fc2ブログ

「死亡はCovid-19ロックダウンが原因だった」と指摘する研究結果:パンデミックの最初の2年間、制限的な措置が数万人の死亡を招いたと研究者は主張している

<記事原文 寺島先生推薦>
Study points to deaths caused by Covid-19 lockdowns
During the first two years of the pandemic restrictive measures led to tens of thousands of fatalities, researchers claim

出典:RT

2022年06月13日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>

2022年9月11日


写真 2020年5月、カリフォルニア州のCovid-19ロックダウンに抗議するサンディエゴのデモ隊の様子。

 米国ではCovid-19のパンデミック時に17万人近くの過剰死亡を記録した。「この過剰死亡はウイルスそのものが原因ではなかった。政府が施行したロックダウンの中で、肥満や薬物乱用、その他の殺人者が急増したためだ」とする、新しい研究が発表された。

 この数字は全米経済研究所(NBER)が今月に発表した報告書で明らかにされたものである。実際の数字はもっと高い可能性があると研究は指摘している。この推定値には、ウイルスで死亡したとされているが必ずしもウイルスが原因ではない7万2000人が含まれていないからだ。

 報告書は、過剰死亡は「政策選択のまちがいによる巻き添え被害」であった可能性を示唆している。NBER(全米経済研究所)は、ロックダウンが引きおこした「銃による暴力の増加、薬物やアルコールの使用、喫煙、監禁中の体重増加」などの要因を指摘している。


関連記事:Covidの終焉後、私たちは再び批判的思考を受け入れなければならない

 「我々は、特に、公共または民間のCovid政策がそれらを悪化させたかどうかを判断するために、コロナウイルス以外の理由で健康を害した結果については、厳密に精査されていないことが注目される」と研究の著者は述べている。彼らは、過剰死を公的政策ではなく、個人の選択のせいにする論者がいるかもしれないが、「これは、この急増する死亡数を無視したり、これらの死亡の検証を後回しにする言い訳にはならない」とも付け加えている。

 NBERによると、薬物とアルコールによる死因は、それぞれ13%と28%上昇し、合わせて年間2万4000人が過剰死基準を超えているという。循環器系疾患による死亡は年間3万2000人超過し、基準を4%上回ったと推定される。糖尿病や肥満による死亡は予想より10%高く、毎年平均1万5000人追加されたと推定される。

 各国政府がCovidの症例と死亡を注意深く監視していても、ウイルスとは別の健康上の結果に何が起こっているかについてのデータはほとんど提供されていないと、NBERは述べている。「公的あるいは私的なCovid政策が、それ以前の健康問題を悪化させているかどうかを検証しようという好奇心はほとんどなかった」と著者らは言い、パンデミックの間に被った健康被害に関する彼らの発見は、「重要かつ歴史的」なものだと付け加えている。

 Covid-19による死亡は、圧倒的に高齢者に影響するが、パンデミック中のCovid以外の死亡は、すべての年齢層で急増したことがNBERの調べでわかった。実際、パンデミックの間、すべての原因による死亡は、高齢者よりも若年層でより急激に増加した。


関連記事:ロックダウンはCovid-19による死亡を抑制する上で事実上無意味であるとの研究報告がなされた。


 「薬物中毒、銃乱射事件、体重増加、がん検診に関するその他のデータは、歴史的な、しかし、ほとんど認識されていない健康上の緊急事態を示唆している」と著者たちは述べている。

 Covid以外の過剰死の一人当たりの割合は、EU諸国内では全て同程度であった。例外はスウェーデンで、Covid以外の死亡は過剰死基準より低下している。NBERは、「このような違いの一部は、死亡をCovidと指定するために使用する基準に起因すると思われる。しかし、スウェーデンの結果は、ロックダウンを強制せず、国民の通常のライフスタイルの崩壊を最小限に抑えてきたことに関連している」と述べている。

 今年初めに発表されたジョンズホプキンス大学の研究では、ウイルスによる死亡は、ロックダウンがあったとしてもほとんど防げなかったと示唆されている。「このメタ分析では、ロックダウンは公衆衛生にほとんど影響を与えないが、ロックダウンが採用された場所では莫大な経済的、社会的コストを課している」とこの研究の著者たちは述べている。「したがってロックダウン政策は根拠がなく、パンデミックにたいする手段としては拒否されるべきだ。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

tmmethod

Author:tmmethod
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
最新記事
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
最新コメント