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2026-04-23

お伽草紙

太宰治


「あ、鳴つた。」

 と言つて、父はペンを置いて立ち上る。警報くらゐでは立ち上らぬのだが、高射砲が鳴り出すと、仕事をやめて、五歳の女の子に防空頭巾かぶせ、これを抱きかかへて防空壕にはひる。既に、母は二歳の男の子を背負つて壕の奥にうずくまつてゐる。

「近いやうだね。」

「ええ。どうも、この壕は窮屈で。」

「さうかね。」と父は不満さうに、「しかし、これくらゐで、ちやうどいいのだよ。あまり深いと生埋めの危険がある。」

「でも、もすこし広くしてもいいでせう。」

「うむ、まあ、さうだが、いまは土が凍つて固くなつてゐから掘るのが困難だ。そのうちに、」などあいまいな事を言つて、母をだまらせ、ラジオの防空情報に耳を澄ます

 母の苦情が一段落すると、こんどは、五歳の女の子が、もう壕から出ませう、と主張しはじめる。これをなだめる唯一の手段絵本だ。桃太郎、カチカチ山、舌切雀、瘤取り、浦島さんなど、父は子供に読んで聞かせる。

 この父は服装もまづしく、容貌も愚なるに似てゐるが、しかし、元来ただものでないのである物語創作するといふまことに奇異なる術を体得してゐる男なのだ

 ムカシ ムカシノオ話ヨ

 などと、間まの抜けたやうな妙な声で絵本を読んでやりながらも、その胸中には、またおのづから別個の物語が※(「酉+榲のつくり」、第3水準1-92-88)醸せられてゐるのである

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瘤取り

ムカシ ムカシノオ話ヨ

ミギノ ホホニ ジヤマツケナ

コブヲ モツテル オヂイサン

 このお爺さんは、四国阿波剣山のふもとに住んでゐたのである。(といふやうな気がするだけの事で、別に典拠があるわけではない。もともと、この瘤取りの話は、宇治拾遺物語から発してゐものらしいが、防空壕の中で、あれこれ原典を詮議する事は不可能である。この瘤取りの話に限らず、次に展開して見ようと思ふ浦島さんの話でも、まづ日本書紀にその事実がちやんと記載せられてゐるし、また万葉にも浦島を詠じた長歌があり、そのほか、丹後風土記やら本朝神仙伝などといふものに依つても、それらしいものが伝へられてゐるやうだし、また、つい最近於いては鴎外の戯曲があるし、逍遥などもこの物語舞曲にした事は無かつたかしら、とにかく、能楽歌舞伎芸者の手踊りに到るまで、この浦島さんの登場はおびただしい。私には、読んだ本をすぐ人にやつたり、また売り払つたりする癖があるので、蔵書といふやうなものは昔から持つた事が無い。それで、こんな時に、おぼろげな記憶をたよつて、むかし読んだ筈の本を捜しに歩かなければならぬはめに立ち到るのであるが、いまは、それもむづかしいだらう。私は、いま、壕の中にしやがんでゐるのである。さうして、私の膝の上には、一冊の絵本がひろげられてゐるだけなのである。私はいまは、物語の考証はあきらめて、ただ自分ひとりの空想を繰りひろげるにとどめなければならぬだらう。いや、かへつてそのはうが、活き活きして面白いお話が出来上るかも知れぬ。などと、負け惜しみに似たやうな自問自答をして、さて、その父なる奇妙の人物は、

ムカシ ムカシノオ話ヨ

 と壕の片隅に於いて絵本を読みながら、その絵本物語と全く別個の新しい物語を胸中に描き出す。)

 このお爺さんは、お酒を、とても好きなのである。酒飲みといふものは、その家庭に於いて、たいてい孤独ものである孤独から酒を飲むのか、酒を飲むから家の者たちにきらはれて自然孤独の形になるのか、それはおそらく、両の掌をぽんと撃ち合せていづれの掌が鳴つたかを決定しようとするやうな、キザな穿鑿に終るだけの事であらう。とにかく、このお爺さんは、家庭に在つては、つねに浮かぬ顔をしてゐるのである。と言つても、このお爺さんの家庭は、別に悪い家庭では無いのである。お婆さんは健在である。もはや七十歳ちかいけれども、このお婆さんは、腰もまがらず、眼許も涼しい。昔は、なかなかの美人であつたさうである若いから無口であつて、ただ、まじめに家事にいそしんでゐる。

「もう、春だねえ。桜が咲いた。」とお爺さんがはしやいでも、

「さうですか。」と興の無いやうな返辞をして、「ちよつと、どいて下さい。ここを、お掃除しまから。」と言ふ。

 お爺さんは浮かぬ顔になる。

 また、このお爺さんには息子がひとりあつて、もうすでに四十ちかくになつてゐるが、これがまた世に珍しいくらゐの品行方正、酒も飲まず煙草も吸はず、どころか、笑はず怒らず、よろこばず、ただ黙々と野良仕事、近所近辺の人々もこれを畏敬せざるはなく、阿波聖人の名が高く、妻をめとらず鬚を剃らず、ほとんど木石ではないかと疑はれるくらゐ、結局、このお爺さんの家庭は、実に立派な家庭、と言はざるを得ない種類のものであつた。

 けれども、お爺さんは、何だか浮かぬ気持である。さうして、家族の者たちに遠慮しながらも、どうしてもお酒を飲まざるを得ないやうな気持になるのであるしかし、うちで飲んでは、いつそう浮かぬ気持になるばかりであつた。お婆さんも、また息子の阿波聖人も、お爺さんがお酒を飲んだつて、別にそれを叱りはしない。お爺さんが、ちびちび晩酌をやつてゐる傍で、黙つてごはんを食べてゐる。

「時に、なんだね、」とお爺さんは少し酔つて来ると話相手が欲しくなり、つまらぬ事を言ひ出す。「いよいよ、春になつたね。燕も来た。」

 言はなくたつていい事である

 お婆さんも息子も、黙つてゐる。

「春宵一刻、価千金、か。」と、また、言はなくてもいい事を呟いてみる。

「ごちそうさまでござりました。」と阿波聖人は、ごはんをすまして、お膳に向ひうやうやしく一礼して立つ。

「そろそろ、私もごはんにしよう。」とお爺さんは、悲しげに盃を伏せる。

 うちでお酒を飲むと、たいていそんな工合ひである

アルヒ アサカラ ヨイテンキ

ヤマヘ ユキマス シバカリ

 このお爺さんの楽しみは、お天気のよい日、腰に一瓢をさげて、剣山にのぼり、たきぎを拾ひ集める事である。いい加減、たきぎ拾ひに疲れると、岩上に大あぐらをかき、えへん! と偉さうに咳ばらひを一つして、

「よい眺めぢやなう。」

 と言ひ、それから、おもむろに腰の瓢のお酒を飲む。実に、楽しさうな顔をしてゐる。うちにゐる時とは別人の観がある。ただ変らないのは、右の頬の大きい瘤くらゐのものである。この瘤は、いまから二十年ほど前、お爺さんが五十の坂を越した年の秋、右の頬がへんに暖くなつて、むずかゆく、そのうちに頬が少しづつふくらみ、撫でさすつてゐると、いよいよ大きくなつて、お爺さんは淋しさうに笑ひ、

「こりや、いい孫が出来た。」と言つたが、息子の聖人は頗るまじめに、

「頬から子供が生れる事はござりません。」と興覚めた事を言ひ、また、お婆さんも、

いのちにかかはるものではないでせうね。」と、にこりともせず一言、尋ねただけで、それ以上、その瘤に対して何の関心も示してくれない。かへつて、近所の人が、同情して、どういふわけでそんな瘤が出来たのでせうね、痛みませんか、さぞやジヤマツケでせうね、などとお見舞ひの言葉を述べる。しかし、お爺さんは、笑つてかぶりを振る。ジヤマツケどころか、お爺さんは、いまは、この瘤を本当に、自分可愛い孫のやうに思ひ、自分孤独を慰めてくれる唯一の相手として、朝起きて顔を洗ふ時にも、特別にていねいにこの瘤に清水をかけて洗ひ清めてゐるのであるけふのやうに、山でひとりで、お酒を飲んで御機嫌の時には、この瘤は殊にも、お爺さんに無くてかなはぬ恰好の話相手である。お爺さんは岩の上に大あぐらをかき、瓢のお酒を飲みながら、頬の瘤を撫で、

「なあに、こはい事なんか無いさ。遠慮には及びませぬて。人間すべからく酔ふべしぢや。まじめにも、程度がありますよ。阿波聖人とは恐れいる。お見それ申しましたよ。偉いんだつてねえ。」など、誰やらの悪口を瘤に囁き、さうして、えへん! と高く咳ばらひをするのである

ハカニ クラク ナリマシタ

カゼガ ゴウゴウ フイテキテ

メモ ザアザア フリマシタ

 春の夕立ちは、珍しい。しかし、剣山ほどの高い山に於いては、このやうな天候の異変も、しばしばあると思はなければなるまい。山は雨のために白く煙り、雉、山鳥があちこちから、ぱつぱつと飛び立つて矢のやうに早く、雨を避けようとして林の中に逃げ込む。お爺さんは、あわてず、にこにこして、

「この瘤が、雨に打たれてヒンヤリするのも悪くないわい。」

 と言ひ、なほもしばらく岩の上にあぐらをかいたまま、雨の景色を眺めてゐたが、雨はいよいよ強くなり、いつかうに止みさうにも見えないので、

「こりや、どうも、ヒンヤリしすぎて寒くなつた。」と言つて立ち上り、大きいくしやみを一つして、それから拾ひ集めた柴を背負ひ、こそこそと林の中に這入つて行く。林の中は、雨宿りの鳥獣で大混雑である

はい、ごめんよ。ちよつと、ごめんよ。」

 とお爺さんは、猿や兎や山鳩に、いちいち上機嫌で挨拶して林の奥に進み、山桜大木の根もとが広い虚うろになつてゐるのに潜り込んで、

「やあ、これはいい座敷だ。どうです、みなさんも、」と兎たちに呼びかけ、「この座敷には偉いお婆さんも聖人もゐませんから、どうか、遠慮なく、どうぞ。」などと、ひどくはしやいで、そのうちに、すうすう小さい鼾をかいて寝てしまつた。酒飲みといふものは酔つてつまらぬ事も言ふけれど、しかし、たいていは、このやうに罪の無いものである

ユフダチ ヤムノヲ マツウチニ

ツカレガ デタカ オヂイサン

イツカ グツスリ ネムリマ

オヤマハ ハレテ クモモナ

アカルイ ツキヨニ ナリマシタ

 この月は、春の下弦の月である。浅みどり、とでもいふのか、水のやうな空に、その月が浮び、林の中にも月影が、松葉のやうに一ぱいこぼれ落ちてゐる。しかし、お爺さんは、まだすやすや眠つてゐる。蝙蝠が、はたはたと木の虚うろから飛んで出た。お爺さんは、ふと眼をさまし、もう夜になつてゐるので驚き、

「これは、いけない。」

 と言ひ、すぐ眼の前に浮ぶのは、あのまじめなお婆さんの顔と、おごそかな聖人の顔で、ああ、これは、とんだ事になつた、あの人たちは未だ私を叱つた事は無いけれども、しかし、どうも、こんなにおそく帰つたのでは、どうも気まづい事になりさうだ、えい、お酒はもう無いか、と瓢を振れば、底に幽かにピチヤピチヤといふ音がする。

「あるわい。」と、にはかに勢ひづいて、一滴のこさず飲みほして、ほろりと酔ひ、「や、月が出てゐる。春宵一刻、――」などと、つまらぬ事を呟きながら木の虚うろから這ひ出ると、

オヤ ナンデセウ サワグコヱ

ミレバ フシギダ ユメデシヨカ

 といふ事になるのである

 見よ。林の奥の草原に、この世のものとも思へぬ不可思議光景が展開されてゐるのである。鬼、といふものは、どんなものだか、私は知らない。見た事が無いかである。幼少の頃から、その絵姿には、うんざりするくらゐたくさんお目にかかつて来たが、その実物に面接するの光栄には未だ浴してゐないのである。鬼にも、いろいろの種類があるらしい。××××鬼、××××鬼、などと憎むべきものを鬼と呼ぶところから見ても、これはとにかく醜悪性格を有する生き物らしいと思つてゐると、また一方に於いては、文壇鬼才何某先生の傑作、などといふ文句新聞新刊書案内欄に出てゐたりするので、まごついてしまふ。まさか、その何某先生が鬼のやうな醜悪の才能を持つてゐるといふ事実暴露し、以て世人に警告を発するつもりで、その案内欄に鬼才などといふ怪しむべき奇妙な言葉使用したのでもあるまい。甚だしきに到つては、文学の鬼、などといふ、ぶしつけな、ひどい言葉を何某先生に捧げたりしてゐて、これではいくら何でも、その何某先生も御立腹なさるだらうと思ふと、また、さうでもないらしく、その何某先生は、そんな失礼千万醜悪綽名をつけられても、まんざらでないらしく、御自身ひそかにその奇怪の称号を許容してゐるらしいといふ噂などを聞いて、迂愚の私は、いよいよ戸惑ふばかりである。あの、虎の皮のふんどしをした赤つらの、さうしてぶざいくな鉄の棒みたいなものを持つた鬼が、もろもろの芸術の神であるとは、どうしても私には考へられないのである鬼才だの、文学の鬼だのといふ難解な言葉は、あまり使用しないはうがいいのではあるまいか、とかねてから愚案してゐた次第であるが、しかし、それは私の見聞の狭い故であつて、鬼にも、いろいろの種類があるのかも知れない。このへんで、日本百科辞典でも、ちよつと覗いてみると、私もたちまち老幼婦女子の尊敬の的たる博学の士に一変して、(世の物識りといふものは、たいていそんなものである)しさいらしい顔をして、鬼に就いて縷々千万言を開陳できるのでもあらうが、生憎と私は壕の中にしやがんで、さうして膝の上には、子供絵本が一冊ひろげられてあるきりなのである。私は、ただこの絵本の絵に依つて、論断せざるを得ないのである

 見よ。林の奥の、やや広い草原に、異形の物が十数人、と言ふのか、十数匹と言ふのか、とにかく、まぎれもない虎の皮のふんどしをした、あの、赤い巨大の生き物が、円陣を作つて坐り、月下の宴のさいちゆうである

 お爺さん、はじめは、ぎよつとしたが、しかし、お酒飲みといふものは、お酒を飲んでゐない時には意気地が無くてからきし駄目でも、酔つてゐる時には、かへつて衆にすぐれて度胸のいいところなど、見せてくれるものである。お爺さんは、いまは、ほろ酔ひである。かの厳粛なるお婆さんをも、また品行方正の聖人をも、なに恐れんやといふやうなかなりの勇者になつてゐるのである。眼前の異様の風景に接して、腰を抜かすなどといふ醜態を示す事は無かつた。虚うろから出た四つ這ひの形のままで、前方の怪しい酒宴のさまを熟視し、

「気持よささうに、酔つてゐる。」とつぶやき、さうして何だか、胸の奥底から、妙なよろこばしさが湧いて出て来た。お酒飲みといふものは、よそのものたちが酔つてゐるのを見ても、一種のよろこばしさを覚えるものらしい。所謂利己主義者ではないのであらう。つまり隣家の仕合せに対して乾盃を挙げるといふやうな博愛心に似たものを持つてゐるのかも知れない。自分も酔ひたいが、隣人もまた、共に楽しく酔つてくれたら、そのよろこびは倍加するもののやうである。お爺さんだつて、知つてゐる。眼前の、その、人とも動物もつかぬ赤い巨大の生き物が、鬼といふおそろしい種族のものであるといふ事は、直覚してゐる。虎の皮のふんどし一つに依つても、それは間違ひの無い事だ。しかし、その鬼どもは、いま機嫌よく酔つてゐる。お爺さんも酔つてゐる。これは、どうしても、親和の感の起らざるを得ないところだ。お爺さんは、四つ這ひの形のままで、なほもよく月下の異様の酒宴を眺める。鬼、と言つても、この眼前の鬼どもは、××××鬼、××××鬼などの如く、佞悪の性質を有してゐ種族のものでは無く、顔こそ赤くおそろしげではあるが、ひどく陽気で無邪気な鬼のやうだ、とお爺さんは見てとつた。お爺さんのこの判定は、だいたいに於いて的中してゐた。つまり、この鬼どもは、剣山隠者とでも称すべき頗る温和な性格の鬼なのである地獄の鬼などとは、まるつきり種族が違つてゐるのである。だいいち、鉄棒などといふ物騒なものを持つてゐない。これすなはち、害心を有してゐない証拠と言つてよい。しかし、隠者とは言つても、かの竹林賢者たちのやうに、ありあまる知識をもてあまして、竹林に逃げ込んだといふやうなものでは無くて、この剣山隠者の心は甚だ愚である。仙といふ字は山の人と書かれてゐから、何でもかまはぬ、山の奥に住んでゐる人を仙人と称してよろしいといふ、ひどく簡明の学説を聞いた事があるけれども、かりにその学説に従ふなら、この剣山隠者たちも、その心いかに愚なりと雖も、仙の尊称を奏呈して然るべきものかも知れない。とにかく、いま月下の宴に打興じてゐるこの一群の赤く巨大の生き物は、鬼と呼ぶよりは、隠者または仙人呼称するはうが妥当のやうなしろものなのである。その心の愚なる事は既に言つたが、その酒宴の有様を見るに、ただ意味も無く奇声を発し、膝をたたいて大笑ひ、または立ち上つて矢鱈にはねまはり、または巨大のからだを丸くして円陣の端から端まで、ごろごろところがつて行き、それが踊りのつもりらしいのだから、その智能の程度は察するにあまりあり、芸の無い事おびただしい。この一事を以てしても、鬼才とか、文学の鬼とかい言葉は、まるで無意味ものだといふことを証明できるやうに思はれる。こんな愚かな芸無しどもが、もろもろの芸術の神であるとは、どうしても私には考へられないのである。お爺さんも、この低能の踊りには呆れた。ひとりでくすくす笑ひ、

「なんてまあ、下手な踊りだ。ひとつ、私の手踊りでも見せてあげませうかい。」とつぶやく

ヲドリノ スキナ オヂイサン

スグニ トビダシ ヲドツタラ

コブガ フラフラ ユレルノデ

トテモ ヲカシイ オモシロ

 お爺さんには、ほろ酔ひの勇気がある。なほその上、鬼どもに対し、親和の情を抱いてゐるのであるから、何の恐れるところもなく、円陣のまんなかに飛び込んで、お爺さんご自慢の阿波踊りを踊つて、

むすめ島田年寄りやかつらぢや

赤い襷に迷ふも無理やない

嫁も笠きて行かぬか来い来い

 とかい阿波俗謡をいい声で歌ふ。鬼ども、喜んだのなんの、キヤツキヤツケタケタと奇妙な声を発し、よだれやら涙やらを流して笑ひころげる。お爺さんは調子に乗つて、

大谷通れば石ばかり

笹山通れば笹ばかり

 とさらに一段と声をはり上げて歌ひつづけ、いよいよ軽妙に踊り抜く。

オニドモ タイソウ ヨロコン

ツキヨニヤ カナラズ ヤツテキテ

ヲドリ ヲドツテ ミセトクレ

ソノ ヤクソクノ オシルシ

ダイジナ モノヲ アヅカラウ

 と言ひ出し、鬼たち互ひにひそひそ小声で相談し合ひ、どうもあの頬ぺたの瘤はてかてか光つて、なみなみならぬ宝物のやうに見えるではないか、あれをあづかつて置いたら、きつとまたやつて来るに違ひない、と愚昧なる推量をして、矢庭に瘤をむしり取る。無智ではあるが、やはり永く山奥に住んでゐるおかげで、何か仙術みたいなものを覚え込んでゐたのかも知れない。何の造作も無く綺麗に瘤をむしり取つた。

 お爺さんは驚き、

「や、それは困ります。私の孫ですよ。」と言へば、鬼たち、得意さうにわつと歓声を挙げる。

アサデス ツユノ ヒカルミチ

コブヲ トラレタ オヂイサン

ツマラナサウニ ホホヲ ナデ

オヤマヲ オリテ ユキマシタ

 瘤は孤独のお爺さんにとつて、唯一の話相手だつたのだから、その瘤を取られて、お爺さんは少し淋しい。しかしまた、軽くなつた頬が朝風に撫でられるのも、悪い気持のものではない。結局まあ、損も得も無く、一長一短といふやうなところか、久しぶりで思ふぞんぶん歌つたり踊つたりしただけが得とく、といふ事になるかな? など、のんきな事を考へながら山を降りて来たら、途中で、野良へ出かける息子の聖人とばつたり出逢ふ。

「おはやうござります。」と聖人は、頬被りをとつて荘重に朝の挨拶をする。

「いやあ。」とお爺さんは、ただまごついてゐる。それだけで左右に別れる。お爺さんの瘤が一夜のうちに消失てゐるのを見てとつて、さすがの聖人も、内心すこしく驚いたのであるが、しかし、父母の容貌に就いてとやかくの批評がましい事を言ふのは、聖人の道にそむくと思ひ、気附かぬ振りして黙つて別れたのである

 家に帰るとお婆さんは、

「お帰りなさいまし。」と落ちついて言ひ、昨夜はどうしましたとか何とかいふ事はいつさい問はず、「おみおつけが冷たくなりまして、」と低くつぶやいて、お爺さんの朝食の支度をする。

「いや、冷たくてもいいさ。あたためるには及びませんよ。」とお爺さんは、やたらに遠慮して小さくかしこまり、朝食のお膳につく。お婆さんにお給仕されてごはんを食べながら、お爺さんは、昨夜の不思議出来事を知らせてやりたくて仕様が無い。しかし、お婆さんの儼然たる態度に圧倒されて、言葉が喉のあたりにひつからまつて何も言へない。うつむいて、わびしくごはんを食べてゐる。

「瘤が、しなびたやうですね。」お婆さんは、ぽつんと言つた。

「うむ。」もう何も言ひたくなかつた。

「破れて、水が出たのでせう。」とお婆さんは事も無げに言つて、澄ましてゐる。

「うむ。」

「また、水がたまつて腫れるんでせうね。」

「さうだらう。」

 結局、このお爺さんの一家於いて、瘤の事などは何の問題にもならなかつたわけである。ところが、このお爺さんの近所に、もうひとり、左の頬にジヤマツケな瘤を持つてるお爺さんがゐたのである。さうして、このお爺さんこそ、その左の頬の瘤を、本当に、ジヤマツケなものとして憎み、とかくこの瘤が私の出世のさまたげ、この瘤のため、私はどんなに人からあなどられ嘲笑せられて来た事か、と日に幾度か鏡を覗いて溜息を吐き、頬髯を長く伸ばしてその瘤を髯の中に埋没させて見えなくしてしまはうとたくらんだが、悲しい哉、瘤の頂きが白髯の四海波の間から初日出のやうにあざやかにあらはれ、かへつて天下の奇観を呈するやうになつたのである。もともとこのお爺さんの人品骨柄は、いやしく無い。体躯は堂々、鼻も大きく眼光も鋭い。言語動作は重々しく、思慮分別も十分の如くに見える。服装だつて、どうしてなかなか立派で、それに何やら学問もあるさうで、また、財産も、あのお酒飲みのお爺さんなどとは較べものにならぬくらゐどつさりあるかいふ話で、近所の人たちも皆このお爺さんに一目いちもく置いて、「旦那」あるいは「先生」などといふ尊称を奉り、何もかも結構、立派なお方ではあつたが、どうもその左の頬のジヤマツケな瘤のために、旦那は日夜、鬱々として楽しまない。このお爺さんのおかみさんは、ひどく若い。三十六歳である。そんなに Permalink | 記事への反応(0) | 18:24

2026-04-13

anond:20260412141232

宮崎駿が選ぶ岩波少年文庫の50冊〉

01.サン=テグジュペリ星の王子さま

02.サッカレイバラとゆびわ

03.ジャンニ・ロダーリ『チポリーノの冒険

04.E・ファージョン『ムギと王さま』

05.アレクサンドル・デュマ三銃士

06.バーネット秘密の花園

07.G・シャルク『ニーベルンゲンの宝』

08.コナン・ドイルシャーロック・ホウムズの冒険

09.ルイス・キャロルふしぎの国のアリス

10マリー・ハムズン『小さい牛追い』

11.エルショーフ『せむしの小馬』

12ファーブルファーブル昆虫記』

13.水上勉日本霊異記

14.レフ・トルストイイワンのばか』

15.ローズマリ・サトクリフ『第九軍団のワシ』

16.A・A・ミルン『クマのプーさん

17ローラ・インガルス・ワイルダー『長い冬』

18.ボードウイ『風の王子たち』

19.ジョーン・ロビンソン思い出のマーニー

20.ケネス・グレーアム『たのしい川べ』

21.H・ルイス『とぶ船』

22.K・M・ペイトンフランバーズ屋敷の人びと1 愛の旅だち』

23フィリパ・ピアス『真夜中のパーティー

24マーク・トウェイントム・ソーヤーの冒険

25.宮沢賢治注文の多い料理店 イーハトーヴ童話集』

26.ジュール・ヴェルヌ海底二万里

27.ノートン床下の小人たち

28ヨハンナ・シュピリハイジ

29.K・チャペック『長い長いお医者さんの話』

30.アーサー・ランサムツバメ号とアマゾン号

31エーリヒ・ケストナー飛ぶ教室

32.デフォーロビンソン・クルーソー』

33スティーブンスン『宝島

34.モーリス・ドリュオンみどりのゆび』

35.金素雲ネギをうえた人』

36.蒲松齢聊斎志異

37.ヒュー・ロフティングドリトル先生航海記

38.サムイル・マルシャーク『森は生きている

39.バーネット小公子

40.呉承恩西遊記

41.E・L・カニグズバーグクローディア秘密

42.アストリッド・リンドグレーン『やかましの子どもたち』

43.J・R・R・トールキンホビットの冒険

44.アーシュラ・K・ル=グウィン影との戦い ゲド戦記1』

45.エリザベス・グージ『まぼろし白馬

46.カレル・ポラーチェク『ぼくらはわんぱく5人組』

47.ジャッドソン『ジェーンアダムスの生涯』

48.エリナー・ドーリイ『キュリー夫人

49.セシル・デイ=ルイスオタバリの少年探偵たち』

50.M・M・ドッジ『ハンス・ブリンカー

2026-03-11

今読んでるマンガ2026年3月

◼️月

ラーメン赤猫

リアルター ※新連載

以下『ヤングマガジン』(サブスク

二階堂地獄ゴルフ

ファブ

昴と彗

平成敗残兵すみれちゃん

暴力万歳

ヤニねこ

1日外出録ハンチョウ

ねずみ初恋

西遊記のやつ(何何姫?)

◼️火

限界OL霧切ギリ子

ダンダダ

ドーロ☆スター ※新連載

◼️水

不毛地帯

◼️木

以下『モーニング』(サブスク

異世界町工場無双

アパレルドッグ

平和の国の島崎

とりぱん

宇宙兄弟(月1?)

猫奥

壇蜜(月1)

望郷太郎

◼️金

ジュミドロ

彼は友達

チンチンデビルを追え!(隔)

チー付与魔術師(隔)

ヤングガンボーダーズ(隔)2月に連載終了。悲しい

◼️土

この世は不完全すぎる(隔)

かみあそび!

来見沢善彦の愚行(隔)

生活マン(隔)

◼️日

K2(隔)

ドクターチルドレン

ふつう軽音

一旦カフェしませんか

みいちゃん山田さん(隔)

◼️月刊

歌舞伎町カラオケ店員としくにさん

新刊百億冊ください

君と宇宙を歩くために

彼女は裸で踊ってる

ヨメトメ☆にっき

盆百千裁

しもてく

石碑

ウーピン

ジャンプ+で公開される読み切り作品

(以下『アフタヌーン』(サブスク))

天国大魔境

どくだみ花咲くころ

(以下『月刊コロコロ』)

ブラックチャンネル

スプラトゥーン バンカラ

ベベベベベイビー

A Mangaka's Rord to Japan →連載終了

◼️読んだり読まなかったりする

MAD

スパイファミリー

チェンソーマン

お母さん冒険者

あくまクジャク

アスラの沙汰

2026-01-13

AKIRAってどれくらい古いのかと思いきや、調べてみたら1988年か。

同じ1988年ドラえもん映画パラレル西遊記機動戦士ガンダムだと逆襲のシャアが公開、ジブリ作品だととなりのトトロ火垂るの墓それから銀河英雄伝説映画版。

そんな「AKIRAけが突出して凄い」と言う程かな…?

映像ストーリーも優れたアニメーション映画が既にいくつも出ている時期じゃないか

2026-01-06

西遊記

西遊記三蔵法師孫悟空の頭に付けている輪っか、意味的にはリモコンバイブと同じですよね。

2025-12-04

anond:20251204111740

のび太の恐竜

タイムふろしきがないので、そもそもピー助が生まれない

のび太の大魔境」

犬の国が攻めてくるだろうけど、あん武器で戦えるかと言うと……

のび太の海底奇岩城」

なんやかんやて海底人がうまくやりそう

のび太魔界冒険

もしもボックスがないから、そもそも世界存在しない

のび太鉄人兵団

鉄人兵団普通に攻めてくる。勝てるか?

のび太と竜の騎士

現代社会には別に何も起こらなそう

のび太パラレル西遊記

そもそも西遊記世界が作られない

のび太ドラビアンナイト

そもそも絵本に入り込めないので何も起こらない

 

そもそもドラえもんの道具が悪い率が結構高いな

2025-08-25

マンガ8000円分おすすめありがとうございました

anond:20250822184057 の元増田です。

運よくホットエントリはいったので、たくさんのおすすめいただきました。ありがとうございます

以下、いただいた作品を「(電子物理わず)持ってるもの」 「読んだことがあるもの」 「読んだことない・知らない」で分類しました

ブクマを下からかのぼます

  

電子物理わず)持ってるもの

・猫と竜

・チ。

ダンジョン飯

ラーメン再遊記

・葬送のフリーレン

ふつうけいおん

ラーメン赤猫

読んだことがあって今はいらないもの

・だんドーン

寄生獣

銃夢

映像研には手を出すな!

望郷太郎

国民クイズ

・SLAM DUNK

マスターキートン

僕のヒーローアカデミア

バジリスク 甲賀忍法帖

めしにしましょう

武装錬金

銀の匙

三国志

イエスタデイをうたって

メイドインアビス

幽☆遊☆白書

ライアーゲーム

風雲児たち

イムリ

らーめん才遊記・ラーメン発見伝

独身アパートどくだみ

ハイパーインフレーション

サンキューピッチ

封神演義

 

読んだことない・知らない

キメラ

瑠璃宝石

・J↔︎M

ハンザスカイ

メダリスト

・片喰と黄金

天国大魔境

サマータイムレンダ

火花

・最果てのソルテ

・ハニワット

・血の轍

ヴァンピアーズ

勇気あるものより散れ

・烏に単は似合わない+烏は主を選ばない

運命の巻戻士

・対ありでした

・1秒24コマのぼくの人生

・Lv1魔王ワンルーム勇者

図書館の大魔術師

日本三國

惑星のさみだれ

スピリットサークル

・北北西に曇と往け

ヘテロゲニアリンギティ

ワッハマン

・ 峠鬼

・令和のダラさん

明日の敵と今日握手

マスケットガール

・オルクセン王国

税金で買った本

・来世ではちゃんしま

・生き残った6人によると

・ コーポアコーポ

バルバロ

・ダークギャザリング

ねこ、はじめました

シグルイ

FX戦士くるみちゃん

・ROUTE END

孤高の人

煩悩西遊記

ねずみ初恋

・きみにかわれるまえに

・ながたんと青と。

青野くんに触りたいから死にたい

宝石の国

スキップローファー

マロニエ王国の七人の騎士

・ふつつかな悪女ではございます

刻刻

ゴールデンゴールド

オレンジ

賢者学び舎 防衛医科大学校物語

AR/MS

項羽と劉邦、あと田中

勇者クズ

・捨てられ聖女異世界ごはん

・ニセモノの錬金術師

ふたり家族になるまでに

・相席いいですか?

ヴィンランド・サガ

バイオーグ・トリニティ

ワールドトリガー

わたし恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)

ロマサガ2漫画版

・終の退魔師 ―エンダーガイスター―<無修正ver.>

・最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場

・ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット

戦隊レッド 異世界冒険者になる

辺獄のシュヴェスタ

機動戦士クロスボーン・ガンダム

最果てのパラディン

となりの怪物くん

3D彼女(新装版)

・アルテ

魔法使いの夜

スパイラル推理の絆〜

・その着せ替え人形は恋をする

乱と灰色の世界

ソアラ魔物の家

チハヤリスタート!

・凶乱令嬢ニアリストン

チキタ★GuGu

・ペリリュー

・私が死んで満足ですか?

・アンサンシンデレラ

・猫奥

・できる猫は今日憂鬱

ブラック企業社員が猫になって人生変わった話

ガチ恋粘着

ARIA完全版

怪獣を解剖する

廻天アルバ

・路傍のフジ

・煙たい話

トライガン

最後のレストラン

ドラゴン養ってください

・冥天レストラン

大友克洋全集

家栽の人

荒野少年イサム

・幽麗塔

それでも町は廻っている

EDEN

幻獣の國物語

聖女に嘘は通じない

うつごはん

ダーウィン戦記

伊藤潤二猫日記

乙女ゲームヒロインで最強サバイバル

マップス

・余命2ヶ月の異世界健康法

異世界ありがとう

異世界サムライ

  

以上からおすすめいただいたものから検討して

バルバロ

怪獣を解剖する +解剖、幽霊密室

・路傍のフジ

にしたいと思います

あと、

図書館の大魔術師

日本三國

・峠鬼

瑠璃宝石

あたりは機会があれば(セールだったり、ポイントがあったら)優先度高めで読みたいと思いました。ありがとうございます

条件にこの10年くらいの漫画としておけばよかったですね。それ以前の作品ちょっと今は読む気分ではないですすみません

あとスポーツもの歴史ものが苦手なので、メダリストとか三国志風雲児たちも今回は無しで。ペリリューはいつか読もうかと思ってますが。

猫と竜買ってるけど、別にマンガ好きではないです。むしろ犬派です笑

あとおっさん剣聖あげてるけど、なろうだから好きみたいなのもないです。特に生物は読みません。

なんだかんだで漫画歴40年くらいだし、ジャンプラやウェブリ、コミックデイズは入れてるのでマンガを読む機会はそこそこあるのですが、世の中にはまだまだ知らんマンガがいっぱいあるなと当たり前の感想を持ったりしました。

ありがとうございました。

追記 08261421】

ブコメで「バルバロが未読の人の興味を引いた機序を知りたい」とあったので、バルバロ以外も含めて選んだ理由を書いときます

バルバロ! 1話目がブクマホットエントリに上がってるときに読んで面白いな続き読みたいなと思ったものの、その後、忘れてて思い出して開いたら途中が読めなくなってたたので。風俗周りは一時期興味があって色々調べてた(意味深)ので、その辺で興味があるのもある。

怪獣を解剖する +解剖、幽霊密室 これもホットエントリかXに流れてきてしったやつ。僕は怪獣8号が1話のまま続いてほしかったと思ってるタイプ人間なので、そういう人間として読まずにはいられないので期待しまくってる。

・路傍のフジイ Xのプロモツイートに何度も何度も流れてきて、どうせくだらないやつだろと思って無料分を開いたら想像10倍くらい面白かったのと、けっこう外部評価が良いみたいなので興味を持った。

次点

図書館の大魔術師 タイトル漢字がごついのだけ知ってたが、今回名前が挙がってたので1話を読んでみたら結構面白かった。でも、これ買うと他が買えなくなるので後に回します。あとで買うには入れておきました。

日本三國  これも話題なのでタイトルは知ってるのと、2.5次元舞台化してるらしく昔の推しが出てるのでちょっと興味がある。これは冊数的に路傍のフジイと迷ったので、次回買うかな。

・峠鬼 全然知らないタイトルだったけど複数の人が名前を挙げていて、気になったので1話を読んでみたらよさそうだったので。ガチ歴史ものはあまりきじゃないんだけど、歴史ファンタジーは好き。

瑠璃宝石 絵を見て、ちょっと性的過ぎるなと思ってパスしかけたんだけど1話読んでみたら面白かった。鉱物周りは昔の上司がやたらと詳しく、自分化石が好きなので一時期東京ミネラルショーに足を運んだりしていたので気になってはいる。けど、上記の3冊と比べたら優先度下がるかな。

  

要はブクマSNSでお試しでよんだことがあるやつを選んだ感じですね。なんと安直な。

2025-08-10

anond:20250810124052

パタリロ!はまだ一度も作品タイトル変更してないのでは。

西遊記とかスーパーキャットは外伝スピンオフだし。

パパ!?パタリロ!自分は未読だけど、「続編,前日譚,およびそれに準ずる作品」なら 無印104+1リストに入れるべき作品にはなるかな。

2025-07-22

のび太』を『熟母、夏子(41)』に変える

寝取られえもん 熟母、夏子(41)の海底鬼岩

寝取られえもん 熟母、夏子(41)と鉄人兵団

寝取られえもん 熟母、夏子(41)のパラレル西遊記

2025-06-29

俺ら海外幻想もちすぎ問題

フランス

→お洒落料理の国

イギリス

伝統の国

ドイツ

ソーセージジャガイモ料理ビールの国

イタリア

芸術の国

アメリカ

自由サクセスストーリーの国

ブラジル

コーヒーブラジリアン柔術の国

中華人民共和国

料理三國志西遊記最初の舶来文化の国

大韓民国朝鮮民主主義人民共和国

キムチ焼肉顔面美男美女の国、冷麺と人攫いと大陸間弾道ミサイルの国

インド

自分探しに行く修行のできる国あとカレー

ポリネシア

ポリネシアンSEXの





しかしよくかんがえたら、保育施設学校運動会でごくごく普通に「万国旗」で飾り立てるのって、海外じゃあんまりやらんのかもしれんなぁ

そういうところから他国に対する性善説みたいな愛着というか親しみが刷り込まれている(とくに戦後教育)

2025-06-23

映画ドラえもんを通じて政権批判してたのがバレて藤子F不二雄イズムを継承してきた監督たち旧スタッフを無理矢理卒業させた

って噂がまことしやかに囁かれてるけど

かに今のわさドラ映画って冒険がメインでメッセージ全然ないもんね

旧作は環境問題とかテロリズムとか政府批判とか暗にしてきたけどこれは単にF先生思想を反映した結果であって

芝山努監督らはF先生の描きたい世界観を完全再現してみせたってだけ

今のスタッフさんにこれだけの表現力はないけどそれはF先生思想が反映されてないなんだ

F先生思想を反映させるのに鉄人兵団などのリメイク版を作っていくけど

そのどれもが確かに綺麗にブラッシュアップ、アップデートされてて面白かった

でも旧作の人間の闇の部分に触れつつ表現されていく汚い人間大人の生きざまを克明に描いてると思う

そこを武田鉄矢西田敏行ら旧歌い手が盛り上げていく。

でもわさドラ映画はその時々の人気アーティストタイアップさせてるだけなのでメッセージ性が全然伝わって来なくなってる

かに一度聴けばいい曲だなと思える珠玉主題歌ばかりなのに旧作主題歌のように何度もリピートしたいかというとそんな気にならない

懐古厨なっちゃうほどノスタルジック雰囲気を損なわない楽曲が旧作映画にはあった。

から宇宙戦争とかパラレル西遊記とか日本誕生とか雲の王国とかブリキ迷宮とかドラビアンナイトとか銀河超特急とか太陽王伝説などなど

歌詞歌声メロディーがスッと入って来る。

わさドラは全部その時々の旬のアーティスト楽曲から良いなと思うんだけど次別の新作タイトルが発表されると共に夢心地だったはずのそれが耳から離れてしまってる

そういった選曲ですらわさドラ映画はのぶドラ映画に勝ててない。まあひみつ道具博物館とか宝島とか宇宙戦争2021とか地球交響曲とか内容は覚えてないけど主題歌良くてヘビロテする程好きだけどね

映画ドラえもんは旧作の反戦とか環境問題への配慮とかそういう藤子F不二雄イズムが今のドラ映画には全然反映されてない

からどれもこれも似たような感想しかかばないんだろうな。特に映画番宣のたびにのび太が“ドラえもーん”と泣きながら大声で叫ぶシーンが頻繁に見られるんだけど感動ポルノ押し付けがましくて正直子のセリフを聞くたびにまた藤子F不二雄イズムが穢されて行ってるなと思う訳ですよ。

から芝山努ら旧スタッフを無理矢理卒業させたのって愚策だなって。

2025-03-25

今年のドラ映画の評判が良かったんで見に行ってきた。

絵は綺麗でよく動いてたし脚本ロジカルクオリティは高かったと思う。反面小さく纏まってるような印象を受けたかな。

自分大山ドラ時代西遊記夢幻あたりの印象が濃いかちょっとギャップはあったかも。

出来自体は良かったと思うんで話題になるのも納得。

2025-02-11

[]

宮崎駿の新作が西遊記で、

それをリアルに目の前で起きていることとして俯瞰で見ていた夢

まわりはやたらファンタジーで緑がいっぱいでパルテノン神殿の柱っぽいのもあったりする

もともと夢の最初の方では自分がそこでアスレチックっぽいことやってたりもした

閑話休題

んで、なんかしらんけど、千と千尋の神隠しのヘドロのお客みたいなやつのヘドロがあふれるやつ、あれがめちゃくちゃあふれてきて、高いところに避難しないといけないみたいな感じになった

パルテノン神殿の柱に上っても足りない

そうだ天竺は天の高いところにあるからそこに行けば助かるんだ

から天竺を目指すんだ!

俺たちの西遊記はここからだ!!

って感じで終わって、そういう意味タイトル回収すんのか!!!すげーオチ!!!

でも話としては全然おわってねーけど!!!

と夢の中ですごく感動してまわりの人に興奮して話しかけていた

2025-02-10

anond:20250210083045

ラーメン西遊記だったと思うけど(修行だかなんだかのため)お金はいらないので働かせくださいという人に対して

金を払うということは仕事責任をおわせること、金をもらうとは仕事責任をおうことだ

とえらそうに説教して追い返すシーンがあるけど

現実社会では金を払わず仕事だけしてほしいという願う企業ほとんど9割だもんな

2025-01-05

薬屋のひとりごと違和感ひどすぎて見るのやめた

正月暇だったのでたまたまサブスクで「薬屋のひとりごと」ってアニメ見てたんだけど違和感ひどすぎて見るのやめた。

なんちゅうか、主人公感覚現代人過ぎるんだよなあ。歴史物のくせに主人公の「一歩引いたところから世界を見てる」ような感覚ものすごい現代的だし、しか子どものくせに性格大人のそれ。知識量も大人凌駕してる。

さら裏切り裏切られの世界であるはずの古代中国時代設定は不明だが)で考えられないくらい周りの連中が生ぬるすぎるところも気持ち悪い。環境があまりにも主人公に都合がいいんだよ。

決定的だったのが「実は美少女」設定ね。俺はこれが一番大嫌いでさ。鬼滅の伊之助とかもっとごっついやつでいて欲しかったし。この手の設定マジで要らない。いかにもオタクが好きな美少女イケメンコンテンツですよって感じがチラチラしてダメだった。ただでさえかわいげがまったくない主人公なのにこれで美少女だったら完璧過ぎなんよ。もはや人間味がない。ここで見るのやめたよ。ブス設定だったら最後まで見てたと思う。

俺はアニメオタクじゃないし、作品のことも作者のこともようわからんけど、まるで「オタク女のキモい妄想だな」って思ったわけ。俺は何を見せられてるんだ?って冷めてしまってもうダメだった。こういうのを異世界無双物っていうんだよな。俺はその手のものノットフォーミーなので、できるだけ避けてたつもりが詐欺られた気分だよ。気づくの遅すぎじゃねwってつっこみは無しでお願いします。

追記

美少女設定というのはイラスト云々じゃなくて「そばかすをわざと描いてブスになってた」設定のことを言ってるんだが。

あと、なんちゃって中国設定とかキモい妄想のどこが悪い?とかのコメントに全部ひっくるめてひとことで返すなら「歴史物を期待してみたら異世界物だった」これに尽きますね。異世界物なら生ぬるくても妄想でもなんでもOKいいんじゃない?。

追記

もしかして妄想に過ぎないストーリーリアリティ()とか言ってる口?

自分歴史が好きなので、時代考証とかけっこうと気になるタイプです。お互いキモいと思ってて問題ないです。でもそういうすぐ極論で受け取ってしまう幼稚さはお話にならないよ。もしかして創作」と「妄想」を同じ意味だと思ってる口?「妄想」を辞書で引くといいよ。

追記

>そう思うと十二国誌は永遠に主人公にも読者にも厳しくてすごい

お、十二国記は子供の頃たまたまテレビで見てて、なんか妙に憶えてて、最近サブスク見直したばかりだよ!

あれはいいよね。薬屋と何が違うのかはわからないけど。たぶん十二国記のほうは「がっつりファンタジーですよ」って雰囲気出してくれてたか最初からわかって見てたし、話もぜんぜん生ぬるくないからだと思う(無双ではあるけどそこまで万能感はない)。設定の緻密さがうまい具合に妄想っぽさを薄めてるのかな。

>本放送の時に、増田みたいな頓珍漢なニワカが大量に発生してぼこぼこにされてたんだけど

俺みたいに歴史物を期待した人間か、非アニオタじゃないかな。大量発生したってことは実はトンチンカン見解でもないってことじゃない?ともかく過去に同じような感想を抱いたひとたちがいたようで安心したよ。教えてくれてありがとう

>(暗黒微笑)は陰キャ女子の夢なんや

なるほど、ちびまる子ちゃんでいう野口さんポジションキャラ無双物ってわけか。違和感の正体が判明した気がしますw


<なんかいつの間にか伸びてるのでさら追記

パッと見、歴史物かなと思って見ただけだよ。評論家でもないしアニオタでもない作者も原作も知らない。正月暇だったのでサブスクたまたま見かけただけ。本文にもそう書いてあるんだけどなあ。短い題名中華風の絵、普通に考えてそれだけの情報一般人が「中華風ファンタジー」だと判断するのは無理ゲーじゃね?もちろん見始めてからすぐに違和感には気付いたけど。もしかしてオタク世界では「好き=めちゃくちゃ詳しい」って意味なのかな。もしそうだったとしたら誤解させてすまんね。俺は歴史好きではあるが、中国の全時代のあらゆる王朝風俗文化にめちゃくちゃ詳しいわけではないし、正直いうと途中まで作品を楽しもうとしてたんだよ。でもダメだったってだけの話。この話題が何周目かも知らんし興味もない。

あと気づくの遅いってのは、これが「異世界無双物」ってジャンルだと気づくのに時間かかったって意味です。君たちにとっては馴染みのあるジャンルかもしれないが一般人は知らんて。でも、なんか矛盾するようだけど俺はこれに気づいたとき少し嬉しかったんだよ(増田感情を吐こうとした理由はたぶんこれだ)。今まで毛嫌いして避けてきただけに「これが異世界無双物かー」「予想通りぜんぜんノットフォーミーだわw」って気付いた瞬間、この作品解像度がグンって上がったっていうのかな。もちろん悪い意味でねw 

まあ、勝手に見といて詐欺られたってのはちょっと言いすぎだったかもしれません。そこは素直に反省するよ。


さら追記(たぶんもう終わり)>

ああ、歴史物って「歴史を題材にした創作」って意味であって「史実に忠実な作品」って意味ではないんだわ。語弊がある使い方して申し訳ない。つまり正確にいうと俺は薬屋に「歴史を題材にした創作」を期待したら「なんちゃって中華風ファンタジー」だったってわけだ。史実かどうかなんて物差し最初から持ち合わしちゃいないよ。そんなこと細かく言い出したらキングダムなんてほとんど創作だしね。でも俺の理屈ではあれは歴史物といえる。そもそも王朝が変わるたびに歴史改竄されてきた古代中国史において史実なんてわかってないことのほうが多いんだし、それなのに、なぜ俺が史実厨みたいにブコメされてんのか意味不明だわ。スパイファミリーとか一言もいってないしw

あとブコメに指摘されてる西遊記って500年くらい前に成立した作品だよね。現代につくられた異世界無双物でもないしご都合主義的な内容でもない。あまつさえ主人公が実はイケメンだったという設定でもないと思うんだけどw どういう理屈で俺がそんな作品に対して同じ指摘をしなきゃいけないんだ? マジで意味不明なんだがそれなりに星が集まってるってことは、もしかして俺の知らない西遊記の話してる可能性ある!?

2024-11-14

[] ウィザード&ウォーリアーウィズマネー 三河ごーすと

三河ごーすとのデビュー

今はなんかラブコメとかなろうとかウケ狙いの作品作ってるタイトルばっかりだけど、さすがに2012年投稿作となるとあるていど独自設定の創作興行バトル物をお出ししてきた。

 

第18回電撃小説大賞銀賞

読んでみて、うーん銀賞。といった感想

いや、100ページでギブアップしたんですが。100ページで主人公タッグが二日過ごしたかな。

出会って、主人公を無理やり従わせて、学校いって、ヒロイン過去戦を見て、もっかい学校いって、主人公の初期ステ確認して、あとは世界名前ゲームや金回りのを設定ペラペラペラとつまびからにしていって…

100ページ。

ここまで盛り上がる部分無し。

あ、ヒロインも金回りで束縛されやらなきゃいけない理由あるんすね。うん、そういう話まだ続くの?あーじゃあもういっか。

みたいな。

文章はね、読める。とても読める。クセもなくて読みやすい。グッド。

ただ導入も動機世界も雑で、若い力を感じる。

 

年収200万以下地住民、1億以下地中流住民、1億以上で天空住民

とてもお金を出せば苗字四季を使える名門御四家入りだ!

地下住民白髪赤目のアルビノ人種になるぐらい地下世界進化してるし名前カタカナでわかりやすいぞ!

主人公中流行きの裏パスを買ったやつから奪い地上に出てすぐそば屋敷に忍び込み即ヒロインに捕まったぞ!

 

ラノベなんてそんなもんでいーんだよ。主人公高等教育も受けてない地下住民でもそういうキャラだっけ?とそこらの不良レベルに落ち着いても、中流以上の世界先端技術システムを紹介されても頻繁に「地下で長に聞いたことがある」とかで物分りよくされてもいいんだよ。

そんなんでも、読めるんだよ。

キャラ面白さがあればよ。

無表情無関心キャラいいよね!ボクも大好きだ!

からこそ二人ともたいして重要視してない学校いかせるなんてことに尺を使わないで、もっと能動的に動いてほしかったよね。学校ヒロインが有名であるってところや過去片鱗を見せる程度で別に無くてもよかったなぁと。

せっかくの西遊記システムなんだからもっとヒロイン首輪をグイグイひっぱらして脅して競技競技道具の店を回らせるとかで設定説明と交流を同時進行すればいいのに、第三の大人メインキャラクターがかなりでしゃばっちゃって、二人のキャラがうっすーーくなっちゃってる。ぼかんメールで脅すところはまあよかったよ。

その物語を円滑に回す操り大人となんか知らんが他人から奪って年収億り人になって天上に行きたいなるほど低知能な主人公がなんか喋ったり考えたりしてるうちにページが進んでいっちゃった結果、これ作者はキャラゲームより経済格差搾取構造かに興味があって気持ちよくなってんな?と邪推を募らせていく。

 

そんなんを100ページかけて対人タッグ戦の「ウィザード&ウォーリアーウィズマネー」WWWMはヒロイン過去の一戦をビデオ観戦するだけなんだけど。

んーまぁ、面白くなりそうな気配がある設定ではある。インタビューにもあるけど、やっぱりMTGとかを連想するよね。

ウォーリアーで戦い守るべき本人は呪文サポートする形。

才能や属性は生まれつきでありつつスキル(カード)は生まれつき固有と金を出して買う汎用スキル(カード)があるってTCG部分を入れ込んでるよね。でも現実プロ競技シーンでは全てのカードプールが前提で、金次第ってのは下々の一般享楽プレイヤー視点だし。

属性コストが増減するし反対属性もあるし、でも2属性持ちはレアだしとやや複雑な設定で、5枚のスキルで戦う公平な知略的部分と、鍛錬による基礎バフと生まれ属性制限属人的部分があって面白そうではあるけど、どこに入れ込んで見ればいいのか短い描写ではわからなかった。

5枚スキルプロなら公開しない秘匿に割くのが常道、とワールドトリガーシールドやバッグワームスロットさかれがちでショボーン…みたいな気持ち

 

さらに興を削ぐのがスキル発動。額につけたハチマキの台座の溝にスキルカードを走らせる。

カードスラッシュ

テイマーズ、いいよね。剣、いいよね。

うーんしかし、額のハチマキカードを走らせる。どうイメージしても、カッコよくない。

描写を読んでも

「頭に巻きついた機械であるハチマキのように巻かれているのだが、額の部分に台座の出っ張りがあり、細い線が引かれている」

よくてナルトの額当てをイメージしてみても「出っ張りがあり」となんだかレジカード読み取り機のような外付け機器的やぼったさがある。

動作も、アイドルがするような横ピースを目の位置で走らせるやつを額でしたり、野球帽の鍔を回すように親指と人差し指でさっとする姿をイメージしてみたのだが…でもやっぱり額はないよ。

イラスト担当も苦労したのかあまり魅力的なデザインにはなっていない。耳に月と太陽ピアスをつけている設定もあって、結構頭部がごちゃごちゃしている。

 

そんなヒロイン、狂える二律背反死神(ルナティック・ザ・デス)の!太陽と月の相反属性を唯一持つヒロインの!代名詞スキル太陽と月の女神の気まぐれ」の効果とは!

互いのウォリアー身体能力バフ段階をランダムに変化させる!

そしてヒロインはなんと毎回これを有利に決めてくるのだ!

……

パルプンテで毎回良い効果ますよ。みたいな感じなんでしょうか。

いやーこれ、魅力的か?チート能力解釈しても、魅力的なチートか?

互いの身体能力ランダムに変化させるユニークスキルヒロインです!

面白いか

面白いのならそれを100ページ、全体の1/3までに描写してほしかった。

 

 

 

 

文体で2連敗したあとに読んだ作品で、読めるだけでありがてぇと読んだが流石に一章まるごとでこれはつまんない時間が長かった。

マン強い人やシステムにワクワクする人、徐々に盛り上がるのが好きな人なら余裕で読めると思う。

私には没入するための、ページをめくるための燃料が足りなかった。

無表情やツンツンしたヒロイン自分も好きなんすけどねえええ。

どう考えてもキャラクターの比重が軽かった。

でもこれから友達の妹が俺にだけウザい」とか「義妹生活」とか売れる作品書いていくんですよね。わからんもんです。

 

 

 

お金がなくてもカードゲームで勝てる!? 第18回電撃小説大賞銀賞受賞『ウィザードウォーリアーウィズマネー三河ごーすと先生インタビュー

https://dengekionline.com/elem/000/000/454/454781/

2024-10-20

漫画アクション史上、最も重要漫画10


 誰かが今まさに書いてるであろう他の雑誌と被らなそうな所


 漫画アクションは、週刊→休刊→隔週で復刊して発行中、というちょっと特殊な経緯を持った雑誌

 双葉社ピンチになると神風が吹く、とも言われて、その神風でほぼ埋まるんだよね

 一作者一作品しばりではあるが、このしばりが必要ないんだよなあ



  1. ルパン三世(モンキー・パンチ)
  2. 嗚呼!!花の応援団(どおくまん)
  3. がんばれ!!タブチくん!!(いしいひさいち)
  4. 子連れ狼(原作小池一夫漫画小島剛夕)
  5. じゃりン子チエ(はるき悦巳)
  6. かりあげクン(植田まさし)
  7. BARレモン・ハート(古谷三敏)
  8. クレヨンしんちゃん(臼井儀人)
  9. 坊ちゃん」の時代(原作関川夏央漫画谷口ジロー)
  10. この世界の片隅に(こうの史代)



2024-10-02

anond:20241002162614

どういうこと?

所謂コンサルを入れてやるようなダイバーシティ配慮したエンタメづくりをしないと、それを批判されて西遊記みたいにレイシスト扱いされる的な話ですか?

2024-09-26

anond:20240909000111

のび太と竜の騎士」までは藤子不二雄名義で、「のび太日本誕生」以降、 藤子・F・不二雄なんだけど、

個人的には、「日本誕生」以降はどうも物語スケールが小さくなって、迫力が落ちている感があるのだけど、(敵役が小物すぎたり、話のまとまりが弱かったり、テーマ設定が弱かったり)

「竜の騎士」以前だってFとAは別々に活動していたはずで、

ただのネタ切れなのか、体力の低下なのか、脚本プロットに関わるスタッフなどの制作体制に違いがあったのか……なんなんすかね?

「竜の騎士」と「日本誕生」の間の年に、体調不良原作描けずに作られた映画パラレル西遊記」があるのだけど、

やはり体力の低下が大きかったのかな。

まあ、「竜の騎士」以前が良い!ってのは主観的感想だけど、そこまではやっぱり物語エネルギーが満ちてると思うんだよね。

宇宙西部劇とか、海洋冒険とか、秘境冒険映画とか、スター・ウォーズみたいな話をやりたいとか、恐竜隕石での絶滅説で一本やりたいとか、素直な創作衝動があってよいのだ。

作家としての成長、老成から、関心がよりファンタジーな方向に行っただけかもしれないけど、それもよくあることか。

2024-09-21

孫悟空の○ン○ジの話

平成44年度 小論文問題より抜粋

中国古典である西遊記登場人物孫悟空。如意棒片手に筋斗雲で空を駆け、毛一本一本から分身を作り出し、作中を通じて武力に優れた存在として描かれる。

(中略)

猿たちの王である彼の外見的特徴と言えば、そう「○ン○ジ」である

諸君文章なり図解なりで見た記憶があるのではないだろうか。筋斗雲に乗り空を駆けながら如意棒を大きく伸ばして暴れまわる孫悟空。すると三蔵法師呪文を唱えて彼の○ン○ジを狭めて懲らしめる。縮んだ○ン○ジに彼自身の頭を締め付けられた孫悟空は痛みに堪えかねて、三蔵法師に「どうか、○ン○ジを解放して下さい」と許しを乞う。西遊記の序盤を代表するシーンである

それでは○ン○ジとは一体なんであろうか。孫悟空にとって○ン○ジは彼自身自由を縛るものであると同時に、三蔵法師との絆を感じさせるものであった。

(中略)

ついに天竺から経典を持ち帰った三蔵法師一行。その功績を認められ、一行は昇仏することとなった。仏となった彼にはもはや束縛は必要ない。仏となり下界で身に着けていたものを次々に剥ぎ取った孫悟空は、天竺への旅を通して苦しめられてきた○ン○ジからついに解放されたのである

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