FC東京U-23 ・・・ 評価なし 主なin FW 矢島輝一 (中央大) ・・・ 新卒
FW 原大智 (FC東京U-18) ・・・ トップ昇格
MF 品田愛斗 (FC東京U-18) ・・・ トップ昇格
主なout MF 小林幹 (???) ・・・ 大学進学
MF ユ・インス (アビスパ福岡) ・・・ 期限付き移籍
MF 佐々木渉 (カマタマーレ讃岐) ・・・ 契約満了
DF 室屋成 (FC東京) ・・・ U-23の対象外
DF 山田将之 (FC東京) ・・・ U-23の対象外
→ 2017年は11位。U-23の3チーム(FC東京・G大阪・C大阪)の中では最もいい順位だった。後半戦に限定すると7勝6敗3分けで7位。16試合で20得点/27失点という成績だった。2016年の途中に篠田監督がトップチームの監督に就任してからは中村忠監督がU-23を指揮するようになったが、再び、安間監督がU-23の監督に就任した。2年連続でのトップチームの監督交代の影響はU-23にも大きな影響を及ぼした。
2017年は高卒1年目の選手とユース所属の高校3年生が中心を担ったが20試合で8ゴールを記録するなど攻撃の中心として活躍したMFユ・インス(→福岡)が退団した。昨夏に加入したMFリッピ・ヴェローゾやMFジャキットもU-23が主戦場になったのでG大阪やC大阪とは違って対象となる世代の外国人選手を積極的に起用してきたがU-23の中心を担っていた得点源のMFユ・インスが抜ける影響は小さくない。
また、U-17W杯の本大会を経験したFW久保建とMF平川怜の2人はトップチームでの活動がメインになる可能性がある。2017年はFW久保建が21試合で2ゴール、MF平川怜は17試合で1ゴールだったが本格的にトップチームに帯同するようだと戦力ダウンになる。また、22試合で4ゴールを記録したU-18日本代表のMF小林幹はトップ昇格はならず。大学に進学するので中盤から前目の入替は激しくなる可能性が高い。
なので、トップ昇格が決まったMF品田、189センチの大型フォワードで2017年はJ3で18試合で5ゴールを記録したU-18日本代表のFW原大智にかかる期待は大きい。守備的なポジションは五輪代表のGK波多野やDF柳などが引き続いて中心になると思うが25試合で3ゴールのDF山田将は1994年生まれなのでU-23の対象ではなくなる。当然、OA枠で出場する可能性はあるがこの穴をどう埋めるのか?も注目に値する。
ガンバ大阪U-23 ・・・ 評価なし 主なin FW 中村敬斗 (三菱養和SCユース)
FW 白井陽斗 (ガンバ大阪ユース) ・・・ トップ昇格
MF 芝本蓮 (ガンバ大阪ユース) ・・・ トップ昇格
MF 福田湧矢 (東福岡高) ・・・ 新卒
DF 松田陸 (前橋育英高) ・・・ 新卒
DF 山口竜弥 (東海大学付属相模高) ・・・ 新卒
GK 谷晃生 (ガンバ大阪ユース) ・・・ トップ昇格
主なout FW 呉屋大翔 (徳島ヴォルティス) ・・・ 期限付き移籍
FW 郡大夢 (東京ヴェルディ) ・・・ レンタルバック
MF 井手口陽介 (レオネサ)
MF 嫁阪翔太 (グルージャ盛岡)
MF 中原彰吾 (V・ファーレン長崎) ・・・ レンタル終了
DF ペ・スヨン (ギラヴァンツ北九州) ・・・ 期限付き移籍
DF 平尾壮 (アビスパ福岡) ・・・ 期限付き移籍
MF 井出遥也 (ガンバ大阪) ・・・ U-23の対象外
MF アデミウソン (ガンバ大阪) ・・・ U-23の対象外
GK 鈴木椋大 (ガンバ大阪) ・・・ U-23の対象外
→ MF堂安律が中心となった2016年は9位。参入1年目で健闘したが2017年は7勝20敗5分けで16位。厳しいシーズンになった。32試合で31得点/65失点。守備が崩壊して大量失点で敗れる試合が目立った。U-23世代のMF堂安、MF初瀬、MF高木彰、MF市丸、DF野田裕などがトップチームに帯同してU-23の活動にはほとんど or 全く関わらなくなったので大幅に戦力が低下。宮本恒靖監督にとって辛い1年になった。
U-23の場合は「結果よりも内容が大事で、結果よりも個々の成長が大事」ではあるが、やはり、これだけ結果が伴わないのは問題である。汚名を返上したいシーズンになるがFW中村敬(三菱養和SCユース)、DF松田陸(前橋育英高)、MF芝本(G大阪ユース)、GK谷(G大阪ユース)といった有望な選手が続々と加入した。もともと将来を嘱望されている期待の若手が非常に多いチームだったがさらに充実した。
難しいのはクルピ監督が就任して各ポジションの序列が大きく入れ替わりそうな状況になっている点である。2017年のG大阪U-23で主力を担ったMF食野やFW一美やMF高江やMF芝本などがトップチームの活動を優先するようになるとG大阪U-23にとっては大きな戦力ダウンになる。彼らの穴を埋める選手はOAの選手ではなくてユース所属で2種登録の選手になる可能性が高いので競争力は大きく落ちる。
それでも攻撃陣はFW中村敬(三菱養和SCユース)が加入するなど魅力的な選手が目白押し。何とかなると思うが守備陣は不安いっぱいである。プロでは右SBが主戦場になりそうなDF松田陸(前橋育英高)、左SBのDF山口竜(東海大学付属相模高)などが加入するがCBの新戦力はゼロ。東京世代のDF野田裕をG大阪U-23に専念させると幾分かは安定すると思うがDF河井などユース所属の選手の頑張りは不可欠と言える。
セレッソ大阪U-23 ・・・ 評価なし 主なin FW 山田寛人 (セレッソ大阪U-18) ・・・ トップ昇格
FW 安藤瑞季 (長崎総合科学大附属高) ・・・ 新卒
MF 中島元彦 (セレッソ大阪U-18) ・・・ トップ昇格
MF 魚里直哉 (関西学院大) ・・・ 新卒
MF チャウワット (バンコク・グラス) ・・・ 期限付き移籍
GK 永石拓海 (福岡大) ・・・ 新卒
主なout FW 岸本武流 (水戸ホーリーホック) ・・・ 期限付き移籍
MF 阪本将基 (鹿児島ユナイテッド) ・・・ 契約満了
DF 温井駿斗 (栃木SC)
DF 小林洵 (関西学院大) ・・・ 大学進学
GK アン・ジュンス (鹿児島ユナイテッド) ・・・ 期限付き移籍
MF 秋山大地 (セレッソ大阪) ・・・ U-23の対象外
→ 年間成績は8勝13敗11分けで13位だったが、後半戦に限定すると6勝5敗5分けで9位。16試合で22得点/18失点と上り調子でシーズンを終えることができた。G大阪とは違ってトップチームが安定した強さを見せたのでU-23世代のトップチーム抜擢は少なかったがDF森下怜、MF斧澤、MF西本、FW岸本、FW山根永、MF沖野などがU-23の主力として活躍。後半戦はどのチームが相手でも互角以上の戦いが出来た。
C大阪は「J2であれば活躍できそうなレベルに到達した選手」は積極的にJ2のクラブに貸し出す方針を取っているがDF庄司(金沢)、MF前川(徳島)はレンタル期間延長。MF丸岡満(長崎→山口)も引き続いてレンタル先でプレーする。その上でFW岸本(→水戸)、GKアン・ジュンス(→鹿児島)が修行に出て、DF温井(→栃木SC)、MF阪本(→鹿児島)、DF池田(バンコク→愛媛FC)は完全移籍でチームを離れることになった。
攻撃陣はFW安藤瑞(長崎総合科学大附属高)、FW山田寛(C大阪U-18)、MF中島元(C大阪U-18)という年代別代表トリオの加入で層は相当に厚くなった。昨秋に山口から戻ってきて12試合で5ゴールのFW米澤がエースとして攻撃陣を引っ張ることになるだろう。パサー系のMFチャウワット(バンコク)の加入で中盤も強化されるはず。中盤から前目のポジションの充実度はJ3の17クラブの中でも上位クラスと考えられる。
不安は守備陣になる。後半戦の躍進の原動力になった187センチの大型CBのDF小林洵はトップチーム昇格を果たせず。関西学院大に進学する。驚異的な空中戦の強さを駆使して大きな存在感を発揮したDF小林洵が抜けるのは大きなマイナスと言える。将来を嘱望されているU-17日本代表のDF瀬古にかかる期待は大きい。DF温井が抜けた穴はU-20日本代表のDF舩木翔が埋めることになるだろう。この2人がカギを握る。
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