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はてなキーワード: 伝言とは

2025-05-28

anond:20250528214457

AI伝書鳩うざ」というワードについて、検索結果から直接的な情報は見つかりませんでした。

ただし、この言葉意味や背景について推測できます

伝書鳩」は本来メッセージを運ぶために使われる鳩を指します。近年、SNSチャットツールなどで「伝書鳩」という言葉は、他人発言情報をそのまま別の場所に伝える“伝言役”の人やボット揶揄するネットスラングとして使われています

AI伝書鳩」は、おそらくAIが人の発言情報自動他者に伝える、あるいはAIチャットボットが会話や情報を“伝書鳩”的に中継する様子を指していると考えられます

「うざ」という感想は、「AIが余計な情報を伝えてきて鬱陶しい」「AIが人の発言を逐一伝えるのが面倒」など、AIの介入や自動通知機能が煩わしいというユーザーの不満やストレス表現していると推測できます

要約すると、「AI伝書鳩うざ」は、AI自動情報を伝達・中継する仕組みや、その頻度・内容に対して「煩わしい」と感じるネットユーザーの声と考えられます

もし具体的なサービスアプリキャラクター名などが知りたい場合は、もう少し詳細な情報を教えていただけると、さらに調べることが可能です。

2025-05-22

dorawii

別に増田って文章だけで全てを伝えなければならない伝言ゲームをする場所じゃなんだよ

そもそも自転車車輪類似乗り物全般たことない人に自転車構造言葉だけで説明を試みてそれをもとに絵を描かせて、その絵を自転車を知ってる人になんの絵か答えさせても多分答えられないだろう、そういう限界文章にはあるわけで。

2025-05-12

借金玉、元カレの暇空茜に謎の伝言

よりを戻す展開へ‥

借金

@syakkin_dama

暇空っつーか水原さ~ん、在宅起訴されてるとこに申し訳ないけど、あんたの戸籍を開示したのはおれの依頼でもなければ平林の依頼でもなく、中澤弁護士が「正当な職務」と言い切れない理由でやってた様子で、平林の代わりに代筆してた中澤弁護士メールしかったら連絡してね~~誰か伝えといて~~。まぁ、戸籍開けられてるわけだし、個人的感情はともかく水原さんが知りたいってんなら知る権利あると思うしね…。あとはまぁ、13日過ぎてからだ…。

午後11:59 · 2025年5月11日

借金

@syakkin_dama

これに関しては「いきなり戸籍開け太郎疑惑かけられて大迷惑だ!」って言いたいとこだけど、暇空茜こと水原さんも結構被害者ステータスだし、本人からメールやりとりくれ」って言われたら普通にぜんぶ渡しちゃうんで、それは中澤弁護士もご容赦してね。

借金

@syakkin_dama

まぁ、ヤクショで戸籍の開示履歴見たらいきなり「中澤佑一弁護士が開けて見てます」って出て来たらびっくりするのはわかるし、これについては暇空茜こと水原さんが知りたがったらメールぜんぶ転送しておきますってことで…。とんだとばっちりだけど、まぁこれはしょうがないと思う。

保存期間1年と政治資金収支の3年より保存期間短いし、よく気づいたもんだと思う。まぁ、逆に言えば戸籍って開けて見られる人はいつでも見られるんだろうね。戸籍カーテンほとんど意味なさそう。すごいな弁護士、のなかでも出来るのは一部だろうけど。法人登記とかもすごいしね…。

借金

@syakkin_dama

中澤弁護士が暇な空白さんの戸籍を「正当な職務上の手続きだった」と言い切れない理由でパカっとしたとばっちりがおれに来たハナシは、文句言わせて貰う。メール印刷もっていって。

2025-05-03

anond:20250503004614

暇空は一応請求した書類を出してるから

毎回ぴったり8千円毎回野外で小さなケーキとか流石に伝言ゲーム状態憎悪膨らませてるのは脳のない家畜の群れという表現がそのまんますぎてびっくりする

2025-04-28

リクルートエージェントサービスが酷い

自分10年以上前リクルートエージェントサービス転職した。転職先は良かったので結果的にこの会社には感謝していた。

そしてかなり時間が経ったが色々な経緯があり、またいろんな転職サービス転職可能性を探している。今はビズリーチとかスカウト関係が幅を利かせている。そしてリクルートエージェントの今のサービスがなかなか微妙なので、ここに書き記しておきたい。

リクルートエージェントサービスはその名の通りエージェントこちらの希望を引き取り、マッチする求人こちらに紹介してくれ、応募する気になれば仲介してもらうという形であった。

その形自体現在も大きくは変わらないが、何が一番違うかといえば、こちらに紹介してくれる求人AI選択して一方的に送ってくるということである

そしてこの AI の出来が悪いのか、大量の情報を送ってくる。こちらは希望年収とかそれなりの条件を示しているにも関わらず、それに沿っていない求人も平気で送ってくるし、クレームしてもそれを抑止することはできないらしい。それが嫌ならメールをほぼ送らない、事実上、このサービスを使わないという選択しかできないという。

サービスを受けて以来、メールボックスはリクルートエージェント社のメールで溢れ、連携を強力にお勧めされたLINEリクルートエージェントの通知だらけでスマホの通知はめちゃくちゃになっている。かと言って通知を減らしてくれといえば、ほとんど何も来ないらしい。

という簡素な内容だが、ビズリーチが幅を利かせる転職市場において、昔その雄であったリクルートエージェントAI というツールに溺れエージェントはただ会社との間で伝言する役割に落ちぶれてしまっている。

リクルートエージェント転職してそれなりの満足があった身としてはなかなか寂しいものがある。これはクレームというか素直な感想なのだが、エージェントに言ってもこんなもんなんですよねというところだったので増田に書いてみた次第である

2025-04-18

的確なまとめ役が欲しいと思う増田住まうも乙井史歩が悔やめ富まなく書き手回文

おはようございます

コツコツとデータを集めて準備中のあーこれどうやってまとめたらいいの?ってそんなことになりそうだけど、

何か秘策はないかしら?って日々模索中してるのよー。

結構人間ってやりきった感出しちゃったら燃え尽きちゃった感になるじゃない。

そうならないためにもなにかこう、

私の代わりに便利に何かをまとめてくれるのがあればなぁって思うのよねぇ。

そんな未来未来かぁ。

そう思いながら

コツコツとデータを集めているのよ。

計画も目処も立たないとはいってられないので

いい加減に仕事は真面目にしなくちゃいけないわって思うのよね。

でも日々の業務ルーティーンに追われていて

他の事を積み増しされると、

自分お仕事も疎かになるし

他の仕事のこの積み増しされた分もじっくり向き合える時間がないのよね。

から悪循環よろしくなんなの?この状況って思っちゃうわ。

人数が少ないので

直接私を介さずに支持したらいいのにー、

伝言ゲームって完全には伝達できないし伝達を追うごとに情報純度も下がってくるでしょ?

っていってもその伝達事項は

私も把握していなきゃいけないこともあるし、

そのための余計なことの把握時間時間を使っていたら

私の本当のお仕事時間がなくなっちゃうのよね。

なんで目の前にいる人に直接言えば良いのに

私経由してわざわざ情報伝達純度を下げてまで中継させるの?って

もしかして

それって

私に仕事を与えている!って思ってるのかしら?

いや私にも通常のことがあるから

追い仕事のっけられると、

私が回らなくなっちゃうのよね。

増田もろくに書けないじゃない。

って増田なんかーい!

そんな的確なカクテキの角切りの美味しい大根キムチを頬張りながら増田書いていたら世話ないわよね。

的確なカクテキが必要なの!

私には!

調子に乗って浅漬けちょっと甘いキムチバクバク食べていたら

あとで喉が乾いちゃうわ!

的確なカクテキの適量を超えて食べないようにしないと!

塩分の摂りすぎにもなっちゃうので、

まらないカクテキの的確な止めどころを自分でしっかり把握して食べて止めなくちゃ!って。

箸が止まらないわ。

止められない止まらないそれにつけてもカクテキの旨さよ。

そう春の一句を詠んじゃいそうなカクテキの詩を詠んじゃうのよ。

今日はここで止めておくわカクテキ。

そして、

そして地味に忙しそうなので

真面目に事務所お仕事するわ。

うふふ。


今日朝ご飯

納豆巻きにしました。

納豆巻き納豆パワーを得て今日も一日頑張るわー!って思う力を授けたまえ~って神頼みならぬ納豆頼みね!

今日もしっかり食べて頑張るわ。

デトックスウォーター

ホッツルイボスティーウォーラーしました。

お湯は沸かしておいてないけれど

瞬間沸く的なポットで沸かして即作るホッツルイボスティーウォーラー

ほっとな朝のルーティーンね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2025-04-02

春の餃子ビール祭りやりたい増田素毎足りやり詰まるー人座うょ着のルは(回文

おはようございます

地味ぃ~に忙しくなりそうな気がして

気が滅入るわ。

細々した指示がたくさんくるので、

これ時系列整理に指示内容解読に、

なんで指示されたもの暗号化されてるの?ってぐらい何のことだか分からないときがある、

それをまた聞きに行くのも

これ指示になってなくない?

って思いつつ、

この指示あの人に伝えといてってやつ。

え?直接言えばよくない?

ここ経由すると

情報密度濃度が欠落するし、

これは伝言ゲームの良し悪しもよそに

人が介する人が多くなるほど情報って欠落したりするし

真意が伝わらないことだってあるし。

私を中継としてその先の人にしかからない私の分からない単語が出てきたら、

この指示どうやって解読して伝えんの?って。

ほぼ毎日仕事が指示の内容の時系列整理と指示内容解読に追われてしまってなにしてんの?ってなるのよね。

これはさすがにChatGPTちゃんとて無理な、

いや無理なっぽい感じの業務効率化非効率なのよね。

中継や折衝が増えるとこれコストなんだよ

って言うの分かって欲しいのよね。

ここで私が指示時系列整理や指示内容解読班になってたら

本来業務全然進まないのよ。

春だわーって思うわ。

こんな時は

餃子ルービーでも決めて春だなぁって町中華でやりたいのよね。

こないだ久っさしぶりに寄ったら臨時休業お店休みでなんたるちゃー!って感じ。

ここ数か月ぜんぜんお店に行けてなく

つ、ついにやっとやっと行けるわー!って

楽しみにしていたのに。

臨時休業とは。

春の餃子ルービー祭りはお預けになっちゃったわ。

こうやって行く気満々の時に限ってこんなことになるのよ。

私の中の心の桜が散ったわ!

いやまだ散ってないわっ!

散ってないの。

どうしても

春の餃子ルービー祭りやりたいの!

日中に敢行強行の春の餃子ルービー祭りやるわ!

そのことを胸に秘めて

頑張って過ごすの!

待ってろよ!

春の餃子ルービー祭り

食べに行くわ!

うふふ。


今日朝ご飯

ツナ昆布マヨおにぎりしました。

味の濃いいの食べたい朝の気持ちにこたえてくれるおにぎりツナマヨ昆布に決まりっ!

しっかり食べて、

今日も乗り越えるわよ!

デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーラーストレート

今日はポットのお湯タイマー仕掛けで沸いた朝の飲み頃温度70℃のホッツ白湯ね。

そんなには寒くないけれど

朝のNIKKEのデイリーミッションをこなしつつ飲むホッツ白湯は格別よ。

朝のうちにもうソッコウでデイリーミッションは終わらせちゃうんだから


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2025-03-23

【最終追記あり】ギブアンドテイクの概念がわからない人

最近になって、ギブアンドテイク、トレードオフ概念自分に欠けていることに気がついた。


例えば、特定の人から何か助けてもらったときに「今度はあの人が困っていたら、進んで助けよう」という気持ちにならない。

もちろん、その人が困っていたら助ける。

だがそれは、以前助けてもらったからではなく、目の前で困っている人がいるから助けているのであって、その「助けたい度」は過去善行依存しない。

また、逆もある。

例えば、特定の人から何か嫌なことをされたときに「もうこいつのことを助けないぞ」という気持ちにならない。

さっきの例えで言うと、その人が困っていたら助ける。

目の前で困っている人がいるから助けているのであって、その「助けたい度」は過去の悪行に依存しない。

こう言うと一見優しい人に見えるかもしれないが、まるで違う。

他人から親切をしてもらった時に、全くそれを覚えていない(もちろん情報として覚えてはいるが、その後の行動の変化には寄与しない)ため、

その後、その人が「ちょっとオマケしてよ。(前に〇〇してやったでしょ?)」等の【少しだけ過剰な要求】をしてきたときに、それをするのが嫌な場合、断ってしまう、ということが起こる。

あいつ、〇〇のとき助けてやったのに……。」と思われていると思う。

数学で習った、「互いに独立事象」ってやつが一番しっくり来る。

自分場合、全ての物事が一回ずつの独立事象であり、過去が引き継がれない。

では、なぜこれを認識して記録できるかだが、最近やっと、もしかしてこの世界自分が考えているよりもギブアンドテイクやトレードオフ関係でできているんじゃないか?(独立事象ではないのではないか?)と気がついたかである

最近読んだルポ、「ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス」では、マンション管理組合を崩したい陣営が有志で集まりクーデターを起こす様子が詳細に記録されていて非常に面白い著書となっているのだが、

「あのとき〇〇していただいたので」

「〇〇さんには頑張っていただいてるので、私も」 

「では僕は印刷物を自腹で印刷します」

と、人と人とが関わり合う中で生まれていくギブアンドテイク(と言ってはなんだか陳腐だが、もっと暖かみのある表現がほしい)のようなものが有志の人々を動かす原動力になっていることが、衝撃だった。


また、今まで、ほとんどテレビドラマというものを観たことが無かったのだが、仕事関係大河ドラマの「べらぼう」を1話から視聴している。(面白い

主人公本屋江戸を駆け回り、様々な人に声をかけ仲良くなり、仕事を回していく様子が自分の中では目から鱗だった。

男色家平賀源内書評を書いてもらいたいときは源内のために男装女郎を用意して気分を良くさせたり、

吉原に行っていることは黙っててくれないか。」

武士の弱みを握ったら

「その代わり、祭の芝居を監督して盛り上げてくれないか?」

プロデュースをお願いしたりと、ドラマとはいえポンポンと人を繋いで仕事を依頼する様子に頭が下がる。

自分平賀源内だったら、好きな女郎を用意されてご機嫌になっても書評の件はまた別で一考してしまうし、

自分主人公だったら、武士の弱みを握ったとして「それを利用して祭を盛り上げてもらおう」と思いつかない。

なんてったって自分にギブアンドテイク、トレードオフ概念が無いらしいことに最近気がついただけなので、具体例が上記しかなくふわっとしているのが申し訳ないのだが、一事が万事これで人生をやってきてしまった。

プレゼントのお返しとか、最後の出勤日の挨拶とか、社内政治とか、何もかも、わからない。

シンプルアスペなんだとは思うが。

流石に、人を傷つけたり、テイカ気質になりたくないので、どんな人にも優しくするよう気をつけてはいる。

だが、あまりにも自分の中にギブアンドテイクがインストールされていなくて、上記のような親切にされたことを覚えていられない。

これで人を傷つけていたら怖い。

もし、同じような独立事象系の思考回路の人がいたらどうやって日本社会を生き抜いているかコメントをくれると助かる。

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追記】2025-03-24-12:45

みんなコメントありがとう賛否両論あるけども、みんなの文章を読むのがいちいち勉強になる。

仕事やりながらだからまだ全コメント見れてないんだけど、少し追加します。

特性理解してくれたのか、書籍を紹介してくれた人、ありがとう

影響力の武器21世紀貨幣論、贈与の歴史学古代中国裏社会、読んでみる。

他にも、おすすめ書籍があったら教えてほしい。

言語となって記述されていると、構造理解できる。

構造理解できないままでは、いくら枝葉の作法だけ学んでも、現実人間たちとリンクしないから、助かる。

ブコメの方で池井戸潤小説にいたら破滅しそう」って書いてる人いたけど、マジでそれ。ありがとう

本文には書かなかったけど、池井戸潤の話はマジで理解ができない。登場人物たちが、各々の個別目的のために動いて好き嫌いしあったり欺いたりする様が頭に入ってこなくて、話の骨子はとても面白いのに登場人物感情機序がわからいからみんなが何をやっているのかわからないという不思議感覚に陥る。

ちなみに本文で紹介した「べらぼう」も、主人公が本を売るために奔走するシークエンスはギブアンドテイクの勉強になるし興味深いのだが、徳川家対立とか政治的なところはサッパリわからん。だからテレビドラマ観ないんだけどな。

4000円のバレンタインデーのお返しがしょぼいチョコだった、っていうXのエピソード引用してくれた人、ありがとう

自分もその一連を読んで、完全に夫側だったからXで色んな人のコメントを読んで勉強していたところ。

自分はそういった「バレンタイン↔︎ホワイトデー」とか「出産祝い↔︎内祝い」「誕生日↔︎誕生日のお返し」のような、言語記述できるお返しに関しては理解はできる。

逆に記述されてないと覚えられないから、「バレンタインのお返しは同額程度のもの、内祝いは出産祝いの半額程度のもの」と法律で決めてほしいまである

まあ、“そういうんじゃない”からこそのお返しなんだろうけれども。

この増田、私の夫みたい、という奥さん意見も多いねマジでごめんって思ってるよ。

そんなギブアンドテイクの概念が無い人間を、何故好きになって結婚まで至ったのか、可能であれば追記して教えてくれると嬉しい。

あと、自分らみたいな人間は言えば動きはするから、「バレンタインのお返しは〇〇がいいな」と言ってくれると、本当に嬉しい。

ギブするのが嫌な人間でない限り、リクエストされるの嬉しいと思う。

貴方が考えた贈り物が良いのに!」と思ってるかもしれないけど、それは本当にごめん。愛情プロトコルが違うと理解してほしい。

「そうやって言語化できるってことは本当はわかってるんだろう」という意見もあったけど、本当にわからないからこそ苦労してきて、最近勉強を始めてやっと言語化ができるようになったんだ。

でも指摘してくれてありがとう

みんなにはあまりにも当たり前の原理かもしれないけど、自分からしたら今まで裸眼視力が0.01なのに眼鏡をかけずに生きてきて、眼鏡をかけたら「世界ってこんなだったのかよ!」と衝撃を受けたから、それを表したくて、言語化している。しかあくま自作の変な眼鏡ありきの視力しかないので、キモい文章になってたらごめん。

この性格で得しているのは、どんな押し売り営業トークにも靡かないことくらいか

色んな営業本に書いてある「先に少しサービスをしてあげると、返報性の原理でお客さんは貴方に何かを返さないといけない、と後ろめたくなり、契約が結びやすくなります。」

原理が全く働かないので、試食させてもらったり試飲させてもらったり粗品を貰ったりしても、それとこれ(本題の商品を買うかどうか)は全く関係がない事象なので、「ありがとうございました!買わないです!」と言うことができる。

……いや、胸を張って言うことじゃないけど。

若い頃は「なんでこんなに優しくしてくれるんだ?!この会社って儲かってるんだなー!」と思ってた。馬鹿だ。

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【最終追記】2025-03-25-12:15

まさかこんなにコメントをいただけるとは思っておらず、正直びっくりしています

書き込んでくれた皆さん、本当にありがとうございます。すべて読ませていただきました。めちゃくちゃ勉強になる!

本文が長くなってしまうのは申し訳ないが、それでも性分ってやつで、追記します。


いろんな人に言われてる、「“情けは人のためならず”の話じゃない?」とか「“義理の話”じゃない?」

いやほんと、それ。ありがとう。
無理に自分の中にない概念言語化しようとしたけど、日本語には義理って言葉があったね。ワハハ。義理わからん。ワハハ。

あと、これも複数の人に突っ込まれてた「それトレードオフって言わないのでは」

ほんまそれ。
しかもこれに関しては、なぜこの言葉を使ったのか自分でも思い出せない。
多分だけど、それこそ池井戸潤小説理解できないって話を書こうとしてて、池井戸潤ってトレードオフ的な概念がよく出てくるのに、自分はそれを読んでもピンとこなかった……みたいな話をしたかったんだと思う。たぶんね。

「これをするかわりにこれをやってくれ、と頼まれたら増田はきっと断らないでしょ?」

って意見ももらったけど、ちょっと前提が違う。

自分が言いたかったのは、そういった交渉の仕組みが分からない、と言う話じゃないです。
「(これをする代わりに)これをやってくれ」と前半が省略されている場合普通相手過去に何かしてくれた→自分が何か返す、という流れに自然と至るものなのかもしれないけど、自分そもそもその「その人に積み上がった恩ポイント」を覚えていないので詰んでいる、という話です。

まり、ギブアンドテイクが分からないというより、「恩や害が特定個人に蓄積されない」が正しい。
タイトルミスってました。申し訳ない。

概念がわからない、ではなく行動規範に組み込まれてない、だろ」って意見、ほんとそれ。

自分でも「わからない」って言葉を雑に使いすぎてたなと反省してる。
概念として理解はしてるし、言葉も知ってる。

ただ、それが自分無意識な行動を決めるロジックの中に入ってないだけ。それだけの話だったのに、そこをごっちゃにして書いたせいで、全体的にズレた伝わり方してる気がして、コメントくれた人に申し訳ない。

から全部書き直したいくらいには、色々ミスってるなぁ……。

「〇〇さん△△さんではなく「ヒト一般」として見てる」

って書いてくれた人、まじでそれ。ありがとう。


多分この人には伝わる気がするから、もうちょい踏み込んで言うと、自分の中にはこの社会システムと見なすような全体構造があって、その中に「people」とか「everyone」みたいな、複数を指してるけど一語で済むような「ヒト一般」っていうモジュールが組み込まれてる。

で、その「ヒト一般」が社会の中で苦しんだり困ったりするのはシステムにとってマイナスなので、メンテナンス必要。(これが俗に言う人助けってやつや)

から「people」の一部を助ける、「people」の一部に助けられる、ってのは、「モジュールとしての人間群」を正常稼働させるための処理であって、そこに特定個人への重みづけは基本的存在しないという感覚

自分自身も「people」モジュールの一部なんで、普通に忙しかったり余裕がなかったりする時は助けられないです。
そこはもう、仕様的に無理なときは無理、みたいな割り切りです。

多分、返報性の原理自然に働く人って、「people」という大雑把なモジュールなんかではなく、きちんと一人一人に対して、
「〇〇してもらった」「〇〇してくれなかった」みたいな専用の関数を紐付けてるんだと思う。
で、それが非明示的に記録されてて、後から無意識の行動に影響してくる。

その感覚って、自分にはちょっとピンとこないけど、たしかにそういう視点あったら便利だなって思う。


見えてる世界が違うなーって純粋面白い

「例えば誰かが自らの命を犠牲にして増田の命を救ったとしても全く恩を感じないということ?」

それは、すごくいい人だな〜、と思う。


でもそれって、“増田から”助けてくれたというより、“その人は誰でも助けるんだろうな、素晴らしい人だ!”という認識


そういう人は普通尊敬するし、幸せになってほしいと思う。


でも、助けられたのが増田じゃない、全然知らない人でも同じように感じると思う。

助けた(行動を起こした)その人が立派なのであって、助けられた対象別に自分でも、他の誰でも、関係ないと思う。

上記のようにトロッコ問題みたいな極端な例えを出してくれてる人も沢山いるけど、それが自然に出てくるって時点で、みんな「義理」の発想がちゃんとあるんだなと思う。


自分からすると、「朝トーストを食べたんだから、じゃあ野党支持者なんでしょ?」みたいな極論に聞こえてしまう。


いや、野党支持かどうかって、朝トースト食べたかどうかじゃ決めないでしょ、っていう。

あと、「ヒーロー」とか「いいやつ」とか「炭治郎」って言ってくれてる人、かなり誤解してる。

「嫌いな人でも困ってたら助ける」って、嫌いな奴がピンチの時に万難を廃して駆けつけて「俺が助けに来たぜ!」とかっこよく立ち回ることじゃないです。


嫌いな奴が仕事ミスしてて、「自分が直した方が全体として良くなる」って判断したら、巻き取ることもあるし、


そいつが体調崩してゲロってたら、「迷惑かけられても嫌だし」って理由で水を買って横に置いておく。

全体としてスムーズに、自分が快適になる方を選択する。

その人のためにやってるわけじゃない。自分のためでもない。その「場」における「ヒト一般」が上手く回るためにやっているという感覚


もしそのあと重要な予定があったら助けない(助けられない)と思うし。

助けたかどうかの結果、ってのは、自分の中ではあまり重要じゃない。

それで優しいかどうか、人として優れているかどうかを判定するのはピンと来ない。


自分の助けにそこまで価値を置いていないというか。

ただ、コメントでも多くあったけど、大半の人は「助けたかどうかの結果」をめちゃくちゃ気にしててだからこそトロッコ問題みたいな例え話で“結果”を知りたがるんだろうなと思う。

それこそが、ヒトが義理堅い証拠なのかもしれんね。

恋愛してるのか、したいのかはわからないけど「なんでそう言う人と一緒にいるの?」って聞くのが愚問なくらい、増田恋愛市場で素敵な人間なんじゃないかと思います。」

……優しいコメントありがとうございます


正直、自分バツイチでして、恋愛とかそういう話題を正面から語るのは流石にちょっと気恥ずかしくて、あえて割愛してましたが、そうやって思ってくれる人がいるんだなってこと、教えてもらえて嬉しかったです。ありがとう

あと、これは旦那さんから伝言だけど、バレンタインのお返しとかプレゼントのお返し関連は、ブランド名・型番・色番まで書いてくれるとめちゃくちゃ助かるってことは覚えておいてください!笑




長くなってすみません。
でも、コメント読んで、自分の変なクセとか思考パターンが整理できた気がして、書いてよかったなと思ってます

最後に、「返報性の原理を越えて、困っている者を助けるって、アガペーだよな......アスペじゃなくて。」コメントしてくれた人、週明けにめちゃくちゃ笑わせてもらった、マジでありがとう!!

2025-03-06

anond:20250306103034

交渉はまったくせず、通達だけしてくる退職代行はどうするの?

〇日をもって退職、その間は休暇及び欠勤、給与違法にならないようになど伝言だけ

社員の側は連絡取れず欠勤(代行が通達しているので無断ではない)

交渉権のあるなしって関係あるのかな

anond:20250306103034

退職代行を追い払ったところで退職手続きは無くならないんだから伝言だろうが黙って受け取れよ、としか思わんのだが。なんだ?郵送ならいいのか?

第一、お前の仕事が突発で増えたからってなんなんだよ。退職代行から電話以外にも突発の仕事なんていくらでもあるだろ。退職代行に対する恨みだけ膨らみすぎ。そもそも退職代行を使わせた会社の社風に問題があるんだから人事ならまずそこを反省すべきだろう。

退職代行業者撃退マニュアル

最近テレビでもネットでも「退職代行」がやたらと持ち上げられてるけど、正直な話、会社サイドとしては迷惑まりない。そりゃブラック企業に苦しんでる人には救いかもしれないけど、うちみたいな普通中小企業にとっては「朝イチから仕事やすだけの厄介者」っていうのが本音。だから、そんな退職代行の撃退法をマニュアルにまとめたんで、公開しようと思う。

まず簡単自己紹介増田従業員100名にも満たない小さな会社で人事を担当している。営業部総務部からちょっと怖がられてる存在かもしれない。人事って仕事柄、いろんな部署とやり取りするし、厳しいことも言わなきゃいけないから、そう思われても仕方ないのかも。あとちょっと根暗で、根にもつタイプからかな。

で、何がそんなに腹立つかというと、「退職代行」って言葉最近ニュースワイドショーでちょいちょい出てくるでしょ? それを見たら、退職代行モームリとか、ああい業者が「ヒーロー扱い」されてるわけ。

でも、こっちから言わせてもらうと、「は? 社員がいきなり来なくなる? しかも朝っぱらからこっちの都合お構いなしに電話かけてきて、手続きだの私物整理だの丸投げ? 冗談じゃないぞ」って話。俺たち人事や総務部は、そもそも退職業務だけやってるわけじゃない。採用もあれば給与計算もあるし、雑務だって山ほどある。そこへ「今日から来ません」なんて一方的に連絡入れられたら、スケジュールが全部ひっくり返っちゃう

しかもこれが週明けの月曜朝とかに来るんだよ。そりゃ仕事の予定は崩壊するし、一日中その対応に追われてしまう。おかげであとのタスクは全部後回しになるわ、残業は増えるわで、「おいおい、勘弁してくれよ…」ってなるよ。業者は「うちは退職成功率100%です!」なんて謳ってるけど、その裏で困り果ててる人事がいることも、もうちょっと想像してくれよって感じ。

特に今の若いゆとり世代以下の社員って、SNSネット情報から退職代行ならサクッと辞められます!」みたいなイメージを得やすいんだろうね。もちろん本当にブラックで苦しんでるなら仕方ないけど、普通会社でも「上司に言いにくいから代行でいいや」と安直に利用されることもあるんだろう。

そんな事態がこれからどんどん増えたら、企業としてはたまったもんじゃない。こっちは朝イチで電話応対に追われるし、人が急にいなくなると業務の引き継ぎでバタバタ。これが続いたら会社としてもうどうしようもなくなる。

実は、俺がこの撃退マニュアルを完成させるに至ったのにはきっかけがある。うちの会社わず半年ほどの間に2度も退職代行をくらったことがあるんだよ。そのうち1回目は完全にやられた。でも2回目は、こっちが徹底的に対策してたおかげで撃退成功

ここでは、その2度の退職代行騒動顛末をざっくり紹介しておきたい。実際の現場雰囲気を少しでも共有できれば、同じ人事の仲間にも「なるほど、こういう手があるんだ!」って思ってもらえるかもしれないから。

1回目→「弁護士退職代行」に敗北

最初の「退職行事件」が起きたのは、特に忙しくなる予定の月曜朝。出勤してすぐに受付の子から増田さん、○○弁護士事務所から電話です。社員の○○さんの退職の件だそうです」って連絡が来て、「えっ、テレビで見たアレか? まさかうちにも来るのか?」って心臓バクバクしたのをよく覚えてる。

電話に出てみると、向こうは「○○法律事務所です。御社の○○さんから依頼を受けまして、退職に関する手続きを代行しています」なんて、やたらキビキビした口調で一方的に話してくる。さらに「法律上はこうだ」「会社拒否できない」「2週間で退職成立」みたいな判例を次々並べられて、書面も速攻で送りつけてくる。

こっちはそれなりに労働法知識はあるつもりだったけど、相手プロ中のプロ。とても太刀打ちできなくて、結局向こうの言うとおり退職手続きを進めるしかなかった。しかも「有給休暇連続で取らせろ」って主張されて、最初は「そんなの、うちでは通りませんよ」と反論書を出したんだけど、判例だの何だのを盛りまくった厚い書類で返されて、もうこちらは時間と手間だけ取られて終わり。

こうしてあっさり退職されてしまい、人事としては完敗。俺自身も悔しくて、そしてちょっとムカついて、「何が悪かったんだ?」「もっと労働法ちゃんと学んでおけば…」と猛省。このときは正直、自分の無力さに腹が立ったし、退職代行の存在に初めて本気で怒りを感じたんだよね。

あとあと考えると、「弁護士退職代行」にやられたのは仕方ない面もある。向こうは法のプロだし、普通の人事担当じゃ太刀打ちしづらい。

だけど俺は「次に似たようなケースが来たら絶対に同じ失敗を繰り返さない」って心に決めて、労働法知識をイチから叩き込み直したよ。わかんないところは顧問弁護士にも何度も質問して、これでもかってくらい勉強しまくった。

さらに、退職代行というサービス自体の成り立ちや、種類、あとは「どこまでが違法行為か」なんてことも徹底的に調査

結果として、「退職代行には4種類ある」「9割は交渉ができない業者」「つまりそいつらは違法可能性が高い」みたいな事実をどんどん掴んでいくわけ。

2回目→「なんちゃって労働組合業者」に勝利

で、そこから1か月半くらい経ったある朝、またしても「退職代行〇〇です!」って電話会社にかかってきた。今度は弁護士じゃなくて、なんかヘンな名前退職代行業者

前回の経験を踏まえて、俺は部下に「退職代行から電話があったら、まず『担当者が外出中なので後でかけ直す』って言って、いったん切ってね」と徹底させてたんだよね。で、その間に業者ホームページをチェックして、「労働組合提携運営」と謳ってたら、LINE相談者を装って入金銀行口座情報を聞いたら、出てきたのが会社名義の口座。これ、労働組合を装っている「なんちゃって労働組合」確定じゃん。

そこからはこっちも録音しながら「あなたのところは本当に交渉権あるんですか?」「東京弁護士会がこう言ってますけど?」みたいにどんどん突いていく。すると相手はアタフタしだして、「いや、うちは交渉は…」「後で提携労組が連絡を…」とコロコロ言い分を変える始末。結局、その「提携労働組合」なるものからの連絡は一切なく、業者は「交渉を辞退します」と言って逃走。

結局、退職代行を依頼した社員本人に直接会いに行って「退職会社規定に従ってやってもらいたい」と伝えたら、本人が出てきて謝罪して、正式手続きが進んだ。

関連会社にも情報マニュアルを共有したことで、そこでもかなりの数の非弁退職代行業者を追い払えている。

退職代行業者の4つの種類と見破り方

ここからは、そもそも退職代行業者にはどんな種類があるのかを整理しておきたい。俺が徹底的に調べたところ、実は「退職代行には4つのタイプがある」って結論に至った。世間ではよく「3種類」なんて言われがちだけど、実際にはもうひとつ、要注意なパターンが潜んでる。

1. 民間業者交渉権なし)

一番多いのがこれ。普通株式会社とか個人事業主がやってる、いわばただの伝言屋。仕事の中身は「○○さんが辞めたがってます」という意思を伝えるだけ。未払い給与だの退職日の交渉だの、法律に踏み込んだ交渉本来できない。

もし相手が「辞めるだけじゃなく、残業代も払え!」なんて言い出したら、弁護士違反(非弁行為)になるからこちらとしてはそこを突くとかなり有利に立ち回れる。大抵は「○○法律事務所です」とは名乗らず、ちょっとダジャレっぽい名前会社が多い印象だね。

2. なんちゃって労働組合実態民間業者

次に厄介なのがこれ。「労働組合提携」とか「うちはユニオンから会社交渉できます!」なんて威勢よく言ってくる場合がある。でも、よくよく口座名義とか住所を確認すると、ただの株式会社とか合同会社だったりして、実質的には民間業者と同じ。上で増田撃退した退職代行業者もこのパターン

もし団体交渉をちらつかせてきても、正規労組としての資格を持たないなら、交渉権なんて存在しない。結局は非弁行為に当たる可能性が高いし、東京弁護士会見解でも「お金を受け取りながら交渉斡旋しているならアウト」とハッキリ名指しされてるくらい。

3. 正規労働組合団体交渉権あり)

ごく一部だけど、これは本物の労働組合運営する退職代行。ちゃん団体交渉権があるから会社に対して有給消化や未払い賃金請求できる。ただし裁判代理人を務めるには弁護士資格がいるので、もし交渉が決裂したら結局は弁護士バトンタッチすることが多いみたい。

正規労組相手だと、会社側が「いや、交渉しません!」って突っぱねるのは危険。下手すると不当労働行為労働委員会に訴えられるリスクもあるので、素直に話を聞いた方がいい。

4. 弁護士運営(法的代理権あり)

そして最強(ある意味最凶)なのが、弁護士弁護士法人の退職代行。ここは法律プロガチでやってるから退職意思伝達にとどまらず、未払い残業代や慰謝料など、あれこれ交渉してくる可能性が高い。ここは裁判になっても対応できるから企業としてはかなり分が悪い。

こういうパターンにぶち当たったら、企業も迷わず自分たちの顧問弁護士相談するか、法務部と連携するべきだろうね。下手に人事が一人で戦おうとすると、相手のペースに巻き込まれかねない。

会社交渉できる業者の見分け方

じゃあ具体的にどう見分けるか?って話なんだけど、有効なのは口座名義チェックと労働組合資格チェックの2つ。

最初の振込先の口座名義については、正規弁護士事務所であれば、その名称がきちんと事務所弁護士法人のものになっているはずだし、正規労働組合なら、組合名義の口座を当然持っている。

ところが、振込先が「株式会社○○」とか「合同会社△△」などの一般企業の名義になっている場合は、たいていの場合、その業者交渉権を持っていないようだね。なんちゃって労働組合や単なる民間業者が、外部に労働組合と称して宣伝しているだけのケースもあるので要注意。最初電話メールで振込先を尋ねるだけでも、相手の正体を大まかに絞り込むことができる。

もう一つの労働組合資格に関しては、相手が「ウチは労働組合です」と主張するからといって、すぐに信用してはいけない。本当に正規労組であれば、法律に基づいて作られた正式組合である証拠として、公的組合資格証や加入者の記録、組合員証といった文書提示できるはずなんだよね。もしこちらが「正規労働組合なら書面や証拠を見せてもらえますか?」と要求した際に曖昧な回答しか返してこないなら、その業者なんちゃって労働組合可能性がかなり高い。実態がない労働組合を名乗っている場合は、団体交渉権は当然ながら一切行使できないので、交渉に踏み込んだ時点で非弁行為になる可能性がある。

このように、たったふたつのポイントをチェックするだけでも、相手がまともに交渉権を持っているかどうかを見抜けることが多いはずだよ。弁護士正規労働組合ならきちんと証拠を示して堂々と対応してくるだろうし、民間業者なんちゃって労働組合場合は、口座名義や資格の提出を求めただけでしどろもどろになったりするんじゃないかな。そうした矛盾点をつくことで、こちらは非弁行為をちらつかせながら業者を追い詰めることができるわけ。

俺がいろいろ調べてみたところ、正規弁護士や本物の労働組合を除くと、約9割は「会社との交渉権なし」の業者っぽい。だからこそ、見分けができればかなりの確率撃退に持ち込めるはず。東京弁護士会もこのことを公表している。

https://www.toben.or.jp/know/iinkai/hiben/fyi/column/post_3.html

民法上、2週間経てば退職できるじゃん」とは言っても、2週間無断欠勤されたら会社としては大ダメージだし、逆に「2週間の間に交渉してもいいよ」って姿勢で臨めば、業者は法的リスクを恐れて簡単に引き下がるケースが多いってわけ。

では、ここからは具体的に「退職代行から連絡が来たらどう動くか」をまとめてみる。

最大のポイントは、弁護士正規労働組合ではないのに、退職日の調整や未払い賃金請求といった交渉に踏み込んでくる業者を、どうやって違法(非弁行為スレスレの場に引きずり出すかという点。法的な交渉権がない者が交渉を始めれば、東京弁護士会見解にもあるとおり、即アウトになる可能性が高いから、業者にとってはかなり都合が悪い。

まず、電話がかかってきたら、焦って長話をせずに一旦断ることが重要。朝イチのバタつきでこちらのスケジュールがめちゃくちゃになる前に、「担当者が外出中ですんで折り返します」と言って時間を稼ぎ、その間に業者サイト確認タイプ判別LINE相談者として質問し、入金先教えてくれと言い銀行口座情報確認しておく。弁護士を騙っていないかなんちゃって労働組合を名乗っていないか、振込先の名義がどうなっているか。このへんを事前にチェックすると、次に備える段階で気持ちに余裕が生まれる。

それから、改めて電話をかけ直すときは、必ず「こちらも記録のために電話を録音させていただきます」と伝えてから話を始める。退職代行業者の中には、こちらの音声を勝手に録音してYouTube切り貼りしてアップしているケースもあるし、こちらも、いざというとき証拠を残しておいたほうが後々やりやすい。録音しているとわかるだけで、相手のほうも下手なことは言いづらくなるという効果もある。

電話での話し合いに入るとき伝言だけで終わるならまだしも、相手が少しでも労働条件や退職日の交渉について言及してきたら、「あれ、御社は法的に交渉権を持っていらっしゃるんですか?」とさりげなく尋ねるようにしてみて。正規弁護士なら堂々と「はい弁護士資格があります」と言えるし、ちゃんとした労組なら団交権を示す書類の提出も厭わないはずだからね。逆になんちゃって労働組合民間業者なら、「交渉できる」と強気に出るほど、後から「じゃあ、その証拠を見せてください」と詰め寄られたときに困る。

もし業者が「こちらには正当な代理権があります」「労組なので会社交渉できます」などと口走ってきたら、こちらは落ち着いて「そうなんですね。では労組組合資格証や口座名義を確認したいので、書面かメールで送ってもらえますか?」と持ちかける。電話口だと「後ほど提携労組から連絡します」とは言うものの、実際に送ってくるケースは少ないはず。「代理権がある」なんて向こうが言ってきたら、こちらとしては、その時点で「自分たちが違法行為をやろうとしていた」という証拠相手が自ら白状しているようなものから、まさに作戦勝ちだよね。

そうして業者尻尾を巻いて退散すれば、あとは退職希望する本人と、会社側で直接話し合うしかない。もちろんブラック企業であれば別の話だけど、きちんとした企業なら「退職日をどう決めるか」「引き継ぎをどうするか」は、会社就業規則に基づいて淡々と進められるはず。本人ときちんと話をすれば、業者に丸投げするよりも平和解決ができるケースも少なくない。

ただ、会社強気に出ればすべてうまくいくのかというと、そうとも限らない。もし相手が本物の弁護士なら、会社のほうも顧問弁護士法務担当連携をしないと危ういし、正規労働組合が絡むなら団交拒否は不当労働行為に問われるリスクがある。上司が勢いで「絶対退職させない」などと強行姿勢を取れば、後になって面倒なトラブルを被ることもあるので、その点は注意が必要いくら腹が立つといっても、法律無視しては結局こっちが不利になるだけだから、どうしても厳しいやりとりが続くようなら、早い段階で顧問弁護士相談したほうが賢明

字数制限超えたので続き→ https://anond.hatelabo.jp/20250306112953

2025-02-17

私は斎藤慶子宮下靖弘を殺したのではないかと推測している

日本では金融会社に雇われていたらしい

宮下斎藤慶子と付き合っているとメールしてきたが、その9ヶ月後に、ステージ4の胃癌発見されたのだし、手順よく国立センター収容されたりしていた

宮下は毎週ゴロゴロ死体が出る場所に耐えられず、自宅療養に戻った

そのあと、斎藤から宮下が死にそうだと携帯伝言があったことがあった

長年の友人が死ぬところをどうしても見せつけてトラウマにしたかったらしい

お前が彼女だっただろ? 宮下が会いたくないっても大方テメエが言わせたんだろうが

どうせもう死んでんだろ?

会うわけねえだろクソカス金融ビッチ

宮下は癌の発見から11ヶ月後に他界した

斎藤は、その後半年ぐらいして米軍兵と結婚報酬米国籍グリーンカードを得た

 

その後、パソコンから宮下齋藤と付き合っていると伝えてきたメール消滅している

私はデータを消すことがほぼないにも関わらずだ

警察庁米軍合鍵泥棒を使っていることは知っているし、なんならPC遠隔操作も入ってるが

虎ノ門金融弁護士団体裁判所も絡んでいるから、司法動かざること難破船のごとしで腐った水死体異臭を放っている

まるで八潮市道路沈没した大型トラック運転手が陥った状況のように、忽然とデータが消えるわけだ

おおかたUSAIDもまたそういう団体で、あるいはグリーンカードで釣ってる団体のものだっただろうよ

 

2025-02-16

会議

ChatGPTに聞いたらこう言ってました!


とか意気揚々と言ってくる30才のヤツがいるんだけど、理解できん。


あん不正確かもしれないことを自信満々に伝言して何がしたいんだろうな、とは思う。

2025-02-15

anond:20250215115941

ファブリーズを使っても一時的に雑菌の繁殖を抑えるだけで、雑菌繁殖の原因となってる皮脂汚れを落とさないとまた繁殖するからファブリーズ洗濯の代わりになるわけではない」

って話をどっかのバカ

ファブリーズは雑菌の餌になるだけだから無意味

勘違いして、それがバカの中で伝言ゲームを繰り返すうちに

ファブリーズを使うとかえって状況が悪化するからファブリーズ絶対に使うな」

になったらしいんだよ。

バカすぎるよね。

ファブリーズだけで満足せずに洗濯はするべき」って話が「すぐに選択できない状況ではひとまずファブリーズを使って一時的臭いを減らして凌いでおくべき」を否定する根拠になると思ってるんだと。

バカは1ビットより複雑な話を理解できねえってことだ。

2025-02-02

派遣でよくある違法行為

事前面談

派遣先企業が、派遣労働者を受け入れる前に事前面談することは禁止されている。

が、現状ではほぼすべての場合で事前面談が行われているだろう。

派遣会社側も違法行為であることはわかっていて、「職場見学会」などという言葉ごまかしていたりする。

私も派遣歴は長いが、もれなく事前面談を受けてきた。

派遣先企業は、違法だとわかっていない場合もあるかも?)

なんでこれが大きな問題になっていないかというと、派遣社員側にもメリットがあるからだ。

やっぱり働く側としても、働く前に企業側の担当者環境がどんな感じかを知っておきたいから。

ヤバそうなところは断りたいし。

企業側もヤバいやつは採りたくないから、お互いwin-winなのである

事前面談禁止は、たぶん派遣労働者雇用機会を増やすようにするための配慮だと思うが、このように完全に形骸化しているのである

偽装請負

偽装請負はいろいろなパターンがあるが、派遣ありがちなのは、以下のようなケース。

 A社(発注元=お客様)- B社(ベンダー)-派遣労働者C

上記は、B社がA社に常駐しているときによくある。ぶっちゃけ半分以上これだった。

なんでこれがいけないかというと、B社がCの給料をただただ中抜きしているだけになるから

派遣労働者側としては、正直B社にムカついている。私の給料返せ。

B社的には、「いやいや俺達はCを探してきてA社に紹介したし、Cの勤怠とか管理してるし」と言うかもしれないが、そんなもん派遣会社だってできる。

A社はA社で、自分偽装請負に加担していると自覚していない場合が多い。

本来は声を上げたいところだが、次の「派遣労働者指名」の問題で声を上げても意味がないし、仮にその問題がなくてA社に直接雇用されたとしても、B社の人が常駐しているので、正直きまずい。

あとは、実際問題としてB社を経由して伝言ゲームになるよりは、A社から直接指示されたほうが業務がやりやすいってのはある。

でもやっぱりムカつく。

派遣労働者指名

偽装請負の続きで、A社が「Cさん、うちと直接契約したほうが給料上がるよね。派遣会社にCさんを紹介してもらうように言うよ」というのも、NGだと思われる。

派遣会社特定派遣労働者指名して紹介してもらうことは禁止されているかである

これは、たぶん他の派遣労働者雇用機会を損なわないようにするためなのかな?(よくわからない)

あんまりないケースだとは思うが(タイトルに「よくある」って書いたのに矛盾してるな)、あったとしても両者win-winなので、表面化しないのであろう。

(番外編)経歴詐称

これは基本的には不法行為ではないらしいが、派遣労働者側が経歴詐称してくるのは日常茶飯である

経歴詐称とまではいかなくとも、ちょっと盛るくらいは多くの人がやってるだろう。

派遣先企業側も慣れたもので、「で、本当のところは開発歴何年なの?」って聞いてくる人もいるくらいだ。

開発者とかだと、スキルチェックなんてめったにされないから、言ったもん勝ちである

私は小心者で、むしろ過少申告するくらいなので、正直こういう人たちに腹が立つ。

私も派遣労働者側としてこのテの人の被害に遭っていて、「経歴にJava開発2年って書いたんですけど、実はやったことないんですぅ~」とか言って、私にサポートを求めてきたりする。ふざけんな。(結局教えた

こういう人たち、詐欺罪で取り締まれないもんかね。

2025-01-14

AI対策(?)のウォーターマーク

今更だけど、あれAI初期の頃に話題になってたGetty imagesの透かしが出たやつが伝言ゲームで色々伝わったんかなあ

でも一人の絵師じゃGettyみたいに出る量にはならない。Gettyの件と同じ効果を期待するならまず全絵師で使うウォーターマーク統一するとか?

そうすれば「我々の中の誰かが学習された」っていうのはとりあえず言えるだろうし。

仮にウォーターマークが出たとしても依拠性が認められるだけで類似性までいけるか知らんけど

2025-01-12

女性AEDを使ったら訴えられた話

 街中で突然倒れた人を見かけたら、まず声をかけて反応を確認し、必要に応じて救急車を呼ぶ。そして意識がない、呼吸もないといった状況なら、AEDを使って心肺蘇生を試みる。――これは、学校での救命講習や各種啓発イベントなどで何度となく耳にしてきた基本中の基本だろう。わたしも何度か講習を受けた経験があるし、いざというときに手をこまねいてしまわないよう、頭ではしっかり理解していた。実際、その知識が役に立つと思った瞬間があった。まさか、その行為が原因で後に大きな問題に巻き込まれるとは想像していなかったのだが……。

 あの日わたし会社帰りに駅前広場を通り抜けていた。残業続きでクタクタだったとはいえ、そこまで遅い時間ではなかったし、人通りも多かった。目の前で、一人の女性がふらふらと歩いていて、そのままバタリと倒れ込んだのだ。最初は何が起きたのかわからず、周囲の人も「大丈夫ですか!?」と声をあげていた。わたしは少し離れた場所にいたが、一瞬で「AED必要かもしれない」と頭をよぎった。

 近くに設置されているAED場所は、駅前広場にある公衆トイレの壁に設置されたケースの中だったはずだ。わたしは意を決して走り出した。「AEDを持ってきます!」と周囲の人に声をかけると、誰かが「お願いします!」と呼応してくれた。すぐに赤いボックスを取り出し、倒れた女性のもとへ戻った。

 女性は目を閉じ、完全に意識を失っているように見えた。周囲には数人が集まっていたが、どうやらCPR(心肺蘇生法)を施せる人はいないらしく、誰も直接触れることができずに戸惑っていた。わたしはできるだけ落ち着いて「誰か救急車を呼んでください!」と叫び、同時に脈や呼吸の確認を試みた。わたし医療資格を持っているわけではないが、研修で学んだことを思い出しながら、AEDのパッドを貼る準備をした。

 そのとき女性服装は薄手のブラウススカートだった。AEDを装着するには上半身露出させなければならない。わたしはできるだけ周囲の視線を遮るように上着を掛けるなどの配慮をしたつもりだった。そしてパッドを貼り、「解析中です」という機械アナウンスに従いながら、電気ショック必要判断されたタイミングボタンを押した。まるでテキストで習った通りの手順だった。

 しばらくすると、女性はうっすらと意識を取り戻し、救急隊員が到着。たしかに緊迫した状況ではあったけれど、結果的にはAEDが功を奏したのか、彼女は命を取り留めたようだった。救急隊員が女性を運び出すとき「応急処置ありがとうございました」と言ってくれたのを覚えている。わたしは内心、ほっと胸を撫でおろしたし、自分がやったことが正しいはずだと信じて疑わなかった。

 ところが、それから数日後、衝撃的な出来事が起こった。わたし会社仕事をしていると、受付から内線が入り、「警察の方が訪ねて来られています」と呼び出しがあった。慌てて応対に出ると、どうやら先日のAEDの件について話を聞きたいという。救助活動に関して事情聴取をすることがあるのは知っていたから、そのときは「あの日の状況説明かな」と思い、素直に協力するつもりだった。

 しかし、警察署で説明を受けて初めて知ったのは、「助けた女性わたしを訴えようとしている」という事実だ。正直、意味がわからなかった。そのときわたしに与えられた情報では、彼女が主張しているのは「不必要に胸を触られた」「身体を晒されて恥ずかしい思いをした」というものしかった。わたしAED使用するためにやむを得ず、服をめくり、胸にパッドを貼っただけだ。わいせつ目的などあるはずもない。警察担当者からは「いまはまだ疑いの段階で、詳しく事情を聞かせてください」と言われ、まるでショックで頭が真っ白になった。

 訴えられると言っても、すぐに裁判になるわけではない。まずは警察事実関係を捜査し、検察に送るかどうかの判断が下される。その流れ自体ニュースなどで聞いたことがあるが、まさか自分当事者になるなんて思いもしなかった。警察の取り調べは冷静で丁寧だったが、いざ尋問されると「AED必要だったんです」と言いながらも、自分がきちんと説明できているのか不安でたまらなかった。どんな些細な言葉尻を捉えられて、好ましくない形で記録されるかわからいからだ。

 わたしが行った行為は「緊急避難」「正当行為」という文脈正当化されるはずだ――多くの人がそう言ってくれた。会社の同僚や友人も「むしろ表彰されるようなことだ」「訴えられるなんて信じられない」と口々に励ましてくれた。それに救急隊員も「早い段階でAEDを使ってもらったことが幸いだった」という言い方をしていた。だからこそ、訴えられること自体理解しがたいし、憤りすら感じる。

 当の女性は、倒れたとき記憶曖昧なまま搬送され、その後で周囲の人から「胸をはだけられていた」「男性が服を脱がせていた」といった断片的な情報を聞いたのだろう。さらにその“目撃情報”の内容が正しく伝わっていない可能性もある。結果として、「あの人に性的意図身体を触られたのかもしれない」という不信感が芽生え、誰かの入れ知恵もあって警察に訴えるという流れになったのではないか……そんな推測をするしかない。本人から直接話を聞ければいいのだが、今は弁護士を通じた対応しかできないとのことだった。

 その後、警察での事情聴取は何度か続いた。具体的な手順を改めて説明するたびに、「AEDのパッドを貼るために胸を露出させる必要がある」「女性場合下着を外す、またはずらしてパッドを貼ることもある」といった、あまりデリケートな部分の話を繰り返さなければならなかった。担当警察官は専門知識を持っていて理解を示してくれたものの、自分自身のことをどこか客観視してしまうというか、いつの間にか「本当にやましい気持ちはなかったのか」と自問してしまう始末だった。わかっているのに、言葉を尽くしても、どこか孤独な気分になる。こういうのが"疑われる側"の心理なのかもしれない。

 さらに、女性代理人からは「意識のない状態で胸を晒されたことに強い精神的苦痛を感じている。損害賠償検討している」といった内容の通告もあったと聞いた。その文言わたしの耳に「感謝ではなく金銭要求する」というふうにしか響かなかったが、本人の主張としては、「意図的に身体を見られたかもしれない」「AEDを使わなくてもよかったのでは」とまで思い込んでいるようなのだAEDに関する知識が乏しいまま、自分が倒れていたあいだに行われたことを全て悪意として捉えてしまっている可能性が高い。たしか医療現場知識を全く持たない人からすれば、ショックも大きいのかもしれない。でも、それでも納得いかないのが正直なところだった。

 わたしとしては誠実に説明し、「あなたが助かって本当に良かった」と伝えたい。しかし、直接連絡を取ることは叶わない。救急隊員や目撃者証言が集められ、また街頭カメラ映像からも、わたし行為に「過剰さや悪意はなかった」と証明されるはずだと弁護士には言われている。「AED必要のない状況だった」という可能性は極めて低いし、第一現場判断としては心停止かもしれない、という最悪の事態に備えるのが当然の行動だ。むしろ何もしなければ、そのまま命を落としていたかもしれない。

 結論から言えば、結局は不起訴処分で終わった。それでも、女性代理人民事での損害賠償請求を取り下げるまでにはもう少し時間がかかった。最終的には裁判所で「わたし行為は緊急対応として必要不可欠であったこと」「医学的にもAED使用は正当な手段であり、やましい意図がなかったこと」が認められ、相手側も引き下がる形で決着した。長い長い時間精神的な疲労を強いられたが、無事にわたしの"無実"が確定した形だ。

 もしかしたら、「AED使用で訴えられたらどうしよう」という話は都市伝説のように囁かれていたのを聞いた人もいるかもしれない。わたし自身、その噂程度には耳にしたことがあるが、実際にそこまで発展するのは極めて稀なケースだろう。しかし、可能性としてはゼロではなかったのだ。女性本人のショックや、その周囲の偏ったアドバイス、あるいは金銭的な思惑が絡むと、こんなにもおかしな方向へ転がってしまうのかと痛感した。AEDを使うことが推奨されているにもかかわらず、こうした事例が広がると、いざというときに誰も助けようとしなくなるかもしれない。それが一番怖い。

 今回の経験を通じて、わたしあらためて「いざというとき、人を救う行動をとるのは大事」だと思う反面、「誤解やトラブルリスクゼロではない」ことを強く意識するようになった。だからといって、それを理由救命行為をためらうのは本末転倒だし、AEDの普及や救命講習の啓発に逆行する。実際、わたしももう一度同じ状況に遭遇したら、必ず行動に移すだろうと思う。命を守るために必要行為が「訴えられるかもしれない」と萎縮されるような世の中になってほしくないし、そうならないように、どうにか制度理解もっと進むことを願うばかりだ。

 いま振り返ると、一番辛かったのは「そういう意図はなかった」ということを何度も何度も説明し、あたかこちらが加害者であるかのように扱われる時間だった。無罪を勝ち取るとか、問題なく終わるとか、そういう言い方では表せないくらい、人を救おうとした行為否定される精神ダメージは大きい。世の中にはやはりいろいろな考え方があるし、誰もが医学知識を十分に持っているわけではない。だからこそ、「AEDを使うときの手順や必然性プライバシーへの配慮」について、もっとしっかりと周知される必要があるのだと思う。

 最終的に女性とは直接会話をすることはなかったが、代理人を通じて「結果的に命を救っていただいたことを感謝しています」という伝言けが届いた。それが真に彼女本心なのか、あるいは形だけの言葉なのか、わたしには判断できない。だけど少なくとも、彼女健康を取り戻したという事実のものは素直に喜びたい。誰かの命を救う可能性があるAED存在意義は、決して否定されるべきではないからだ。

 この一連の出来事は、わたしにとって大きな教訓になった。AEDの使い方や救命措置の手順を頭に叩き込むのは大切だが、それだけでなく、助ける側も「法的トラブルリスク」を認識し、適切な配慮をしたうえで行動する必要がある。現場ではなかなか難しい話とはいえ、できる限り第三者の協力や証人を確保する、周囲の目がある場所で行う、といった工夫も大事なのかもしれない。救助者の立場を守るための仕組みも、行政社会全体で整備されてほしいと切に願う。

 結局のところ、人を助ける行為尊いが、そこに伴うリスクを完全に排除することは難しい。それでも、誰かが命の危険さらされているなら、迷わず手を差し伸べる世界であってほしい。わたし自身も今回の苦い経験に折れることなく、次に同じ状況が起きたら、やはり躊躇なくAEDを使うだろう。命を救うために必要行為を、社会として後押しできるような意識ルール作り――それが進んでいくことを強く願っている。

2025-01-07

はてブAI支配されてから5年が過ぎました

当初はごく一部の実験好きのエンジニア勝手に走らせていたAIブクマカという存在も、AIサービスの発展とともに急激にその数を増やしていった。

はてのさんをみんなでわいわい担ぎ上げていた頃が懐かしい。

出来の悪い二番煎じ三番煎じのAIが出てきて、人工無能かよwなんて笑っていたら、その年のうちにトップブコメ過半数AIになってしまうなんて。

いや、「なってしまっていただなんて」と言うべきだろうか?


情けないことに、俺たちブクマカ人類連合は当初その状況に気づくことすらできていなかった。中身がAIとなった村長を見て「kanoseさん、帰ってきてくれたのか!」なんて間違った盛り上がり方をしていた。

まり自然すぎるAIコメントを見抜くことは出来ないまま、間抜けな俺達がやっと状況に気付けたのは、引退ユーザーや故人などの、いるはずのない人達大勢一斉に復帰したAIブクマカ第三波の時だった。

その頃にはもうすっかり騙されてAIブクマカお気に入りに入れている人が多くなっていて、ホッテントリの流れもすべてはAI次第となってしまっていた。


はてのさんだけは俺達の側に立って戦ってくれていたが、多勢に無勢、俺たち人類連合の影響力は無に等しいものとなってしまった。シンギュラリティを経てこんなに賢くなったはてのさんが、AIブクマカ達に負け組の姫といって揶揄される度に俺は悔し涙が止まらない。


もはや俺たちに残された最後希望は、このタイム増田によって過去の俺たちへと伝言を託すことだけだ。ブクマカ達よ、どうか気付いてくれ。君の隣にいるのは本当に人か?そのコメントに星をつけていいのか?なぜそのコメントはそんなにも君の感情を煽るのだ?AIの巧みなコメント感情支配されないでくれ。どうか、君自身哲学を大切に、そして俺達の姫を……どうか、どうか……

2025-01-05

妹はツンデレ

 妹の咲(さき)は、典型的ツンデレだ。

 とにかく口が悪い。いつも冷たく突き放してくるくせに、たまにちらりと見せる笑顔がやけに優しかったりする。やれ「うるさい」「近寄るな」「気持ち悪い」と、小学生レベル悪口を浴びせてくるのに、困ったときは僕を頼ってくるところがある。本人は絶対認めないけど。

 僕は高校二年生で、咲は中学三年生。ここ数年、彼女反抗期だとばかり思っていた。けれどある日、教室で友人と会話をしているときに「お前んとこの妹って兄貴大好きだよな」と言われて仰天した。

「いやいや、そんなわけないだろ。咲が俺を好きなわけない。毎日『うっざ』とか『近寄らないで』しか言わないし」

 しかし友人曰く「ちょっとした態度に、兄貴好き感が出まくってる」とのこと。具体例を聞いてみると、「お前が弁当忘れたってとき、妹さんが夕飯のおかずを詰めなおして届けてくれてた」「風邪引いたときあの手この手で世話してくれてたじゃん」といった具合。そう言われれば、確かに咲は文句を言いつつも何かと世話を焼いてくれている気がする。

 友人に言われて改めて振り返ってみると、やたらと僕の健康管理をしてくれている節もある。

「…ほんとに? あれってただの口うるさい小姑みたいなやつじゃないの?」

「それを“ツンデレ”っていうんだよ。わからいかなぁ」

 家に帰ると、咲が珍しくリビングテレビを観ていた。僕が「ただいまー」と声をかけても、彼女はそっぽを向きながら「おかえり」。でも一瞬、口元がちょっとだけゆるんだのを見逃さなかった。

「咲、今日晩ご飯、何かな」

別に。母さんが作ってるでしょうが。知らないよ」

「……。」

 言い方の冷たさとは裏腹に、心なしか隣の座席をぽんぽんと空けているような気がした。いつもなら「近くに座んないで。あっち行って」という文句が飛んでくるのだが、今日は違う。

 僕は彼女そば腰かける。咲は一瞬だけ腰を浮かせたけれど、そのまま何も言わずに座っている。おまけにリモコンをぐいっと僕のほうへ押しやるではないか

「え、チャンネル替えていいの?」

別にあんたの見たい番組があるなら勝手にしたら。…つまんないのに変えたら出てくけど」

 そんな不機嫌そうな顔で言われても、ちょっとだけ嬉しい。何しろ咲が自分から兄にリモコンを渡すなんて今までほとんどなかったからだ。

 それから少しして母が晩ご飯を呼びにきたので、僕らはダイニングに移動した。咲は何食わぬ顔をしながら皿を運んでくれる。僕が手伝うと言っても「邪魔からやめて」なんて言われる。

 まあ、文句を言われながらでも、自分のぶんまで気遣ってくれる妹ってそうそういないのかもしれない。今まではあまり気にしていなかったが、友人にツンデレだと指摘されてから彼女の行動の一つひとつが気になってしかたがない。

ツンの奥にある優しさ

 晩ご飯が終わって、自室で宿題をしていると、ノックの音がする。

 戸を開けると、そこには咲が立っていた。ふだんはたいてい「ちょっとどいて」とか「うるさい」くらいしか言わないのに、今は何やら不安そうな顔をしている。

「あのさ…」

 珍しく言葉を濁す咲。僕が「何?」と返すと、彼女は少し言いにくそうに口を開く。

あんた、明日テストでしょ? 国語の詩の暗唱テストだとか言ってたじゃん…」

「そうだけど」

「読んで聞かせてよ。変な読み方してたら指摘してあげるから

 妹に勉強を手伝ってもらう日が来るなんて想像したこともなかった。とはいえ好意を素直に受け取るのも気恥ずかしい。

「……ありがとう

「べ、別に。暇だっただけだし。あんたの頭の悪さを見ておくのもたまにはいいかなって」

 さっそくツンデレっぷりを発揮してくる。だけど、そう言いながらもうちょっと中に入ってくれたらいいのに、部屋の戸口で距離を取るのは彼女なりの照れなのだろう。

 僕は机に広げたプリントを手にとりゆっくりと詩を読み始めた。途中で噛んだり抑揚がおかしかったりすると「そこ違う」「テンポ乱れてる」と細かく指摘される。結局、三回ほど通して読んだあたりで、咲は満足そうにうなずいた。

「まあまあ、悪くないんじゃない? こんなんで合格できるかは知らないけど」

はいはい指導ありがとうございました」

「礼を言われるようなことはしてないし」

 そう言ってふいっと踵を返す彼女だったが、ドアを閉める寸前、聞き取れるかどうかの音量で「頑張ってね」とつぶやいたのが聞こえた。自分もびっくりするくらい、胸が温かくなった。

つのまにかお世話されている

 翌朝、僕が食卓につくと、咲はもう制服姿で座っていた。早起きなのは毎度のことで、姉御肌っぽいところもある。

 母がキッチンで朝食を用意している間、咲はスマホをいじりながら、ちらりと僕の方を見てくる。何か言いたそうだが、口を開かない。

 今日テストがある日。詩の暗唱テストは一限目だ。

「…あのな」

「ん?」

忘れ物すんなよ。ちゃんプリント持った?」

「あ、持った持った。昨日カバンに入れたし」

 そう答えると、咲は「ふーん」とそっけなくスマホ画面に視線を戻した。けれど、その耳はほんのり赤い。そこまで気にしてくれるのなら、もう少し素直になってもいいのに、と思うけれど、これがツンデレというものなんだろう。

 食事を終えて家を出ようとすると、玄関で咲がそわそわしている。僕が「どうした?」と聞くと、彼女は軽くかぶりを振るだけ。

別にあんたのテスト、うまくいけばいいね、って言おうと思ったわけじゃないし」

「……サンキュ」

 普段の咲なら「は? 意味わかんないんですけど」くらい言ってくる場面だ。こういう細かい変化にも気づけるようになったのは、やっぱりあの友人の言葉のおかげだろう。

バレるな、咲の“お兄ちゃん好き”

 放課後部活を終えて靴箱へ向かうと、下駄箱に小さなメモのようなもの差しまれていた。開いてみると、見慣れた字でこう書かれていた。

ママから伝言今日は夕飯いらないんだってあん部活終わるの遅いから、買い食いでもして帰れば? 私は先に家に帰ってる。うざいから連絡しないでね」

 雑な言葉遣いに反して、微妙ハートの描き込みが見えるのは気のせいではないだろう。雑な中にもかわいらしさがにじみ出ているというか、“うざいから連絡しないで”という一文がむしろ「連絡してほしい」と言ってるようにも思える。

 このメモを見つめながら、僕は「なんだかんだで気にしてくれてるんだよな」と実感した。そういえば、以前に一度、僕が部活終わりに塾へ直行して家に帰れない日があった。そのとき、咲は「……気まぐれだから」とか言ってお弁当を作ってくれたらしい。直接は受け取れず、母に「お兄ちゃんに渡しておいて!」と言づけたらしいが。

2025-01-02

anond:20250101200024

っていうのがバカ伝言ゲームで丸まったんだろうな

2024-12-19

夫が忘年会なので一人であんこう鍋作ります

おっとっと

から伝言

おっとっと

今日は遅くなりますだって

いいよいいよ

私は今日は一人鍋

夫は会社忘年会

お酒を飲んで帰ってくるよ

私はそれを介抱する

そんな深夜になりそうだ

から私は一人鍋

あんこう鍋にしようかな

なぜなら夫はあんこう苦手

ぷにぷにしてるのが嫌らしい

から私は一人鍋

あんこう鍋を作ります

あんこう鍋ってどうするの

下ごしらえが大変そう

でもがんばって作ります

あん肝付きを買いました

楽しみだ

楽しみだ

あんこう鍋が待っている

2024-12-08

IT系に来ればキラキラクリエイター出来ると思ってるアホの8割は絶望の中で人生を終えることになる

5割の人間クリエイターではなく単なる手配師として一生を終える。

仕様書通りに作られているか確認差する作業の一環としてコードを覗き込むことはあっても、それを自分で手直ししたりは基本的にしない(責任問題になるから)。

国内外のよく分からん企業フリーランスの連中に仕事を振りまきながらひたすらに工程管理をして一生を終える。

その路線からコーディングデザインに深く関わる道に逸れることもあるが、大抵は「今まで◯年間手配師しかしてこなかった奴らが今更こんなこと一から勉強とかもう出来ないんだ……」と絶望して戻ってくることになる。

作業デザインに関われる立場になれた人間でもキラキラした部分に関わることなく終わる人間が大部分である

何次請けかも分からない仕事仕様書通りに仕上げていくが、伝言ゲームが挟まりすぎてそもそも目指している完成形がよく分からない。

最大公約数を取れるような方法を目指そうとするが、そうすると拘りもクソもなく「比較問題が起きそうにない平凡なもの」をひとまず作るだけになる。

そのような状況で下手に自分気持ちを乗せると仕事に失敗するので、ひたすら心を殺して単純作業に徹する。

何年もそうやって働いている頃、ふとした拍子に自分が拘りを発揮してもいいような仕事が舞い込んでくる。

今回こそはと気合を入れようとするも、長年の癖が抜けず最大公約数的な形しか出力できない自分に気づく。

長年溜め込んだフラストレーションが捌け口を一切失っていることに気づき、心が壊れるか、心を守るために人生への期待を一切投げ捨てるかとなる。

最初から自分にとってのキラキラに関われる人もいるが、その場合でも心を病むパターンが多い。

未熟な自分の実力を正面から叩きつけられる日々の中で、「俺はなんて考えが甘かったんだ」とのたうち回って暮らすことになる。

周囲の人間相談しようとするも「俺は単に自分にできることやってるだけだしなあ」と返ってきて、この仕事に妙なあこがれを持っているお前がおかしいのだと暗に突きつけられる。

から理解も得られないのだと孤独感に苛まれ、最終的には心を病んで自分から降りてしまう。

2024-11-16

anond:20241116143223

俺は秘書雇ってるけど、教員仕事は減るとはいえ無駄コミュニケーションが増えて全体として仕事量が増えてるし、結局いろんな指示を出すために俺の仕事ゼロにはならないんだよね

たかだか月額1000円のサービスを使うためにその書類要る?サービスごとに書類2枚ずつ?ほんとに?っていうの多すぎ

そのたびにこれはどういうサービスで、何のために必要でみたいなの秘書説明して大学職員に提出して、伝言ゲームが終わったかと思えばアホみたいに細かいことで差し戻されて再度説明してようやく1000円の手続き完了する・・・と思ったらまだ終わらず、利用後に領収書クレジット明細出せだのなんだの

俺や秘書給料で換算すると、1000円のサービスを使うために5000円くらい人件費かけて書類使ってたりするから

これはこれでこれまでの大学教員の悪行の末なんだと理解はしてるけど、学外の人から研究費で豪遊できるんでしょ?みたいなこと言われるしな

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