ロシアと中国は「超えてはならない一線」を国境に引く。アメリカは地球の裏側に引く
2023年2月21日
ケイトリン・ジョンストン
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ウクライナで戦争を終わらせる政治的解決提案を提出するという中国発表に反応して、中国がこの紛争でロシアを武装させ始めればアメリカにとっての「超えてはならない一線」だとアメリカ国連大使は述べた。
日曜日に「我々がこのような状況で常に追求したいと望んでいることなので平和を望むという中国発表を歓迎する。だがもし中国や他の国々にウクライナに対する残忍な攻撃でロシアに致死的な支援を提供するに考えがあるなら、それは許容できないと我々ははっきり言っておく」とリンダ・トマス=グリーンフィールド国連大使がCNNに述べた。
「それは超えてはならない一線だ」と彼女は言った。
The US ambassador to the United Nations said that China would cross a “red line” if the country decided to provide lethal military aid to Russia for its invasion of Ukraine https://t.co/R47CzEZmJi
— CNN (@CNN) February 19, 2023
アメリカ諜報機関によれば、大使の発言は日曜日に中国が「ウクライナに対する戦争でロシアに致死的な支援の提供を考えて」いるというアントニー・ブリンケン国務長官がした確証のない主張に関係していた。
戦争が始まって以来、中国がウクライナに対しロシアに兵器を提供していることに関し証拠のない主張をしている。昨年3月「アメリカ当局者によれば、先月ウラジーミル・V・プーチン大統領が全面的侵略を始めた後、ロシアは中国にウクライナでの戦争のための軍装備品と支援の提供を求めた」とニューヨーク・タイムズが報じた。更に昨年4月この主張は「確かな証拠に欠けており」本質的にアメリカ政府が「ロシアに対する情報戦争の一環として」メディアに言ったウソに過ぎなかったとNBCは報じた。
ロシアへの中国による兵器供給に関する言説をマスメディアは熱心に推進しており「中国無人機が依然ウクライナでのロシア戦争を支援していると貿易データーが示している」という題の記事をウォールストリート・ジャーナルが先日掲載して、これに加わった。だが解説者マシュー・ペッティが言う通り、記事深く埋められているのは、これら中国製カメラ無人機が中国から来ていないことの承認だ。こうした装置はアラブ首長国連邦のような国でロシアの仲介者が購入している。本当にそれはスキャンダラスなものに見せかけた中国がどのように多くの製品を生産しているという話に過ぎない。
そうした発言から間もなく記者会見で中国外務省報道官汪文斌は、アメリカは戦争に兵器を注ぎこんだと誰も非難する立場にないと言ってブリンケンの主張をはねつけた。
「戦場に兵器を注いでいるのは中国ではなくアメリカだ」と彼は言った。「アメリカは中国に何をすべきか言う立場にない。我々はロシアとの関係について、アメリカの非難や強制や圧力は決して我慢しない。」
China Rejects US Claim That It’s Considering Arming Russia
— Antiwar.com (@Antiwarcom) February 21, 2023
The US ambassador to the UN warned China that arming Russia would cross a 'red line'
by Dave DeCamp@DecampDave #China #Russia #Ukraine https://t.co/NhZ2YNZlN4 pic.twitter.com/2vJs0R48Yz
本当に、ワシントンが常にしており、現在ウクライナで未曾有の規模でしていることに対しワシントンは「超えてはならない一線」だと北京に警告を発したのだ。アメリカはイエメンで大量残虐行為を推進するサウジアラビアに対するものや、シリアに対する欧米の汚い戦争推進でアルカイダや連中の同盟勢力や、イスラエルのアパルトヘイト体制や近隣諸国に対するひっきりなしの攻撃推進を含め、全世界の代理軍隊に兵器を送っている。ウクライナはワシントン史上最大の代理戦争作戦だからアメリカが昨年1130億ドルを費やした活動に関して地球の裏側に「超えてはならない一線」を引くなど、お前が言うなだ。
そしてそれはアメリカとロシアや中国のような国々との主な相違だ。ロシアや中国が超えてはならない一線を主張する際、それは彼らの国境で自身の国家安全保障権益を尊重しているのだ。アメリカが「超えてはならない一線」を主張する時、それは自身の国境から遠く、アメリカの安全保障と無関係だ。
ウクライナ侵略に至るまでの期間に、ウクライナの中立というモスクワの「超えてはならない一線」を欧米が余りにも軽く扱っているのをプーチンは繰り返して何度も警告しており、ワシントンは将来のウクライナのNATO加盟可能性を持ち出し続け恥知らずにそれら警告を露骨に無視した。
2021年12月この警告について尋ねられて「誰の超えてはならない一線も私は受け入れない」とバイデン大統領は記者団に語った。
何週間も後プーチンは、わずかな外交的手腕と感性で容易に防げたはずの恐ろしい戦争を開始して彼の脅迫を実行した。
「これは私が何度も話していた超えてはならない一線だ」とプーチンは言った。「彼らはそれを越えた。」
“We have repeatedly made clear our firm opposition to speaker Pelosi’s…visit to Taiwan. If the US insists on…challenging china’s red line, it will be met with resolute countermeasures. The US must ensure full responsibility for any serious consequence arising thereof.” pic.twitter.com/1gV59GwRtF
— Fiorella Isabel (@FiorellaIsabelM) July 27, 2022
同様に北京も台湾とアメリカ帝国の急速にエスカレートする挑発に関する前線に対し、この言葉「超えてはならない一線」を使った。中国は北京がワシントンの「1つの中国政策」の言語道断な違反と見なしている当時の下院議長ナンシー・ペロシの台湾訪問を警告して去年複数 回数それを使った。Antiwarのデイヴ・デキャンプが頻繁に指摘している通り、これは北京の新たなレベルの敵意の始まりを示し、今や以前は一般的ではなかった台湾と中国本土間中間線の艦隊による横断が頻繁に見られる。
皆様が「超えてはならない一線」についてモスクワや北京と意見が一致するか否かにかかわらず、彼らが「一線」を引く方法と、アメリカがその概念を利用する手口の間に非常には大きな相違があるのを認めなければならない。ロシアと中国は自身の領域に隣接した地域に関しこれらの警告を出すが、アメリカは自身常にそれら活動に従事しながら、近隣諸国と何をすることが許されるか、自分が選んだ相手に警告を発するのだ。
ワシントンは文字通り世界全体を自国領と考えている。ワシントンは世界のどこであれ何ができて何ができないかについて命令を発するのは神から授けられた権利で、これら命令に対するいかなる違反もワシントンに対する侵略行為だと信じている。
アメリカ当局が世界について話をする様子でこれが裏付けられるの我々は見ている。昨年1月バイデン大統領は「メキシコ国境の南は全てアメリカの前庭だ」と言った。同じ月、当時のジェン・サキ報道官は、ウクライナ周辺の緊張の高まりに関して「我々の東側側面の国々」を支援することはアメリカの利益になると述べたが、アメリカの東側側面は東ヨーロッパではなくアメリカ東海岸だと学校で教えられた人々にとっては驚きかもしれない。いつの日か皆様は中国がアフリカの赤道ギニアに軍事基地を建設するという漠然とした可能性をアメリカの「裏庭」への威嚇的侵略だと言及する帝国マスコミを見ることになるだろう。
Joe Biden's pro-Nazi press spokesperson Jen Psaki (@PressSec) accidentally gives the game away, referring to Ukraine and other countries as "Our eastern flank countries".
— Asa Winstanley (@AsaWinstanley) January 25, 2022
The imperialist mentality in a nutshell. They think they have the divine right to rule the world. https://t.co/NMvUfB5EP4
世界至る所で起きることに関しアメリカ政府は絶えず要求しながら、自国国境で起きることに関して外国が要求すると厚かましく公然と悲憤慷慨するのは何とも狂っている。敵が旧ソ連諸国や南シナ海に対して小さな「勢力圏」を主張するのを嘆き、うめき声を上げるが、自分は地球丸ごとの勢力圏を主張しているのだ。
どの分野でもアメリカが最悪の犯罪者だと指摘するたびに「そっちこそどうなんだ論法」で皆様が非難され、他国政府を攻撃するが、これが実際意味するのはアメリカは自分のルールに従って行動せず自分が説教していることを実際評価していない証拠だ。アメリカは外国が近隣諸国をいじめて支配するのを阻止しようとしておらず、世界をいじめ支配するべく自分のためにより多くの領域を素早くかすめ取ろうとしているのだ。
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The Jimmy Dore Show ロシアと中国、ノルドストリーム爆破の国連調査を要求
Russia AND China Demand UN Investigation Into Nord Stream Bombing 9:38
中国国営放送CGTNはミアシャイマー教授にウクライナ問題の根源を語らせている。
属国の国営放送は決して彼を出演させられない。
Exclusive interview with Prof. John J. Mearsheimer on Ukraine crisis 28:57
耕助のブログ Finnian Cunningam記事翻訳
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日本航空123便墜落事故―今訴訟中。裁判はボイスレコーダーとフライトレコーダーの開示要請。何故開示されてこなかったか。原因、異常外力着力による垂直尾翼破損の可能性。では異常外力着力とは何か。当時護衛艦まつゆきが短距離艦対空誘導弾テスト中。隠蔽?
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