■ 2024年はパリ五輪東京五輪まであと1年半になった。五輪招致が決定したのは2013年の秋だったのでこの段階では「7年後の話」だったが月日が流れるのは早い。あっという間に5年半ほどが経過して本番が近づいてきた。1964年の東京五輪のときは生まれておらず、1998年の長野五輪は経験しているが自国開催の夏季五輪を体験するのは初めて。いずれは日本で夏季五輪が開かれるとは思うが普通に考えると何十年も先の話になる。「人生で最初で最後の自国開催の夏季五輪になる可能性は高い。」と思うので今から楽しみである。
エンブレムの問題、費用の問題、大臣の問題、賄賂の問題などいろいろな問題が噴出しているが、1964年の東京五輪のときもいろいろな問題が噴出したと聞いている。東海道新幹線が開業したのは1964年10月1日。東京五輪の開幕は10月10日なので「数日前の話」になるが新幹線の建設に関しても大規模な反対運動があったという。新幹線の開通で利便性が劇的に向上して日本社会に欠かせないものになっているが「不要論」を唱える識者は多かったようだ。ピント外れの識者が多いのはいつの時代も同じである。
東京五輪では男女のサッカーが注目を集めるだろう。これまでの実績を考えると男子は「メダル獲得」、女子は「金メダルを獲得」を期待されると思うが、自国開催というアドバンテージがあることを考えると男女とも不可能は話ではない。どの競技も東京五輪に向けてたくさんのお金をかけ強化を進めているがサッカーの男女も同じである。男子は森保監督がフル代表の監督と五輪代表の監督を兼任しているがフル代表で主力として活躍しているMF堂安(フローニンゲン)ならびにDF冨安(シントトロイデン)が軸になるだろう。
■ 別格の存在である2001年生まれの2人東京五輪の4年後の2024年の夏季五輪の開催地はフランスのパリに決定した。確定したのは2017年9月13日。「パリに決定したこと」があまり話題にならなかったのは同じように立候補を予定 or 検討していた都市の多くが断念をして、最終的にはロサンゼルスも招致を断念。無投票でパリに決定したという経緯があるからだろう。レギュレーションが同じであるならば男子サッカーは「2001年1月1日以降に生まれた選手」になる。今のU-18日本代表が5年後のパリ五輪のときに中心にならないといけない世代である。
東京五輪での上位進出を目指す代表チームが「五輪代表」と呼ばれているが、東京五輪が終わった後は今のU-18日本代表をベースとしたチームが五輪代表と呼ばれるようになる。2020年の東京五輪があっという間に1年半後まで迫っていることを考えると2024年のパリ五輪も「遠い未来の話ではない。」と思うが、パリ世代の中心であり、世代の顔と言えるのは、今さら言うまでもなくMF久保建(FC東京)とMF斉藤光(横浜FC)の2人になる。ともに先秋に行われたU-19アジア選手権に飛び級で選出されて活躍した。
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◆ まとめ #2159 【パリ世代】 この世代で有望視される選手は誰だろうか? (2019/2/14)
・2024年はパリ五輪
・別格の存在である2001年生まれの2人
・将来性が高いのは・・・。
・下の世代で有望な選手は誰なのか?
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