fc2ブログ

ガーニー前アフガニスタン大統領のFacebookアカウントが乗っ取られ、タリバン政権の承認とアフガニスタンの海外資産の凍結の解除を国連に訴える内容が投稿された

ガーニー前アフガニスタン大統領のFacebookアカウントが乗っ取られ、タリバン政権の承認とアフガニスタンの海外資産の凍結の解除を国連に訴える内容が投稿された
<記事原文 寺島先生推薦>
Former Afghan president Ghani says Facebook account hacked after post calls on UN to recognize Taliban govt and unfreeze assets

Russia Today 2021年9月27日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2021年10月15日

 アシュラフ・ガーニー前アフガニスタン大統領によると、自身のFacebookのアカウントが何者かに乗っ取られ、その乗っ取られたアカウントから、①アフガニスタンの新政権との協力と、②アフガニスタンの海外資産の凍結の解除を、国連に求める投稿が行われた、とのことだ。

 9月27日の朝、ガーニー前首相はTwitterに投稿を行い、自身のFacebookのアカウントが乗っ取られた事実を伝え、「アカウントが元に戻るまで、前日から今までにこのアカウントから発せられた情報は信用しないでください」とツイートした。

 ガーニー前首相がツイートを行ったのは、或る投稿(今は消去されている)が自身のFacebookのページに出現したほぼ30分後のことだった。なお、前首相のFacebookにはフォロワーが250万人ほどいる。アカウントを乗っ取ったと思われる投稿者は、アフガニスタンの前指導者になりすまし、アフガニスタンの人々に呼びかけていた。

 その投稿の記載内容によると、アフガニスタンは新政権や、新内閣が確立したにもかかわらず、海外にむけた代表者が前政権の代表者のままであり、その代表者はアフガニスタン国内に混乱の種をまく可能性がある、とのことだった。さらにその主張によれば、国連の常任大使として知られているグラム・モハメッド・イサクザイ大使はアフガニスタン国連大使の座を辞すべきであり、いかなる状況においても彼がアフガニスタンの代表になるべきではない、とのことであった。

 イサクザイ大使が国連に参加しても、「彼を支持する政府や国民は存在しない」とその投稿には書かれていた。さらにその投稿の主張によれば、国連はアフガニスタンの新政権に連絡をとり、新政権を承認すべきだ、としていた。また、国際機関はアフガニスタンの海外資産の凍結を解除し、アフガニスタン国民を支えるべきだ、とも訴えていた。


ALSO ON RT.COM

Deposed president Ghani expresses ‘deep and profound regret’ for fleeing Kabul, swears he did not steal millions of dollars

 「国際社会は、アフガニスタンが発展や平和を手にすることを望んでいるなら、友愛の手をさしのべるべきだという点を理解すべきだ」とその投稿は続けていた。このガーニー前大統領になりすました投稿が最後に主張していたのは、「私は現職の自国の国連理事を恥ずかしく思っている」ということだった。

 先週、タリバン統治下のアフガニスタン・イスラム首長国は、国連に書簡を送り、カタールのドーハにあるタリバンの政治支局のスハイル・シャヒーン報道官を新しい国連理事として承認するよう求めた。この書簡によれば、イサクザイ国連大使は、もはやアフガニスタンの国連代表ではない、とのことだった。

 
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

tmmethod

Author:tmmethod
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
最新記事
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
最新コメント