ファーウェイ、ロシアでの5Gネットワーク構築受注契約
Tyler Durden
2019年6月7日 金曜日- 04:15
ZeroHedge
ワシントンがファーウェイを欧米から追いだそうと企む中、世界的な5G支配を強化するため、ファーウェイは益々NATOと欧米の敵に依存しつつある兆候として、中国の巨大通信機器企業が思いも寄らない同盟者ロシアの通信大手MTSと来年ロシアで5Gネットワーク構築する契約をしたとガーディアンが報じている。
ガーディアンによれば、協定はモスクワで、重要なロシア年次経済フォーラムでの中国の習近平主席とロシアのウラジーミル・プーチン大統領の会談に合わせて署名された。
契約は「2019-2020年、5G技術開発と第5世代ネットワーク試行立ち上げ」を予定しているとMTSは水曜日、声明で述べた。
ファーウェイの郭平会長は声明で「5Gのような戦略上の重要性を持った分野での」契約に「非常に満足している」と述べた。
モスクワでの会談中、プーチン大統領は、二人がこれまでの6年に、ほぼ30回会っていたことを繰り返し指摘し、習を「親友」だと称賛した。2012年以来、習主席のロシア訪問は8回目だ。
ファーウェイ社輪番会長の郭平は、本件についての声明で「5Gのような戦略上の重要性がある分野での」契約に「非常に満足している」と述べた。
アメリカに安全保障上の脅威と見なされている中国ハイテク企業ファーウェイは、ロシア通信大手MTSとの来年ロシアで5Gネットワークを構築する契約に署名した。多数のアメリカとヨーロッパ通信企業が中国の巨大インターネット企業との関係を先制的に切断する中、アメリカ-中国貿易対立で、更にもう一つの戦線が開かれたことになる。
記事原文のurl:https://www.zerohedge.com/news/2019-06-06/huawei-signs-contract-build-5g-network-russia
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岩波書店の雑誌『世界』7月号 特集1 原子力産業の終焉 特集2 中国と民主主義
「メディア批評」を拝読。改元の次は改憲、誰のための抱きつき外交 IWJの記事安倍官邸が狙う『消費減税』という壮大な『ちゃぶ台返し』にも触れられている。
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