<

![endif]-->

fc2ブログ

争点がなかった市長選

① 俺は、病院へ行きたくない。検査が怖い。今までと同じでよい。
② ガンだったらどうするんだ?
③ 手遅れになるぞ!
④ 今まで丈夫で来たんだ。脅かすな?

⑤ 維新側は、風が吹くと思ったかも。
⑥ 終盤では、さまざまの要望に財政大盤ふるまいで応えたい動機があったかも。しかし、安易に走らなかった。
⑦ お前は、暗い話ばかりするという批判に政策で答えることが出来なかった。

⑧ 基本的には、争点がない選挙で終始した。

⑨ 島崎藤村に「夜明け前」という小説がある。国学を学び、時流にそって官軍に身を投じた。http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0196.htmlが失望していく。改革には、常に、多くの犠牲者が出る。

⑩ 今は、皆仕事がない。仕事がないから市が財政出動をして仕事を造れという選挙だった。過疎化して切り捨てにあっている。今は、後先を考えずに合併特例債を限界まで使えと言う選挙だった。
⑪ 財政が極限にまで悪化している。粉飾で実態が見えない。他方で、市民の生活も極限にまで悪化している。何も、誰かが贅沢をしよう等とは思っていないだろう。 一部はその流れを利用したかも?
⑫ そんな中でも弱者は逃げることろはない。強者はいくらでも選択肢がある。全国的には弱者が多いこの過疎化が進行している街にも強弱の2極化が進行している。

⑬ いつも言いますが、隣国に、人口が10倍で、私たちの収入の10分の一で生活し、10分の一のコストで生産している国がある。容易なことでは太刀打ちできない。あの国は、人材がどんどん出ている。我が国は総すくみになってしまっています。これは、幕末の黒船のようなわかりやすい外圧ではありません。ボディーブローの様にきいてくる。
⑭ 1930年代初頭の昭和維新も成功しませんでした。平成の維新も分かりやすい外圧、わかり易い敗戦が必要なのかも?

⑮ そういう意味で、若い人はまだまだ、問題は自分にあると自覚し力をためていかなければならないでしょう。力をいつ発揮出来るかは保証の限りではありませんが、歴史とはそういうものでしょう。問題を転嫁しない。地に足をつけて地道にやるべきことをやる。私も63歳まで普通の市民でした。もっとも今も普通の市民です。

⑮ 時代が大きく動いているのは誰もわかっています。色々あるが、欲がない住民が最もしたたかでしょう。

受け皿を作る能力

① 一市民として考えを述べますと、市長選では、現市政に対する不満を持っている市民に対する適切な受け皿が必要です。
小さい受け皿では意味がない。市政を変える程度の受け皿が必要です。
この受け皿を準備するのが、現市政を批判する側(自治体は、議院内閣制ではなく、市議会には、国を真似た与党も野党も本来は必要はない。自治体の議会は、行政とは中立公正な距離で行政を監視するべき)の議員の仕事でしょう。

② 私は、四年前の今頃は、当時の高日市政に対抗するための絶対条件であった統一候補の擁立を考えていました。
この問題は、あくまで、市民がどういう不満を抱いているか、市民の側に立って真剣に考えないと見えてきません。

今、市民が求めるのは、恐らく、松山市政に反対か賛成かの2択で提示する無党派の受け皿を作ることではないかと思います。
繰り返しますが、党派であっては受け皿としては小さすぎる。松山市政に賛成か反対かでよいのです。賛成側はありますから、反対側の受け皿が必要なのです。

③ 市長選は、市議選とは、質、量とも全く違います。まず、量ですが、市議選は、当選するために必要な得票数は1000票ですが、市長選は、勝つためには、桁が1ケタ違う17000票前後が必要です。

④ 市議選は、議会無用論(利権と恫喝で、支持基盤へ介入し、議員の足元を崩していく仕組み)という病根を作り出した、地元自治会推薦という仕組みの下で行われます。
ところが、市長選は、枠が大きすぎて、候補者を拘束する自治会推薦の縛りは届かない。行政利権の手が届かないところで行われる。
ここが、質が違うと言ったところです。市議選の頭では市長選は闘えません。

⑤ 市長選は、ある種、人気投票です。したがって、市民の目から見るとどう見えるか、想像力が求められます。しかも、わずか数日の勝負です。この間で、何ができるかしっかりと考えなければならない。

⑥ 枠(受け皿)の話をしましたが、最も市民が日常生活上で不満を抱えている問題を、市民に聞いて、その問題の本質を正確に把握し、提示し、対立軸として設定することが重要です。

⑦ 次に、その問題を争点にし、問題解決能力を競って正々堂々と戦うべきです。

⑧ 私は、今回の市長選は、世代間の戦いであるかなと思っています。4年任期を務めたら78歳になる松山市長に誰を対抗させるかでしょう。ここを、旧来の頭で考えては、答えは出てきません。重視するべきは枠であり、土俵であり、受け皿なのです。それを、投票をする有権者の側から見るのです。

⑨ 以上は、現在の私の思うところです。処理を一つ間違うと、人生で、取り返しがつかない悔いを生じる人も、たくさん出て来そうな問題です。

時期が切迫しています。皆さんも真剣に研究してください。






民主条件付き委任

大森教授の造語である「民主条件付き委任」。白紙委任をしたのか、当選させた後でも、手間暇をかけて、専門知識を蓄えて、住民監視をしていくのか?
そんな煩わしいことをするなら、勝手にやってもらってよい。
現状はそうである。


プロフィール

正木明人

Author:正木明人
正木明人が、発信するブログです。

21世紀初頭のこの混乱は、人類の生存を危ぶませるに十分なものです。
その中で、何をなすべきか?
何時の時代も、国民世論の形成は困難を極めた。
なすこともなく、危機を迎えることはできない。私たちは、後続世代にどのようにつなげていけるのか?

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
地方政府改革編①
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
政治・経済
83位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
経済分析
6位
サブジャンルランキングを見る>>
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
政治・経済
83位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
経済分析
6位
サブジャンルランキングを見る>>
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード