先週の日曜日に、Enderbyに引っ越して初めてのサイクリングに行った。
今回は前のコースとまったく逆方面に行ってみた。
どちらもHWYから奥まった農道のようなもので、
ほとんど車は通らない。
今回のコースは抜かれたり、すれ違った車は2時間で10台以下である。
すれ違った自転車は4台。
みんな、交通量の多いHWYを避けて、静かにサイクリングしてる。
すれ違うとき、みんなニコニコしながら挨拶していく。
少し、風は冷たかったが、気持ちのいい2時間のサイクリングであった。
若い頃、オートバイが人生の中心だった頃、
あこがれていたマシンがあった。
自分は4気筒にはあまり興味がなく、
4気筒で好きだったのはCB750(K4まで)とZ2くらいのものか。
それ以外ではだいたい2気筒が興味の対象だった。
特にYamahaTX650、KawasakiW1~W3、トライアンフ、ノートン・コマンドなどである。
その頃デビューした、ハーレーのローライダーも好きだった。
でも4気筒の中でというより、数あるオートバイの中でこれだけは格が違うぞ
というものが自分の中にあった。
MV Agustaである。
これは、もう二輪のフェラーリでしょう。
MV Agusta 750S America
フェラーリにたとえれば"365GTB4 Daytona"という感じか。
MV Agusta 750
こちらは、たとえれば"250GTO"かな。
MV Agustaに乗ったジャコモ・アゴスチーニもかっこよかった。
レース記事にも、まだその頃写真とかも乗ってたし。
メカニカ・ベルゲーラ・アグスタ、かっちょいい!
(ミラノ近郊ベルゲーラにある、アグスタ機械製作所の意)
もし今手に入れるとしたら、
米ドルで5万ドル~7万ドル位してしまう。
やはり、値段も別格なのだ。
イタ車、いいなあ。
もう、これはアートではないか。
750S Americaのマフラーの曲線美は、ぷるぷる身震いしちゃいそうだ。
今のMV Agustaは、どうもこのときの会社とは違うようだ。
でもF4のシート後方4本出しのマフラーは、なかなかいいところをついてる気がする。
セクシーである。
いつもならそろそろW湖は氷解して、フライフィッシングができるのだが、
まだアイスフィッシングしている状態だと、
散歩の途中であったカヤッカーが言っていた。
彼女はレイクの氷解してるところが少ないので、
川をカヤックで遡っていくのだそうだ。
チェックに行ってきたM湖もまだ氷解まで一週間ぐらいかかるかな。
昨日の雨は標高の高いところでは雪だったようだ。
久しぶりにリバーウォークを散歩した。
10日間ぐらい来なかった間に、雪解けが進み、
一気に春らしくなっている。
動物たちも活動的になっているようで、
ビーバーの齧り後も増えている。
リバーウォークのそばにある、我が町の観光案内所、兼商工会議所。
もうイースターの飾りつけをしてる家もある。
歩いていても、背中に日が当たってぽかぽかする。
待っていたよ、こんな日を。
我が家の住人である。
最近暖かくなってきたので、繁殖してきた。
以前住んでいた家の裏庭にも、大きな楓の木があり、
そうすると、その家や庭などにメープル・バグという虫が沢山いる。
これもその種類ではないかと思う。
ここの家の裏にも、かなり大きな楓の木がある。
時々寝てるときに顔に飛んできて、ぴたっととまったりする。
うっとうしいけど、多勢に無勢なのであまり気にしないことにしている。
気にしだすととまらないが、楓の木があるうちに住んでいる宿命であろうか。
虫を無視してしまえば、腹の虫も収まるというものだ。
仲良くしような・・・。
日曜日はとても暖かかかった。
最高気温も12度まで上がり、日差しもぽかぽかと気持ちよく、
やっと、カナダにも春が来たなという感じだ。
土曜日に修理を頼んであったMTBを取って来たので、
試乗がてら、今年の初乗りをしてきた。
このハンドルポストが新しく買えた部品。
つんと上を向いて、なんかお買い物自転車みたいだけど、
手首は格段に楽になった。
トレールを走るときは角度を寝かせたほうがいいかな。
道には雪がなくなったけど、周りはまだ真っ白。
川原もまだ雪がたっぷりある。
あと二ヶ月位すれば、雪解け水が入り込んでかなり増水する。
交換したクランクのベアリングも快調。
今年はトレールを走りに行こう。
最近はただのサイクリングしかしてない。
ちなみに自分のバイクはNORCO WOLVERINEという。
Yakuza Chinpiraではない。
念の為。
このMTBの名前は Ironhorse Yakuza Chinpiraという。
なんとも凄い名前を付けたもんだな、こりゃ。
自分としてはあまり魅力を感じないけど、
北米の人間にはどうなんだろう?
なにかワイルドなイメージでもあるのだろうか?
???
でも2009年モデルからはカタログ落ちしてるようだけど・・・。
先週までは最低気温がマイナス20℃近くで、最高気温もマイナスだった。
でも今週は暖かくなって、急に春めいてきた。
4、5日前まで雪で覆われていた、隣の公園も一気に雪が解けて
芝生が顔を出してきた。
ふと気がつくと、自分の家の横にも花が咲いた。
クロッカスである。
この花が咲くと春が来たなと感じるのである。
今日から何日か、息子がアームストロングという隣町の友人宅に泊まりに行くので、
送っていった。
やはり小さな町で、家畜品評会に端を発した夏祭りは、
もう100年以上も続いている歴史のある町である。
町並みは、まるで西部劇の町がそのまま現代に移った感がある。
友人宅前の道路を、鹿が渡って行った。
子供の頃から車が大好きで、小学生の頃からカタログを集めていた。
この動画に出てるケンメリ・スカイラインのカタログも持っていた。
何よりも、この曲が大好きで、
いまでもこのスカイラインには、思い入れがある。
スプーンとカップをバッグにつめて、
どこかへあてもなく出かけたいものだ。
今が通り過ぎて行く前に・・・。
「One Week」
カナダ映画である。
自分はあまり映画好きとは言えないのだが、
とても気になる映画が上映され始めた。
自分の命が長くないと、医者に宣告された若者が、
悶々と送る毎日の中で、
衝動的にイギリスのヴィンテージ・バイク(ノートン・コマンド、渋い!)を購入し、
東のトロントから西海岸のバンクーバー・アイランドまでの
ロード・トリップを通じて心模様を描く。
カナダ各地の観光名所も紹介されているようだ。
都市圏では6日から上映が始まっているようだが、
この辺にはまだ来ていない。
もしかしたらこないのかも。
でも絶対見たい。
"もし、命があと一日、または一週間か一ヶ月しかないと
わかったら、あなたはどうしますか?"
自分の場合はどうするかな?
バイクで大陸横断もいいな。