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2016年7月 9日 (土)

11月大統領選有権者の責任は重い

Paul Craig Roberts
2016日7月7日

まるで悪夢のようだが、それが現実だ。民主党は、犯罪人を大統領候補に選んだ。リベラル連中は、レーガンはテフロンを着ていると言った!

多数の評論家連中が、ヒラリーは、アメリカ合州国大統領になる前から、超法規的存在になったと主張している。1パーセントは、自分たちの召し使いをどうやって守るかを知っているのだ。

オバマやヒラリーが、実証している通り、元は一般市民の擁護者だった民主党は、今や、1パーセントの代理として、共和党と競っている。ジミー・カーターは最後の民主党員で、ロナルド・レーガンは、最後の共和党員で、彼らは一般市民のことも考えていた。

現在、国民を代表しているのは誰だろう? 皮肉にも、1パーセントの超億万長者の一人、ドナルド・トランプだ。大衆が1パーセントの人物を支持するという場違い状況から、トランプが与えられた役割は、有権者を離反させて、ヒラリーを大統領にすることだという陰謀論が生まれた。アメリカ政界における欺瞞のひどさを考えれば、そうした陰謀も、むげに無視することはできない。だが、私には、トランプは、大統領候補として善戦しており、陰謀とは思えない。彼がヒラリーに与えているダメージは、陰謀論に合わない。トランプは、別にヒラリーを道連れにせずとも、自前でやれるのだ。

売女マスコミは、トランプの頭皮を、ヒラリーの足元に置く任務を課されている。逆説的なことに、トランプの政治的指導力を中傷する比較の基準は、任期中、常に、閣僚会議中に居眠りするぼけた阿呆な老人と馬鹿にされながらも、マスコミが大いに報じることになった、イラン-コントラや、他のあらゆる物事に責任を負っていたとされるロナルド・レーガンだ。レーガンが首にして、告訴したネオコンさえ、今やレーガンを、大統領の指導力の代表として奉じている。

私と同様、レーガンに二期仕えたフェイス・ウィトルシーの記憶は違っている。
しかも、ウィトルシーは、特に、1パーセントの召し使いに過ぎないヒラリーと比較して、トランプを実績ある指導者と見なしている。http://www.huffingtonpost.com/ambassador-faith-whittlesey/never-they-said-that-of_b_10845880.html

ウィトルシーによるレーガンの自由市場資本主義の強調はやりすぎだと私は思う。レーガンは、労組委員長で、自由市場資本主義者は、労働組合に反対していた。“市場は自己調整する”という誤った考えで、金融制度を規制緩和したのは、ロナルド・レーガンではなく、ビル・クリントンだった。

大恐慌以来、私企業は不利な状況にあったので、レーガンは私企業の肩を持ったのだ。これまで、ルーズベルトのニュー・ディールと、リンドン・B・ジョンソンの偉大な社会と、二度、政府の大規模拡張があった。もう一度そういうことがあれば、私企業は絶滅危惧種リストに載っていただろう。政府と私企業との間にはバランスが必要で、レーガンはバランスを保とうとしたのだ。

もしトランプが選ばれた場合、彼が1パーセントの権力から逃れることができて、クリントン、ジョージ・W・ブッシュや、オバマ政権の時代にそうであったより広範な人々の利益のための統治ができるのかどうか、誰にもわからない。だが、ヒラリーと違い、トランプは召し使いではない。彼は自立した人だ。

だからといって、アメリカ合州国という沈みつつある船を救うため、彼が何をすべきか、あるいは、政府の役職に誰を任命すべきか、わかっているということにはならない。

もしヒラリーが選ばれれば、ロシアとの戦争を含め、益々多くの戦争が我々の未来ということになるのは明らかなように見える。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTThe Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/07/07/voters-have-heavy-responsibility-in-november/

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7月参議院選挙での有権者の責任は重い。孫子、いや、この列島に暮らす人々の人生を永遠に変えてしまうかもしれないのだから。

都知事の政治資金をワイワイつついたゴミ芸人どもは、首相や与党の売国者連中が、GPIFで、途方もない損失を出していても一言もいわない。参院選の争点を隠し、都知事問題のみ。

出演する連中も、みている連中も、全てサル以下。

大本営広報部、白痴製造、洗脳機関の言辞を、あげつらうのは人生の無駄。

大変申し訳ないが、孫崎享氏のマグマグ?メールを、そのまま転載させていただこう。

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通常は、参院選前に東京都知事選候補に言及は焦点ずらしと批判される行為である。

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しかし、現在自民党が有力候補として挙げている増田?也氏を見極めることは、自民党が今どういう政党であるかを如実に示している。

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今日、東電を「最悪の企業」に多くが挙げている。国際環境NGOグリーンピースがインターネット投票で最悪の企業を選ぶ賞「パブリックアイ・アワード(世間の目)」で、地球に害を与え人権を侵害した企業に見事に東京電力が上位六社にノミネート、27日に発表された結果で堂々の世界二位に選ばれました。(2012年01月28日blogos

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私は次のツイッターを行った。

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「東京都知事自民党候補増田氏は東電取締役。東京都自民知事候補の増田?也氏はどういう人物なのか。一目瞭然。「東電取締役。自民党が東京都知事選立候補を要請」、16年5月12日役員人事http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/124.htm …、l2014/3/26付日経「東電、社外取締役に元総務相の増田氏 政財界に人脈」

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このtwitterを行ったしばらく後に、ブログ「阿修羅」の関連記事は削除されていた。これは極めて異例のことである。望ましくないと思う勢力が動いている。すぐに、次のtwitterが来た。

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「阿修羅の記事は削除されてます。

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⇒東京電力ホールディングス役員一覧http://www.tepco.co.jp/about/corporateinfo/board/index-j.html

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下から二番目にあります。」

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世論は原発再稼働に反対である。


「原発再稼働に反対6割 本社世論調査」  (2016/2/29付日本経済新聞 朝刊)

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「東京電力福島第一原発事故を踏まえた新しい規制基準を満たした原発について政府が進める再稼働に反対の人が58%で、賛成の37%を上回ったことが、本社加盟の日本世論調査会が十二、十三日に実施した全国面接世論調査で分かった」(2015年9月20日東京新聞、共同)。

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東京都民を含め日本国民の原発再稼働についての意識は高い。前回の都知事選挙において極めて重要な議題であった。

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そうした状況下、自民党は都知事候補に東電、社外取締役を持ってこようとするにはあまりに非常識である。

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今回、参院選では原発再稼働は重要課題ではない。しかし、全国民は今、この人物を東京都知事候補にかつぎだそうとしているような党であることは十分認識してよい。

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私のツイッターへの返事。

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「自民党って、ほんっとに国民をバカにしてますね。こんなにバカにされてるのに、

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まだまだ律儀に投票してあげる組織の人たちって、残念すぎる人生だ。」「あの東電から金を貰って隠蔽工作に参加している人物を、了とする都民が信用できない。」「あの東電増田寛也氏はどういう人物なのか⇒1)東京一局集中批判(地方へ若者を戻せを主張) 2)ハコモノ行政で岩手県財政の赤字を倍増。 ⇒こんな人物を推薦しようとする自民党都議団は下司。」「絶対NO!!です。」「自民 安倍某は どこまで破廉恥で 人をなめてるのか なめられているのか」

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