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#1706 【U-17日本代表】 U-17W杯の本大会のメンバーを簡単に予想してみた。 (2017/7/22) | | |　

■　初戦の相手はホンジュラス

U-17W杯の本大会は2017年10月6日～28日にかけてインドで開催される予定になっている。先日、組み合わせ抽選会が行われたが、2大会ぶりの本大会出場となるU-17日本代表は初戦でホンジュラス、2戦目でフランス、3戦目でニューカレドニアと対戦することになった。ホンジュラスは3大会連続で5回目の出場。フランスは2大会連続で6回目の出場。オセアニア代表のニューカレドニアは初出場となる。「南アフリカ・イタリア・ウルグアイと同居した5月のU-20W杯と比較するとはるかに恵まれた組に入った。」と言える。

U-17W杯の本大会の通算成績を書き出すとフランスは13勝5敗6分け。2001年大会で頂点に立っているがこの時の中心選手はFWシナマ＝ポンゴルだった。この大会も日本とフランスは同組になったが、GLの3戦目で対戦してフランスが5対1で圧勝しており、FWシナマ＝ポンゴルはハットトリックの活躍を見せた。このときのU-17日本代表を率いていたのは田嶋幸三さん。初戦のアメリカ戦で決勝ゴールを決めたのは桐光学園高のFW阿部祐大朗で、3戦目のフランス戦でゴールを決めたのは浜名高のDF矢野貴(新潟)だった。

フランスは欧州予選で5位だったが、ホンジュラスは北中米カリブは3位で通過しており、ニューカレドニアはオセアニア予選を2位で通過している。日本はアジア予選はベスト4だったので大陸王者はE組には1つも入らなかった。ホンジュラスの通算成績は2勝11敗1分け。本大会では苦戦を強いられている。日本は10勝12敗3分けとまずまず。自国開催となった1993年と吉武監督が率いた2011年にベスト8に入っている。前者のチームにはMF中田英、FW船越など、後者のチームにはFW南野、DF岩波、DF植田直などがいた。

当然、世界のサッカー界における日本サッカー界の立ち位置を考えると世界大会において楽な組に入ることが出来る可能性は非常に低いが、今回は相当に恵まれた。欧州・アジア・北中米カリブ・オセアニアという顔ぶれになるが、比較的、戦いやすい(メキシコとアメリカ以外の)北中米カリブのチームとオセアニアのチームと同居するというのは相当にラッキーな話である。参加国数は「24」なのでU-20W杯と同様で3位になった場合でも決勝トーナメントに進出できる可能性がある。決勝トーナメント進出はノルマと言える。

■　上位進出が期待される森山JAPAN

「00ジャパン」は攻守のバランスが良い好チームでFW久保建などタレントは豊富。ベスト8どころか史上最高成績となるベスト4あたりを期待したくなるが、GLの初戦となるホンジュラス戦は10月8日に行われるのであと3か月ほどとなった。今年に入ってからは2月末にスペイン遠征、5月にUAE・ギニア遠征を行っており、先週末は新潟で開始された国際ユースサッカー in 新潟大会に出場。2勝1分けで2年ぶりの優勝を勝ち取った。メンバー選考に関しては最終段階に入っており、コアとなるメンバーはすでに固まっている。

本大会のメンバーは21名で、そのうちの3名がキーパーのポジションになるが、不動の守護神であるGK谷(G大阪ユース)のメンバー入りはほぼ決まりである。190センチの長身ながらフットワークも軽快。東京世代の中では最も才能に恵まれたキーパーの1人と言える。G大阪U-23の一員としてすでにJ3の試合をいくつも経験しているが、何年か先、G大阪のトップチームの正キーパーになるのは間違いないだろう。日本代表のGK東口が衰えてきた頃にGK谷が本格化してスムーズに世代交代が行われるのが理想と言える。

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◆　まとめ

　#1706 【U-17日本代表】 U-17W杯の本大会のメンバーを簡単に予想してみた。 (2017/7/22)

→　U-17W杯の本大会は10月にインドで開幕するのであと3か月ほどに迫ってきました。この世代は攻撃的なポジションも守備的なポジションもタレントが豊富なので上位進出が期待されますがGLの対戦相手が決定。本番ムードが高まってきましたが、ポジション別にどういう選手が本大会のメンバーに選ばれるのか？を考えてみました。当落線上にいる選手が多いのでここからの争いは目が離せません。

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