■ 決勝ラウンドは11月24日(水)にスタート JFL昇格をかけた2021年の全国地域サッカーCLの決勝ラウンドは11月24日(水)にスタートする。12チームが参加した1次ラウンドは11月12日(金)~11月14日(日)にかけて開催されたがA組はFC.ISE-SHIMA、B組はおこしやす京都、C組はFC徳島が首位で決勝ラウンド進出を決めた。さらに1次ラウンドで2位になった3チームの中で最も成績の良かったCriacao Shinjukuも救済されて同じく決勝ラウンドに出場する。
決勝ラウンドは総当たり方式のリーグ戦になるが「JFLへの昇格条件」も確定した。2022年のJFLのクラブ数は「16」と決まっているので「JFLからJ3に何チーム昇格できるのか?」が注目点だったがいわきFCの昇格が決定した一方でJFL昇格の可能性を残していたF.C.大阪のJFL残留が11月21日(日)に確定した。JFLからJ3に昇格するのはいわきFCのみとなったがこれは先の4チームにとってはバッドニュースである。
結局、地域サッカーCLの決勝ラウンドで1位や2位になってもJFL昇格は確定しない。1位になったチームはJFLで17位になったチームと入替戦を戦うことになる。同様に決勝ラウンドで2位になったチームはJFLで16位になったチームと入替戦を戦うことになる。「決勝ラウンドで1位になってもJFLに自動昇格できるわけではない。」というのはJFLを目指す4チームにとってはキツイ話である。戦いはこの先も続いていく。
■ 1位&2位のチームは入替戦へ・・・。 決勝ラウンドで1位になったチームはJFLの17位が確定したFC刈谷と戦うことが決まった。2位になったチームはホンダロックSC or 東京武蔵野ユナイテッドFC or マルヤス岡崎 or 高知ユナイテッドと対戦する。JFLの残留争いも熾烈を極めるが現状は16位のホンダロックSCが入替戦に回る可能性が高い。成績はホンダロックSCが6勝15敗9分け、FC刈谷が4勝20敗6分けとなる。FC刈谷は「断トツの最下位」になる。
「入替戦ではFC刈谷の方が戦いやすい。」と言えるが決勝ラウンドで1位になるのか?2位になるのか?の差はそこまで大きくないと思われる。とにかく2位以内に入って入替戦に進むことが先の4チームのミッションになるが本命視されるのはB組を3連勝で突破したおこしやす京都になる。1次ラウンドで3戦全勝だったのはおこしやす京都だけ。3戦目は2連勝同士のCriacao Shinjukuと対戦して3対2で競り勝った。
FW原一樹やDF尾本といったJリーグでの経験が豊富なベテランを擁しているが他にもMF貫名、MF稲垣雄、MF平石、MF清川など元Jリーガーはたくさんいる。1次ラウンドの3試合は6得点/2失点となるが1試合平均のシュート数は14.33本、1試合平均の被シュート数は6.67本。素晴らしい数字を残している。今年の天皇杯の2回戦でサンフレッチェ広島に5対1で大勝しているが近年はずっと関西1部リーグに所属している。
■ 本命はおこしやす京都、対抗はCriacao Shinjuku。 対抗はCriacao Shinjukuになる。こちらもたくさんの元Jリーガーを擁している。先のとおり、1次ラウンドの3戦目はおこしやす京都に2対3で敗れたが2節が終了した時点で両チームとも決勝ラウンド進出を決めていたので完全な消化試合だった。特にCriacao Shinjukuはスタメンを大きく入れ替えているので「あまり参考にならない。」と言える。3試合で8得点/5失点。8得点というのは1次ラウンドの中で最多となる。
MF小林祐、MF伊藤大、FW岡本、MF池谷、DF井筒、DF瀬川和、MF森村などJリーグで一定以上の活躍を見せた選手がたくさんいる。「ネームバリューではCriacao Shinjukuが4チームの中で頭1つ抜け出ている。」と言える。不安要素を挙げると守備面になる。1次ラウンドの3試合で計5失点。1試合平均のシュート数は11.33本、1試合平均の被シュート数は12.33本。シュート機会を作られる場面は多かった。
ダークホースに挙げられるのは小倉監督率いるFC.ISE-SHIMAになる。東海1部リーグでは2位だったが「輪番枠」での出場となった。1次ラウンドではFW我那覇のいる福井ユナイテッド、FW高原のいる沖縄SVと同居する厳しい組に入ったが2勝1分けで首位通過を果たした。3試合で4得点/無失点。1試合平均の被シュート数は驚異の3.67本だった。守備の堅さが目立っているが試合を観ると攻撃的なチームである。
吉野川市をホームタウンとして活動するFC徳島は4チームの中では注目度や知名度は低いが2010年~2012年までC大阪に所属した元・U-18日本代表のGK荻野が正キーパーならびにチームのキャプテンを務めている。大混戦になったC組を2勝1分けで突破したが3試合で4得点/2失点。1試合平均の被シュート数は12.00本だったが粘り強い戦いを見せてアルティスタ浅間と北海道十勝スカイアースに競り勝った。
FC徳島も元・C大阪のGK荻野を含めてJリーグで実績のある選手はほぼいない。FC.ISE-SHIMAも同様。FW谷口海(新潟)の兄であるMF谷口力、元・京都の中田一三監督の甥にあたるDF中田などがいるがJリーグ経験者はほぼいない。Jリーグで活躍したベテランをたくさん擁するCriacao Shinjuku、FW原一樹など数名の元Jリーガーのベテランを擁するおこしやす京都とは対照的なメンバー編成になるのは面白いところ。
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