり早く暗くなってしまう。


早く夏にならんかね～。

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木曜日の天気予報は、晴れ時々雨。

朝のうちはどんよりと曇っていたけど、
午後になり、晴れ間も出てきたので、
ＭＴＢでエクササイズに精をだそうかと思っていたら、
ランチの営業時間が終わるころ急に暗くなってきて、
突然、大粒の雨が降り出した。


仕方がない。
今日はどこにも出かけずに家にいようと思ってたら、
今度は急にスカ～ッと晴れた。

でも、夏と違って気温が低いので、
道路がなかなか乾かない。

どうしようかな～と考えていたけど、
あまりに陽射しが素敵なので、
ＭＴＢに乗ることにした。

自分のＭＴＢはここ数年、トレールをぜんぜん走らなくなって、
舗装路用になってしまっているので、
2年前から泥除けを付けている。
多少の道路の濡れ具合なら大丈夫。

それでも、今の時期の農道は、
冬の前に肥料を撒いておくみたいで、
トラクターや、でかい肥料散布用のトラックが畑から出たり、入ったり。

おかげで道の上は泥だらけ。

オマケに今日の雨だ。

泥だらけの道を走り出して、
ちょっと失敗だったかな～と思ったけど、
気持ちいいので良しとしよう。

でも、でかいトラックに抜かされるとき、
トラックが巻き上げた、家畜の糞尿混ざりの泥しぶきのシャワーを浴びる。


こんどから道路が乾いてないときはＭＴＢに乗るのはやめよう・・・・。



というわけで、ＭＴＢでスカ～ッとした！？帰り道、いつものように定点撮影。

この写真をめん玉ひん剥いてよ～く見て記憶してくださいね。


家には前のオーナーが残していった写真がひとつだけ、
裏口の側の壁に飾ってある。

結構古いものみたいだけど、
いつの頃の写真かは記録も記入されてないのでわからない。


両岸、特に左岸の木の大きさの差に気がついただろうか？

昔はこれだけの大きな木が生い茂っていたということだ。
左岸に一本だけ残る、針葉樹をみればその差がわかる。
今でも散歩すれば木の切り株があるのでその面影はある。


でも、その木々はみんなビーバーに倒されてしまって、
今は大きな木がなくなってしまったというわけだ。

ビーバーがこの辺に住み着いたのは、最近なんだろうね。

これ以上、木を齧り倒すなよ。
宿題やったか？
ハァ～ッ、ビーバビーバ！