ペシャワール爆発の背後にブラックウオーター
Press TV 2009年10月31日 土曜日 01:01:58 GMT
水曜日、100人以上を殺害したペシャワールでの爆弾爆発は、アメリカの民間警備会社ブラックウオーターのせいだと、パキスタンの親タリバン過激派が主張。
テフリク・イ・タリバンのトップ、ハキムラ・メスードは、ブラックウオーターと幾つかのパキスタン機関が、ペシャワルの混雑した市場での爆弾爆破に関与していたと語った。
最新の報道によると、死亡者数は106人にのぼり、150人以上が負傷したが、救助隊員によると、更に多くの人々が、まだ瓦礫の下に埋もれている可能性がある。死者の大半は、女性と子供だ。
パキスタン軍は、過激派は南ワジリスタン部族地域での敗北に直面している今、一般人を標的にしているのだと語った。
メスードは、その主張を否定し、アメリカの警備会社ブラックウオーターが、幾つかの現地機関と協力して、この攻撃に関与していたのだと語った。
日曜日、テフリク・イ・タリバンの約200人の支持者が、デラ・イスマイル・カーンで、反米デモを行い、ブラックウオーターを非難し、反米スローガンを繰り返した。
ジャマティ・イ・イスラミの地方支部長サラジ・ウル・ハクは、'アメリカの同意の下で'遂行されている、過激派に対するパキスタンの工作は、敵の目的を叶えることになるだけなので、止められるべきだと語った。
「ファイサル・モスクで遂行されたものであれ、カイバル・バザールであれ、全ての爆発は、ブラックウオーターによって実行されたことは確実だ」と彼は語った。
約1,000人の不屈のウズベク人戦士、若干のアラブ人アルカイダとつながったメンバーを含む、10,000人と推定される親タリバン派過激派と、約28,000人の兵士が戦っている。
南ワジリスタンで、過激派が圧力をかけられるにつれ、更なる暴力行為の可能性があると、専門家達は警告している。
FTP/AKM
記事原文のurl:www.presstv.ir/detail.aspx?id=110059&ionid=351020401
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大惨事を起こして、自国に都合のよい方向にもってゆくのは、わが宗主国のお家芸。
体制側による、テロ行為関連翻訳記事:
大衆に国家を頼らせるべく、無辜の民間人、女性、子供を攻撃せよ「グラディオ作戦」;2005年2月18日l
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