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はてなキーワード: 花魁とは

2025-04-23

anond:20250422144401

元増田です。

結局、自分でも答えはわからんかった。

限られたスペースで、たくさんの人々に楽しんでもらうためには、これが最大公約数なのかなと思うのだが、あえて、「自分ならこうする」という展示を考えてみたい。

結論は、一般公開レプリカでよくないか

ということ。

歴史資料としては、収集すべきだけど、見せ物としてはレプリカでいい。

事前に理解しておく基礎知識文脈が多すぎる。

そして、まずもって殆どの入場者にオリジナルレプリカの違いを見極める目がない。

教科書でみたアレ、ドラマで出てきたアレ、くらいの感想で、「本物はこうなってた」みたいな感想があったとしてと、素人が感じ取れる写真との違いは、レプリカでも十分わかる。

それに、オリジナルは褪色していて、作られた当時の意匠を留めてない。

神社仏閣だって当時の色を再現する修復をしてるんだから、こういう美術品、とくに浮世絵なんてのは商業印刷なのだから、派手でケバケバしい猥雑な色を再現して展示したほうがよいだろう。

というわけで、

「ぼくのかんがえたさいこうの蔦屋重三郎展」

を述べてみる。

第一蔦屋重三郎時代

江戸メディア王となった男の展示であるからには、江戸後期におけるメディアについて入場者に知って帰って貰わないと意味がないと思う。

江戸も中期まで、絵や本というのは大半が注文生産だった。

まり、この屏風にこういう絵を描いて欲しい、誰々の肖像をこんなふうに描いて欲しい、という依頼に応じて制作したものだった。

それが、蔦屋重三郎時代には、木版によるカラー印刷という技術発明されたことと、貨幣経済が発展したことにより、需要を見越して出版活動を行うようになった。

王侯貴族ではなく、庶民が店先で本や絵を買う時代がやってきた。

本や絵のテーマになるのは、山水画花鳥風月じゃなく、もっと庶民の娯楽に直結したもの、芝居、女、旅行etc

それぞれについて掘り下げておく。

例えば芝居なら、芝居小屋でみる歌舞伎は照明演出蝋燭と窓の開閉でしか調整できないから、まず薄暗い。

毎月演目が切り替わっていたこと。

俳優一年ほぼ固定で、「うちは今年一年この顔ぶれでやって行きますよー」という俳優の紹介があったこと。

みたいなことを触れておく。

第二部 江戸メディア役割

蔦屋重三郎ら、メディア役割について学ぶ展示にする。

例えば役者絵なら、役者絵は芝居に乗っかって売るものから、上演期間に合わせて売り出す必要がある。

観劇して、印象に残ったところをスケッチして、それをもとに一年かけて一枚絵に仕立てる。などというやり方はありえない。

ここで、入場者にいくつかの問いかけに考えてもらう。

例えば、役柄に寄せて描くべきか、役者がわかるように描くべきか?

実写版白雪姫ポスターを作るとして、アニメ白雪姫に寄せて描くべきか、俳優の特徴に寄せて描くべきかに置き換えるとわかると思う。

もちろん正解はない。

例えば、舞台のものを描くべきか?話の世界観で描くべきか?

俳優は厚化粧しているが、それを描くべきかとどうか、芝居小屋は薄暗いがそれも描くべきかどうか、これだって答えはない。

どの問いも答えはない。

しかし、商売である以上、決断して絵を作る必要がある。

この部では、蔦屋重三郎を忘れて、バリエーションかに当時の解答例(作品)を提示すればいい。

写楽と春章と国貞あたりを並べるといい。

役者絵だけでなく、全ての出版物についてそうだ。

ソープランド写真指名用のパネルを作るとして、無加工ってありえないだろう?

吉原年齢ではなく実年齢を載せるのも野暮だろう?

かといって、加工されほぼみんな同じ顔になったとして、指名したくなる推しポイントは含めないといけないだろう?

写真加工には流行りがあって、流行は抑えないといけない。

例えば、素人っぽさ、生活感がある日常を切り取った普段着のほうが萌えるって流行もあるだろう?

それだって素人っぽく、普段着っぽく、日常っぽく加工してるだけで、本当の素人でも普段着でも日常でもない。

江戸時代のそれが、つまり美人画だよ。

煌びやかな花魁が描かれてるだけじゃなく、女郎日常が描かれたり、女郎じゃなく茶屋娘の絵が売り出されたりしてたわけ。

次の展示の前に様々なバリエーションを並べて、当時の価値観について理解の分解能をあげておく。

第三部 革新者蔦屋重三郎

ここがメインで、蔦屋重三郎足跡を辿る展示に入るわけだけど、どこで生まれ最初に出したのがこれで、みたいなのはまり重要ではないと思う。

研究としては大事だろうけど、知識がない一般人にとっては、蔦屋重三郎がなにをどう変えたのか?どこが革新的だったのか?だけ覚えて帰ってもらえば十分。

例えば、スティーブ・ジョブズ展をやるとして、学生時代ヒューレットパッカードバイトしてたとき記念品とか、要らないと思うんだ。

出した製品が、世界をどう変えたか?それが重要で、例えばiMacなら、そのころ主流だったPCと外観がどんなに違うか、並べたらいいと思うし、iMac模倣して作られた他社製品を並べてやるのもいいと思う。

同じことを、歌麿写楽でやる。

歌麿の登場の以前と以後で、画風の流行がどう変わったとか、写楽の絵はあまり売れなかったけど、一部に熱狂されてインスパイアされた絵師が出たこととかね。

ただし、歌麿展でも写楽展でもない。

もちろん蔦屋重三郎を語る上で、歌麿写楽重要だけど、版元の関与、つまりアイデア、コンセプトがどう革新的だったか、そういう見せ方をするべきだね。

例えば、写楽の大首絵は背景がガンメタリックのように黒光してる。

同じ絵に違う背景を複数作って、この背景色を選んだのが必然であったのを理解してもらうのがいいと思う。

その数だけ複製版画を用意する。

それから写楽の大首絵の輪郭線は薄墨で目立たなく、最小限の線だけど、効率的デフォルメされている。

3Dモデリングしたり、3Dモデリングから作ったフィギュアを展示して、線は最小限なのに顎や小鼻の丸みがちゃんとわかる確かなデフォルメなことを理解できる展示にしたらいいと思う。

黄表紙本なんかは、どれだけふざけた内容で絵が多いかわかるように、写真から製本して触れるようにしちゃったらいいと思う(できればこれも木版で印刷して製本して欲しいが、コスト的にキツいしね)。

わざわざ美術館にこなくても、デジタルアーカイブとしてみれるんだけど、製本したもののページをめくることができたら、また印象が違うと思う。

四部 メディアを支えた印刷技術

今回の展示で最後オマケ程度に現代職人仕事ぶりや制作過程が紹介されてたけど、あれをもっと広げてやる。

手に持って鑑賞できる触り放題な複製版画を大量に用意する。

第三部までの知識インプットしたあとに、手に持って鑑賞するのがミソで、これ以上ない体験になると思う。

ここでアピールして、物販コーナーで複製版画がたくさん売れた方が、文化の保存に貢献できる。

承認欲求モンスターばかりなんだから写真撮影可能な複製版画コーナーは大変重要

第五部 オリジナルの展示

さすがにオリジナルの展示もいるだろうなと思うので最後に設ける。

客はラーメンではなく情報をくってる。オリジナルをみたっていう情報お腹を満たしてもらえばそれでいい。

「さっきみた複製とはここが違うね」

と通ぶってくれてもいい。

建設的な意見なら職人たちの叱咤になる。

「さっきの複製のほうが好きだ!」

と感じてくれたら、職人たちへの激励になる。

追記 木版印刷物の写真と実物、オリジナルと複製違いについて

当時、本も絵も、木版印刷なわけだが、写真と実物、複製の違いについて軽く触れる。

油絵油絵具で光の屈折が関係するので、写真では伝わらない部分があるが、その点では木版画フラットでマットなので、概ねかわらない。

雲母のような、光の反射を使った技法については写真ではなかなか伝わらないし、版木が押し当てられたことによってエンボスになってるようなのは写真になるとわかりにくいが、それこそ手に持ってこそなので、ガラス越しでみてどうなんだろという感じはある。

うまい例えができないが、ビックリマンシールシルクスクリーン印刷は、触ってこそだよ。傾けて覗き込んでみて反射や屈折を楽しんで、手触りまでがワンセット。

複製については、当然複製なので、いい複製、悪い複製があるはずなのだけど、これを論じるのはなかなか難しい。

これだけ写真印刷ができる時代に、わざわざ彫って摺ることに意味があるかと言われても、木版印刷だけの味わいがあると断言できるのだけど、そこから先のいい複製については正解がわからない。

例えば、褪色した今現在を複製するか、制作当時の色を再現すべきか、オリジナルにある制作上のミスは複製でも模倣すべきか、ベスト状態の摺りを再現すべきかという議論がある。

私は、絵そのものよりも、その背景にある表現したいモノを形にするのがいいと思うので、当時の色を再現し、ミス修正したほうがいいと思うし、ベストな仕上がりを想像して作るべきだと思う。

また、制作方法材料は当時の方法材料踏襲すべきか?という議論もある。

これについて私は、絵を通じて表現たかたことが大事だと思っていて、当時のなかった便利な方法材料も使っていいと思う。

当時の職人だって、もしそれを知ってたら喜んで使ったはずだ。わざわざ制作ハードルを上げて、彫り摺りのレベルを落としたら本末転倒だと思う。

一応、私見は上のようではあるが、あくま私見だ。

結論としては、やっぱり答えはない。

ただ、手にとって楽しめるのは複製の利点なので、ぜひ触るべきだと思う。

追記追記

世界で一番ゴッホを描いた男」というドキュメンタリー作品がある。

10万枚も複製画を描いた男が、ゴッホオリジナルをみるためオランダに行き、初めてみたホンモノにうちひしがれる話だ。

取引先の画商は、

そっくりだ。ホンモノとすり替えてもわからないよ」

というけれど、本人には悔しくてたまらない。

たぶん、画商の言葉はお世辞じゃなくて本当にそっくりだと思ってるんじゃないかな。

ホンモノは、こういう人にだけ鑑賞させてやって、一般人は複製画で十分だ。

美術館でありがたく鑑賞する程度では、ホンモノとニセモノを見分けるような目は持てない。

2025-01-14

江戸時代花魁現代女子アナだったのか

吉原花魁教養があり、地位の高い人と話せるような頭の良さも求められた〜」みたいな言説を聞いて、現代キャバ嬢とか風俗嬢とはイメージが違うなって思って、現代でもそういうことあるのかなって想像して、ああだから女子アナなのかと納得した

2025-01-11

男の場合

  • 責任をとるのがえらい
  • 判断をするのがえらい
  • 働くのがえらい
  • おごるのがえらい、やしなうのがえらい。出せば出すほどえらい

女の場合

  • 責任を取らなくて済む立場であるほどえらい
  • 何の決断もしなくても生きていけるものほどえらい
  • 働かないのがえらい
  • おごられるのがえらい、やしなわれるのがみつがれるのがえらい。出させれば出させるほどえらい

こうなってる気がするんだ。

男はリソース提供することによって起きる価値の低下を名誉で埋め合わせる仕組みな一方、女はリソース提供されるほどにえらく、なんならやらずぶったくりなことが褒めたたえられる(例:花魁)という仕組みになっている

これさー、1万年2万年とかけて女が男を改良してきた結果なんじゃねーのかなー。

卵が先か鶏が先かみたいな対比になってるじゃん上記条件。

  • 有形無形の財産をたくさん吐き出す男がえらいと決めると、そのたくさんの財産を受け取る女が同等のえらさをもっていないと釣り合わないからえらいことになる。
  • たくさんの財産を受け取る女はえらいと決めると、その財産差し出している男がえらいことにしないと釣り合わないからえらいことになる。

これ後者だと思うんだよね。

外部からリソースを受け取らないと人間の女は妊娠出産を乗り越えられないじゃん。子供を産むのが大きな価値を持つと原始的社会が決めたとすると、受け取るのがまず発生する。産めば産むほど偉いなら、受け取れば受け取るほどえらいという価値観までそう遠くないと思う。

その変化の先にあることとして男は受け取らせれば受け取らせるほどえらいという価値観ができてくるんじゃないか

現代文明人は自分たち動物であることを忘れ、産むことの価値を過小に見積もった結果滅びに向かっているし、価値観に混乱をきたしているんだろう。

男の女性化、男も受け取るほどえらい、への変化が進みつつあるんじゃないかなあ。

2025-01-10

anond:20250110062633

ちょっと解像度想像力も貧弱すぎるぞ。遊女トップ花魁からそもそも遊郭の中でもない夜鷹たちんぼまでランク全然違うのを一緒くたにしている。もちろん下位の遊女は食べるものにも苦労しただろう。太客をつかんで食事をご相伴するためにいろいろ努力をするんだろう。痩せすぎで健康問題の出るレベル遊女は勿論良くないだろうが、金のないKKOだって独り寝が寂しい夜もあって、安い遊女福祉でもある

2024-12-17

イランキング

増田はオイランキングというタイトル童話を知っているかな。

この物語は遠い国の華やかな都、煌びやかな光に包まれた夜の街で始まります。そこに、すべてを魅了する伝説花魁ムファサがいました。彼の美貌と舞い踊る姿は、一度見れば誰もが忘れられないというほどです。

ムファサはその特別な才能で、多くの人々に希望と喜びを与えていましたが、彼には秘められた夢がありました。それは、この華やかな世界を越え、真実の愛を見つけることでした。しかし、夜の街では心から信頼できる人を見つけるのは容易いことではありません。

ある日、ムファサは街の喧騒から離れ、静かな裏庭で休んでいると、小さな子猫出会います。この子猫はとてもやせ細り、心細そうにムファサを見上げていました。ムファサはその子猫を助け、名前をつけて育てることにしました。その子猫は日々大きくなり、彼の心の隙間を少しずつ埋めていきます

やがてムファサは、仕事の合間にこの子猫と共に過ごす時間が、彼の人生の中で最も幸福なひとときであることに気づきます。そして、この小さな命を通して、彼の人生意味もまた変わっていくのでした。

ある夜、ムファサは自らの進むべき道を決心します。彼は、この華やかで孤独世界を去り、子猫と共に新しい生活を始めることを誓います。そして、ムファサは夜の街を後にし、訪れる春の風の匂いを感じながら新たな一歩を踏み出します。

教訓:真実の愛と幸福は身近なところにあるものです。ℋ𝒶𝓅𝓅𝓎 ℰ𝓃𝒹.

2024-08-17

LiSAとRosalliaのあれ

ニューウーマンといいながら娼婦の待機部屋なんちょっともやる。娼婦コスプレっていってもたとえば時代感をずらして花魁風なら芸術的に見えるけれど、たとえば国内ソープとかデリヘルとかの風俗モチーフにするとやっぱりもやると思う。

https://www.youtube.com/watch?v=UxXY_hR_wzo

2024-07-12

君は「セパレート浴衣」を許せるか

ここ最近セパレート浴衣の勢いがすごい

から子供向けとして存在はしていたが、どんどん増えてきてる

GRLやイトーヨーカドーしまむらにも勿論あるし

オシャレなブランドインフルエンサーコラボも増えてきた

セパレート浴衣とは、従来の浴衣のように1枚の布を着る訳ではなく、上下に分かれているもの

下がキャミワンピースになっており、上は羽織って帯

とても楽だしワンピース単体でも着れる

ミニドレス花魁風、と昔からアップデートされた浴衣着物が出ると結構論争が起きるけど…割とセパレート浴衣は受け入れられている気がする

かくいう私も今年買ってみた、スリットもないしなんとポケットがある!

安っぽいけどそもそも高い浴衣は買うつもりがないし、割と選択肢としてありだな

2024-05-11

有名心霊スポットGoogleクチコミ確認するのが大好き

ほとんどのクチコミ投稿者がそこを心霊スポットではなく本来場所(施設としてだったり景勝地だったり)として訪れているか


「桜がとても綺麗でした」

引っ越し10年経ちますお気に入り散歩コースです」

学生時代部活試合でよくお世話になってました。手入れの行き届いた素晴らしい施設です」

とか、

極めて素直なレビューコメント欄が溢れかえり、オカルトフリーク泣かせなザマになっているのを見るのが好き。俺性格悪いんだろうけど

こういう風に素直なレビューに併せて「本当に心霊現象に見舞われた」旨も書いている人だらけな有名心霊スポットなんてマジで山梨花魁淵くらいしかなかったわ。

2024-04-26

女風にハマった増田備忘録

・5/4追記

急に反響があって驚きました。いま女風ドラマ放送されてるそうなのでそのせいでしょうか?

女風と言うのは、女性風俗店略称です。

全モザは全面モザイクの略。

趣味ピは趣味としてセラピストをしている人の略です。女風って大して儲からないどころか赤字の人が多いのですが、実践によって諸々が上手くなるので趣味としてやってる人がかなりの数いますセラピストは、デビューまでに数十万の講習代、デビュー後も在籍費と講習代を毎月数万〜数十万店舗に収めるので、セラピスト採用すればするほど店舗は儲かるシステムになっています

コンプラ施術は、同意書や契約書に書かれているのと一致する施術内容という意味です。セラピストによっては、正規料金を受け取りながら一切の施術を拒む人もいます勝手テレビ見て帰るだけとか。事前に客の顔写真を送らせて審査し、予約を受けるか決めるセラピストもいます。そのようなセラピストは塩とか選別ピと呼ばれています。昔の花魁みたいですね。

デンタルケアのことを書いてくださった方、ありがとうございます増田、歯フェチなのでデンタルケアは自慢できます〜!書くと長いのですが、着色した後、マイクロ活性炭で磨いて、薬用ヒドロキアパタイトで磨き、膨らむフロスで磨いて、最後乳酸菌マウスウォッシュケアしてます歯医者で「汚れ全くないのでクリーニングいらないです」って断られるレベルです。でも風圧とエリストールで汚れ剥がすやつもやってもらってます

アルツハイマーも防げるし、毎日ケア大事ですよね。

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・4/27加筆

といっても身代潰すほどではない。

いまは女風は不況性病蔓延煽りで客が減少しているらしいが、その割に新規参入者は後を断たずどこも女風セラピストは飽和状態ホームページSNSを眺めれば1人や2人は普通は好みの人がいると思う。

増田タイプジェイソン・モモアだが、残念ながらそのタイプのロン毛マッチョは1人もいなかった。みんな細くて小さい。

1人良さそうな人を見つけたのだが、その人は現役モデル高身長体脂肪率数%、全脱済み、ホワイトニング済み、当然ながら肌管理完璧パネル顔写真は加工されてるのを差し引いても良い方だった。

気後れする。

気後れするので増田は数ヶ月筋トレ食事制限に励み、腹筋を割り、100cmに届くまで大臀筋を鍛え、歯の定期検診も欠かさず行き、結局別のセラピを指名嗅覚がそちらではないと言っていた。(全脱済みだったので脱毛は行かなかった)

 

1人目

顔はそんなに重視していないので、全モザを指名。驚いたことに某アイドル俳優そっくりどころか上位互換の細マッチョ。曰く、日々あらゆるスカウトを受けるらしい。そうだろうとも。

アラサー表記されていたが、おそらく逆サバ大学生と推測。時給5Kで相手してもらうのが申し訳ないのでチップを渡した。

初めてなこともあり、「嫌々触られるのが一番無理だから、私がちょっとでも気持ち悪かったら一切触らないでいいよ。お喋りでもしよう」と伝えてからカウンセリングスタート。粘膜接触NGにした。話したところどうやらこの人は性依存症趣味ピらしく、結局施術されて駅まで送ってもらった。何回か会ったが、毎回大量にキスマを付けられるのに引いて指名をやめた。(噂では、キスマを付けるのは基本マニュアルにあるらしい。ホストと同じだ)

興味がなかった某俳優ファンになった。

 

2人目

店のお勧め高身長イケメン筋肉質という話だったが、出てきたのは気弱そうな痩せた人で、一緒にいて辛かった。今思えば即解散すれば良かったが、その知恵がなかった。時間がないとコンプラ施術を端折ったのに、舐めて欲しいと言われたのもキモかった。お前が客か?

 

3人目

嫌になって別の店に行くことにした。

やはり高身長の全モザマッチョ増田も大好きなカリステクニークで鍛えた筋肉は素晴らしい美しさだった。顔はあまりよく見てなかったので覚えてない。イケメンと言ってる人と、普通と言ってる人がいた。施術プロ。前の2人とはレベルが違いすぎる。

粘膜接触NG理由を聞かれたので、「昨日臭いの強いものを食べたから」とオブラートに包んだら、そんなの気にしないでいいと言われた。いや優しいけど気になるし。「この女口くっさ!!!」とか思われたら無理。(本当の理由性病予防)

DM意味不明だったのでそれっきりだった。

 

4人目

とある店舗ランカー。高身長の細身で目が死んでいた。目が死んでる人には初めて会った。

塩と聞いていたので身構えていたが、普通面白かった。

カウンセリングで60分使うので、「この人は施術なしだろう」と思っていたら、その後数時間無料延長されたのでギョッとした。時給1.5K以下とかだったので、おそらくこの人も趣味ピなのかもしれない。やたらと臀部に注目するので何かと思ったが、尻フェチらしい。続きに誘われたが面倒なので断った。

しかったけど、会った後数日鬱状態になった。

 

5人目

高身長の全モザゴリマッチョで、ベンチ100kg超。体育会系らしい体の厚み。それを覆い隠すフーディ姿。そして顔に笑顔の癖が刻まれているのか口角が上がっている。パーフェクトすぎる。

ハグだけで超楽しくて、暫くハグしていた。

性格増田が一緒にいて一番楽な、姉妹のいるホモ出身の明るいマッチョ。こういう人は女性に優しいし、こちらが本気で怒ることはしてこないし。会話も上手い。外見も中身も増田ドストライク。

増田絶対NGも苦手なことも完全無視して施術された(カウンセリング意味ある?)けど、上手かったので許した。ちょろい客である

終了時間差し掛かり、女風あるある「あと何かしたいことある?」(都市伝説では本番の誘いである)と聞かれ、「ゲエ!」とカエルみたいな声で応答した。雰囲気をぶち壊したかったのだが相手の表情は変わらなかった。奇声に慣れてるのか?時間オーバーした後の引き留め方が熱烈で、OKの返事をしそうになったけれど、結局増田は本番を求めてないので帰った。

本物の女好き趣味ピなんだろうと思う。好みだったので何回か会った。

 

6人目

ずっと会いたかったけどタイミングが合わなかった人。細マッチョハイスペ。男性平均身長と同程度の増田より華奢だったが、最高だったと書いておく。

この人と一緒にいると感動して泣かされること多々。そんな客ばかりの伝説ピ。

増田ガチ恋痛客だったと思うが、人間を超えた優しさとピュアさで対応完璧だった。そんな客ばかり。果てしなく甘やかされたので自分のあらゆる点が大好きになった。

手を繋いだりハグしてるだけで満たされる。

一番会ったし一番貢いだ。

 

6人目に会ってから、180cm以上としか付き合ってこなかった筋金入りの高身長フェチ増田も考えを改めた。心のピュアさが一番大切だと思いました。

おしまい

2024-02-10

吉原のやつ

なんでみんなが叩いているのかさっぱりわからん。むしろ叩くことによって、あの時代文化の中心点だった花魁女郎と同格にしてるんだよ。叩いて救ってんのかなんかしらんが、あの当時生きた花魁が蔑まされてんの。

吉原は本当に華やかで、大名であっても花魁にフラれることがあった。金さえ積めば一夜を共にとかじゃないんよ。身売りへの同情のみで無理解に叩くことは、吉原必死で作り上げてきたブランドプライドをズタズタにする行為文化への冒涜。今の尺度で語って、わかった気になって同情するのは、もはや花魁不憫彼女からプライドすらも奪う気なのか?花魁なんだぜ。他と一緒にすんな。

吉原は憧れの世界。お前らがセコセコ行くその辺の風俗店想像しながら叩いてんじゃねーよ。

こんなことはっきり言って古典落語をかじった人なら当たり前に知ってる。50年前から聞いてきた。まず紺屋高尾でも聞いてこいよ。いい話で面白いから

2024-02-09

私は「遊女」という言葉が嫌いだ

ちゃん理由がある

遊女語源は遊行女婦とされている

この遊行女婦は宮仕えの男性相手にした、教養を持った売春婦とされている

よくある吉原の◯◯太夫イメージは遊行女婦を起源としている

もともと、遊行女婦は女性だけで組織されていたのだが、いつの間にか男性支配され、今で言う管理売春組織になった

なので、管理売春された売春婦を当時遊女表現していても、現代人が遊女と呼ぶのは間違いだと考えている

言葉は悪くとも、吉原などの遊郭や飯盛旅籠で働いていた女性淫売とか女郎の方が適切だろう

ただ、残念なことに世の中そんなことを知っている人はあんまりいない

吉原太夫とか花魁という言葉がいつ使われていたのかも知らないと思う

知らないなら使うな、とは言わないけれど、知ろうとしてほしいと考えている

そして、知ろうとするきっかけは沢山あった方がいい

大吉原展がどのようなものになるのか知るはずもないけれど、知りたいと思えるような展示であればいいと願っている

2024-01-01

ジャケットの肩落として着るの花魁みたいでかっこいいとは思うけど、どうやってキープしてんのか不思議でならない

2023-12-23

江戸大火の原因を教えてください。

4代目の徳川ヨッシー旗本マリオくんと仲良し。

夜な夜な吉原に出かけては花魁ピーチ姫キノコ遊びをしていた。

そんな様子に呆れた老中筆頭のクッパ守がピーチ姫さらって隠したことからヨッシーは大激怒

源のヨッシーへと大進化します。

大きくなったヨッシーはやがてGODiLAと呼ばれて江戸城本丸破壊します。

(そのご本丸は再建されませんでした。その理由はのちほど説明します)

一方鳥山明東京に行くとゴネて自分専用の空港直通の道路建設させます

しかマリオはそれでもヨッシーのことを親友と思ってます

「彼とはキノコで睦びあった仲だし」

その言葉に驚いた初代将軍シゲルは草葉の陰で泣きます

それがまるで法螺貝の音のようだったので太平の世を切り裂いて100年ぶりに徳川軍団が馬揃え。

その馬に発情したヨッシーは大量の炎を吐き出します。

江戸大火はこうして起こりました。

誰だ?AIに変な学習させたのは?

2023-10-14

青年マンガなのにレビュー女性が9割の謎

手のひらにアイを、おいらん姐さんの2作品シーモアでそんな感じになってた。

女性キャラ人間味がある、人間的に魅力がある(両者は本来概念だが…)ことが共通点だが、それと関係があるのだろうか。

前者はヒロイン甲斐甲斐しい、後者花魁の姉さんが気丈で本来つらいはずの苦界でしたたか生活する様が面白い

2023-09-05

anond:20230904151606

多様性強制してる方が固定概念に縛られとるんよな

 

ケモにも竜にもなれぬVTuberが語る倫理意味なんてないよ、ましてや花魁ホストですらないのだから手を届かせるべきところにも届かない。

2023-09-03

ジャニーズ作品特にミュージカルステージを中心に思うこと

関西ジャニーズJr.ミュージカル「OneANOTHER」をこの夏観た。

ストーリー演出からは、できるだけ性的な要素を排除していたように思う。二幕のショータイムはいつも通りの夏休み恒例子ども祭りでウッ…となったが。

松竹座ジャニーズ公演を初めて見たんだけど、いつもこうなのかな? 

これができるなら、というかジャニーズ的なエンタメが続くなら、今後もそうしてほしい。

そもそも痩せていて前髪長めの美少年しか出てこない、という点において、どうやったってジャニー氏の性癖内包化している事実はあるけどさ…。

ジャニーズエンターテイメントを通じて表現してきた重要な要素のなかで、異常な性的視点排除して描けるのではないか個人的に思えるテーマ

・「子ども大人になれるけど、大人子どもに戻れない」

夢や希望を持った、子どもたちの争いと和解。仲間の死、そして仲直りへ…的なやつ。まだ何者でもない子どもたちのストーリー

例「ANOTHER」:船が難破して仲間割れすったもんだありつつ、再び一致団結して海へ向かう子供たちの冒険十五少年漂流記的なやつ)/「SHOCK」「PLAYZONE」:ショービジネス翻弄される、夢を追う若者たちの苦悩/「DREAM BOYS」:ボクシングチャンピオン挑戦者の衝突

・「指導者若者」という関係性の描写

夢や希望を持った子どもと、導いてくれる大人の間に育まれる信頼と不安、のちに抱く感謝…的な構造師弟関係性的な要素は必要ないと思うので。

例「OneANOTHER」に描かれる学生先生関係性/「SHOCK」のスタープロデューサー

・「Show must go on.」の精神

何が起きても幕を上げなければならない=平たくいうと「困ったときこそみんなで協力しよう」。これも普遍的メッセージだなと思う。

例「SHOCK」「PLAYZONE」「DREAM BOYS」:ショービジネスの渦の中に巻き込まれ若者たちの苦悩、挫折/「ジャニーズワールド」:沈むタイタニック号の中で演奏を続けた楽器

反戦

争いと暴力の悲しさ。

例:劇中劇で描かれる、学徒出陣白虎隊空襲

シェイクスピアウエストサイドストーリーなど、古典ミュージカルの再解釈

例:「SHOCK」「MASK」「DREAM BOYS」「ジャニーズワールド」など

未成年の更生。

こどもが貧困差別、不慮の事故によって犯罪を犯しても、更生できるはずという希望

例「少年たち」:少年院が舞台/「DREAM BOYS」:居場所を求める若者たちの抗争(ウエストサイドストーリーIWGP的なやつ)

メタジャニーズ的なやつ

本人役、実在グループが登場するフィクションストーリーによって、アイドルエンターテイメントの裏と表、意図、嘘などを浮き彫りにするやつ

例「MASK」「PLAYZONE」「ジャニーズワールド

●逆に、これまでにジャニーズ舞台コンサートによくあった、今後なくなってほしい性的な要素

・成長中の少年の半裸。脱ぐな、見せるな

・水でびしょ濡れ。無駄に濡れなくていいと思う

・腰をくねらせるなどのセンシュアルなダンス。見てて気まずい

・過剰に肉体性を強調する演出。激しすぎる殺陣、人体がめっちゃ回るやつ、腹筋太鼓など。しんどい

近親相姦的なストーリー。生き別れの母や姉妹に恋心を抱くやつ。シェイクスピア引用なんだと思うけど…現代劇かつ若いキャスト中心だとけっこうきつい

タンクトップホットパンツ。もうやめよう

小学生幼稚園児、女装コント。これもやめよう

花魁っぽいやつ。子どもはやめてほしい…

狂気プロデューサー登場。わかってるなら言うな

子どもたちの特技披露タイム。どんな気持ちで見たらいいかからない

●今後なくなると思うとさみしい、伝統芸能っぽいな〜と思うモチーフ小ネタジャニーズあるある

ローラースケート

・大きな龍

・大きな船

・大きな旗

・大きな扇子

ハチマキ

イリュージョン(取っても取っても無限に出てくる仮面、箱から無限に出る金のピラピラ、瞬間移動など)

五条大橋での牛若丸弁慶を描いた演目

・誰かが死んだ時に上から花が落ちてきたあと、担ぎ運ばれる演出→そのあとスモークのなか幽霊として出てくる、のセット

・どこかにあるはずの「13月ユートピア」というバグ的な怖い概念

地球の大切さを説き始める流れ

東京讃美vs関西への捨てられない愛情 のせめぎ合い

など。

いろいろあげてみたけど、大事なやつ忘れてたらごめん。

2023-07-07

追記ネタバレONE PIECE FILM RED

一年前にあまりのクソさに腹が立って

https://anond.hatelabo.jp/20220818173512

を書いた所、それが今になって妻にばれ、お前は体育祭文化祭嫌いのぼっちからあの映画で感動出来ないんだと喧嘩になった。


妻曰く、FILM RED映画館の一体感込みで面白いそうだ。俺はマジで意味分からんが、体育祭文化祭の周囲と一緒に感じる興奮みたいなもんらしい。

俺がクソみたいな尺を使うなとしか思わないライブはウタのMMDライブを見ているみたいで大盛り上がりするらしいし、あれがこの映画スタートでウタの歌がこの話を一本の映画にまとめているのだと力説された。FILM RED映画音楽と会場と一体になって勢いを楽しむもんだそうだ。

シャンクスとウタの話も感動するらしいが、別に俺はそこに異論など持ってない。ただそれがどう考えても時間内に収まるような背景じゃない事と、その背景を特典漫画に丸投げしたあげく、特典第○弾とやっている厚かましさがクソだと言っているだけだ。と言ったら40億巻の補完は、あのシーンでキャラがどんな気持ちでいたのか本編を見ただけでは分からない心情の裏が見れる漫画の番外編みたいなもんで、お前は今後どんな漫画の番外編も読むなと言われた。どう考えても番外編よりMMDのほうがいらんだろ。


ちなみに夏のUSJに命と10万以上をささげている程妻はサンジが好きなので、当然一番好きなのはサンジ衣装らしい。俺からすれば膝上20cmの赤パンなんかはいている20を超えた男なんてただのハイファッションかぶれの自分をおしゃれだと思い込んでいる道端で浮きまくったギャル男しか見えない。妻はあれがかっこいいと可愛いハイブリッドだと熱弁していた。

あんなしばらく楽譜に張り付いているだけで満足出来るなんて、つくづく製作サイドのカモだと思う。


人は死ぬぞとビビに言っておきながらエースが死んた事で阿呆みたいになったり、またウタが死んだら人は死ぬぞみたいな性格になるルフィはどう説明するんだと言ったら、話を盛り上げる演出分からんのか馬鹿みたいな扱いを受けたが、俺はその演出の為にキャラクターの性格が二転三転するのがクソだと思っている。


シャンクスに興味がない俺の妻は別として、このシャンクスOK出す母親はいんのか?どう見ても育児のうわべだけすくったイクメンシャンクスが書きたかっただだろ。

で、子供を置きざって別の子供に八つ当たりした上に「子供っぽいところがあるんですよ」じゃねえんだよ。子供っぽいところがあるだけで育児放棄して子供に当たんなや。こっちは一話からガキのルフィ喧嘩するような子供っぽいシャンクスを知ってんだよ。でもいざという時にはルフィを守る大人になるところがかっこよかったんだろうが。

頂上決戦にも遅刻したシャンクスがまた遅刻して、今度は自分の娘を救えないなんてシャンクス馬鹿にしてんのかとしか思えないが、ワンピ結婚からFILM RED離婚になるのはクソすぎるのでここまでにしておく。


コメントやなんかで古参ジジイとか世界観を楽しめず作者disるならファン辞めろとか言ってる奴は頭大丈夫なのか?作品は好きだがこの映画くそみたいな事なんてあるに決まってんだろ。作品全部神!神が作ったんだから神!文句言うやつはファン辞めろって奴はマジでこの映画観たのか?ウタの歌は好きだが思想にはついていけず帰りたがっていた奴らをどんな目で見てたんだ?こういう奴が赤の他人ツイートにわけわからん斜め上のリプとか送ってハイ論破みたいなドヤ顔披露してんのか。

原作文句言うな漫画家は神!ってやつ、まじで読んでる漫画に一回でもこの展開ねーわwとか言ったことないのか。

もう対象年齢じゃねーよいつまで読んでんだよとか言ってるやつは、まず公式大人に向けたプロモーションを止めさせろ。この映画200億近く行った内訳はほぼ繰り返し観に行った大人の金だ。子供の金だけで200億いくわけないだろ。大人に見向きもされなくなったら困るのは公式に決まってんだろ。


あと俺が尾田になりたいと思っている奴はまじでなんなんだ?俺は尾田栄一郎ワンピースのシャンクスの謎やこれからルフィを楽しみにしてたんだよ。それが作者の特典冊子ありきの映画しか作れないような監督脚本に、こんな中途半端に出された事が腹立つって話で、いつ俺が「尾田栄一郎に俺はなる!」とか言ったんだよ。読まなくていいからクソみたいなコメントすんな。

俺の予定ではジャンプシャンクスがフィガーランド家で天竜人の末裔だったと知ってうおー!まじかよ!尾田っちすげー!!て言う予定だったんだわ。それを待ってたんだよ。それがfFILM REDのせいであー知ってる。ここで出てくんだ。になったんだよ。公式が早バレすんなや。


ただ作品が合わなくなったら離れるべきってコメントには、その通りとしか言えない。

若いやつにはオタクおっさんきっしょと言われるだけだろうが、俺は生まれからほとんどをワンピースと過ごしてきている。小学生の頃に長定規をくわえて三刀流の真似をして海賊王に俺はなるとか言って階段飛び降りて遊んでた頃からワンピースと育っている。こうなると俺にとっては友人みたいなもんで、多少こいつ変だわと思ってもそれだけで友人を止めたりしない。変だと思わないわけじゃないが、長年の付き合いででもいい所もあるしなと目を瞑る。


俺は最近ジェンダー論にはあまりついていっていない。ギリ昭和の男でその価値観で生きているが、会社ジェンダーダイバーシティインクルージョンにうるさく、毎度強制的にあらゆる講習やセミナーを受けさせられるおかげで、理解は出来ないが俺の価値観時代に合っていない事は理解している。そんな俺が見てもワンピースはそういう意味で遅れまくっている。

女のファンが多いのは事実なので男の俺になにも言う資格はないのかもしれないが、カマバッカやばいし、最近ではワノ国でヤマトが男風呂に入る描写がきしょかった。カラーでは女メンバーに混ざって登場するのもきしょいし、ONE PIECE magazine花魁になっているのもきしょい。どう見ても男に都合よく裸を見せてくれる女にしか見えないのに、それをジェンダー配慮したキャラだと言われているのがやばすぎる。どこが配慮してんだよ。ギャルゲーによく出てくる男に都合のいい僕っ子の女だろ。

FILM REDで敵に捕まってんのにナミのパンツを気にしたブルックがあまりにきしょすぎて映画館でキッショと言いかけた。誰だよあんなシーン考えたのは。あれをギャグシーンだと思ってるのが終わってんだよ。

もうとっくに俺と作品価値観はあっていないにも拘らず、それでも一緒に育ってきたものを捨てれなかった俺が悪いのだとどこの誰かも知らん人達コメントで気付いた。


永年勤続休暇を取れというわりに子供夏休みの時期は繁忙期だからやめてくれとか言われたおかげで、暇でにかまけて阿呆日記をまた書いてしまった。

どうせならもう一回映画アマプラで観て真面目な感想でも書こうかと思ったが、公式がFILM RED正史で、観客は楽しむ努力しろとか言っているというのを読んでやめた。


なにが正史だ。どう考えても一話のルフィシャンクスの間にウタがいたら変だろうが。

どうせならウタをシャンクス初恋だった美魔女歌姫かにしろよ。ガキのシャンクス適当知識こいてウタウタの実を教えたせいで、探して食ってトットムジカに呪われてシャンクスの事を恨んでる美魔女歌姫とかどうよ。浜崎あゆみに歌ってもらえ。

意図的恋愛要素を抜いていると昔語っていたが、もうとっくに不殺もなかった事になってるんだしいい歳こいたおっさん初恋くらい別によくないか?おもろいかは知らんけど、出来ない子育てよりマシだろ。


映画を観る観客がするべき楽しむ努力ってのは

・上映中にスマホを見ない

・前の座席を蹴らない

・上映中に喋らない

・静かなシーンでポップコーンをむさぼらない

他人の肘掛けを横取りしない

等であって、マジでおもんなくて辻褄の合わないストーリーの辻褄を無理矢理合わせて面白い解釈する事じゃねえんだよ。どこまで観客におんぶに抱っこしてんだよ。


楽しめるやつだけついてこいと原作者が言うのなら、もう俺は無理だろうと思う。

自分で言った一番読んで欲しい読者層ではない大人と女の信者に支えられている事をどう思っているのかは知らんが、FILM REDは昔俺が毎週ワンピースを楽しみにしていた子供で、ルフィ冒険の終わりと夢の果てを待ち望んでいた読者層だったというのを最後に思い出させてくれた。余計な事すんな。

赤髪が導く終焉まさかこんな終わりだと思ってなかった。意味わからんキャッチコピーだと思ったが、ほん怖の類だったのか。

2023-03-15

在りし日のネットメンターに寄せて


あなたにはネットメンターはいるだろうか。あなた尊敬しているところの、例えばブログとか書いてる人で、考え方が人生の参考になるような人のことだ。

自分は今30代になったばかりだ。これまでにネットメンターは四人いた。それぞれ、当時は夢中になってブログを楽しんでいた。

今となっては活動をやめている人が多い。でも、やっぱり今でも感謝というか、これは灌漑というのだろう。自分という人間は、その人らの考え方を楽しむには齢を取り過ぎてしまったのだなぁ、と感じることがある。

今回は、素人の拙い文章になるけど、懐かしい記憶を堀り起こしてみたい。なお、皆さんおそらく存命だと思うので、ブログへのリンクとかは貼らない。迷惑をかけないためだ。



1人目 げっべさん

未成年の頃だ。当時、携帯電話を買ってもらったばかりの自分は、mixi登録していた。それで、コミュニティを探していたところ、「笑っちゃダメな時に笑っちゃう」というのを発見した。

どういうコミュニティかというと、文字どおり笑ってはいけないシチュエーションで噴き出してしまい、周囲から冷たい視線で見られた、恥ずかしい思いをした体験参加者が綴っていくのだ。

人間飲み会なんかで皆が笑っている時に黙っていたりするのは、まだ何とか許される。しかし、葬式最中にいきなり爆笑したりなんかすると、周囲の視線が冷たいだろう。このギャップはなぜ生じるのか。当時、中学生だった自分には新鮮な疑問だった。

それで、この当時から登録20数万人を抱える当コミュニティ管理人がげっべさんだった。過去日記を見たところ、ナチスドイツヨーゼフ・ゲッベルス宣伝大臣から名前拝借したと思われる。

過去日記で、いろいろ面白そうなやつがあったので覗いてみたところ、これがまた最高だった。視点が斬新で、文章力があって、知性が抜群だった。

あとは、この人はDLsiteでR18の同人作品を作って売っていたのだが、その関連で創作における女性性について語るところの新鮮みが凄かった。あんな論説は見たことがないし、今後も見かけることはないだろう。シロクマ先生でもメロンダウトでもフミコフミオでも書けない。基本読書の人ならなんとかなるかもしれない。

実は、メッセージを何度かやりとりしたことがあるのだが、当時中学生だった自分にも優しく接してくれて、まさにTHE★大人だった。神だった。この御方こそが人生最初ネットメンターだ。

30代になった今、久しぶりにmixiログインしてみた。友達だった約50人は全員mixi利用をやめていた。確認しなくてもわかる。確信があった。

プロフ画面を眺めていたところ、若かりし日のアルバイト先でみんなに可愛がられていた高校生の『ゆめちゃん』が、今では32才になっていた。あまりリアル現実だった。信じられないよ……。

感傷はなくて、温もりのある懐かしさがあった。薔薇香りや、紅葉の美しさがわからなかったあの頃の、子どもっぽくて拙いコミュニケーションの思い出が蘇ってきた。私は、あの頃はどんな思いで人生を過ごしていたんだろう。感慨が込み上げてきた。それから小一時間mixiの思い出めぐりを楽しんだ。

で、げっべさんの話に戻るんだが、今ではあの人について何となく理解できるつもりだ。おそらく、今でいうところの発達障害とか、自閉症とか、そういうTypeの人だったんじゃないか? と思う。いや、当時のメッセージのやり取りとか、あの人がDLsiteで売っていた作品を再度鑑賞したり、ほかにもいろいろ思い出してみたけど、たぶんそうだ。

いわゆる、人生を生きるのが難しいタイプの人だったと思う。でも、そんな苦しい状況の中でも、mixiで屈指の人数を誇っていたコミュニティ管理人を務め上げて、創作活動もしていて、何より哲学的かつエロティック日記が神髄の人だった。

今改めて、感謝を申しあげたい。当時は生意気な中坊~高校生だったと思いますが、いろいろとありがとうございました。



2人目 伴さん

この方を知ったのは、当時新卒で入った組織で苦悩していた時だ。偏差値45ほどの大学を出て、生まれ故郷市役所に勤めることになったのだが、まあこれが辛い日々だった。

地方公務員ってさ、どんな人が職場適応できると思う? ブクマカなら知ってるかもだけど、小学校中学校内申点が高くて、地元名門校入学できるような人が地方公務員に向いている。早い話、クラスリーダーとか、ムードメーカーとか、生徒会長とか、スポーツ万能とか、とにかく何らかの形で先生から高い評価を受けていた、そんな感じの人だ。

自分は違った。コミュ障だったり、ネクラだったり、納豆だったりして、クラスに馴染めなかった。「置かれた場所で咲きなさい」とはいうけれど、発芽すらしなかった。そんなモノが社会人になっても通用するはずがない。

そんな時に、伴さんのブログ出会った。この人は防衛省に勤める国家公務員だった。自分と同じく、公務員適応できないタイプ公務員。ただし、自分と違って仕事ができるし、頭はキレるし、嫁さんもいるし、お金持ってるし、なにより理想に向かって匍匐前進している感じが格好良かった。当時は、目に穴があくほど彼の記事を読んだものだ。

で、この伴さんは協調性のなさが災いして、職場でいろいろひどい目に遭っていた。それでも努力をやめない姿勢がすごかった。当時20代半ばだった自分は、それらを見習っていた。

伴さんのように米国株投資を始めて、FXも始めて、タバコを吸い始めて、仕事マウント取られたらニコニコと受け流して、いつの日か相手がボロを出したら攻めて攻めて攻めまくって、野良犬キャンキャンと吠えて逃げるまで攻め立てて、相手が討論中にメンチを切ってきたら大声で威嚇して、相手の傍まで寄っていって「殺すぞ!!」という感じでこちらもメンチを切った。

実際、自分が伴さんみたいに行動するようになって、みんなの見る目が変わった。前みたいに馬鹿にされなくなったし、男性ホルモンが増えたみたいになって仕事を頑張れるようになったし、実力が上がったし、今は市役所庁舎管理仕事をしてるんだが、上司から1件につき20万円までは好きに契約事務をさせてもらえるようになった。

さて……実は、自分は失敗した。伴さんがやってるみたいに、男性ホルモン全開で仕事を進めていったところ、致命的なトラブルを起こして仕事を干されたことがある。まあ、初めての大失敗だったから、結局許してはもらえたんだけどさ。あれは反省した。

今ではわかることがある。結局さ、人間で一番大事なのって、仕事ができることじゃないよな。相手尊敬するとか、嫌な仲間とでもうまくやっていくとか、話の通じないお客さんがいても精一杯やりとりするとか、悪いことしてる人がいたら怒ってでも咎めるとか。人間にはそういうのが大事なんだよな。

実力とかお金とか持ち物って、その人が死ぬ時には実質意味がなくなってるけど、人柄とか人格って、命が途切れるその瞬間まで残るじゃん。もしかしたら、あの世までもっていけるかもしれないじゃん。

実際、伴さんは、あの人が自ら言っていたように社会不適合者なのは間違いないと思う。いつも何かに怯えていて、他人視線が怖くて、しかし戦わずはいられない。いい結果を出し続けて、みんなをギャフンと言わせてやる、自分を認めさせてやる!! そんなスピリットでひたすらに頑張っていた。それは、自信のなさの裏返しだった。

で、結局この伴さんは、嫁と子どもがいる状態国家公務員を辞めて、民間企業営業として入って、しか通用せずに大失敗して1年で辞めてしまったらしい。その後は、「自営業としての記事代行サービスでメシを食ってる」みたいな記事を拝見した。

残念ながら、数年前のそれが最後更新になった。たまにサイトを見に行っているが、更新される気配はない。

伴さんに倣っていいこともしたし、悪いこともした。後悔していることもある。特に不用意な言動仕事仲間を傷つけてしまたことだ。

けど、伴さんがいなければ、男性ホルモンをめらめらと燃やす自分出会うこともなかったと思う。そんな体験がなければ、目の前の人間尊重すること、いたわること、常に気にして動くことに関心が向かないままだった。

そのことに気づかせてくれたのは、紛れもない伴さんだった。コミュニケーションを取ったことはないけど、俺はあなた感謝してる。本当にありがとうございました



三人目 高田机上さん

2018年頃から活躍しているブロガー2019年頃だったか自分恋愛のうまくいかなさに悩んでいる頃にブログを拝見した。確かバズった記事があって、はてなブログトップの方に載っていたのだった。

恋愛一般論から始まって、男性ダメなところを取り上げたり、女性の心の視点に立ったり、恋愛必要な各要素(清潔感とか...)を論じていったり、男女の付き合い方を細々と説明していたり……。

当時は、これだ!! と思った。ここまで体系的に男女別の視点から恋愛を論じたブログは初めてだった。恋愛指南サイトは数あれど、それらはほぼ商業サイトであり、噓八百でも面白ければよかろうなのだ!!(勝てばよかろうなのだァァァァッ!!)、みたいな記事ばかりだった。でも、この高田机上さんは、元モテない男性として等身大自分を出していた。

が、風向きが変わってきた。2020年頃までは、恋愛Tipsを事細かにひとつずつ紹介していたが、次第にモテない男性バカにするような内容が目立ってきた。

特に2022年に始まった男女差LINE学がそうだった。LINE的に非モテムーブを取る男性を論い、ひとつひとつ侮辱的な言葉ダメ出しをしていく。挙句の果てには、女性がする恋愛上の遠回しな「お断り宣言」(婉曲な言い回し)を説明する際、自分の本の出版編集者に暗に断られた際の恨み言を述べていた。

半年ほど前から高田机上さんのブログを読むのをやめた。男女差LINE学長すぎやろ!! と感じたのもあるが、何より自分の読者層であるモテない男性馬鹿にしていて腹が立ったからだ。実際、この人の記事ブックマーク数はほぼゼロだ。昔はバズった記事があったけれども、近年は閑古鳥が鳴いている。

もし、男女差LINE学みたいなシワいコンテンツじゃなくて、もっと面白シリーズが出たら読もうと思っていたが、一時引退するらしい。「専業作家に挑戦し、なることができたら戻ってきて記事を書く」とあった。

ネットメンターには、こういうこともある。どれだけ面白くて尊敬できる人でも、年月が経つといろいろ変わってしまうのだ......。また記事を読ませていただく機会を楽しみにしています



四人目 在日琉球人さん

高校生大学生にかけて、この御方のブログを読んでいた。どの書籍にも書かれていない視点で、勉強になる内容が多かった。ほどほどに重たいテーマが多いけれども、たまに笑いもある。歴史政治を扱った記事が多い。

文字どおり沖縄まれの人になる。若い頃、大阪府大学生としてやってきたようだ。壮年なんだけど、文体は若々しい。なぜこの名前にしたかというと、琉球歴史鑑みるに、「自分沖縄県民ではなく琉球王国の一員」ということらしい。

mixiでは人気のブロガーであり、数年間活躍した後は、別のブログサービス転向した(はてなブログだ)。この人は、上の三人と違ってまだ活動している。個人的お気に入りブログ記事ひとつだけ挙げたい。

在日琉球人の王政復古日記

#成人式 より #未成年バカ祭り を!~ヤンキー花魁バカ成人こそ地元の宝である

https://nationoflequio.hatenablog.com/entry/2015/01/11/222419

この日記の日付は2015年だが、実際はもっと昔のmixi時代投稿している。当時の私は大学生で、これから成人式!! という時期だった。

上の記事の内容は、まさに目から鱗一言であり、この体験がなかったら、未だに「暴れる新成人」なるもの勘違いしたままだった。

さて、こちらの在日琉球人さんのブログだが、社会人になってからは見なくなった。理由は、更新頻度の低下だ。一応、それなりの頻度で更新はあったが、前の記事の焼き直しや再投稿ほとんどだった。新しい記事が生まれなくなったのだ。

で、その原因というのが加齢だった。本人談になるが、齢を重ねる度に気力が湧かなくなっていき……と、ブログ内で呟いていたのを覚えている。

私も、在日琉球人さんとメッセージのやり取りをしたことがあった。理知的で、ユーモアがあって、ごくまれにキレるけど、己の知性を高めるために日々尽力している人に思えた。自分よりもはるかに賢いはずの人間ブログ記事を書けなくなってしまうなんて、年を取るのは悲しいことなんだな、と若かりし頃は思った。

今でも、在日琉球人さんのブログは年に一度はぐるっと目を通す。やはり、斬新かつ奇をてらっていない。今でも世間通用するブロガーだと思うが、なぜかあまり人気が出ない。面白いと思うのだが。



最後に~

月次な結論になるが、やっぱり若いうちはいろんな価値観に触れることが大事だと思う。自分は、中学生の頃からブログを読むのが好きで、それこそいろんな人の日記作品を読んできた。勉強になるのもあったし、正直毒になるのもあった(ネトウヨやツイフェミがその典型)。

深夜に眼が重くなることもあったけど、あの日々では多くの学びを得ることができた……え、何? 個人ブログよりも書籍の方が勉強になるだろ、だって? それは言わない約束ということで。

はてなブログは週に一度はチェックする。書籍も好きだが、しか自分個人が魂を削って書いたブログの方が好きなのだ。これからもいろいろと読んでいきたい。

面白いうえに、人生のためになるようなブログ運営されている方々におかれましては、重ね重ね感謝を申しあげます。今までありがとうございました。これからよろしくお願いします。

2023-02-13

anond:20230213230158

そこは百識やろがい

せやろがい

ほんでもって花魁可能なら夜伽やろがい

一人ぐらい血を使うスタンド使いもCCO様の味方にいると面白かったな

真っ赤に流れる僕の志々雄

方治だって、縮地だって花魁だって

みんなみんな生きているんだ弱肉強食

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