欧米諸国は既にロシアと戦争状態なのに、夢から覚めない指導者連中
マーティン・ジェイ
2024年6月5日
Strategic Culture Foundation
ウクライナでNATOは何か大きなことを計画しているのだろうか? 国境を越えてロシアに向け、ウクライナはミサイルを発射できるという考えをアメリカが支持した今、我々は本当に第三次世界大戦勃発の瀬戸際にいるのだろうか?
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ウクライナでNATOは何か大きなことを計画しているのだろうか? 国境を越えてロシアに向け、ウクライナはミサイルを発射できるという考えをアメリカが支持した今、我々は本当に第三次世界大戦勃発の瀬戸際にいるのだろうか?
ロシアへの長距離ミサイル発射をジョー・バイデン大統領が承認したというニュースは、いくつかの理由で心配すべきものだ。欧米諸国が行っている危険なエスカレーション・ゲームは、そう遠くない将来限界を迎えるだろう。問題は、現在ロシアから報復がないことに賭けている欧米諸国が、プーチン大統領の考えを本当に理解しているかどうかだ。これは間違っているだけでなく、非常に危険だ。最近のロシア領土へのミサイル攻撃でレーダー施設2カ所が破壊されたが、欧米メディアは報道を拒否している。この攻撃の重さは重大だ。この戦争のリスクは小さいとまだ考えている欧米諸国指導者連中に煽られて、ウクライナが戦場で負ければ負けるほどウクライナの戦術が一層捨て身になるからだ。つい最近、ベルリンでのフランスのマクロン大統領との会談で、ドイツのショルツ首相はロシアへのミサイル攻撃計画を支持すると方針転換したが、実際はNATOは公式にはこの計画を支持しておらず、そのためイギリスは、特殊空挺部隊兵士が運用するストームシャドウを使って独自にこの計画を実行している。
これは何ヶ月も続いており、アメリカがこの行為を承認したというニュースは多くの点で軽く受け止められるかもしれない。何が新しいのか? あるいは、より正確に言えば、ウクライナはレーダー基地のような攻撃を続けるため、アメリカ製のより長距離ミサイルを使用するつもりなのだろうか? 十分なミサイル備蓄があるかどうかも重要な疑問だ。
この戦略が実行されれば、あらゆるシナリオでNATOの緩やかな終焉が予想される。なぜなら、このような攻撃が増えれば増えるほど、NATOは機能不全の組織で、せいぜい話し合いの場に過ぎないことが明らかになるからだ。ウクライナに対する全体的戦略についてNATO加盟諸国は意見が分かれており、加盟諸国は各々独自行動を取っている。このような攻撃が更に行われれば、プーチン大統領への対応圧力は圧倒的なものになるだろうが、その時が来れば彼は「目には目を」戦略を実践し、欧州内の同等軍事施設または少なくとも黒海で活動するウクライナ・ドローンを攻撃するだろう。これは欧米諸国にとって衝撃となるだろう。このような攻撃が警告として受け止められるまでには数日かかるだろう。メッセージはエスカレーション・ゲームには限界があり一線を越えたということだろう。
しかし、NATOが計画している新たな攻撃に関する最近の報道は本物だろうか? おそらくそうではない。今プーチンが和平交渉を望んでいるという報道と同様だ。どちらのエセ・ニュースも、ウクライナでの何らかの勝利をアメリカ国民に見せる必要があるバイデン政権のパニック戦略の一部だ。しかし全ての切り札はプーチンにあり、彼はこれらの罠に陥る兆候を見せていないようだ。いかなる和平協定についてもプーチンはかなり一貫している。非ナチ化と非軍事化とNATO加盟拒否。和平交渉が欧米ジャーナリストの空想の産物に過ぎず、新たな低水準に落ち込んでいる理由は、これら要求のどれも欧米は受け入れられず、メディアを強力に支配しているため指導者連中が自分のでたらめを信じ始めているせいだ。プーチンの4番目の要件も、ウクライナ大統領として正当性を失っている指導者とは和平交渉できないことだ。この件で欧米が一体いつまで騒ぎ続けるのか疑問に思う。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2024/06/05/the-west-already-at-war-with-russia-but-its-leaders-cant-wake-up-from-dream/
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Judging Freedom 全く違憲、違法なアメリカ国務省によるスコット・リッター訪ロ阻止について。
2024年6月5日
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ウクライナでNATOは何か大きなことを計画しているのだろうか? 国境を越えてロシアに向け、ウクライナはミサイルを発射できるという考えをアメリカが支持した今、我々は本当に第三次世界大戦勃発の瀬戸際にいるのだろうか?
ロシアへの長距離ミサイル発射をジョー・バイデン大統領が承認したというニュースは、いくつかの理由で心配すべきものだ。欧米諸国が行っている危険なエスカレーション・ゲームは、そう遠くない将来限界を迎えるだろう。問題は、現在ロシアから報復がないことに賭けている欧米諸国が、プーチン大統領の考えを本当に理解しているかどうかだ。これは間違っているだけでなく、非常に危険だ。最近のロシア領土へのミサイル攻撃でレーダー施設2カ所が破壊されたが、欧米メディアは報道を拒否している。この攻撃の重さは重大だ。この戦争のリスクは小さいとまだ考えている欧米諸国指導者連中に煽られて、ウクライナが戦場で負ければ負けるほどウクライナの戦術が一層捨て身になるからだ。つい最近、ベルリンでのフランスのマクロン大統領との会談で、ドイツのショルツ首相はロシアへのミサイル攻撃計画を支持すると方針転換したが、実際はNATOは公式にはこの計画を支持しておらず、そのためイギリスは、特殊空挺部隊兵士が運用するストームシャドウを使って独自にこの計画を実行している。
これは何ヶ月も続いており、アメリカがこの行為を承認したというニュースは多くの点で軽く受け止められるかもしれない。何が新しいのか? あるいは、より正確に言えば、ウクライナはレーダー基地のような攻撃を続けるため、アメリカ製のより長距離ミサイルを使用するつもりなのだろうか? 十分なミサイル備蓄があるかどうかも重要な疑問だ。
この戦略が実行されれば、あらゆるシナリオでNATOの緩やかな終焉が予想される。なぜなら、このような攻撃が増えれば増えるほど、NATOは機能不全の組織で、せいぜい話し合いの場に過ぎないことが明らかになるからだ。ウクライナに対する全体的戦略についてNATO加盟諸国は意見が分かれており、加盟諸国は各々独自行動を取っている。このような攻撃が更に行われれば、プーチン大統領への対応圧力は圧倒的なものになるだろうが、その時が来れば彼は「目には目を」戦略を実践し、欧州内の同等軍事施設または少なくとも黒海で活動するウクライナ・ドローンを攻撃するだろう。これは欧米諸国にとって衝撃となるだろう。このような攻撃が警告として受け止められるまでには数日かかるだろう。メッセージはエスカレーション・ゲームには限界があり一線を越えたということだろう。
しかし、NATOが計画している新たな攻撃に関する最近の報道は本物だろうか? おそらくそうではない。今プーチンが和平交渉を望んでいるという報道と同様だ。どちらのエセ・ニュースも、ウクライナでの何らかの勝利をアメリカ国民に見せる必要があるバイデン政権のパニック戦略の一部だ。しかし全ての切り札はプーチンにあり、彼はこれらの罠に陥る兆候を見せていないようだ。いかなる和平協定についてもプーチンはかなり一貫している。非ナチ化と非軍事化とNATO加盟拒否。和平交渉が欧米ジャーナリストの空想の産物に過ぎず、新たな低水準に落ち込んでいる理由は、これら要求のどれも欧米は受け入れられず、メディアを強力に支配しているため指導者連中が自分のでたらめを信じ始めているせいだ。プーチンの4番目の要件も、ウクライナ大統領として正当性を失っている指導者とは和平交渉できないことだ。この件で欧米が一体いつまで騒ぎ続けるのか疑問に思う。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2024/06/05/the-west-already-at-war-with-russia-but-its-leaders-cant-wake-up-from-dream/
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Judging Freedom 全く違憲、違法なアメリカ国務省によるスコット・リッター訪ロ阻止について。
Col. Lawrence Wilkerson: Scott Ritter and the State Dept. 31:12下記番組、万博を見学するには煩雑な事前手続きが必要だという話で、まるで「ぜんざい公社」のようだと藤永のぶよさんが言われた。早速落語「ぜんざい公社」を聞いた。公営善哉屋で、たかが善哉一杯たべるため実に様々な手続きか要求されるのに爆笑。しかし万博は落語ならぬ現実の話。もちろん、本命カジノのために、万博を口実にしてインフラ整備するせこい策略に過ぎない。
Vol.185 藤永のぶよさん「夢洲現地へ。そして万博協会を直撃!」 1:00:01日刊IWJガイド
はじめに~NATOがウクライナに供与した兵器でロシア領内への攻撃を認めた後、初めてロシアのプーチン大統領がサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)の会場で、複数の国際通信社のトップと会談! 驚くべき発言の数々が飛び出す!「ウクライナに武器を供給している西側諸国に対して、それらに不満を抱く国々へロシアが長距離兵器を世界中に運搬し、そこから機敏な攻撃を仕掛ける可能性がある」! メドベージェフ前ロシア大統領は「米国とその同盟国は、第三国によるロシアの兵器の直接使用を直接体験することになるだろう!」と発言!
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