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ウクライナ、自ら電力供給を切断と非難される。「この決定はキエフ政権が一方的に決定したもの」と地方政府が発表

<記事原文 寺島先生推薦>
Ukraine accused of cutting itself off from power supply
The decision was taken unilaterally by Kiev, the regional administration says

出典:RT

2022年9月10日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 

2022年9月11日


ザポリージャ原子力発電所の様子。© Sputnik / Konstantin Mihalchevskiy


 ウクライナは、ロシアが管理するザポリージャ原子力発電所から供給されるエネルギーを一方的に遮断したと、地方政府が発表した。

 「この発電所からゼレンスキー政権が支配する地域への電力供給は停止された」と、9月10日(土)ザポリージャ州政府のウラジミール・ロゴフ氏は発表した。

 「ウクライナが一方的にエネルギーの流れを止めた」とロゴフ氏は明言し、キエフの支配下にある地域に供給する発電能力は十分に残っているにもかかわらず、「彼らは意図的に電力の供給を控えているのだ」と述べた。

 ロゴフ氏によると、同原発は欧州最大のものであり、現在はザポリージャ州とヘルソン州(今はロシアが制圧している)にのみエネルギーを供給しているという。

 モスクワの軍事作戦が始まった直後の3月にロシア軍が管理下に置いた原子力発電所とその近くの都市エネルゴダルは、ここ数週間、繰り返しミサイルや砲撃を受けている。

 モスクワは、繰り返される攻撃についてキエフ政権を非難し、ヨーロッパの多くの国に影響を与える災害を引き起こす可能性があると警告している。また、これまで何度もおこなわれたウクライナの破壊部隊による発電所奪還の試みは、その都度、撃退されているとも述べている。

 ウクライナ当局は、「ロシアが発電所を軍事基地化し、キエフ政権に責任を負わせるためにロシアが発電所を自分で砲撃している」と主張している。


関連記事:原子力発電所の状況は「不安定」―国連

 ロゴフ氏によると、同施設の6基の原発のうち、現在、同発電所で稼働しているのは1基だけだという。「キエフ政権は、意図的にこの発電所を使えなくしようとしている。それがウクライナ経済にとって特に有害であるにもかかわらずだ」と彼は付け加えた。

 国際原子力機関(IAEA)は、9月上旬に査察団を同発電所に派遣し、9月6日(火)に同発電所の安全状況について報告書を発表した。IAEAは、同施設に対するすべての攻撃を「直ちに停止」するよう要求し、同施設内またはその周辺でのいかなる軍事活動も停止するよう呼びかけた。しかし、砲撃の責任者を特定しなかった。
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