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はてなキーワード: 非親告罪とは

2026-04-04

anond:20260404200650

では、示談金が刑事事件の結果にどう影響するか、もう少し具体的に現実的なケースで整理します。

🔹 ① 示談金と不起訴関係

刑事事件では、検察官は「起訴するかどうか」を判断する際に、被害者意向示談の有無を考慮します。

示談金が支払われ、被害者告訴を取り下げる意向がある場合

→ 不起訴になる可能性が高い

性犯罪でも非親告罪ではない旧制度や軽微な事案

示談事実上解決になることが多かった

ポイント示談金は「被害者感情の和解」の証拠として扱われ、量刑処遇に影響する。

🔹 ② 示談金があっても起訴されるケース

ただし、次の場合示談していても刑事事件になる可能性があります

1. 非親告罪化された性犯罪

被害者告訴しなくても検察起訴できる

2. 証拠が十分で社会的に重大な事件

社会正義観点検察判断

3. 示談の内容が不自然強要されている場合

権力関係圧力下で示談していたと判断されれば、無効扱い

🔹 ③ 実務上の影響

示談があれば量刑は軽くなることが多い

執行猶予や略式命令可能性が増える

しかし、示談金があったからといって罪が消えるわけではない

社会的制裁(大学企業処分)は示談関係なく行われる

🔹 まとめ

1. 示談金=「刑事免責」ではない

2. 示談金+被害者和解意思は不起訴減刑に影響

3. 権力関係強要の有無によって示談効果限定的

4. 社会的責任や民事責任示談とは別に問われる

希望なら、この事件の当時の事情で「もし示談金が渡っていたら裁判結果や社会的評価はどう変わったか」も具体的にシミュレーションできます

やってほしいですか?

2026-03-09

私刑は許されるか?

しばし議論になる、

否定派の言い分は、法があり法治国家である以上法で定められた罰を受ければ終わり、私刑は禁じられている

 

これを完全論破しましょう、私刑は許されておりむしろ善行である

ではまず手始めに憲法31条を持ち出すトンチカン野郎を片付けましょう

31条はあくま罪刑法定主義、あわせてデュー・プロセスの明文規定にすぎない

私刑禁止規定ではない、勝手拡大解釈すな

憲法とはそもそも国家暴走抑制するもの私権私人行為には(あまり)踏み込まない

かつては王様特権、横暴で恣意的に、ランダム私権が奪われたり、時には刑罰が課された。

そーゆーのは許さんからね、と宣言しているだけ

私刑禁止なんてどこに書いてます?書いてないよね、あなた感想はいあっさり論破

 

次に、倫理面、犯罪を許さない、犯罪者も許さない、それを社会から排除したい、

という個人お気持ちは許されるか?許されないか

内心の自由憲法で明確に保証されており、許されます、ここまではOK?

で、具体的な行動を取ることは犯罪か?

例えば相手犯罪者であっても棍棒で殴れば犯罪である、そりゃ俺も認める、イカン事だ。だが後述する。

 

次、犯罪者の社会復帰を社会スクラム組んで排除することは犯罪か?

たんなる集団意識にすぎない。犯罪ではない

受刑履歴のある履歴書もってきた応募者を断る、何ら問題ない

履歴書不記載が後からバレた従業員をクビにする、何ら問題ない

被害者性犯罪の紙面公表を望んだが拒否し、ペンネームを変えて復帰させた出版社ネット糾弾するのは犯罪か?

いえ、別に?なんの犯罪にもなりませんよ、憲法31条なんでしょ?罪刑法定主義でしょ?なんの犯罪になるんですか?

罪名は?ないよね?倫理的な問題にすぎない。個人価値観内心の自由

刑罰執行で禊が終わった社会復帰の権利を得たと解釈するひともいれば、一生抱えるべきだと思う人もいる、正解など規定できない、法がない

あくま内心の自由、ここまではいい?いいよね?一分の隙もない完璧理論

 

棍棒でぶん殴る話に戻しましょう

そもそも犯罪とは?刑罰とは?

棍棒でぶん殴った時点では倫理問題にすぎない、この時点では厳密には犯罪ではないのだ。

それが犯罪であると確定するのは裁判所

ボクシング試合で殴り合いをしても傷害罪にはならない、それを決めるのは裁判官であり、

裁判を望むかどうかは被害者が決める、あるいは法執行機関が決める、これは親告罪非親告罪かで決まる

ともかく、傷害罪非親告罪ではあるが、現実的には被害者被害申告しなければ捜査はされない、結果裁判にもならない

性犯罪加害者がとつぜん棍棒で殴られて「許せん!訴える」ならば訴えれば良い、どうぞお好きに、その権利は奪わない

殴った人が裁判で決められた刑罰を受け「それで終わり」を覚悟して殴ったならば、「それで終わり」にしかならない

イカンことだ。だが覚悟持ってやったなら、刑を受け罪を償えたら「終わり」なんだよね?

それでいいんだよね?憲法31条なんでしょ?はい論破

 

ネットリンチも同様である、それが犯罪であると思うなら被害者加害者)はどうぞお好きに告訴告発民事訴訟を起こせば良い

「ボクは性犯罪犯人だが文句言われる筋合いはない!実名で堂々と戦ってやる!裁判だ!ボクをネットリンチする奴らを許さん!」

えぇどうぞ、お好きにやりなさいである、止めない、全て自由である、だが不思議にこれをやるやつはない

まり当人も仕方がないと認めているのである、受け入れているのである、受け入れているなら文句なかろう

他人がとやかくいうことではない、あくま個人価値観の話である

 

そもそも日本世界では珍しく裁判所私刑容認している国だという事実を受け入れましょう

こういうの聞いたことがないかな?

被告人はすでに社会的制裁を受けており、罪を減じます

ん?ん?よく考えてみ、おかしくない?理屈合ってないよね?

 

社会的制裁と刑罰は別物だよね?なんで裁判でごっちゃにしてるの?

裁判所社会的制裁の存在を認め、かつそれによって罰を加減するのである。つまり機能として組み込んでいる証拠

仮に社会的制裁を認めないのであれば、裁判所刑罰と分離するはずである

被告人がななんらか社会的制裁をうけ、不合理な損失を被ったのであれば、かつそれが犯罪行為であるならば

それはそれで別個の刑事裁判民事裁判をやればいい、元の裁判とは関係ない、という姿勢を貫くはずである

実際に諸外国はそうしている、日本だけ社会的制裁を加味する。

逆に言えば、私刑社会的制裁は許されている、容認されていると言うてもいい。

極論言えば私刑しても裁判所はどうせその分減じるのだからいいじゃない

 

まり私刑裁判所も認める社会機能なのである

ここまで反論ある?ないよね?無理だよね?

裁判所が間違ってる!とか?

そうかもね、どうぞ頑張って憲法変えて下さいw

はい論破完了

 

結論出ました。私刑ネットリンチ、村八分、これら全て社会活動ボランティア善行です

2026-03-04

anond:20260304091343

1. 犯罪定義と「処罰されるかどうか」は別物

日本刑法学では、次のように区別します。

法律禁止され、構成要件に該当し、違法で、責任がある行為

捜査 → 立件 → 起訴裁判刑罰、という国家手続き

このため、

取り締まられない(捜査されない・立件されない)

犯罪ではない

とはならない。

法律上の構成要件に該当すれば、**「犯罪行為は成立しているが、処罰されていない」**という状態があり得ます

2. なぜ「犯罪なのに取り締まられない」ことが起こるのか

実務上は次のような理由で「犯罪は成立しているが、捜査処罰されない」ケースが多くあります

例:軽度の侮辱、軽い暴行怪我なし)、家庭内の軽微なトラブルなど。

侮辱罪は2022年改正非親告罪になりましたが、名誉毀損などは依然として告訴必要

  • 証拠が不十分で立件できない

犯罪は成立していても、証拠がなければ捜査機関は動けない。

法律上は犯罪でも、社会的影響や本人の反省などを考慮して不起訴にする。

まり、**「犯罪の成立」と「処罰の実行」**の間には大きなギャップがあるのが現実です。

3. 例:依頼したうえでの障害傷害)・軽度の侮辱

あなたが挙げた例を整理すると、次のようになります

● 依頼したうえでの障害傷害罪)

法律上は傷害罪が成立し得るが、実務上は処罰されないことがある。

● 軽度の侮辱侮辱罪)

  • 侮辱罪は2022年改正で法定刑が引き上げられたが、依然として軽微な犯罪
  • 実務では、軽度の侮辱は「民事でやってください」と言われることが多い。

侮辱罪は成立し得るが、警察が動かないことが多い。

4. 「犯罪なのに取り締まられない」状態の法的な意味

この状態は、刑法学では次のように整理されます

まり

犯罪ではあるが、処罰されない」

という状態普通に存在します。

5. 実務上の重要ポイント

このため、社会的には「犯罪ではない扱い」になっていても、法律上は犯罪ということがあり得ます

2026-03-02

anond:20260302221821

■ 主な理由

証拠不足(最も多い)

刑事裁判

合理的な疑いを超える証明

必要です。

よくある壁:

• 物的証拠が乏しい

目撃者がいない

供述の信用性争い

時間経過で証拠消失

特に密室犯罪では、立証ハードルが非常に高くなります

👉 疑わしくても有罪にできないケースが現実にある

被害申告がない/取り下げ

刑事事件原則として被害申告が重要です。

起きやすい背景:

• 恐怖や羞恥

加害者との関係性(親族・知人)

示談圧力

心理的負担

現在日本法では不同意性交等罪は「非親告罪」ですが、実務上は被害者の協力が極めて重要です。

示談成立による量刑軽減

日本刑事実務では示談が成立すると:

• 不起訴

執行猶予

量刑軽減

になることがあります

ただし:

子ども対象の重大事案では実刑になる傾向は強い

です。

心神喪失責任能力問題

刑法上、

心神喪失無罪

心神耗弱減刑

となる制度があります

ただし実務上、完全無罪になる例は多くありません。

加害者特定できない

DNA等がなければ:

犯人不明

捜査継続

公訴時効(※不同意性交等の重罪は時効が長期化・一部廃止

などで処罰に至らないことがあります

起訴猶予(検察判断

証拠はあるが、

• 情状

• 初犯

示談

再犯可能性低い

などで不起訴になるケース。

ただし、児童への重大性犯罪ではかなり限定的です。

日本量刑現実

現在法改正後はかなり重くなっており、

不同意性交等罪:5年以上有期懲役

児童への加重事由あり

執行猶予が付きにくい傾向

です。

昔より明確に厳罰化しています

重要視点

世間で「なんで捕まらないのか」と感じる事案の多くは、

❗ 実際に無罪なのではなく

❗ 立証が極めて難しい犯罪構造

にあります

これは制度の甘さというより、

冤罪防止

証明責任の厳格さ

とのトレードオフでもあります

もし関心があれば、

日本不同意性交等罪の改正ポイント

実刑率の実データ

示談量刑に与える実務影響

冤罪とのバランス問題

など、司法実務ベース解説できます

2026-01-29

言うならこれ書いとけよ

以下の行為については継続して非親告罪となっている。

技術保護手段回避を行うことを専らその機能とする装置プログラム公衆提供する行為[3]

業として公衆からの求めに応じて技術保護手段回避を行う行為[4]

著作者、実演家の死後において、著作者人格権、実演家人格権の侵害となるべき行為[5]

引用の際の出所の明示義務違反[6] anond:20260129174014

anond:20260129173922

古いよ

俺も恥かいたけど今は非親告罪になったよ1部

2026-01-24

AI韓国AI法律作った日本は見習え!」

韓国「2次ロリ違法著作権非親告罪です」

日本韓国見習って同じ法律にしようや🤣

2026-01-08

anond:20260108190913

親告罪とは、検察官起訴をする際に、告訴権者の告訴必要な罪のことを言います

反対に、告訴権者の告訴が無くとも起訴できる罪のことを非親告罪といいます

告訴できる告訴権者は、被害者被害者法定代理人等です。

親告罪として、代表的な罪は、器物損壊罪名誉棄損罪、侮辱罪、親族間の窃盗罪等があります

2026-01-04

anond:20260104141231

個人コラージュしているのは昔からいた

それもダメではあるけど今問題なのは公衆送信すること

Xはまじで法令遵守した方がいいし、警察ちゃんと取り締まらないといけない

リベンジポルノ防止法に該当するらしいがこれは非親告罪から警察がこの問題を進んで取り締まらないのならば怠慢といわざるをえない

2025-10-15

anond:20251015083059

不法行為犯罪ではないよ

法律違反してるけど民法から犯罪ではない

ヒボチューも侮辱罪に該当したら非親告罪な上に犯罪だけどね

2025-04-17

anond:20250417192814

AED使用に関して手順通りにやっていれば例外なく訴訟されないことの保障

これに関してセクハラ等の情報を流布した人間非親告罪処罰することの規定

とりあえずこんなもんでしょ。

2025-04-01

anond:20250401191506

詐欺だって非親告罪なのに被害届受理された試しがない

女はその点は差別を受けてるね

非親告罪って「深刻じゃない罪」みたいな響きだよな

もっと分かりやすく「他人でも告訴OK罪」とかにしろ

2025-02-07

AI推進派と反AIから見る現状の生成AIを取り巻く環境

生成AIが登場してからAI賛成・反対で争いが続いているように思うので、とりあえず現状を整理する意味中立視点で生成AIを捉えてみる。極力中立意識して書くが、個人主観意図せず入ることはご容赦願いたい。まずは議題をまとめるために、議論ターゲット定義する。

この議論ターゲット

基本的には画像生成、テキスト生成、動画生成、音楽・音声生成などの生成AIターゲットとする。具体的なサービスとしては

  • Stable Diffusion
  • Midjourney
  • ChatGPT
  • Gemini
  • Claude
  • Grok
  • DeepSeek
  • Sora
  • Suno AI

などの生成AIたちがターゲットである

ここでの議論では、生成AI技術的な内容にはあまり触れず、これらの生成AIは「モデル」に「データセット」を「学習」させることで作られることとする。また、生成AIユーザーはその「学習済みモデル」を使って画像テキスト動画、音声などを「生成」することができるとする。

そして、生成AI推進派はこれらの生成AIを推進する、あるいは使っている人たちのことを指し、反AIはこれらに反対する、あるいは使わない人たちのことを指す。

それらとは別に、生成AI話題に無関心、疎いな層も一定数いることを付記しておく。

まずAI推進派、反AIの主な意見を見ていく。

生成AI推進派の意見

AI意見

現行法による理解

現行の著作権について

日本現行法に照らし合わせるとデータセットの作成にあたり、著者の許可は「原則不要である

詳細は文化庁AI著作権」のP.37~40を参考。(AI著作権, 文化庁, https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/pdf/93903601_01.pdf]

一方で、生成AIが出力した著作物著作権侵害をしているか否かの判定については、「人とAI区別することなく」著作物著作権侵害をしているかどうかを既存ルールに則って判断される。(同P.43~)

例えば、最近だと「エヴァ」のポスターを生成AI作成して販売した人が書類送検された事件(参考:AIで「エヴァ」のポスター生成し販売 神奈川初、著作権違反容疑で男性2人を書類送検, yahoo ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/33573f324daa8f9f894660b6309ff356a4d338b0])が発生している。上記理解に則ると生成AIが使われたか否かは関係なく、ポスターが「エヴァ」の著作権侵害していることが原因である理解できる。

AI学習禁止」の明記について

最近では著者が自身著作物保護するために、著作物に対して個別に「AI学習禁止」を掲げている場合や、プラットフォーム上で著作物AI学習に使われないように申告(オプトアウト)することができる。このようなケースは「契約」と捉えることができる。そのため、上記のようにデータセットの作成にあたり法的に著者の許可不要であったとしても個別対応必要であり、無断でそのような著作物データセットに使うことはできない。

例外的データセットについて

では「AI学習禁止」を明記していれば著者の権利が正しく保護されるかというとそうとも限らない。さら議論を重ねることになるが、簡単に思いつくだけでも以下のような例外的データセットが存在する。

1つ目の「生成AI登場以前に作成されたデータセット」については、そもそもそのデータセットが作られた段階ではAIによる学習禁止を明記していない著者がほとんどであったと考えられるし、各種プラットフォームにそのような設定項目も存在しなかったと考えられる。そのため、それらのデータセットを使った学習禁止することは法的には難しい。2つ目の「生成AIによって生成されたデータ(合成データ)によるデータセット」についても、生成AIが出力した著作物がたとえ学習元のどれかの著作物類似していたとしても、学習元の著作物の著者が著作権を主張することは困難である

これらのようなデータセットが存在することを考えると、仮に「AIによる学習禁止」を掲げていたとしても、著作物絶対データセットに使われないと言い切ることは難しいであろうと考えられる。

実際に、以下の例ではDeepSeekが学習に用いたデータセットにOpenAI提供するモデルの出力が使われている可能性について話題になっているが、明確な根拠は今のところ示されていない。

DeepSeekの学習データにOpenAIモデルの出力が使われていることについて

OpenAIは、OpenAIAIモデルの出力を他モデル学習に使うことを禁止している。しかし、OpenAIが発表している生成AIモデルに使われているデータセットは非公開であり、そのデータセットに一部無許可データが含まれている疑いは当初から挙がっている。それらの前提のもとで、最近だと DeepSeek がOpenAIの出力データ学習に使っているという疑惑(参考:DeepSeekがオープンAIデータ不正入手か、マイクロソフト調査中, Bloomberg, https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-29/SQTXNQT0AFB400])があり、DeepSeekの妥当性が疑われている。(OpenAI自身データセットを非公開としており、データセットの透明性が確保されていないことからダブルスタンダードであるとの見方もある。)

しかしながら、このDeepSeekの疑惑については一考の余地が残されている。DeepSeekに限らずその他数多くのAIモデルもOpenAIの出力を学習している可能性があり(参考:逆に、すべてのローカルLLMは開発元をOpenAIだと思い込んでいる説, zenn, https://zenn.dev/yuiseki/articles/d90c4544ea3ea6])、OpenAIの出力が何らかの形で間接的にその他AIモデル学習に使われていると考えることもできる。例えば、OpenAIユーザがOpenAIの出力を加筆修正してインターネット上に公開したサイト(例えば上記zennのページのようなAIの出力が含まれているサイト)が、他AIモデル学習に使われるケースなど。このような場合には、OpenAI以外の他AIモデルは明確にOpenAIの出力を学習に使ったと断言できないため、OpenAIの主張を全面的に賛成することには疑問であると考えることもできる。

現行法に対する指摘

ここまでの議論では、現行法に則って事実ベースで生成AI解釈した。一方で、現行法だけでは法整備が追いついておらず、生成AIの脅威が考慮されていないとの意見もある。具体的には以下のような例である

それぞれの主張について、もう少し具体的に意見の内容を掘り下げる。

著作権侵害適用限界

著作権侵害は一部非親告罪となっているものの多くが親告罪となっており、著作権侵害が判明した際には著者が主体的に動く必要がある。一方で、生成AIによって生成された著作物は通常の何倍もの速さで作られるため、生成AIの出力を確認するために多くの労力を割くことになり、都度親告することは非現実的である。また、著作権侵害裁判に関する訴訟費用や、認定されるまでの期間などを考慮すると現行法適用するだけでは限界がある。

特に法整備に関しては問題が起きてから強化されることが多々ある。(例えば、あおり運転飲酒運転違法アップロードなどは社会的問題を受けて強化されている)そのため、現行法適法であってもそれが今後も適法であるとは限らず、継続的議論を経て強化される可能性がある。

クリエイター保護観点の欠落

生成AIの構築にはモデルだけではなく、データセットも不可欠であるしかし、そのデータセットに多大な貢献しているクリエイターに対してインセンティブがなく一方的著作物搾取されている。このような状況では、クリエイターは生成AIの構築に協力する理由がない。その上、生成AIにより一部の仕事が奪われる可能性が考えられており、そのような業界からはかなり反発がある。例えば、イラストレーター翻訳家声優新聞ニュースなどの業界では、既存業務が生成AI代替される可能性を危惧しており、かなり否定的である

現状の法整備ではそのような業界に関わる方々のリスペクトが一切なく、生成AI一方的データセットとして学習に使っている現状がある。クリエイターの方々の努力があったからこそ、生成AIが登場できたのにも関わらず、生成AI側が一方的搾取しているためかなりいびつ構造となっている。そのような構造を解消するため、クリエイター保護念頭に置いた生成AI規制が導入される可能性がある。

国際的な生成AIの扱い

ここまで日本法律ベースとして議論を進めたが、生成AIを語る上では海外の生成AI取り組み状況も欠かせない。現状では、生成AIアメリカのOpenAI業界リーダー立ち位置を確保しており、大手ではGoogle, Meta, Microsoft などが追従している。また、生成AIの開発にはGPU必要不可欠であり、GPUの開発・生産の最大手であるNvidiaアメリカ企業である。一方で、最近話題になったDeepSeekは中国で開発されたモデルである中国はほかにもAlibabaが生成AIを開発しており、アメリカ技術を競うことができている。それ以外の国の生成AI研究アメリカ中国とはかなり水をあけられており、ヨーロッパですらアメリカ中国の間に割って入ることができる技術力を持ち合わせていない。(唯一フランスのMistralは米中の各種モデルに引けを取らないレベルモデルを発表できている程度)そのような事実から日本は生成AI研究ではほとんど世界インパクトを残せておらず、アメリカ中国が開発した生成AIにかなり依存してしまっている。

日本で生成AI規制するリスク

このような背景から日本で生成AIに強い規制をかけてしまうと、生成AIの分野で世界から全く相手にされないほど遅れを取る可能性が否定できない。特にテキスト生成については日本ローカライズには一定価値があり、アメリカ中国モデル日本語に翻訳するだけでは日本の文化的背景が正しく反映されない可能性がある。例えば、DeepSeekは「尖閣諸島中国固有の領土」(参考:中国AIディープシークが「尖閣中国固有の領土」 自民小野寺氏、衆院予算委で懸念表明, yahooニュース, https://news.yahoo.co.jp/articles/3c710d40d096b74670f09a8bc377b29f33b814a3l])と日本認識とは異なる回答をしてしまう。そのようなことを考慮すると、今後の国際社会情報戦のために生成AIに取り組む必要があり、日本規制を強めた結果として生成AIの開発が出来なくなることは国際領土問題にすら発展しうる可能性がある。

また、他国から見てもこれは同様で、自国で生成AI規制を強めた結果として他国に遅れを取ることがかなり大きなリスクになることを懸念していると考えられ、いわばチキンレースのような状態になってしまっている。

EUAI規制状況

ここから世界AIに対する規制状況を見ていく。アメリカ中国日本EUの中で一番AIに対する規制が強いのはEUであり、昨年AI法が成立している。(参考:EU AI法案加盟国承認され成立 規制2026年適用の見通し, NHK, https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240521/k10014456551000.html]EU個人情報保護観点世界リードしており、AI法もそのような風潮に乗っていると考えることができる。AI法はAIが持つリスク使用用途に応じて評価しており、リスクが高いと判断された使用用途でのAI利用が禁止されたり、人による確認義務付けられたりしている。

まとめ

ここまで生成AIに対する賛否と、生成AIを取り巻く環境をみてきた。賛成、反対にそれぞれ筋の通った主張があり、どちらかが一方的に正しいと判断を下すのは難しい。とはいえ、実際に生成AIが広く普及したことで表出してきた問題点があるのはたしか。だからと言って、生成AIの完全な禁止国際的視点から見てもやはり有り得ない。賛成派、反対派が歩み寄り、折り合いがつく着地点を少しずつ模索していくことが重要

ここでは触れられなかったが、言及たかたこ

筆者の感想

生成AIは「正しく」使えば便利な道具だと思うが、悪用が悪目立ちするので印象がよくない。そもそもインターネット治安なんてもともとこんなもんだった気がするが、生成AIでよりお手軽にイラスト文章を作れるようになってしまったので、お手軽に治安の悪さが発信できているだけのように見える。

一方で企業レベルでは生成AIを正しく使って業務改善する動きが活発であり、今後数年かけて業務改善していくなら週休3日か、所定労働時間を5時間ぐらいにしてほしいなと思っているところ。仕事を早く終わらせたところで増えるのは給料ではなく仕事になる予感しかしない。

2025-01-30

anond:20250130081136

営業の為に脅されたと疑って通報するかも

不同意性交非親告罪だし

最低限でも相手会社に連絡して処分させ担当を変えさせる

被害者の為とか謎な言い訳などせず担当も変えさせず仕事続けることは絶対にない

2025-01-24

anond:20250124011143

スパイ防止法と同じでオタクは好きに逮捕できるよ

つの間にか著作権非親告罪になったからね、

前は親告罪だったのに。

なので二次創作とか普通に捕まる(歩行者の赤信号無視とかと同じレベル普通は捕まらない

2025-01-22

anond:20250122113201

示談解決ではない

仮に性犯罪であった場合非親告罪なので、まだ刑事告訴可能ということ

それほどの犯罪性があるということを認識しなければならない

2025-01-11

anond:20250111141818

から加害者被害者間の話だろ?

加害者が行ったことが無かったことになるわけじゃない

彼は権力を傘にきて人の人生破壊した、最も卑怯な類の人間だよ

 

刑事告訴されるべきだとも思う

知ってる?民事示談が成立していたとしても、性犯罪非親告罪から刑事告訴され得る

それほどの犯罪性なんだよ

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