米国のCovid-19が死因とされた死者数のほぼ3分の1は水増しされていた – ニューヨーク・タイムズ紙の報道
<記事原文 寺島先生推薦>
US Covid-19 deaths overcounted by nearly a third – NYT
The newspaper has long defended the official pandemic statistics, even suggesting the death count was low
同紙は長い間、パンデミックの公式統計を擁護し、実際の死者数はもっと多いとさえ報じてきた。
出典:RT 2023年7月18日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年7月27日
Covid-19で亡くなった人々を追悼するミネソタ州ホワイトベア湖にある芸術記念碑© Getty Images / Michael Siluk
ニューヨーク・タイムズ紙は月曜日(7月16日)、疾病管理予防センター(CDC)の数値を引用し、Covid-19による米国の死亡者の3分の1近くが実際には別の原因によるものであることを認めた。
同紙の記事によると、「公式の(Covid-19による死亡者数)はおそらく誇張である。なぜなら、死亡時にこのウイルスに感染していたが、それが根本的な死因ではなかった人の数も含まれているからである」とのことであり、CDCの数値とClinical Infectious Diseases(臨床感染症)誌に掲載された研究の両方が、「最近の公式発表によるCovid-19の死亡者のほぼ3分の1が、この事例に該当する」という主張を裏付けていると説明した。
「Covid-19に関する良好な道標」と題されたこの記事によると、米国の全死因死亡率*が大流行の前の基準値に戻ったとのことだ。同記事によれば、大流行の最悪期には全死因死亡率が通常よりも約3割高かったが、そもそも新型Covid-19による死亡が約3割過大評価されていたことを認めれば、この数字はそれほど怖くないように聞こえるだろう。
*死亡原因に関係ない全ての死亡者数のこと
関連記事:Covid-19騒動が示したのは、中国が行うことは、何であれ非難の対象にできるし、なるということ
Covid-19による死者数が水増しされていたことを認めたこの記事は、これまでニューヨーク・タイムズ紙や他の米国の著名な複数の通信社や事実点検組織や医療行政の主顧問であったアンソニー・ファウチの主張とは相容れないものだ。ファウチ自身は、死者総数の公式発表に疑問の声を上げる人々は、「陰謀論者」であるとし、 ソーシャル・メディア上の根拠のない噂話や 右派の論客らが繰り出す偽情報に惑わされたものだ、と主張していた。
ニューヨーク・タイムズ紙は2020年、当時のドナルド・トランプ大統領が、大流行による公式発表による死者数よりも「実際の死者数はずっと少ない」という主張をした際、「ほとんどの統計学者や公共医療の専門家たちは、トランプ大統領の言っていることは間違いである、と主張しており」、実際の死者数は記録されている数値よりも「ずっと多い」という主張をしていた。
特にファウチは、死者総数が意図的に水増しされているという推定には不快感を示し、2020年、NBCの番組内で、「この件を支持する証拠はまったく存在しない」としていた。当時、バイクの衝突事故の被害者や銃による被害者などCovid-19とは無関係の死亡事例もCovid-19による死亡事例として数に入れられていたことが判明している。
CDCは当時、これらの数値は実際の数値より少ないものであるとさえ推定していたが、患者がウイルスに感染していたかどうかを検査していなくても、死因をCovid-19であると診断するよう医師たちに薦めていた事実もあった。
2021年、イタリアでは、Covid-19による死者数の数え直しがおこなわれたが、その結果で大流行期のCovid-19だけが死因であったと考えられる死者は、たったの2.9%に過ぎなかったことが判明した。それ以外に亡くなったのは、少なくともひとつ慢性疾患をもっていた人々であり、複数の慢性疾患を持っている場合もしばしばだった。ただし、真実確認担当者たちは、患者らの死因がこのウイルスではなく、これらの並存疾患にあったという主張には即座に反論した。
ワシントン・ポスト紙への特約寄稿者であり、都市封鎖措置を声高に支持していたリーナ・ウェンは1月、「医療界」が、「Covid-19による死亡事例や入院事例を水増しして数えていた」ことを認め、 2人の感染病専門家の話を引用した。これらの専門家が彼女に伝えた内容は、Covid-19により入院した人の数は、9割も水増しされていた数値だった、という。
US Covid-19 deaths overcounted by nearly a third – NYT
The newspaper has long defended the official pandemic statistics, even suggesting the death count was low
同紙は長い間、パンデミックの公式統計を擁護し、実際の死者数はもっと多いとさえ報じてきた。
出典:RT 2023年7月18日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年7月27日
Covid-19で亡くなった人々を追悼するミネソタ州ホワイトベア湖にある芸術記念碑© Getty Images / Michael Siluk
ニューヨーク・タイムズ紙は月曜日(7月16日)、疾病管理予防センター(CDC)の数値を引用し、Covid-19による米国の死亡者の3分の1近くが実際には別の原因によるものであることを認めた。
同紙の記事によると、「公式の(Covid-19による死亡者数)はおそらく誇張である。なぜなら、死亡時にこのウイルスに感染していたが、それが根本的な死因ではなかった人の数も含まれているからである」とのことであり、CDCの数値とClinical Infectious Diseases(臨床感染症)誌に掲載された研究の両方が、「最近の公式発表によるCovid-19の死亡者のほぼ3分の1が、この事例に該当する」という主張を裏付けていると説明した。
「Covid-19に関する良好な道標」と題されたこの記事によると、米国の全死因死亡率*が大流行の前の基準値に戻ったとのことだ。同記事によれば、大流行の最悪期には全死因死亡率が通常よりも約3割高かったが、そもそも新型Covid-19による死亡が約3割過大評価されていたことを認めれば、この数字はそれほど怖くないように聞こえるだろう。
*死亡原因に関係ない全ての死亡者数のこと
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Covid-19による死者数が水増しされていたことを認めたこの記事は、これまでニューヨーク・タイムズ紙や他の米国の著名な複数の通信社や事実点検組織や医療行政の主顧問であったアンソニー・ファウチの主張とは相容れないものだ。ファウチ自身は、死者総数の公式発表に疑問の声を上げる人々は、「陰謀論者」であるとし、 ソーシャル・メディア上の根拠のない噂話や 右派の論客らが繰り出す偽情報に惑わされたものだ、と主張していた。
ニューヨーク・タイムズ紙は2020年、当時のドナルド・トランプ大統領が、大流行による公式発表による死者数よりも「実際の死者数はずっと少ない」という主張をした際、「ほとんどの統計学者や公共医療の専門家たちは、トランプ大統領の言っていることは間違いである、と主張しており」、実際の死者数は記録されている数値よりも「ずっと多い」という主張をしていた。
特にファウチは、死者総数が意図的に水増しされているという推定には不快感を示し、2020年、NBCの番組内で、「この件を支持する証拠はまったく存在しない」としていた。当時、バイクの衝突事故の被害者や銃による被害者などCovid-19とは無関係の死亡事例もCovid-19による死亡事例として数に入れられていたことが判明している。
CDCは当時、これらの数値は実際の数値より少ないものであるとさえ推定していたが、患者がウイルスに感染していたかどうかを検査していなくても、死因をCovid-19であると診断するよう医師たちに薦めていた事実もあった。
2021年、イタリアでは、Covid-19による死者数の数え直しがおこなわれたが、その結果で大流行期のCovid-19だけが死因であったと考えられる死者は、たったの2.9%に過ぎなかったことが判明した。それ以外に亡くなったのは、少なくともひとつ慢性疾患をもっていた人々であり、複数の慢性疾患を持っている場合もしばしばだった。ただし、真実確認担当者たちは、患者らの死因がこのウイルスではなく、これらの並存疾患にあったという主張には即座に反論した。
ワシントン・ポスト紙への特約寄稿者であり、都市封鎖措置を声高に支持していたリーナ・ウェンは1月、「医療界」が、「Covid-19による死亡事例や入院事例を水増しして数えていた」ことを認め、 2人の感染病専門家の話を引用した。これらの専門家が彼女に伝えた内容は、Covid-19により入院した人の数は、9割も水増しされていた数値だった、という。
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