昨日、スプG がドナドナされていった。 買ってくれたのは、 14年間KTMの950ADVでオフロードを走りまくってきたツワモノ。 新しいチャレンジとしてオンロードを走るんだとか。 自分とは真逆。 実は去年の夏から売りに出して、 今まで一回も問い合わせもなかったので、 どうしたんだろうと思っていたところだった。 値段もかなり下げた。 買った値段が安かったので、 赤字にはならなかったが、 まあ、いいでしょう。 今の空というか空気はこんな感じ。 本来なら、この先にデ~ンとクリフが構えているはずなのだが、 山火事の煙の中で全く見えない。 春から雨がほとんど降っていないので、 早くも木々の葉っぱが黄色くなってきている。 RX100 M6 明日は雨の予報だけど、 まとまった量が降るのだろうか?
月曜日、山の上の涼しいところにMTBに行ってきた。 下の町は30℃以上だが、 山の上は22℃ということだった。 11時に麓で集合。 約30分で山の上に着く。 ちょうどヤナギランが満開になったところ。 この日は山の上は山火事の煙もそれほどでもなく、 適度に暑い中を走ってきた。 RX100 M6 昨日から煙が更に醜くなってきたが、 本来の予報では35℃となっているところが、 32℃位で済んでいるのが、 まあ、嬉しいといやあ、嬉しい。 今日は36℃、明日は38の予報となっているが、 その後は月曜、火曜と久しぶりの雨で30℃以下になる。
最終日、 朝起きて天気予報をチェックしたら気温が8℃。 雨は上がっている。 8時ころに荷物を積み込み、 出発する頃には12℃になった。 M氏に見送られ、宿を出たのが8時15分ころ。 100Kmちょい南下してQuesnelという町が近づいたら、 その少し手前からドン曇りの空が、 突然、青い快晴の空に変わった。 そして急に気温が17℃まで上がった。 X-E3 XC15-45 空が切り替わると気持ちも切り替わる。 遠くに見えているのは雨ではなく山火事の煙だ。 Williams lakeで給油、兼ブランチ。 ガススタンドでサンドイッチを買って食べた。 更に南下したところにあるヘリテッジセンターに寄ってみた。 昔の古い建物が残っている一角。 去年通った時にも気になっていた、 100 Mile houseという町のインフォメーションセンターにある、 世界で一番大きなXCスキー。 RX100 M6 この少し先から、来るときも走ってきたHwy24に左折。 この先のHwy97は山火事のため通行止め。 峠を登って降りると突然気温が24度まで上がってきた。 ここからは自分の住む暑い地帯に戻ってきたということだ。 ここでもガススタンドでパンを買って食す。 Kamroopsが近づいてきたら気温は30℃。 気温が上がるといよいよ自分の家に戻ってきたという実感がする。 ガソリンを入れて、もう一っ走り。 家に着いたのは5時半ころ。 荷物をおろし、バイクを洗車してツーリング終了。 総走行距離は約2900Km。 燃費は大体20Km/Lから23Km/L。 もう少し走ると思っていたけど、 120~130Km/hで巡航すると排気量の小ささでゆとりがないんだろう。 1000ccだともっと走るかもしれないな。 Vストロームに換えて一番思ったことは、 メットのシールドに虫の残骸が付かないこと。 スプGのときは、しょっちゅうメットのシールドを掃除しないと大変だったけど、 Vストに替えたらほとんど拭かずに済む。 コレは楽。 それから膝下が濡れる。 スプGはフルカウルだったので下半身はほとんど濡れなかった。 まあ一長一短ということか。 完
21日朝の宿泊地のSmithersの予報では、 9時から雨が降り出すというので、 朝の弱いM氏を急かせて早めに宿を出た。 一応Smithersのダウンタウンに寄ってみた。 かわいい店が並んでいるが、 朝早いのでカフェくらいしかやっていない。 予報通り、雨が降り出したので早々に退散。 18日に泊まったPrince Georgeを目指して走っていく。 この日は走るところは大体雨上がりで、 道はうっすらとは濡れていたが、 自分たちは降られなかったといういいタイミング。 RX100 M6 段々と空も明るくなってくる。 X-E3 XC15-45 ランチはVandarhoohのダウンタウンにあったログハウスのレストランで食べた。 RX100 M6 この日は今回のツーリングの中では最短の400Km以下の走行なので、 M氏の要望もあって脇道に入って写真を撮る。 空の青さが眩しい。 でも気温は18℃と涼しい。 X-E3 XC15-45 Prince Georgeが近づいてきたら、また空が暗くなってきた。 キャンプの予定もあって、 モーテルとキャンプ場と両方予約してあったのだが、 迷わずモーテルに駆け込んだ。 RX100 M6 着いてすぐに嵐が来たので大正解だった。 最終日の夜も飲んだくれ。 明日は現地解散なので、 自分はここから南下。 M氏は東に行ってから南下と、 お互いに来た道を戻ることになる。 続く 昨日の時点で、 この夏の山火事は過去3番めの規模にまで発展している。 2017年、2018年がワースト2だそうだ。 そういえばあの年は警察官は、 防毒マスクみたいなのを付けて町中を歩いていたっけ。 今朝も周りは煙で真っ白けで何も見えない。
引き続き西を目指して走っていく。 RX100 M6 X-E3 XC15-45 しばらく小雨の中を走っていくと、 突然、Prince Rupartの町に入った。 BC州の最北の漁港の町である。 いくつか写真を撮ったあと、 最果ての日本食レストランで焼きそばを食べ、 ビールを飲み、帰路についた。 海のように大きいSkeena River。 写真は晴れていた時しか撮っていないから、 天気が良かったように感じるが、 この日は30分ほど、本気で雨に降られた。 それでも濡れたのは膝から下だけ。 雨が上がった後は、膝パッドの周り以外はすぐに乾いた。 今回は冬でも着れるくらいの、 防水の春秋用ジャケットを着ていって正解だった。 エアベンチレーションを開けると30℃くらいでもなんとか走れる。 次は防水兼エアベンチレーション付きのライディングパンツをゲットしたら、 レイン・ウエアは要らないかな。 RX100 M6 今日の宿泊地はSmithers。 スティールヘッド・フィッシングで、 30年前から気になっていた町。 ちょっとした山のリゾートという雰囲気もあっていい感じ。 モーテルの隣がインド料理やだったので、 バターチキンで夕食。 この日、大体6割はどんより空だったかも。 X-E3 XC15-45 翌日はキャンプの予定なのだが、 一応、モーテルの予約も両方キープしてある。 続く
3日めの朝はいよいよ太平洋を見に行く。 朝6時ころに起きたときは雨がしょぼしょぼ降っていた。 この日は初めからレイン・ウェアを来て走らないといけないと覚悟していたが、 実際に雨が降ってるのを見ると気が萎える。 でも7時ころには小降りになり、 9時過ぎに出発する頃には道も乾き始めた。 レイン・ウエアは暑いのですぐに脱いだ。 自分のジャケットは防水なので下だけ身に付けたのだが、 暑いので、濡れたら走って乾かす作戦に変更。(汗) 濡れるのは膝から下だけだし・・・。 Terraceの街を出てすぐにトーテムポールがあった。 その隣の建物の正面も原住民のアート。 RX100 M6 水面から沸き立つモヤと、 山の中腹の霞が幻想的。 X-E3 XC15-45 更に走ると空が明るくなり、 陽が刺してきた。 ちょうどタイミングよく来た貨物列車を撮るM氏。 RX100 M6 続く 自分がツーリングに行っていた20日、 BC州は山火事多発により非常事態宣言を出した。 自分がいつも走っているSicamousの湖畔でも山火事のために避難命令が出ている。 かみさんも心配してテキストを送ってきたほどだ。 昨日の夕方は、松の葉が灰になって降ってきた。 EOS RP RF24-240 山火事の煙があると、 夜になっても気温が下がらないので嫌だ。 昨日の夜も朝まで蒸し暑かった。 とにかく今年は春から殆ど雨が降っていない。 8月の10日まで雨の予報は皆無。 最も悪い山火事のシーズンになりそうな予感。 メキシコからも消防士が応援に駆け付けてくれている。 感謝。
昨日の宿泊地、Prince Georgeまでは北上してきたわけだが、 2日めの朝からは西を目指して走っていく。 9時30頃出発。 気温は19℃。 今回の海までの道。 Burns Lakeという町に在ったチャイニーズ・レストランでランチを食べる。 ビールを飲んで1時間以上のんびりしてから再び走り出す。 前日、家を出たときは、山火事の煙が醜かったのだが、 こちらは気温が低いので、 山火事も起こらず、空はくっきり。 RX100 M6 大気が不安定なためか、 雲に表情があっていい感じ。 ただ、湾岸山脈が近づくにつれて、 空が雲に覆われていく。 少し雨に降られたけど、 濡れるほどでもなく済んだ。 中腹に氷河を抱く山。 X-E3 XC15-45 約580Km走って今日の宿泊地、Terraceに着いたのは7時半ちかく。 近くのウォルマートで食材の買い出し。 あ、もちろんビールも。 走ってきた方角の空は雨雲に覆われて真っ黒。 明日、走っていく方角の空。 今は明るいが・・・。 RX100 M6 明日の天気予報は終日雨。 最高気温は15℃。 居心地のいいモーテルでビールを飲み、 つまみでお腹を深ませて寝た。 明日はいよいよ太平洋だ。 今日のVストの燃費は22.5Km/Lと21.2Km/L。 スプGの1150に比べるとエンジンが650と小さくゆとりが無いせいか、 120~130Km巡航だと燃費は悪い。 スプGは平均25~27Km/L以上は走った。
日曜日現地集合のプリンス・ジョージまで、 約650Km走って行く。 出発は9時15分。 まだ前日までの仕事の疲れが残っているので、 気持ちの高揚感はイマイチ。 写欲もそれほど沸かず。 初めのうちは山火事の煙も漂っていた。 去年泊まったウィリアムズ・レイクでしばし休憩。 今回はVストで殆ど初めての長距離ツーなのだが、 走っているうちにバイクに不都合があることに気が付いた。 これは前のオーナーによって、 グリップヒーターが着けられているのだが、 オリジナルのアクセルチューブとヒーターのグリップに、 作動の誤差がある。 アクセルを捻っても加速がモタモタしていたり、 アクセルを閉じても減速しなかったりと、 どうも作動がおかしい。 要はアクセルチューブとグリップの接着が完全ではなかったようでズレまくり。 コレは非常に走りづらいし危険。 でも、限られた車載工具しかないしどうしようもない。 宿まで騙しながら走っていこうと思ったけども、 ズレが更にひどくなってきたので、 道の端に停めてしばし思案。 足元に木っ端が落ちていたので、 それをグリグリと突っ込んで見たら、 なんとか普通に走れるくらいにはズレは収まった。 そのまま宿まで走って行き、 5時半ころ到着。 RX100 M6 チェックインしたあと、 近くまで食料とビールの買い出しに行き、 ついでにダクトテープ(布製ガムテープ)を買ってきた。 ゆるくなったグリップを外し、 アクセルチューブにダクトテープを張ってから、 テープできつくなったチューブにグリップを圧入。 コレでようやくズレなくなった。 今になって考えると、 以前、木製の橋の上でコケたときも、 ほぼ90度の左カーブを曲がった後、 アクセルを閉じていたのに、 自分が思ったよりも速度が落ちなかった気がしていた。 おそらく、すでにアクセルチューブとのズレがあったんだろう。 こんなことがあるなんて思いもしなかったのだが、 初日に解決できて良かった。 おかげで、この後のツーリングは快調に走ることができた。 この日はこの1件のことが気になってたので、 写真を全然撮っていない。 自分が宿に着いてから3時間ほど遅れて、 隣の州からM氏も到着。 例によって酒飲みでスタートした。 北に来たせいか、気温が寒い。 初日の最高気温は21℃。 海沿いは更に寒いようだ。 Vストの燃費。 22Km/Lと21.2Km/L。 続く
今日はこれから650Km走ってプリンス・ジョージまで行く。 明日から北の海沿いを目指す。 友人のM氏とは今回は現地集合。 Hwyが山火事のため通行止めにならなければいいのだが。 では行ってきます。 バイナラ。
カナディアン・ロッキーのお城と称されるホテルが有る。 Banff Springs Hotel。 見た目もそのまんまお城。 EOS RP RF24-240 実は、20年前まで、 自分はここの従業員だった。 なかなかいい待遇だったが、 自分の店を持つという話が来たので ここを退職して独立。 今は小さいけれども、 自分の”城”を持っている。
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