はてなキーワード: オフィスビルとは
「引きこもりから社会復帰できた」という元増田を見て、自分も書こうと思った。
俺も現在38歳の男だ。
元増田のように看護師という専門職ではないし、給料もそこまで高くないけれど、俺もなんとか社会の端っこにぶら下がることができた。誰かの希望になればと思って、柄にもなくキーボードを叩いている。
35歳まで、俺は見事なまでの「子供部屋おじさん」だった。
大学で人間関係につまずいて中退して以来、実家の自分の部屋に引きこもった。たまに親に泣きつかれて、短期の倉庫の仕分けバイトなんかに行くことはあっても、数日で行かなくなる。基本は昼夜逆転生活。ネットゲームと、まとめサイトを無限に巡回する日々。ゲームの画面の中では古参プレイヤーとしてふんぞり返っていたけれど、現実の俺は履歴書に書くことが一つもない、透明人間みたいな存在だった。
転機が来たのは35歳の冬だ。
深夜に起きてきてリビングでカップ麺を啜っていたら、夜勤明けで帰ってきたパートの母親と鉢合わせた。普段なら「こんな時間まで起きて…」と小言を言う母親が、その日は何も言わず、ただ疲れた顔でテーブルの向かいに座った。
そして、ため息混じりにぽつりと「お父さん、来年で定年なんだよね。再雇用だと給料半分になるってぼやいてたわ」と言った。
その時、蛍光灯の下で見た母親の頭にびっしりと白いものが混じっていること、そして昔よりずっと背中が小さく丸まっていることに気がついた。
瞬間、心臓を冷たい手で鷲掴みにされたような感覚に陥った。「あ、俺、このままじゃ親を食い潰すんだ」って。親が死んだら自分も生きていけないという恐怖以上に、自分という存在が親の命と人生を削って生き長らえているという事実が、急にリアルな重みを持ってのしかかってきた。
食べていたカップ麺の味が全くしなくなった。残りの麺を流しに捨てて部屋に戻り、布団を被ってボロボロ泣いた。このままじゃダメだ、死ぬ気で変わらないと本当に人間じゃなくなる、と思った。
次の日、俺は数年ぶりに外行きの服を着て、震える足でハローワークに行った。
職員のおじさんに呆れられながらも、必死に探して職業訓練校(ポリテクセンター)の「ビルメンテナンス(設備管理)科」に申し込んだ。「中高年でも未経験から就職しやすい」「資格さえ取ればなんとかなる」とネットの掲示板で見たからだ。
10年以上まともに人と喋っていなかったコミュ障の俺にとって、初日の自己紹介すら拷問だ。最初は周りの若い子やリストラ組のおじさんたちの輪に入れず、昼休みになるたびにトイレの個室に逃げ込んで、持参したパンを無音で食べていた。
でも、「ここから逃げたらマジで首を吊るしかない」という切羽詰まった思いだけが俺を支えていた。実習でドジを踏んで舌打ちされても、必死に愛想笑いでやり過ごした。
人生で初めて、死に物狂いで勉強した。「ビルメン4点セット」と呼ばれる資格のうち、まずは第二種電気工事士と危険物乙4の取得に全振りを決めた。電気工事士の技能試験の練習では、不器用すぎて配線の輪っか作りができず、ペンチで手の皮を挟んで血が滲んだ。悔しくて泣きながら、それでも夜中までケーブルを切り続けた。
数ヶ月後、ネットの合格発表で自分の番号を見つけた時は、歳甲斐もなく声を出してガッツポーズをした。
36歳で、今の会社に就職した。いわゆる独立系のビルメン会社だ。
面接では「今まで逃げてばかりの人生でしたが、もう絶対に逃げません。便所掃除でもなんでもやります」と頭を下げた。面接官の所長が「まあ、体力はありそうだし、真面目にやるならいいよ」と拾ってくれた。
今、社会人になって2年半が経つ。オフィスビルに常駐して、管球交換をしたり、空調のフィルターを清掃したり、トイレの詰まりを直したりしている。
夜勤もあるし、テナントからのクレーム対応で胃が痛くなることもある。給料だって額面で24万くらいで、手取りにすれば20万を切る月もある。ボーナスも寸志に毛が生えた程度だ。
でも、夜勤明けにビルの屋上で吸う空気は、ひきこもっていた部屋の淀んだ空気とは全く違う。早朝の街の匂いと朝日が異常に眩しくて、「ああ、俺、生きてるな」って実感する。
初任給をもらった月、俺は親父と母親を近所のちょっといい焼肉屋に連れて行った。
席に座って「今日は俺が払うから、好きなの頼んでよ」と言った時の親の顔は、一生忘れられない。親父はビールを飲みながら「美味いな、お前の金で食う肉は美味い」と何度も言い、母親はメニューで顔を隠しながら少し泣いていた。俺も肉を焼きながら、煙が目に沁みたふりをして泣いた。
元増田が「働くってすげーな。自信がもりもり湧いてくる」と書いていたけど、本当にその通りだと思う。
俺は今、社会の「歯車」だ。底辺職だとバカにする奴もいるかもしれない。でも、ただのゴミだった俺が、誰かの役に立つ歯車になれたんだ。トイレを直して「助かりました、ありがとう」と頭を下げられる。毎月、自分の口座に「給与」としてお金が振り込まれる。
その一つ一つの事実が、俺のフニャフニャだった背骨を少しずつ太く、真っ直ぐにしてくれている気がする。
俺は社会にいてもいいんだ。
誰かの役に立って、その対価としてご飯を食べていいんだ。
親も、やっと夜に安心して眠れるようになったと思う。
30代後半で職歴なしのひきこもりでも、本気で泥水すする覚悟で動けば、なんとか社会の端っこにしがみつくことはできる。
もし今、昔の俺みたいに暗い部屋でこれを読んで絶望している奴がいたら、とりあえずハローワークに行って職業訓練のパンフレットだけでも貰ってきてほしい。
遅すぎることはない。
俺も、社会復帰できて本当によかったよ。
2022年以降、円は歴史的な安値圏にあります。オーストラリアドルや米ドルで収益を得ている企業にとって、東京の不動産は「値札の数字は高くても、実際に払う金額は安い」という状態です。
例えば数百億円の物件でも、ドル建てで換算すると数年前より3〜4割安く見える計算になります。
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東京タワーの隣、都心の一等地に「データセンター」建設 ネットで物議も
https://news.yahoo.co.jp/articles/43dc2e837b19bbd86db53f01275432ca0da169b2
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東京タワー横の土地が高いというのは、オフィスやホテル、マンションとしての需要と比較した場合の話です。
データセンターとして使う場合、収益の計算式が全く異なります。
データセンター:電力・冷却・通信をまとめて提供するインフラとして、単位面積あたりの収益が桁違いに高い
つまり同じ土地でも、データセンターとして使えば採算が合うという判断が成り立ちます。
ーー
日本市場への「参入券」として捉えている
外資系企業にとって、立地の良いデータセンターは単なる施設ではなく日本の大手企業・金融機関との取引を獲得するための足がかりです。
日本の大企業は「物理的に近い場所にサーバーがある」ことをセキュリティや法規制の観点から重視する傾向が強く、都心の一等地に拠点を持つこと自体が営業上の強みになります。多少高くても、その後の契約獲得で十分回収できるという計算です。
競合が少ない
郊外の大規模データセンター市場はAWS・Google・Microsoftなどがすでに激しく競合しています。一方、都心の超低遅延を必要とするニッチな需要はまだ取り合いが始まったばかりで、高い土地代を払っても先行者利益が大きいと判断されています。
まとめると「高い土地」に見えるのは日本円・日本人の感覚であって、外資にとっては円安+高収益用途+戦略的価値の組み合わせで十分ペイする、という構図です
ありがとうございます、そのリンクについては知りませんでした。が、女性は個室で大も小もしますので、取りあえず議論のスタートとして、「あさがお+個室」数:「個室」数、で考え始めることは、議論を無視してもいいほどのおかしなことでもないと思います。ビルの場合ですがトイレの数の計算をする時には男女で設置数の人数比が違うのが一般的なので、別に問題がない(決定時に補正されるから)と思います。
それはないです。施設によって必要なトイレの数を決めるためのルールがあり、想定される在館人数や男女比を仮置きし計算します。これらは仮定で進めざるを得ないのですが、それでも、男性の分を削って、というのは説明がとてもしにくいので出来ないと思うんですよね…本編にも書いていますが「みんながスムーズにトイレ使えるように」が大原則なので。
増田は建物関係なので車輛製造についての事情は知りません。が、駅と同様に「スペースの限界」問題なのだと思います。不満はJR各社に「男のトイレ減らさないでよ」と言うのが建設的かと。
ところで増田も新幹線をよく利用しますが、「新幹線の中でトイレには行けないもの」と思っています。その程度には混雑しているイメージです。あと新幹線を降りた各駅の女性トイレの行列が半端ないので、私的な観察の範囲ではやはり「女性トイレの方がより困っている」なんじゃと感じます。ところで、JR東海は元喫煙ブースを有料のビジネスブースに改造しています。一瞬「あそこトイレにすりゃいいのに」と思ったことがあるんですが配管の関係上かなり難しいんだろうなと想像されます。
これは個別の店舗の事情なのでケースバイケースだと思います。男性用トイレが無くなり女性用トイレだけになった、とかなら怒って当然かと思いますが…さすがにそれはあり得ないと思うんですが、あるんでしょうか?あるとしたらそれはさすがにクレームものではありますが。
そして、これも不満は各店舗に言う方が建設的だと思います。または、そのように男性がないがしろにされると感じるお店は使わない、という選択をしていくことも大事だと思います。
以下本編です
一部のミソジニーをこじらせている男性が「女のトイレを増やすだと!あいつら個室で化粧でもしてるんだろう!生意気な!」と意気軒高なはてなブックマークでしたね。
まぁそういう人もいるだろうが、行列できてる時にそこまでセルフィッシュになれる人もそう多くないと思うよ、とか、そういう発想になるという男性も個室でスマホ見ながら仕事さぼったりしてるのかな、と思ったりはしますが、現実問題として最大の目的は、みんなが快適に清潔にトイレを利用できることなのは自明なので、彼らの「男性用のトイレを減らし女性用を増やすつもりか!」という叫びは、その大前提を覆すことになるので、違うんじゃないかと思うんです。
過去、公共空間における女性トイレは、そもそも男性に比べて少ない時代が長く続いていました。平成の初期ぐらいまでは(一部のデパートや宝塚劇場などの例外を除いて)男性のアメニティスペースが大きいのが当たり前でした。その理由としては、社会の公共の場にそれだけ女性が少なかったから、ということが大きいですし、その程度には女性は行動を社会的に抑圧されていたからです。
身内の話ではありますが、増田には、今アラウンド70のキャリアウーマンの超先駆けのような叔母がいるのですが、大手金融機関で勤め上げた彼女が若い頃に配属された支店には従業員用の女性トイレ自体が無く、仕方なく1つしかない客用のパブリックなトイレを使用していたら上司に嫌味を言われた、なんていうこともあったそうです。
また、さすがにこの10年ぐらいで完全に絶滅した感じがありますので若い方は知らないでしょうが、昭和に建てられた温泉旅館などは、大浴場のサイズが性別によって違うのが当たり前でした。当然男性用が大きく女性用は小さかった。この辺は1980年代後半、バブル景気と女性の社会進出が進んだこともあって、続々と”男女が同じサイズになるように”改修工事があったという話を、その後のバブル崩壊で倒産した建設会社に勤めていた飲み友達のおじいさんに聞いたことがあります。大浴場を男女同じサイズに改修するには当然余計に面積がかかるので、例えば閑古鳥だったゲームコーナーを小さくしたり、お土産コーナーの位置を変えたり、いろんな試行錯誤があったとのこと。むりやり改修工事をするもんだから館内の動線がなんかちょっと変な感じになったりもしたようで、今でも格安温泉旅館グループが買収したかつての「そういう温泉ホテル」なんかを見ると、そういう思考錯誤の名残が見えたりします。また逆に、女性客をあてこんで、かつての広い男性用の浴場を女性用に替えてしまって、女性グループ以外の客(男性客やファミリー客)からそっぽを向かれたホテルという話も、同じおじいさんが教えてくれました。
バブル期以降に新たに建てられた施設の多くでは、アメニティエリアの男女の面積比はほぼ同じになり、その後バブル崩壊を経て土地価格がバカ安になったことで、新しく社会の主要登場人物になった女性をターゲットにした空間づくりがされるようになりました。この辺で増田はビルなどの施設を作る人という仕事に携わることになります。
「女性」という新たなターゲットに対応していこうということで、化粧直しをするスペースや歯磨きできるスペースがトイレに附設されるようになり、女性のアメニティスペースの方がちょっと広い時期が長く続きます。なんせ当時は土地も安かったし建築費も今の半分ぐらいでした。このころ、私たちはどうすればアメニティスペースが快適になり、かつメンテナンスが容易になるかということを熱心に研究していました。
この長く続いたデフレ、失われた20数年の間に、男性も健康意識や清潔への意識向上があり、男性にもちゃんと手洗いボウルに歯磨きできる余裕があるトイレを作ったりもしましたが、「後ろでしょんべんしてるところで歯を磨くのは嫌」「歯を磨くなんて女々しい、不要」的な意見もあり、あまり歓迎されなかったりもしました。そして、それでも歯を磨きたい男性が給湯スペースで歯を磨いて、その後、ろくにシンクも流しもせず放置する人が続出して、ビルの管理にクレームが頻出、なんて事案もありました……。
話はそれますが、オフィスの給湯スペースでカップラーメンを食べた汁や弁当の食べ残しを捨てて放置するのも圧倒的に男性で、これもビルにクレームとして届られるんです。クレーム主は同じ会社の人なので誰がやってるのか知ってるんですが、給湯スペースは共有部で専有エリアではないのでビルの管理者に文句が来る。それで慌てて生ごみ用のゴミ箱を用意したり禁止張り紙したりするんですが、読まないんですねそういう人は。
このような使用状況や、利用者へのアンケート調査などから推測すると、男性はあまりトイレを含めた水回りのアメニティスペースの快適さに頓着がない、かつポジティブな評価を積極的にしてくれない傾向がありという実感はあります(あくまでも傾向であり男性各個人によって、きれいで広いトイレを褒めてくれる方もいることは理解しています。アンケート取ったりしているので)。
そしてオフィス環境についての意思決定はたいていの企業にとっては総務部や財務部といった経営・バックオフィスの仕事で意思決定者はたいてい中年男性なので、なおさら積極的に「男性も女性みたいに快適なトイレがいいよね!」とか言わないことが多い。なので我々作る側も、現状特に不満はないみたいだね、となり、国交省や厚労省が出している指針に準じた最低限のトイレ数を準備しとけばいいんでしょ、という感じになることが多くありました。
また話がそれますが、平成一けた台~中期に顕著に増えたクレームの一つに「誰かがずっとトイレの個室を占拠している」というものがありました。
これは男性6:女性4ぐらいの比率だったと思いますが、要するに便所飯。従業員さんがトイレの個室で仮眠をとる、ということが多くなったからでした。ブラックゥ……。
とはいえ、一定時間以上個室から出てこないとなると警備員がチェックしなくてはならず(意識失ってたり、不審者だったりするとまずいので)、他の利用者にも迷惑になるし、便所飯の場合はゴミや食べかすをトイレに平気で放置していくため、施設側にとっても頭の痛い問題でした。
更にテナントの会社にとっても、従業員がどっかでサボってるという由々しき事態だなということで、テナントへ許可を取った上でトイレのドアの動作検知器を設置して利用状況を調査したこともありました。そうするとやはり、一定の割合で30分~1時間の単位でトイレを占拠してる人がいるわけです。今新しいビルのトイレの多くは個室には人感照明がついています。これはかつての便所飯勢、トイレ仮眠勢の”運動”の賜物でもあります(もちろん節電効果が第一ですが)。
増田はホールやスタジアム・アリーナ、あとインターチェンジなどを作ったことがないので詳細なデータなどは見ていないのですが、利用する側としてやはり女性の方が列が長くなる傾向は実感としてあります。
そしてこれも新しい施設であるほど、女性のトイレの列は短くなっているとも感じます。新しいスタジアムやインターチェンジのトイレは、トイレの個室数はもちろん、動線の整理がとてもうまい施設が多くて人流がこんがらがらないように、スムーズに利用後に退出しやすいように作られているものが多い。これは進歩だなぁとしみじみします。そもそも昔の施設と今の施設で圧倒的に今の方がトイレの数が多い!国立競技場は建て替え前はとにかくトイレが大行列で本当に困ったもんでしたが、倍近い席数に生まれ変わった新しい国立競技場でトイレには困ったことがないです。まぁ、男性トイレは使用したことがないので断言はできませんが。
逆に駅のトイレは、女性トイレはもちろん、男性トイレも行列が出来ている時を見かけます。駅という施設は、ぎゅうぎゅうに柱や設備や配管配線が張り巡らされている、拡張余地が限りなく限られたスペースなので限界もあるんだと思います。大きなターミナル駅などでも苦心している様子がありありと分かり……。結局は「スペース」の問題です。
そこで、今回、国交省が出している指針を見て我々建てる側が、「よし、男の方を減らして女の方を増やせばいいんだな!」となるか、というと、まぁならないです。バカにすんなというか、これは断言できます。政府の指針もそんな風になってないです。
これまでも色々法改正やテクノロジー進化や社会の要請の変化で、施設の共用部分には、様々な新しい「安全を確保するためのスペース」や「何かを置いたりするスペース」が必要とされるようになってきました。ものすごく分かりやすく言えばマンションの宅配ロッカーなんて昔は必要なかったでしょう?インターネットがなかったころはサーバルームも必要なかった。今は機械室も広いスペースが必要になっていますし、都心のビルなら「災害発生時の帰宅困難者に向けた滞留スペース」なんてものも、付けたら?とお上から示唆されたりします。
そういう新しい必要性が生まれた時に「じゃあ男性トイレ削ろう」にはもちろんならない。今回も同じです。
女性トイレを増やす必要が出たなら、男性トイレはそのままの数で別のスペースを探すのです。どっかに置けないかと図面と格闘しスペースを捻出しますし、それがどうしても無理なら専有部(人に貸して儲ける部分)を削ります。お上から「必要な機能だぞ」とか、テナントから「それがないと借りないよ」と言われたら、それを「前提」としてプランを考えるのが当然だからです。下種なことを言えば、お上から言われている指針を無視すると場合によっては建築確認を取得できない、または取得に無駄で無意味な作業と時間がかかってしまいます(何度も図面書き直したりする……)。
そもそもユーザーのニーズを聞かないわけがない。トイレという現代人には不可欠なものなら、わざわざ人口の半分の人を今より不便にしてまでやる、というのは、原則としてはありえない選択肢なんですよ。
例外として、例えば拡張余地がゼロの場所などはどうするか、ということはありますが、建築関連については現況が優先されるのが通例なので「男のトイレを削って女トイレでかくしろ!」みたいな無体は言ってこないと思う。なんせ建築基準法が改正される前に建てた耐震性が低い建物でも無理やり改築や耐震補強をさせることはできないので、トイレでその無茶を言ってくるとは思えない。
ということで、「あーあ女様はいいですねー」と怒る前に(まぁ単に女にとにかく文句を言いたいだけの人は、言ってりゃいいよねと思うからここから先は読まなくてもいいです)、男性は、機会があったら「トイレはとにかく多い方がありがたいに決まってる」、「自分たちももっと快適なトイレの方がいい」、「自分たちは、こういう事情があるので、こういうトイレを増やしてほしい」、とか、どんどん大声でニーズを叫んでほしいんですよね。女はずるい!と叫ぶそのカロリーを、俺たちはこんなトイレにしてほしいんだ!という言葉に替えてほしい。
例えば最近少しずつですが改善しつつあるのは、男性トイレのおむつ替えスペースやベビーキープ(うんこ中に赤ちゃんを保定する椅子)です。
当社だと、最初に言い出したのは女性スタッフでした。でもこれ男性スタッフの声であった方が美しかったなぁ、とも思ったりしています(そのチームは男性8:女性2のメンバーでした)。男性トイレのベビースペースはニーズの絶対数が多いわけじゃないので、後回しになりやすいんです。施設の性質には寄りますが、当社では今はショッピングモールや病院などの場合は必ず男性トイレにもベビースペースを入れるように提案していますし、オフィスビルでもビル内や近隣に子供向け施設がある場合はベビーキープがあるトイレを作ったりしています。
お金がかかり、かつお金が稼げないトイレというスペースは、一方で利用者にとって施設の印象を割と大きく左右する作る側からしたらかなり重要なスペースでもあります。でも男性のニーズが見えにくい、聞こえてきづらいんです。せっかくトイレが脚光を浴びている今、「だから女はずるいんだ!」と言ってるの、もったいなさすぎるし、何ならバカに見える。
男性も自宅だと座って小用たす方も増えていると聞きますので、公共スペースでも個室増やした方がいいのかとか、やっぱり男らしくあさがおで立ってやってこそ、と思う人が多いのか、とか。気になってるんですよ、こっちは。単に「俺たちの分を減らすな」「もっと数多くしてほしい」でももちろん良い。
「女のスペースを増やすな!」ではなく、「俺たちのトイレをこうしてほしい」を言ってくれたほうが、有用ですし、ご希望に近づけやすいです。
そもそも事業予算等の決定権者は相変わらず男性であることが圧倒的に多いよ。なんで「女はずるい」になっちゃうのかさっぱり分からないよ。
戦費もどこかから毟る。
民主化のためとかいいながら、次のリーダーは民意じゃなくアメリカが決めたい。
台湾が攻撃されたときに自衛隊参戦するかどうかみたいな議論がある日本で、日本の米軍基地が攻撃されても参戦しないくらいのことができるかどうか。
国との関係上できないもあるだろうし、民意としてできないような気もする。
アメリカの空爆もイランのドローンもだけど、攻めるほうが有利で迎撃はすごく金がかかる。
やっぱり支持率が大事だからか、ガソリン価格の値上がりには敏感に反応。備蓄米放出みたいに即放出。
今回のアレで中東諸国はもちろん、中国やロシアもインドも口先以上の介入はしない。
イタリアやスペインがアメリカ非難に回るのも、ロシアが遠いからNATO抜けたいとか、化石燃料依存度が高いから困るとかっぽい。
ガザ地区のことは忘れてる。
トランプ関税のドタバタのほうが株価が乱高下したし、仮に台湾有事がおきたとしても、直後に起きる米中での制裁合戦のほうが世界の注目で、韓国や日本の米軍基地がやられてもry
・決められた出勤時間に遅刻しないようにしようね。都内の電車なんてしょっちゅう遅れるのわかってるんだから、せめて10分くらい余裕を持って動こう(※10分前に来たら10分前から出勤打刻できます)
・出勤、退勤、すれ違った時、相手の目を見てあいさつしようね。なんだかんだであいさつ一つで印象がよくなって結果的に仕事もやりやすくなるから。
・仕事の話をしているときに勝手にスマホをいじるのはやめようね。遊びでいじってると思われるかもしれないから(遊びでいじっていた実績あり)、メモするとかだったら、軽くでいいから一言「すみませんこれでメモしますね」と伝えよう
・仕事で関わる場所での決められたルールはちゃんと守ろうね。オフィスビルに掲示されている「ゴミは分別しましょう」とか「たばこは決められた場所で」とかあるじゃん?あれは全部守って。いらないトラブルを生むのは無駄だから
・直接来た指示のチャットには、簡単で当たり前の指示だとしても、ちゃんと返事か、リアクションスタンプかだけでも押してね。見てるかどうかわからないし、指示が完了したかどうかわからないから。
最近、ジェンダーレストイレ作ったはいいけどすぐ炎上して、結局従来の男女別トイレに戻すパターンばっかりじゃん。歌舞伎町タワーとか渋谷区の公衆トイレとか、開業・設置直後に女性から「怖い」「性犯罪のリスクが高い」って声が殺到して、数ヶ月で改修工事入っちゃうの。
でさ、表向きは「多様性配慮でLGBTQ+の人も安心して使えるように!」って言ってるけど、実際の設計見てると、女性専用個室を減らしたりなくしたりして、共用スペースを増やしてるケースが多いんだよね。手洗い場とか待合スペースが男女共用で、個室入るのも男性の前を通らなきゃいけないとか、そりゃ女性が避けるわ。
そしたら利用データとか出てきて「ジェンダーレストイレ、女性の利用者が少なかったです~」みたいな話になるでしょ? そりゃ少ないよ、怖くて使わないんだから。でもそれが狙いなんじゃないの? って思っちゃう。
要は、わざと失敗しそうな設計でジェンダーレストイレ作って、女性が使わない→「ほら、需要ないじゃん」→だから女性用トイレの個室数減らしてもいいよね、スペース節約! みたいな流れを作ってるんじゃないかと。
そうじゃないと説明つかないよ。明らかに失敗するって分かってるのに、なんで量産しようとするの? コストかけて作ってすぐ作り直すなんて、普通の企業や自治体がやるかな。なんか裏で「女性用トイレ縮小してオフィスビルとかのスペース効率化したい」みたいな意図がある気がしてならない。
勉強は普通レベルにできる子だとしても、たとえば起立性調節障害などがあって全日制高校が無理ゲーな子がけっこういる。
この時点でほとんどの通信制高校は私立であり、高校無償化の対象となる「授業料」以外の強制オプションがそこそこの金額、数十万円/年にはなる。
そして、ここが制度のはざまではあるのだが、さらに通信制高校というジャンルの中に、「サポート校」という存在がある。
みんな知ってるだろうか。
それゆえに、それぞれにかなり特色があって、当たりはずれもあり、本人との相性の差がデカい。
学校法人ではなく、塾と同じだから株式会社が経営しているという微妙なファクターもある。
もちろん学費はけっこう高い。だいたい70~80万円/年ぐらいで、100万円/年クラスもある。3年通うと300万。
サポート校の生徒は、「高校」ではなく、ふだんはサポート校に通う。たいていがオフィスビルの1室だ。
そして高校卒業の単位取得のためだけに、深く連携/提携している通信制高校に年間数日、スクーリングをする。たいてい遠方に泊まり込みだ。
卒業に必要なレポート提出などは、サポート校の方でも文字通りサポートして高校卒業をめざす。サポート校によっては、大検をサポートするというパターンもある。
いずれにしても、みんなに知ってほしいんだけど、消去法の末に通信制高校という枠の中でもサポート校という形しかフィットしない子がいるんだよ。
そんな子を持つ家庭への経済的な公的支援は、もちろんない。そして、普段は"学校"ではないところへ通うという、寄る辺のなさ。
この2つがじんわりと、しんどい。
贅沢をさせたいんじゃなくてさ、
「これからの16~18歳こそは中学の時のように悲しい思いをせず、ぺちゃんこになってる自己肯定感を少しでも回復できる可能性があるのは、消去法でこういう環境だろう」
と親も本人も悩んで悩んで選ぶケースがあるんですよ。
とりとめなくて申し訳ないけど、そんな話。
生存者バイアスでいろいろと上から目線で言われそうな話題だとは思うけど、この選択肢の狭さや経済面でのしんどさ、伝わるだろうか。
■追記1
思いのほか温かいコメントありがとうございます。
ちなみに「他の人は無償でずるい」なんて思考はこれっぽっちもなくて。
サポート校を選ぶと絶対的な経済負担と、民間企業による経営という中期的な不確定要素も呑み込まないといけないのが、モヤってしまうポイントかもです。
なんら救済制度がない、というのが、感情的にもちょっと悲しいのかもしれません。
もちろん志のある良いサポート校もあると分かり否定/悲観しているわけでは全くないし、民間だからこそできることもたくさんあるので、ここはトレードオフの面もありますね。
ただ、本人の辛い過去と特性を踏まえた「居場所の確保」を目指しつつ、高校選びの2択を何度も繰り返した結果、民間のサポート校だけに着地するということが現実的にあるのです。
1年近くかけてかなりの数の学校へ親子で相談・見学に行ったし、もちろん公立の通信制高校も最初は有力な選択肢としていたが、諸条件が全くフィットせず。
中三の子どもの進路選択において、私がこの現実を理解できていなかったので少し混乱し、ここに吐き出したくなったのだと思います。
勉強は普通レベルにできる子だとしても、たとえば起立性調節障害などがあって全日制高校が無理ゲーな子がけっこういる。
この時点でほとんどの通信制高校は私立であり、高校無償化の対象となる「授業料」以外の強制オプションがそこそこの金額、数十万円/年にはなる。
そして、ここが制度のはざまではあるのだが、さらに通信制高校というジャンルの中に、「サポート校」という存在がある。
みんな知ってるだろうか。
それゆえに、それぞれにかなり特色があって、当たりはずれもあり、本人との相性の差がデカい。
学校法人ではなく、塾と同じだから株式会社が経営しているという微妙なファクターもある。
もちろん学費はけっこう高い。だいたい70~80万円/年ぐらいで、100万円/年クラスもある。3年通うと300万。
サポート校の生徒は、「高校」ではなく、ふだんはサポート校に通う。たいていがオフィスビルの1室だ。
そして高校卒業の単位取得のためだけに、深く連携/提携している通信制高校に年間数日、スクーリングをする。たいてい遠方に泊まり込みだ。
卒業に必要なレポート提出などは、サポート校の方でも文字通りサポートして高校卒業をめざす。サポート校によっては、大検をサポートするというパターンもある。
いずれにしても、みんなに知ってほしいんだけど、消去法の末に通信制高校という枠の中でもサポート校という形しかフィットしない子がいるんだよ。
そんな子を持つ家庭への経済的な公的支援は、もちろんない。そして、普段は"学校"ではないところへ通うという、寄る辺のなさ。
この2つがじんわりと、しんどい。
贅沢をさせたいんじゃなくてさ、
「これからの16~18歳こそは中学の時のように悲しい思いをせず、ぺちゃんこになってる自己肯定感を少しでも回復できる可能性があるのは、消去法でこういう環境だろう」
と親も本人も悩んで悩んで選ぶケースがあるんですよ。
とりとめなくて申し訳ないけど、そんな話。
生存者バイアスでいろいろと上から目線で言われそうな話題だとは思うけど、この選択肢の狭さや経済面でのしんどさ、伝わるだろうか。
■追記1
思いのほか温かいコメントありがとうございます。
ちなみに「他の人は無償でずるい」なんて思考はこれっぽっちもなくて。
サポート校を選ぶと絶対的な経済負担と、民間企業による経営という中期的な不確定要素も呑み込まないといけないのが、モヤってしまうポイントかもです。
なんら救済制度がない、というのが、感情的にもちょっと悲しいのかもしれません。
もちろん志のある良いサポート校もあると分かり否定/悲観しているわけでは全くないし、民間だからこそできることもたくさんあるので、ここはトレードオフの面もありますね。
ただ、本人の辛い過去と特性を踏まえた「居場所の確保」を目指しつつ、高校選びの2択を何度も繰り返した結果、民間のサポート校だけに着地するということが現実的にあるのです。
1年近くかけてかなりの数の学校へ親子で相談・見学に行ったし、もちろん公立の通信制高校も最初は有力な選択肢としていたが、諸条件が全くフィットせず。
中三の子どもの進路選択において、私がこの現実を理解できていなかったので少し混乱し、ここに吐き出したくなったのだと思います。
ヨーロッパの石積やレンガ積の建物と違って、鉄筋コンクリート(RC造)は中に鉄筋が入っている。コンクリート(水酸化カルシウム)はアルカリ性なのでアルカリ性の雰囲気下にある鉄筋は腐食しない。
しかしながら、コンクリート(水酸化カルシウム)は大気中の二酸化炭素と反応し炭酸カルシウムになる。炭酸カルシウムは強度的には問題ないが中性なので、中性の雰囲気の中で鉄筋が腐食し、腐食によって膨張、コンクリートを破壊する。これを「爆裂」と言う。これによって、構造が毀損していく。ちな、ローマのパンテオン等の古代のコンクリート建造物はとっくに中性化してるが、無筋なので問題ない。
この問題は、鉄筋の上に被ってるコンクリートの厚さである「かぶり厚」を増やす、鉄筋をステンレスにすることで鉄筋そのものを錆びにくくする、補修工事の際に再アルカリ化をするなど、技術的に解決策があるがコストが高く経済的ではない。
地震の外力や寒暖差による収縮などでコンクリートに微細な亀裂が生じていく。これにより、前述の中性化が進んだり、水の侵入による問題などが出てくる。
これらは制震工法による地震動の抑制、外断熱、微生物カプセルによる自己修復などの対策があるが、やはりコストが高く経済的ではない。
1981年6月より前に建築確認を受けた建物は耐震性能が十分ではないので、まあ死んでも文句が言えない。また、1999年の省エネ基準より前の建築物は断熱性が大きく劣っている。もちろんこれらを改修することは可能だが、改修にはかなりのコストがかかる。
また、古い建物では、配管の方式がスラブ下配管(下階の天井裏に排水管を通す方式)だったり、階高(上下のスラブの間)が狭く拡張性が無く、光ファイバや空調の増設に対応できるスリーブ(躯体に開けた穴)が無いなどの問題もある。スリーブは困難ながらもまだどうにかすることはできるが、階高や配管の位置はどうしようもない。
住居系以外でも、今日日OAフロアの無いオフィスビルなどは余りにビミョーだろう。
築年数が経過すれば給水管や排水管の更新が必要になるが、これはかなりコストがかかる。光ファイバを通すには配管やスペースが必要だ。8K放送に対応するには共聴設備の配線を全部交換するしかない。建物の電気容量には限界があり、さらに電力が必要なら幹線から変えなくてはならない。
これらはどうにかすることはできるが、上記の通り躯体が陳腐化し、何千万、何億とかかる防水工事が控えているならば、わざわざここを改修しようとは思わないだろう。有り体に言って無駄金だ。
https://jp.wsj.com/articles/how-the-u-s-economy-became-hooked-on-ai-spending-f2123961
今年上半期の実質GDP(国内総生産)成長率のうち、半分は企業のAI投資によるものだった可能性がある。AI関連株の上昇は個人資産も押し上げ、消費支出の拡大につながっている。この数カ月はそうした流れが顕著だ。
AI関連支出を差し引くと、米経済の状況はより悪化しているように見える。9月の雇用は予想を上回る伸びを示したものの、今年の雇用創出ペースは鈍化しており、失業率は徐々に上昇している。ドイツ銀行によれば、AI関連分野を除く民間企業投資は2019年以降ほぼ横ばいだ。データセンター以外では、ショッピングセンターやオフィスビルなど商業施設の建設は減少している。
このため米経済はAI依存を強めている。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のエコノミスト、スティーブン・ジュノー氏は「現在、投資の源泉になっているのはAIだけだ」と語った。
BofAの予測によると、今年の設備投資額はマイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、アルファベット、メタ・プラットフォームズの4社だけで3440億ドル(約54兆円)と、昨年の2280億ドルを上回る見込みだ。3440億ドルという金額は、米GDPの約1.1%に相当する。
バークレイズは、ソフトウエアやコンピューター機器、データセンターへの投資が、2025年上半期の米GDP成長率(年率換算)を1ポイント弱ほど押し上げたとみている。同期のGDP成長率は1.6%だった。つまり、AI関連投資による押し上げ効果がなければ、成長率は0.8%という低調な伸びにとどまった計算になる。
こうした投資の一部は、関税が課される前に企業が輸入を急いだために行われた可能性が高い。だが、アナリストは来年の投資について、伸びが鈍化するものの、増え続けるとみている。
AIが労働者の生産性を高めることによってGDP成長率を押し上げると期待されているが、現段階ではその効果は小さい。
株価の上昇も資産効果という形で経済を支えている。JPモルガン・チェースの推計によれば、AI分野の株価上昇分だけで、過去1年間の消費支出を0.9%、額にして1800億ドル押し上げたとみられる。この支出の伸びは、8月末までの12カ月間の消費支出全体の伸び(インフレ調整前で5.6%)に占める割合は小さいが、それでも重要であることに変わりはない。
AIの労働市場への影響はずっと小さい。一部の分野では、AIブームによって雇用が増えている。その一例は建設分野だ。高金利、不動産市場の不振、連邦政府の移民抑制策などに苦しめられてきた建設業界にとって、データセンターは希望の光になっている。
問題は、熟練労働者と資材の不足だ。発電、電流制御などの設備のリードタイムは、一部のケースでは何カ月も延びている。
AI依存の経済にはリスクがある。株価収益率(PER)は過去最高に近い水準だ。高水準の利益見通しが間違っていたことが判明すれば、株価は急落し、投資は減速する可能性がある。S&P500種指数は21日に1%上昇したが、バブルへの懸念から週間では約2%安となった。
株価の下落は、逆資産効果を生む可能性がある。バークレイズのジョナサン・ミラー氏は、株価が20~30%下落すると、GDP成長率は1年ほどで1~1.5ポイント低下する可能性があると推計している。
もう一つのリスクは、AI関連の借り入れ規模拡大に関するものだ。ハイテク企業向けにデータセンターをリースし、サーバーを貸し出す企業は、事業拡大に向けた資金を調達するために多額の借り入れを行っている。
AI関連の債務は金融危機の直接の原因になるほどの規模ではないが、こうした債務の返済に必要な売上高を確保できなければ、貸し手が損害を被ることになり、その影響が債券市場に波及しかねない。
家を入ると短い廊下がある。廊下には洗面所(ここは脱衣所を兼ねていて、トイレ、風呂に通ずるドアがある)につながるドアと、リビングにつながるドアがある
なお、洗面所は冷暖房がなく、服を置くスペースもない(と自分は思っている)。
この条件で、「風呂から出るタイミングで玄関の戸を開けられたくない」のだが、成人男性の家族は気にしすぎ、誰も見ないという。
すくなくとも共用部分の外の廊下は、宅配便や住人が通る。共用部の廊下の向かいは建物があるが、窓があり、はめ殺しではないものもある。
(概ね空いてはおらず、オフィスビルなので風呂の時間は多分あまり人もいないと思いたいが、明かりはついてる)
そもそもプライベートゾーンを下着等で覆ってない、無防備な状態で出てくる。
気になるなら着替えを持ち込め、というが、脱いだものを置けるスペースくらいはあっても、着替えまでは持ち込める場所がない認識。
洗濯機は傾斜があって滑り落ちるし他に台の代わりがない。
また、筆者は成人女性だが、薬を塗ったり、下着をつける上で、肌が多少乾かないと引っかかるので、部屋に移動後の方が都合がいい。
加えて、未成年の家族もおり、自分以上にナイーブな年齢のその家族に配慮を、というのだが、聞かず、指摘すれば臍を曲げるし、あたかもこちらが間違ったようなことを言う。
加えて、民泊を一時やっていた部屋があるようで、不特定多数の外国人が出入りしていた。(規約上禁止なので、おそらくその部屋の借主は契約を解除され、今は見ない)
一時は大変警戒をしていた。
プライベートゾーンを見せないこと、触らせないこと、不安な状況、危険な状況に置かず済むこと、なんて当たり前に保証されてほしいのだが。加えて民泊の件もあって、安全管理上の感覚が違いすぎる。
そんなもんいらん、気にしすぎ、おかしいんじゃないのか、まで言われている。
感覚の違いは成人男性ゆえではないかと思ったが、とはいえいざとなったら自分と他に複数の家族を守り切って逃げるなんて無理じゃん。
『今どきの子育てするお父さん』がこれじゃ危険すぎないか?と思ってるんだけど。
そもそも家族が風呂入って寝るって時にコンビニ行って酒タバコ買うほうが優先で、出入りのタイミングを調整してくれって言うと文句だらけなのはまともじゃないか。
【追記】
そういえば風呂に入り始める時間帯に玄関ドア開けて換気し始めたりする。
風呂のこともあるし、防犯上の問題もあるから、夜9時以降は控えてほしい、時間になったら閉めてカギ締めてくれ、風呂入ってる間はやめろってのも、ムッとされたし文句言ってた。
自分の中でやりたいことが阻害されるとキレるだけかも。
酒タバコが切れたから買いに行きたいだけなのに、部屋が匂う(自分がホルモン系のもの調理するせい)から換気したいだけなのに、なんで文句言われるの?みたいなやつ。
あと、向こう側で裸でいようがなんだろうが、自分は見られても気にしないからお前らも気にすんな、なんだよな。
無防備な状態を晒したくないからやめてくれ、と、自分は酒タバコが切れて不便してるから買いに行かせてくれは同等で、配慮されて然るべき希望だろって本人言ったけど、同等じゃないよ。
間接的な性加害じゃんね。裸の状態を見られてしまうかもしれないのにドアを開ける、なんだからさ。
あと、じゃぁ風呂の間も出入りをできるようにカーテンでもつけたらどうかとか、提案してくれるならまた別だよ。どっちの希望も両立できるようにしたいねって思って言ってくれるなら、こうは思わないと思う。
(カーテンくらいじゃ不安だし、横から踏み込まれたらないも同然のものであるあたりで自分はよしとは思わんが、受け入れた上で代替案出してるんだから、会話には乗るし、内容次第では提案飲む)
やめてくれっつったらまずキレるんだもん。
美咲が異動してきて三ヶ月が経った頃、課長の田中が毎朝決まったように声をかけてくるようになった。
美咲は二年前に一度この会社を辞めて、別の会社で働いていた。けれど事情があって戻ってきた。それは事実だ。誰も否定できない、紛れもない事実。
最初の一週間は我慢した。二週間目には、胸の奥が重くなるのを感じた。三週間目には、朝出社するのが憂鬱になった。
「え? 何が? 事実じゃないですか。木村さん、一回辞めて戻ってきたでしょう? 俺、何か間違ったこと言いました?」
美咲は言葉に詰まった。そう、事実だ。間違ってはいない。でも、何かが違う。何かが、とても間違っている。
「でも、毎朝わざわざそう呼ぶ必要は...」
「いや、だから事実ですよね? 本当のことを言って何が悪いんですか」
田中は肩をすくめて、そのまま自分の席に向かった。周りの同僚たちは気まずそうに視線を逸らした。
その日の昼休み、美咲は先輩の佐藤と食堂で向かい合っていた。佐藤は美咲が最初にこの会社にいた時からの付き合いだ。
「あのさ、佐藤さん」美咲はテーブルの上で箸を持つ手を止めた。「田中さんの言ってること、間違ってないんだよね。私、実際に出戻りだし」
「木村さん、田中さんは毎朝、何のためにそう呼んでると思う?」
「え?」
「情報を伝えるため? 木村さんが出戻りだって、誰も知らないから教えてあげようとしてる?」
美咲は首を横に振った。「みんな知ってる。私が戻ってきたこと、みんな知ってるよ」
「じゃあ、何のため?」
「...私を、傷つけるため?」
「それだけじゃないかもしれない」佐藤は優しく言った。「でも、確実に言えることがある。田中さんは、その言葉を口にすることで、木村さんとの関係をどういうものにしようとしてるんだろうね」
美咲は息を飲んだ。
「言葉って、情報を伝えるだけのものじゃないんだ。言葉を発するたびに、私たちは相手との関係を作ってる。尊重し合う関係か、対等な関係か、それとも...」
支配する関係。見下す関係。相手を尊重する必要がないと思っている関係。
「でも」美咲は言った。「それを指摘しても、また『事実だから』って言われるだけだよ」
「そうだね」佐藤は頷いた。「『事実かどうか』っていう土俵に引きずり込まれると、反論できなくなる。だって、事実なんだから」
「じゃあ、どうすればいいの?」
その夜、美咲は一人で考えた。
田中は「事実」という盾を持っている。その盾の後ろに隠れて、美咲を傷つけ続けることができる。そして美咲が反論しようとすると、議論は常に「その言葉が事実かどうか」という次元に固定される。
でも本当の問題は、そこじゃない。
本当の問題は、田中が毎朝その言葉を選んで発することで、美咲を「尊重する必要のない存在」として扱おうとしていることだ。
そして美咲がどんなに傷ついても、「事実だから」という論理の前では、その痛みを正当化することすら難しい。
なぜなら美咲は、田中と同じように振る舞うことができないから。同じように相手を傷つけることができないから。
「ああ、これが非対称なんだ」美咲は呟いた。
相手を尊重しない人は、相手の尊重する態度を利用して、一方的に攻撃できる。そして攻撃された側は、自分の倫理観のせいで、同じようには反撃できない。
翌朝、美咲が出社すると、またあの声が聞こえた。
今までとは違う目で。
それは、田中を許すことでも、田中の行為を正当化することでもなかった。ただ、事実として認めること。田中が今どういう態度で自分に接しているか、それを田中自身の選択として認めること。
田中が何を言おうと、それは田中の問題だ。田中がどういう人間関係を選択するか、それは田中の責任だ。
「おはようございます」
美咲は短く挨拶をして、自分の席に向かった。心臓はまだドキドキしていたし、完全に平気なわけではなかった。でも、何かが違った。
田中の言葉は、もう美咲の中核には届かなかった。それは田中の選択として、田中のところに留まった。
「なんか、雰囲気変わったね」
美咲は微笑んだ。
「うん、少しだけ。境界線っていうのかな。相手の問題と、自分の問題の」
「難しいよね、それ」
「うん、すごく難しい」美咲は正直に言った。「毎日できるかどうか分からない。でも、少なくとも今日は、できた」
佐藤は優しく笑った。
美咲は窓の外を見た。秋の陽射しが、オフィスビルの間から差し込んでいた。
相手を変えることはできない。相手が何を言うか、どう振る舞うか、それは相手の選択だ。
でも、自分がどうあるか。自分がどう応答するか。どこに境界線を引くか。
美咲は小さく息を吐いて、また仕事に戻った。完璧ではないけれど、少しだけ軽くなった心を抱えて。
数週間後、田中の呼び方は変わらなかった。でも、美咲の受け止め方は変わっていた。
「うん、そうだよ」美咲は自然に答えた。「一回辞めて、また戻ってきたの」
「へえ、それってすごいですね。どうして戻ろうと思ったんですか?」
美咲は少し考えて、答えた。
「いろいろあってね。でも、戻ってきてよかったと思ってる」